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2010年5月 4日 (火)

教育資金の水準

明日はこどもの日なので、それにちなんで、今回は保険や家と同等に大きな出費である教育費について述べます。

先ずWATANKOが考える必要な教育資金の前提となる進路設定ですが、2人の息子が中学迄は公立、高校は公立かあるいは進学するに値するところなら私立もOK。高卒後、大学一浪までは受容、大学は私立文系に入り、一人暮らしを4年間するという想定のもとに必要な資金の手当を考えています。

上述想定進路では一人あたり浪人1年+大学4年間だけで総額およそ16,000千円と試算しています。

まだ2人の息子は幼く、その進路は全然固まっていません。想定した進路によりも高くつくことも安くつくこともあり得るでしょう。しかしながら現時点では全く予想できないので、とりあえずこの想定進路を前提においています。もし医者を目指す、留学するなどもっと高くなるようであればもっとかかるかもしれませんが、できるだけ支援をしたいと思います。

この想定進路にした理由は、実は私自身がほぼ同じ進路だったからです。換言すれば私が親からうけた教育の手当とほぼ同等だからです。私は、自身が親から受けた教育の手当と同等分を息子達に与えたいと考えています。

もし私が親から受けた分を下回るものしか子供には与えられないとしたら、私の中での教育にかかわる受益と負担の収支は「マイナス」です。私は親から授けてもらった教育の恩恵よりも(金銭的には)下回るものしか子供達に与えられないということです。自分自身の中では教育の手当のもらい得ということになります。

そうなってしまったら親や子供にはすまないと思いますし、何より働いて生計をたて、家族を養う一人の社会人としての使命が、そのような私を許しません。

逆に親から受けた教育の手当以上を、子供に与えることができたとしても、それはそれでよいとも考えています。また今のうちから子供に対して、大学いけいけと表立って息巻いている教育パパゴンでもありません。

一応今のところ、上述の試算額を折り込んだ60歳までの極めて大まかなキャッシュフローは作成しており、試算した教育の手当ができる絵にはなっています。

自分がしっかりとうけたものは、子供達にもしっかりとつないでいく。そうでないと自分の中の人間としての収支があいません。社会人が皆そのようなことでは未来の子供達の教育はどんどん先細っていくような気がします。

子供達の進路がある程度見えてきて、はやく資金需要を見極め、それに対する手当を固めたいところです。なにせスーパーカーを手に入れるのはそのあとなのですから(笑)

さて次回は話題沸騰?、柳の下に3匹目のドジョウはいるのか?中央三井アセットマネジメントがようやく?出してきたCMAMインデックスeシリーズについて述べたいと思います。

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家計の管理と支出」カテゴリの記事

コメント


親に与えてもらった以上に子どもに与えることはWATANKOさんのこだわりなので良いとは思います。

でもそれを思い過ぎると、「こどもが望むこと」に親の意思が干渉してしまう可能性はあります。

>自分がしっかりとうけたものは、子供達にもしっかりとつないでいく。そうでないと自分の中の人間としての収支があいません。

ちょっと考えさせられました。
自分が受けた教育くらいは望めば与えたいという気持ちはあります。
でも、うさみみの中に「収支」という意識はないなと思いました。

うさみみさん

コメントありがとうございます。

今回の投稿は読む方にとっては暑苦しい、子供に押し付けがましい意識だなと思われた場合もあったかもしれません。

投稿内容はあくまで資産運用に大きな影響を与える出費の見積りとそのベースにある自己意識にすぎず、普段は、このような考えはおくびにもださないように気をつけ、子供から進路について言い出してくるまで黙っているつもりです。

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