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2010年6月22日 (火)

法人成りはオトクなのか?

外国ではよくわかりませんが、日本では個人より法人の方が損金扱いできる経費があるなど税金面でお得な場合があります。それを活かしてソフトサービス業や不動産賃貸業を営む個人事業主に対して、法人成り(株式会社設立)を進めるむきがあります。

WATANKOはアパート経営を始めた時に、アパート建築・仲介会社から法人会社設立(いわゆる法人成り)を勧められました。アパート経営の売上と給与所得をあわせて、年収が20百万円程度を越える場合、法人成りした方がオトクとのことです。

具体的には、

*個人では認められない経費も法人なら認められます。(自家用車も減価償却できます!←私にはグッときました)

*家族を役員にして所得を分散させ、累進課税率を引き下げます。

*さらなる節税方法として保険を購入して利益圧縮できます。

*欠損金がでれば繰り越しして、後年の利益とぶつけて節税できます。

とまあ、あれこれお勧め理由があげてきました。

以前から書籍などで法人成りの損得を調べてみたり、確定申告を依頼している税理士と何度か話し合ってはきたのですが、アパート経営を実際に始めてみてこの課題について、ちょっと真剣に検討してみました。

具体的にはアパート建築・仲介会社のグループ企業であるアセットマネジメント会社と、何度か打ち合わせを重ねました。

自分のケースでは個人事業主のままと、法人成りしたときの場合とで収支の比較(とくに法人成りの場合における隠れコストの把握)はどうなるか?法人成りに伴うイニシャル&ランニングの手間暇とコストはどの程度発生するのか?について、それなりに精査しました。

結果、私のケースでは、細かい補正を省略して大まかにいえば、法人成りに伴い発生する不可避な経費を加味しても所得税/法人税、事業税、住民税を合計した実質的な税負担が約半分になりました。

おおっ、これで浮いた分をインデックス投資にすべて廻すことで、年間投資額が約1.3倍に増えるじゃない。いいね~と第一印象。

ではデメリットを勘案した総合的視点ではどうでしょうか?

(つづく)

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