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2010年7月 6日 (火)

STAMシリーズ 信託報酬を引き下げ

STAMシリーズに久々の新商品が追加されました。日経225に連動する「STAM日経225インデックス・オープン」(以下STAM日経225)です。信託報酬はeMAXISシリーズを意識して、同じ0.42%です。巨人対阪神か(古っっ!)、オランダ対ドイツか(と勝手に想像)

しかしながらネット証券でインデックスファンドを買う個人投資家であれば、日経225連動インデックスファンドの場合、おそらくニッセイ日経225インデックスをご存じであり、この信託報酬がもっとも安く(0.2625%)、純資産も十分に積み上がり、実績あるインデックス投信からSTAM日経225がシェアを奪うことは容易ではないと思います。(と勝手に想像)

さらにはニッセイは忘れるとしても、今回のSTAM日経225がeMAXISと同じ信託報酬でも、eMAXISから顧客を奪うことができる強みが見えません。せめてeMAXISよりもかなり早く発売(理想はニッセイ日経225インデックス発売よりも前)していれば、他のSTAMシリーズと同様の先駆者利益を享受できたかもしれません。

さらにはこの新商品の信託報酬の安さは不幸なことに他のSTAMシリーズの信託報酬が相対的に高いと印象づけてしまうかもしれません。

・・・とここまで原稿を書いて、かつて先駆者であったSTAMも今やフォロワーか、と締めようとしたところ、追加ニュースが飛び込んできました。

おそらく日本で一番有名なインデックス投資家ブログからの記事引用です。

STAMインデックスシリーズ、信託報酬率引き下げ

上述の新商品追加投入だけでなく、既存の8本の各アセットのインデックス投信+FOFである世界経済インデックスファンドの信託報酬を引き下げるとのこと。

引き下げの信託報酬についてeMAXISと比較すると、厳密には1勝(先進国債券)4敗(TOPIX、新興国株式、日本REIT、先進国REIT)2分(日本債券、先進国株式)です。4敗もしていますが、4つの商品についてのSTAMとeMAXISの信託報酬の差の平均は0.197%から0.066%と0.131%も減ったことになります。

さらにこれ以外にも見るべき点は以下あります。

*新興国債券ではeMAXISの同等商品発売に先立ち信託報酬を0.63%に引き下げました。まさに絶妙なタイミングといえないでしょうか。

eMAXISシリーズでは海外アセットのシリーズ商品は信託報酬を0.63%に統一するプライシングであります。今回のSTAM新興国債券インデックスは、これに先手を打った形です。eMAXISは果たしてこのまま新興国債券を既定路線どおり0.63%で販売するのでしょうか?eMAXISの新興国債券の商品企画担当は今頃ちょっとだけ頭を抱えているやもしれません。

*世界経済インデックスファンドの信託報酬を0.63%に引き下げたことで、私的にはFOF(ファンド・オブ・ファンズ)でかなりのオススメとなりました。

世界経済インデックスファンドのアセット内訳は株式、債券半々であり、新興国も24%しっかりと入っている一方、日本は10%でイマドキの「時価総額相当」水準です。

一方、競合商品はどうかというと、楽天資産形成ファンドはさらに信託報酬が安い(0.525%)ですが、日本アセットが71%と高すぎることと、販売チャネルが楽天証券に限られることが不満です。

またジョインベスト・グローバル・バランスファンドは信託報酬は0.63%と同等ですが、アセット内訳に新興国が入っていないこと、それとやはり販売チャネルが野村ジョイに限定されることが不満です。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは信託報酬では劣後しますが、実績(純資産)が抜群で安定度が期待できますから迷いどころではあります。

ところで姉妹商品?のSBI資産設計オープン(すご6)はどうなっちゃったんでしょうか?信託報酬の値下げはないのでしょうか?STAMシリーズのFOFは世界経済インデクスファンドに任せて、すご6はこのまま人知れず、1年後に償還?(冗談です)

本当に久しぶりに脚光を浴びたSTAMシリーズですが、一方のeMAXISシリーズについては次回触れたいと思います。

(つづく)

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