シンプルなポートフォリオ①オンリーワン
人間誰しも年をとりますが、残された時間を有意義にすごすためには、「やらなければならないこと」はシンプルな形式に絞り込んだ方がよいのかもしれません。
ポートフォリオについても6つも7つもアセットを併せ持って、いくつもの金融商品を併用し、複数のアセットからなる円グラフを毎月フムフムを眺める...老化防止にはよいかもしれませんが、例えば77歳にもなってそれをやるというのも果たしてできるものでしょうか?
そんなわけで老後もしぶとくリスク資産運用を続けるために、できるだけシンプルなポートフォリオというものを考えてみました。
巷の本では日本株式、日本債券、先進国株式、先進国債券の4つが基本のポートフォリオですよなどと紹介されていますが、もっとシンプルに考えるとどうなるでしょうか。山崎元氏は著書で日本株式と先進国株式を5:5から4:6の割合で保有することを推奨しています。
それではまず、もしたったひとつのアセットのリスク商品だけ買うとしたら、どのアセットにするか?
私なら迷ったあげく先進国株式でしょうかね。これを許容できるリスク資産の額だけ買います。
たったひとつのアセットならば日本株式だろうという人も常識的には多いかもしれませんが、日本一国に投資するというのも不安です。また私的には日本の企業は技術はよくても、こと儲けることに関しては世界の企業の方がお上手だと思えるからです。(この辺の話をするととめどなくなってしまいますのでやめておきますが)
したがい荒っぽい言い方ですが日本よりも海外の企業の株式に投資する方がリスクとリターンのバランスがよいと感じます。(そしてこれまでの実績もそう語っております。)
商品としては勿論インデックスファンド。最近話題の信託報酬が低いインデックス投信ですね。実際、買っていますが。
またETFなら国内だと1680がありますが、巷の評価はまだ定着していない感があり、現時点で選ぶのはちょっと怖いかもしれません。かといって海外ETFのTOKにしたとたん、手間がかかり面倒です。
私ならETFなら1680がうまく育ってくれることを前提として、相場下落時にスポット買いします。さらに相場が下がれば追加買いを行い、購入単価をどんどん引き下げ、利益が出やすい体質にしていきたいと思います。
あ、でもそもそもアセットひとつだけでは「ポートフォリオ」なんて言えませんね。失礼しました。
それじゃあアセット2つなら何と何にしましょうか?
(つづく)
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コメント
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> 1630
1680ですかね
投稿: カレー | 2010年9月12日 (日) 23時11分