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2010年11月 4日 (木)

2011年投資計画の検討②塩漬けファンドのサルベージ?

(前回からの続きです)

近い将来の資金需要のために売却を検討している塩漬け投信及びホールド中のETFは以下のとおりです。

<塩漬け投信>
・三菱UFJインデックスファンド225
・ニッセイTOPIXオープン
・PRU海外株式マーケットパフォーマー
・PRU海外債券マーケットパフォーマー
・年金積立インデックスファンド海外債券(ヘッジ無し)
・SBI資産設計オープン(すご6)
・グローバル・インデックス・バランス・ファンド

<ETF>
・TOPIX連動型上場投資信託(1306)
・上場インデックスファンドTOPIX(1308)
・iシェアーズMSCIコクサイインデックスファンド(TOK)
・iシェアーズMSCIエマージングマーケットインデックスファンド(EEM)

直近の評価損益は以下のとおりです。

201010312

塩漬け投信7本とEEMを除くETF3本の合計10本の元本ベース合計がおよそ12,400千円です。これに評価益のある商品の売却を3,000千円~5,000千円加算すると今回想定している資金需要額にだいたいミートしてきます。

しかしながら上記の合計で約2,400千円の評価損があります。

これを今回「塩漬けファンド」を呼称しましょう。

おそらく抱き合せで売却を予定する投信の評価益だけでは塩漬けファンドの評価損を打ち消すまでには至らないと思われます。

したがいこの10本の商品の評価損を、評価損益トントンまでサルベージしなければなりません。

(あたりまえですが)現在、各商品とも平均購入単価は現在評価額よりも高くなっています。この平均購入単価を引き下げて評価額のちょい安ぐらいにまでもっていかねばならないわけです。

そのために現在の安い基準価額でもってこれら塩漬けファンドの追加購入を行います。そして今春のような一定の相場上昇が発生して、ちょい黒字化したら即売却です。この追加購入資金は現在の定期積立資金を減らして捻出するものですから、少しづつ投入して様子を見ながら最小限に抑えたいです。

たとえば年間投資額のうち1,000千円をサルベージ資金としてまわした場合どうでしょう。

たしかに1,000千円分、eMAXISやCMAMを購入できないことになりますが、その一方で塩漬け投信の評価損を打ち消すことができる(欠損金の繰り越し控除を必ず活用するために評価益がでている投信の半ば強制売却するという繰り延べ義務を負わなくてすむ)わけです。

また仮に今回想定している資金需要は別途資金で充当できたとしたら、相変わらず塩漬け投信はその後も長い間評価損を抱え塩漬けのままです。わずかな差とはいえeMAXISやCMAMよりも高い信託報酬を支払い続ける状態も続くわけです。

今回想定する近い将来の資金需要に対して、サルベージした塩漬けファンドの売却金でもってあたることができれば、上述した別途資金は、今度はポートフォリオをじっくり再考しながらリバランスを行うための原資として使えます。

というわけで塩漬けファンドのサルベージにこれから検討しています。もし資金需要が発生したときにおいても評価損が残っている場合であっても、現在よりもその金額幅は縮まっていると思われ、それなりに意義はあると思います......かな?

(つづく)

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コメント

ポートフォリオの整理法ですね。
色々な考え方があると思います。

1.有望そうなのを残し、そうでないのを切る。
2.将来は分からないので、色はつけずに均等割り。
3.WATANKOさんが検討されている、税金対策を考慮した方法。

自分ならどうするかなあ・・・
多分、3.を軸にして、それプラス、WATANKOさんのポートフォリオを見ていると、同じ様なものが多いので(失礼!)、それがすっきりするように整理するかなあ?

個人的にはeMAXISやCMAMを買うという選択肢を選びます。

PRU海外株式マーケットパフォーマーを買い足して損益0まで持って決済するなら、CMAMを追加購入して「PRU海外株式マーケットパフォーマー + 追加購入分のCMAM」のセットを同じ期間で決済しても同じ結果になります。正確には低信託報酬の分だけ利益が残る可能性が高いです。

この方法だと税金繰り越し処理の確定申告も必要ありませんし、こちらの方がベターに思うのですがいかがでしょう。

レスありがとうございます。

>ポートフォリオを見ていると、同じ様なものが多いので、それがすっきりするように整理するかなあ?

似たようなインデックス投資をたくさん保有しているのは、インデックス運用開始初年度の商品選びの混迷の結果です。このブログの立ち上げ初期にこの辺のことを記事にしたことがありますが、近日中にまたちょっと経緯紹介したいと思います。

それにしてもネット証券の口座管理サマリーで比較的把握しやすいとはいえ、面倒なのでいいかげんに整理したいです。

↑上記のコメントはmushoku2006さんへのレスでした。あて先が抜けておりました。申し訳ございません。

吊られた男さん

レスありがとうございます。

ご指摘のとおり方法が確かに合理的であります。なんにせよローコストな商品の方を継続購入するべきです。私ももともとはそのアイデアではありましたが、いざ売却の段になり、損益トントンとするためにはeMAXISやCMAMを何口売ればよいのかなど算定が面倒くさいという実務面を想像してしまいました。

とはいえ、やっぱりいまさらPRUやセゾン以外のFOFを買い増ししたくはないなあ、とう気持ちも大でございます。

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