(続)自動車の保有コスト
(前回からのつづきです)
次にランニングコストについてですが、一体どれくらいかかるものであるかについてはこちらのサイトを参考にどうぞ
上記のサイトによると車種はいろいろありますが、平均像としてはよく売れている5ナンバーサイズのミニバンのホンダステップワゴンの場合、駐車場を除く年間維持費はおよそ540千円です。1週間あたり約10,400円です。
試算前提は年間走行距離10,000kmですので1週間あたり約190km。土日しかマイカーに乗らないサラリーマンの場合なら毎週末ごとに190kmという距離は一応十分な水準と思われます。
私は1週間あたり190kmを移動できる自由を手に入れる対価として、一週間あたり10,400円はリーズナブルだと思います。
あとは上記には含まれないランニングコストとしては駐車場代がありますが、これが都心部と地方都市とで大きく異なるコスト項目です
駐車場代を比較すると、地方都市はかなりまちまちですが3千円~10千円程度かと思われます。一方、都心部ではおよそ30千円からという水準でしょうか。都心部の中でも中央区や品川区、港区だとか超都心部は50~60千円という感じです。
都心で車を維持する一番のコストネックはこの駐車場代かもしれません。これを低廉に抑えられれば、それ以外の車の保有コストは田舎とほとんど変わりませんし、自動車保有のハードルがだいぶ低くなるのではないでしょうか?
前回投稿分も含めてまとめると以下のとおりです。
イニシャルコスト:引き下げる方法は数あれど、趣味性、贅沢、見栄をもとめてしまうため、割り切った車選びは現実的にはなかなかできない。(徹底したコストカットは難しい)
ランニングコスト:都心部にすむ場合、駐車場代がネックであるが、それ以外の費用はリーズナブルといえる。
しかしいくらランニングコストがリーズナブルであったとしても、代替え手段があるから自動車保有は不要と考える方がいるのもまた事実です。
でもですね、この駄ブログにお越しいただく方々の中には早期リタイアを目指す人も少なからずいるかと思われます。そういった方々は会社に縛られた生活から解放され、自由な生活・人生を謳歌したいというビジョンをお持ちなのでしょう。そういった人たちにとってこそ自動車はその自由な生活・人生を拡大させてくれるアイテムだと思います。
(つづく)
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