(続)2011年1月末運用状況
(前回からのつづきです)
前回の続きとして、ファンド・オブ・ファンズに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたアセット別のパイ・チャートは以下のとおりです。
さらに「わたしのインデックス」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに期待リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)
*期待リターン 6.1% (6.1%)
*リスク 16.4%(16.1%)
*シャープレシオ 0.37 (0.38)
また投信だけのものも作ってみました。
<概況>
運用状況そのものは前月末と大差ないので、特に語るべきことはありません。
しいていえばグラフ上からMRF(日本債券カテゴリー)の元本が除外されたため、同アセットがほとんどなくなってしまいました。まあ日本債券については、当ブログで公開している資産運用状況の枠外(年金、保険、預金など)で一定額が別途運用されているということであります。
さて今月の集計をしていて感じたことを述べます。
最近、各商品とも積立累計額(口数)がそこそこ膨らんできたので、単月の積立購入時の単価の高低が、累計ベースの平均購入単価に与える影響は軽微になってきました。
具体例をあげると、セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド(以下セゾン)は12月の購入単価7,777円に対して、1月は7,891円と144円も上昇したのですが、12月迄累計ベースの平均購入単価7,848円に対して、1月迄累計ベースでは7,849円と1円しか上昇していません。
10,000口あたり144円割高な1月の購入(63,363口)を行っても、口数でみてみると3,949,998口に対して63,363口ですから1.6%のインパクトしかありません。セゾンについては、相場の相当な騰落が、長くつづかない限り私の平均購入単価は7,900円弱をうろつきそうです。(セゾンの構成の半分は値動きが緩やかな債券ですからこの傾向はなおさらでしょう)
程度の差こそあれ、どの商品もこのように累計平均購入単価が一定水準に落ち着きつつある中、(以前から言っていますが)より評価益が出やすい体質に改善していくためには累計平均購入単価<当月購入単価が高い月には購入を見合わせるオプションもありかと思います。でも面倒くさいから余程の上昇時でないと実行しないかもれません。
え?、タイミング投資はアカンですか。
« 2011年1月末運用状況 | トップページ | ロードスターのススメ »
「運用状況」カテゴリの記事
- 2019年8月末運用状況(2019.09.08)
- 2019年7月末運用状況(2019.08.03)
- 確定拠出年金-2019年6月末運用状況(2019.07.11)
- 2019年6月末運用状況(2019.07.03)
- 2019年(令和元年!)5月末運用状況(2019.06.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント