Pay Tax(確定申告、完了)
今年も確定申告のシーズンです。(何を今更!)WATANKOは自分と母の確定申告を地元の税理士に申告を代行してもらっています。とはいえ申告に必要な証票類を集めて提出するとともに、申告年度の収入明細と控除申告する費用明細を説明しなければなりません。
収入の方は例年、明細に大差はなく作業は簡単です。このうちアパートに関しては入退去がありますので、月次で収益が異なっていますが、管理委託会社が作成した収支報告書に必要情報は記載されていますので、丸ごと提出すればOKです。
控除すべき費用明細については、給与+不動産賃借収入から控除できる以下の項目について証票をあつめて簡単な明細を作成、提出しています。
*給与及び年金等からの源泉徴収
*生命保険料
*社会保険料
*医療費
*固定資産税
*減価償却費
*修繕維持費
*火災保険料
*不動産管理手数料
*借入金支払利息
*税理士報酬
個人事業主としては、せいぜい控除できる費用は上記くらいであります。
父が存命の頃は、父の不動産賃貸収入から母への専従者給与を支払い、その分を控除できました。(年間2,400千円)
私もそれにならい、妻に専従者給与を支払おうとしましたが、税理士いわく、このテクニックも最近はチェックが厳しくなり、やめといた方がよいと言われ断念。
まあ確かに一方で妻が扶養家族ではなくなり、いろいろな課税がかかってくることを相殺すると、メリットはだいぶ減りそうな予感もあったのでよしとしました。(ちょっとラフすぎる判断なのは承知の上)
また私にとっての確定申告とは1年間溜まった領収書、通知書、請求書、報告書、各種明細などを整理する機会ともなっています。(かなりズボラです)おかしな出費や見直し事項をみつけ、対処する機会ともいえます。
たださすがにズボラぶりが酷いと自分でも最近思うようになりましたので、すぐ捨てられる書面は毎日コツコツチェックして処理することにします。
余談ですが、英語ではタイトルに表記したとおり、税金は「支払う(Pay)」ものですが、日本では「納める」という表現が昔からよく使われます。(それでも最近の利用頻度は「支払う」と同じくらいかな?)
「納める」というのは、お上に対して謹んで差し出すという印象でありますが、これでは「年貢を献上するので、どうか学の無い私たちに代わって(政治家の先生や頭の良い役人さんが)国を治めてくだされ」というへりくだり感がタップリします。しかしこれからは国家運営サービスを享受するために、対価として税金を「支払う」という国への対等意識のもと、支払った税金に見合うサービスを要求していきたいですね。(えっ、みんなとっくにそういう意識?)
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