確定拠出型年金用投信も積み立て先変更
前回、ポートフォリオの見直し(先進国債券と新興国債券の積立額の引き下げ)を行いました。これに関連して確定拠出型年金の積み立ても見直すことにしました。
WATANKOがこれまで勤務先が採用してきた確定拠出型年金用の投信として積立してきたのは次の商品です。(カッコ内は信託報酬です)
【日本株式】
三菱UFJDC国内株式インデックスファンド(0.21%)
【先進国株式】
野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(0.2625%)
【先進国債券】
DCダイワ外国債券インデックス(0.2415%)
【バランス型】
三菱UFJプライムバランス(成長型)(確定拠出年金)(0.252%)
(構成)
NOMURA-BPI総合指数 17%
シティグループ世界国債インデックス(除く日本、円ベース) 5%
TOPIX 50%
MSCIコクサイ インデックス(除く日本、円換算ベース) 25%
有担保コール(翌日物) 3%
見直しの内容は、日本株式、先進国債券、バランス型への積立をやめてその分を全て先進国株式に振り替えるというものです。
理由は以下のとおりです。
1.外国債券について、前回のポートフォリオの見直しで指摘したとおり、円安しか期待できないようなアセットであるとの印象が強まってきたため、積み立て継続する意欲が薄れたこと。
2.日本株式は(過去実績では)リターンとリスクのバランスが先進国株式よりも劣るので、あまり増やしたくない。確定拠出型年金用投信のポートフォリオの中で、三菱UFJDC国内株式インデックスファンドだけでなく、三菱UFJプライムバランス(成長型)にも日本株式が50%含まれているので、これまでの累計積み立ての中では日本株式は実質1/3のシェアを占めていた。
今後の積み立ては、先進国株式(野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI)1本に絞っていきたいと思います。新興国アセットよりはリターンが劣りますが、それでもまずますな水準ですし、確定拠出金型年金用投信における税制上の優遇をしっかり享受できそうです。(と勝手に予想)。一方で新興国よりもボラティリティは小さいので安心感があります。
なにせ以前、たった一つのアセットにのみ投資するとした場合に先進国株式を選んだくらいですから。
さて、これもまた吉とでるか、それとも…?
« (続)積み立てポートフォリオ2011再考 | トップページ | 父との思い出の土地 »
「ポートフォリオ」カテゴリの記事
- 2019年9月の積み立て購入商品(2019.09.14)
- 2019年8月の積み立て購入商品(2019.08.14)
- 2019年7月の積み立て購入商品 (2019.07.16)
- 2019年6月の積み立て購入商品(2019.06.17)
- 2019年5月の積み立て購入商品(2019.05.13)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
私も去年の初めに債券インデックスファンドを全て処分し、株式に振り向けました。
ファンド内は徐々に低金利債券に入れ替わって行くので運用益が見込めませんし、今後、金利上昇があればガクリと基準価額が下がる可能性もあるのでは…と思いました。
もちろん先のことは分かりませんが。(笑)
投稿: otto | 2011年3月11日 (金) 09時38分
ottoさん
レスありがとうございます。
まあ数年後にはどうなるかわかりませんが、わからないだけにあまり考えすぎないようにしています。
どうせなら今後の防災対策について考えるのが先決かもしれません。
投稿: WATANKO | 2011年3月13日 (日) 21時07分