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2011年3月 9日 (水)

(続)積み立てポートフォリオ2011再考

(前回からの続きです)

前回、外国債券の積み立てに対してネガティブが極まったWATANKOは積み立て額を減額することを述べました。それでもって外国債券(とFOF)を減らした分、別のアセットの積立額を増やすことにします。

増やすのは日本株式です。

その理由は以下のとおりです。

1. 先進国株式と新興国株式はすでに月額200千円(積み立て総額のうち24%)を積み立てており、これ以上は多すぎるという印象あり。為替リスク面からみても同様。

2. 日本株式アセットが今年もう少し上がってくれれば保有するETF(1306)がちょい黒字に転換する。ETF保有を減らしたいWATANKOとしては、そこでETFを売却してニッセイ日経225インデックスファンドに“逆”リレー投資する予定なので、そのアクションの先行着手見合いとする。

したがい現在月額100千円を積み立てている日本株式についてもう100千円増やして、先進国株式、新興国株式と同額(200千円)にしてみることにしました。

結果、2011年の積み立てポートフォリオVer.2は以下のとおりとなります。

201103051


しかしこれが果たしてアセットを分散させたポートフォリオとい言えるでしょか?日本、先進国、新興国の株式を1/3ずつ購入し、あとのアセットはミニマムにとどめるというスタイルです。ほとんど株式だけのポートフォリオと言っても過言ではないかもしれませんね。


なお日本株式への積立増額はあくまで当座1年間程度の期間限定とします。

なにせ「わたしのインデックス」で検証すると、日本株式のウエイトを大きくすればするほど、ポートフォリオのリターンとリスクのバランスがくずれ、シャープレシオもほぼ確実に低下しています。過去の実績に過度に依拠してはイケナイとわかりつつも、注意が必要と考えています。

結局は、1306の売却事情はあるにせよ、日本株式アセットの積み立て増額も、外国債券の積み立て減額分のとりあえずのはめ込み先でしかないのかもしれません。

さてこれが吉とでるかはたまた...

最後に著名ブロガーの記事の締め言葉として多用されている次の一文を引用させてもらって、本稿も終いとしておきます。

「言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。」

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