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2011年5月12日 (木)

(続)FUNDS-iの売る気、野村AMのやる気

(前回からのつづき)

今度はちなみにプロモーション費用をかけないポリシー?をもつ脱力系?インデックス投信シリーズCMAMシリーズについても参考までにスタートから5か月間の売上推移を併載してみます。

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スタートから5か月時点では、総資産ではFUNDS-iが872百万円ですから同程度ですね。しかしながらFUNDS-iとCMAMでは品揃えが異なります。FUNDS-iについてCMAMと同種商品(いわゆる伝統四資産)に絞り込んでみるとどうでしょう。

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するとFUNDS-iの4商品の純資産の合計は、CMAMの4分の1以下であり、かなり低い水準です。CMAMにしても外国株式を除けば良い結果ともいえないレベルでありますが、FUNDS-iはさらにお話にならない純資産残高ではないでしょうか。

この半年近くの実績をみて、野村AMはこのシリーズを今後どうするつもりなのでしょうか?

テコ入れするのでしょうか?

やるとしたら、新しいアセットクラスの新商品やFOFを追加投入する?

...そんなことよりも信託報酬を引き下げる方が遙かに効果が大きいと思います。

CMAMと同じ水準?いえいえもはやCMAMより安い水準まで下げないと、インデックス個人投資家にいよいよ忘れ去られてしまう存在になってしまうのではないでしょうか?

たとえば伝統的四資産だけでも確定拠出金型投信並の0.2%半ばにまで一気に引き下げたら、どうなるか?

私なら日本株式に関しては、同レベルの信託報酬であるニッセイ日経225インデックスを結構積み立てているので迷うかもしれませんが、先進国株式と先進国債券クラスについては、迷わずCMAMシリーズから乗り換えます。

聡明なインデックス個人投資家の皆さんも第1~2期の運用報告書でベンチマークとの乖離率やトータルコストを確認したのち、安価で成績も問題なしとなれば乗り換えるかもしれません。

もしコストについて、今後引き下げをしないのであれば、既存のインデックス個人投資家のみなさんからみれば、私同様、既に積み立ててあるSTAMやeMAXISから乗り換えるメリットは感じないでしょう。ましてやもっと安いCMAMもあるので尚更です。

こうして野晒しのインデックスファンドシリーズとなり、純資産も延びないまま、インデックス個人投資家からほとんど忘れ去られるかもしれません。(既に忘れ去られている?)

こうした野村のお粗末な商品企画と販促をみた他社にとっても、市場が狭く?儲からないインデックス投資信託分野への新商品展開による参入にネガティブになることでしょう。

そしてそれはインデックス個人投資家にとって総体として良い話ではないとWATANAKOは考えます。

だから野村AMさん、きついこと言わせてもらいますが、信託報酬下げないのなら、さっさと撤退してください。他社が参入検討するにあたっての失敗事例としてズルズル残っていると迷惑なんです。

撤退するのはいつも得意でしょう?野村さんは。

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