インデックスファンド、もしも売却
1年~数年内のうちに、15~20百万円の資金需要が発生することを想定して、もし手持ちのインデックスファンドを売却するとなれば、どのようになるかシュミレートしてみたいと思います。
シュミレートのベースは本年5月末の運用状況を用いてみます。
月次の運用状況でお知らせしてるとおり、WATANKOは28本の保有商品を以下の3つのグループに分けています。
Aグループ:
現在積立中の商品+以前まで積み立てており、現在は積立中止だが、信託報酬は積立中の商品に次いで低いため、慌てて売らず保有継続している商品。(資産運用メイン)
Bグループ:
日本+先進国+新興国のETFを揃えたワールドワイド・パッケージ。これも当面保有継続してETFの動向をモニタリングする。ただし大きな資金需要が発生すれば、直ちに売却する方針。ETFの分配金はAグループの商品の購入資金にあてる。(海外ETFの分配金は為替動向によって円転のタイミングを図る)
Cグループ:
かつて積み立てていた商品で、より信託報酬が低い商品に積立先を切り替えたため、現在保有のみ。現時点では評価損を抱える商品ばかりで塩漬け中。評価益がでたら売却し、Aグループの購入資金に転用する方針。また評価損があってもA、Bグループの一部商品とセットで売却することもありえる。
上記のインデックスファンドで売却対象にあげてみるのは、上記のBグループとETFパッケージと、投信積立投資開始初期に購入した(換言すれば主にリーマンショック発生前に購入して、評価損を抱える商品群)インデックス投信であるCグループです。
Bグループ+Cグループの合計では以下のとおりです。
(Notes)
◆商品名は略称です。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは81.06円/$です。
◆日本債券クラスへの投資はSBI資産設計オープン(すご6)とセゾン・グローバル・バランスファンドに含まれている部分のみです。
◆評価記号の内容は以下です。
◎:+15.0%~
○:+ 5.0%~+15.0%
△:+ 5.0%~▲ 5.0%
▲:▲ 5.0%~▲15.0%
×:▲15.5%~
Bグループ+Cグループの合計では損益はほぼトントンですね。若干損がでますが、ETFの今年の分配金との通算でほとんど埋められると思います。
振り返ると、まったくの後知恵ですが、これまで3年3ヶ月運用してその時点までの積み立て総額の45%は運用益がでない、普通預金にただお金を入れておいたに等しいということです。あくまで計算上の話ですが。
では残りのAグループではどうでしょうか。
(つづく)
« Intermission 2011/6/10 | トップページ | (続)インデックスファンド、もしも売却 »
「ポートフォリオ」カテゴリの記事
- 2019年9月の積み立て購入商品(2019.09.14)
- 2019年8月の積み立て購入商品(2019.08.14)
- 2019年7月の積み立て購入商品 (2019.07.16)
- 2019年6月の積み立て購入商品(2019.06.17)
- 2019年5月の積み立て購入商品(2019.05.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント