(続)2011年7月末運用状況
(前回からのつづきです)
前回の続きとして、ファンド・オブ・ファンズに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたアセット別のパイ・チャートは以下のとおりです。
さらに「わたしのインデックス」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに期待リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)
*期待リターン 5.5% (5.4%)
*リスク 16.2%(16.3%)
*シャープレシオ 0.34 (0.33)
それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)
*購入元本総額 45,134千円(44,974千円)
*評価損益 151千円(1,586千円)
*運用期間 41か月(40か月)
*平均残高 29,204千円(28,806千円)
*平均年間利回り 0.2%(1.7%)
また投信だけのものも作ってみました。
<概況(というか雑感)>
今月末では評価損益はほぼトントン、平均年間利回りもほぼゼロになりました。
リスクを40カ月超とって、この時点でこの有様....。
インデックス投資を始めようかと考えている個人投資家予備軍がこの状況を見たら、やっぱりFXや毎月分配型投信に走るのでしょうか?
というのも、ここ数日の日経1面での連載記事「さまよう個人投資家」の内容を読んでそんなことも思ったりします。
記事によると個人の貯蓄の一部が投棄(*)としてデイトレ、FXに向かったり、トンデモ勘違いで毎月分配型投信に走ったりするトレンドらしいです。
金融リテラシーゼロの頃のWATANKO(いまでもさして向上していませんが)ですら、デイトレやFXで勝ち続けることの至難さや、預けた傍から返してもらう毎月分配型投信のマッチポンプ+高コスト投資に気がつき、全く食指が動きませんでした。
記事で取りあげられるようなデイトレやFXに走る人々は、ちょっと大げさかもしれませんが市営プールでしか泳いだことがないのに、世界水泳でメダルを目指しているように思えます。それこそ「ウルトラ・ショック!」(by B’z)です。
(*)誤字ではありません。WATANKO的には投機=資金を投棄する(捨てる)覚悟がないとできないことを象徴してこう表現しています。
そして、ここ3か月縮小を余儀なくされてきたWATANKOのインデックス投資ですが、いよいよ反転攻勢、拡大への動きを見出すことができそうな状況になってきました。ちょうどおあつらえ向きに株安・円高です。チャンス到来!!
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