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2011年7月12日 (火)

梅雨明け前のドライビング

WATANKOが住んでいる地元の知り合いに中古車屋を経営してる人がいます。年は私よりも若く、当人はボロボロのロードスター(NA)を購入してこつこつレストアし、プライベートカーに仕立てています。

少し前になりますが、先月まだ今ほど暑くならない頃、この知り合いと家族ぐるみでキャンプを楽しみました。そのときにこのプライベートカーを運転させてもらいました。その車、カリカリチェーンモデルというわけではなくドライブトレーンはほとんどノーマル、室内は適度なヤレ具合を残しつつ、いい感じに手を入れてあります。さすが専門業者と思いつつ乗り込みました。

WATANKOは同じモデルを所有していたとはいえ、もう20年近く前の話。少しトキメキながら30~40分ほど運転させてもらいました。

・・・・良かったです。

乗らせてもらった個体が各ギアの入りが少し渋かったことをのぞけば、メーカーのマツダが訴える人馬一体感は、少しも色あせていません。

ひらりひらりと右に左にヨーモーメントが気持ちよくでて収まる。

自分を軸に車が回するように向きを変える。日本の田舎の道路にぴったりのエンジンパワーとギア比。

よくできたマニュアルトランスミッションは完全に自分の左腕と一体化し、自分の意志通りの加速力をひきだす。

軽いボディと低重心。短いホイールべースと軽い車重によって、レーンチェンジでおつりがこない。

オープン専用設計ボディで、フロントウィンドのちょうど良い大きさと風の巻き込み具合。

120PSを使いきるストレスフリーなところ。

安全基準の厳格化と装備充実が年々、車のサイズを大きくし、車重を重くしてきました。くわえて重いボディをひっぱるためにエンジンは馬力UPさせねばならず、排気量の拡大、さらなるエンジン重量の増加を招いています。

今ではもう作れないNAロードスター、まだましな中古タマが手に入るうちに、もう一度ほしくなります。あるいは現在開発中の4代目のロードスターがエンジンのダウンサウジングと新しい軽量ボディをまとってデビューしたら、これも相当魅力的になるでしょう。

または中古では986という選択肢もチラホラ浮かびます。なぜかMR-SやS2000には食指が動きませんが。

オープンカーは40kmで走っても楽しい乗り物です。ワインディング道路を右に左に駆け抜けるだけで、すべてをわすれて熱中できるギアです。

いつかまた、必ず所有したいですね。


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さて、次回は不動産賃料未収の件でシコっている話の続きを掲載予定です。

未収入が続いて3か月以上経ちました。

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