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2011年8月22日 (月)

ナンバープレートカバーをつけるドライバーに対して思うこと

自動車のナンバープレートにプラスチック製のカバーをつけている車を時折みかけます。車のドレスアップに多少なりとも興味関心があるオーナーのケースかと思いますが、そういう車を見かけると、WATANKOはいつもこう思います。

「ああ、このドライバーは万が一自分がひき逃げ事故を起こしてつい現場から逃走してしまったときであっても、周囲の目撃者から自車のナンバープレートを読み取られにくくするために姑息な細工を事前にしているのだな。」

ナンバープレートカバーには薄く着色されているもの、グレーがかっており透過度が低くなっているものが多いです。カバーがついていないナンバープレートの車に比べて、これらのカバーがついた車は少し離れた場所から見ると、ナンバーが読み取りにくくなります。
ひき逃げ車、当て逃げ車、無謀・危険・違法な走行車のナンバーを確認しようとした際に、それができなくなる可能性が高いと言えます。

またナンバープレートのカバーがついていなくとも、プレートの水平中央部分の1/3くらいに青いラインをスプレー等で吹き付けている車も同様です。(マスキングもロクにしていなく、大抵がお粗末で汚らしい吹き付け方)

さらにカバーに色がついていない、全くのクリアーなプラスチックカバーもやはりだめです。たとえ透過度100%の透明カバーでも光の反射によって、カバーの下にあるナンバーが読み取りにくくなることがままあるからです。

ギリギリOKと思えるのは、ナンバープレートの縁のみに、クマのプーさんなどのキャラクター絵柄がついた枠のみカバーをつけている場合です。(ナンバー読み取りの場合、目障りですが)

バイクの場合は、もっと露骨な事例をあげてみます。

バイクにはナンバープレートは後ろしかついていませんが、ライダーの中にはこのナンバープレート全体をかなり水平近くに寝かせた状態にしている輩もいます。これでは後ろからみた場合、ほとんどナンバーを読み取れません。

以上色々なケースをあげてみました。

ここまで言って、WTANAKOの主張が腑に落ちない人には、同様の例として、一時期コンビニで良く見られた張り紙コピーを紹介しましょう。

「フルフェイス(ヘルメットをかぶり、入店してくる人)お断り」

ところでナンバープレートにカバーをつける側に立って考えると、そのドレスアップに関して意義はともかくとして、カッコ良さはどこにあるのでしょうか?

透過度の低いグレーなカバーは、その周辺ボディの鮮やかなカラーリングと比べてくすんだ印象を感じます。フロントからみて、そこだけ曇った古臭さや汚らしさを感じます。また100%透過度のクリアカバーだと逆に全く目立ちません。周囲に視認されないアイテムをつけてそれがドレスアップといえるのでしょうか?

こうしたカバーをつけている車は、たいていヤンキーなお兄さん、お姉さんが多いです。しかし一方で見ているとゆっくり安全に走っている真面目そうなお父さん、運転の苦手そうな若い女性などにもカバーをつけている人をみかけます。

後者の人たちはナンバープレートカバーをつけていることがどういうことになるのか、おそらく無自覚なまま、なんとなくカバーをつけている人も多いかと思います。でもこういった無自覚者の方が、カバー装着に伴う事態への想像力が欠落しているともいえ、ある意味問題ではあります。

さて、ここまで書くと「他人の趣味にいちいち口を出すな」といわれそうですが、この件に関してはナンバープレートカバーをつけている車がひき逃げ、当て逃げ、無謀・危険・違法な走行をしている場合、ナンバーを隠し通して逃げおせられる可能性を高めていることにつながりますので、車社会を構成するひとりとして、もう一度、声を大にして言いたいです。

「ナンバープレートカバーをつけている車のドライバーは万が一自分がひき逃げ事故を起こしてつい現場から逃走してしまったときであっても、周囲の目撃者から自車のナンバープレートを読み取られにくくするために姑息な細工を事前に行っている。」

どんなにセンスのいい車選びをしている人や、ドレスアップをしているオーナーを見ても、ナンバープレートカバー(青いライン吹き付けも同様)をつけているのを見ただけで、WATANKOからみた自動車オーナーとしての評価は0点です。(いや▲100点か)

ちなみにナンバープレートの装着は2010年度から法的に禁止される予定でしたが、現在は周知期間中ということです。(ちなみに自治体によっては既に以前から条例で規制している。)

今後はしっかりと規制されていくことでしょう。しかしながら本格的な規制導入の前に、良識ある人ならばナンバープレートカバーを直ちに外すべきだと考えます。(まあそのような良識ある人はそもそも最初からカバーなどつけない人なのかもしれませんが。)

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自動車」カテゴリの記事

コメント

>「ああ、このドライバーは万が一自分がひき逃げ事故を起こしてつい現場から逃走してしまったときであっても、周囲の目撃者から自車のナンバープレートを読み取られにくくするために姑息な細工を事前にしているのだな。」

たしかにそういう考えも一理あるかもしれません。


>ところでナンバープレートにカバーをつける側に立って考えると~カッコ良さはどこにあるのでしょうか?

カッコイイかどうかはひとそれぞれでしょうが、少なくとも自分はカッコイイというより、ナンバープレートが汚れるのを防ぐためにつけています。


>「他人の趣味にいちいち口を出すな」といわれそうですが~

別に人それぞれ個々の考えがあるので、かまわないと思います。


>ナンバープレートカバーをつけている車がひき逃げ、当て逃げ、無謀・危険・違法な走行をしている場合、ナンバーを隠し通して逃げおせられる可能性を高めていることにつながりますので、車社会を構成するひとりとして、もう一度、声を大にして言いたいです。
「ナンバープレートカバーをつけている車のドライバーは万が一自分がひき逃げ事故を起こしてつい現場から逃走してしまったときであっても、周囲の目撃者から自車のナンバープレートを読み取られにくくするために姑息な細工を事前に行っている」

自分も車社会を構成するひとりとして、声を大にして言いたいです。

走行中の携帯電話の使用(メールを含む)は、携帯電話注視による前方不注意等、重大事故を引き起こしかねない危険運転に直結しますので、絶対に車の中では携帯電話は使用すべきではありません。

イヤホンやマイクを使用しても、携帯から相手へ発信する場合、絶対に携帯を注視しなければならず、危険極まりない行為です。

また、路肩に止まって使用すれば文句無いだろうと開き直り、後ろの迷惑もかえりみず、周りの状況も確認せず、片側1車線の道路で車線を半分塞いで車を止め、後ろのクルマが通行できなくなっているのもお構いなく、交通渋滞を引き起こすのも日常茶飯事です。

ノロノロ運転、蛇行運転等おかしいと思い運転手を確認すると、携帯片手に話しながら運転している始末です。

唯一認められるのはハンズフリー機能を搭載したナビをつけているクルマぐらいです。

しかし、クルマで携帯を使用する人の
10人中9人は、走行中にメールを確認したりメールを送信してるはずです。

携帯使用によ不注意が元で事故を起こした場合、どう責任を取るつもりでしょうか?

「すみませんでした」で済む問題ではありません。

事故を起こすべきして起こしている確信犯です。

自分から見れば、ナンバープレートカバーを付けているクルマの運転手よりも、携帯電話を走っているクルマで使用する運転手のほうに「嫌悪感」を抱きます。

ピロピロさん

レスありがとうございます。

>少なくとも自分はカッコイイというより、ナンバープレートが汚れるのを防ぐためにつけています。

ピロピロさんのような目的でカバーをつけている人も多いとは投稿前から想像していましたが、ナンバープレートが汚れることを防止するためにカバーをつけることに果たして一体どんな意味があるのでしょうか?

ナンバープレートが汚れなければ、その代わりにカバーが汚れます。カバーを洗うのとプレートそのものを洗うことにどれだけの違いがあるのでしょうか?

あるいはずっとカバーをつけたままで洗わないで汚れっぱなしならば、プレートそのものをむき出しのままで汚れっぱなしにするのと変わりありませんよね。

または洗う対象としてナンバープレートそのものとカバーを比較した際にはどうでしょう。

ナンバープレートの塗装は長年の使用による耐えうるようにソリッドカラーの塗料が厚く塗られています。視認性を維持するための仕様でしょう。このプレートは洗車ブラシで多少ゴシゴシ擦ったくらいでは傷も付かずヘッチャラです。

一方、カバーは普通のプラスチック製が大半であり、砂・ホコリを含まない綺麗なスポンジか化学雑巾で丁寧に洗わないとすぐ傷が付きます。ナンバープレートそのものと同じように、洗車ブラシを使ってゴシゴシとカバー洗いを繰り返せば、すぐにカバーのプラスチック材質は傷だらけになり、古びたセコハンな見栄えとなります。

さらに根源的に言えば、そこまでして守りたいナンバープレートって何でしょう?ナンバープレートは日本で自動車の保有登録をする際に陸運局から強制的に取り付けられる登録済み個体認識票です。

一部のカーマニアからは日本の自動車のナンバープレートは欧米に比べてデザインがよくない、カッコ悪いと言われています。プレートの縦横比が欧米のそれと比べてスマートではない、プレートの記載に日本語が混じっているなどが原因といわれております。

中には日本のナンバープレートの裏とボディとの間に欧米のナンバープレートを挟み込んでいるマニアもいます。(WATANKO的にはこれも全くかっこよくないと思うのですが、ナンバープレートの視認性まで低下させているわけではないので、かまわないと思います。)

お上に強制的に取り付けられた、気がねなくゴシゴシ洗える塗装で作られた代物に、なぜわざわざカバーをつけるという施しをするのか私には全く意味がわかりません。それが趣味の範疇でおわるならよいですが、前回投稿のようにその視認性を損なうものであれば、つけるべきではないと思います。

なお他に指摘されている携帯電話の使用については貴意見に全面的に賛成です。象徴的に言えば、親の危篤の連絡以外は運転中に聞いたり、問い合わせたりする必要のない会話がほとんど全てです。

またまた失礼します。

以前、車を購入したとき、当時はナンバーカバーと言うものが存在していないときでしたので、新しいナンバーにWAXをかけて汚れが付きにくいようにいようにしていました。
しかし、なぜかWAXをかけても文字の縁の部分に汚れがついたら最後、二度と取れなくなっていました。
ソリッドカラーが塗られてはいますが、クルマのそれとは雲泥の差。
傷は付かずとも、汚れはしっかりと付いて、しかも落ちなくなるものです。


>一方、カバーは普通のプラスチック製が大半であり、~

たしかにカバーをゴシゴシ洗い続けると傷も付いていくことでしょう。
自分はカバーに磨き傷が付いて見づらくならないように、タオルを使い洗っています。


>さらに根源的に言えば、そこまでして守りたいナンバープレートって何でしょう?ナンバープレートは日本で自動車の保有登録をする際に陸運局から強制的に取り付けられる登録済み個体認識票です。


いずれクルマを買い替えもしくは手放すと同時にナンバーは自分のモノではなくなってしまいます。

でも人それぞれです。自分のクルマについてるうちは綺麗にしておきたいと思えば、いずれ返納すべきものでも綺麗に保ちたいのが自分の考えです。

いずれ返納するものだからどんなに汚れようがかまわない・・・と言う考えの人ももちろん大勢いると思います。
その考えを否定するつもりは全くありませんし、その通りだとも思います。


ただこれを言ってしまうと元も子もありませんが、ナンバープレートカバーなるものが世に出た時点で、コレを装着すればナンバーが読みづらくなる、ということは、役人はおろか誰しもが最初から分かっていた筈です。

そもそも、この事実を初めから把握しておきながら、最初からなんら法的に手を打たなかった国土交通省に問題があるのかもしれません。

ピロピロさん、再レスありがとうございます。

>なぜかWAXをかけても文字の縁の部分に汚れがついたら最後、二度と取れなくなっていました。

★ピロピロさんがここで指摘する汚れが一体何であるかその原因・成分・状態が文面からはわかりませんので、カーショップで手に入る薬剤やディーラーやGSで使っている業務用の各種汚れ落とし溶剤でも落ちないとなれば、極細目のコンパウンドで磨くとか、プレートを再交付してもらうなどの対処法ぐらいしか言えません。

路上走行で付着するそこまでしつこい汚れはピッチ・タール類か何かでしょうか。(それにしても一定の薬剤で落とすことができます)またあるいは何かがWAX成分に付着して変質・固着したものでしょうか。

それになによりそういった汚れはカバーをつけていても付着するとすれば、そのカバーに同種の汚れがついた時には、そのたびごとにカバーを変えているのでしょうか?(そんなに頻繁に付着する謎の汚れ?)

さらにはそのような汚れがボディ自体に付着することも大いにあり得ます。その時はどうしているのでしょうか?ボディ自体に同種の汚れが付着した場合にそれを落とす手法があるならば、プレートについた同種の汚れも落とせるはずです。


>ただこれを言ってしまうと元も子もありませんが、ナンバープレートカバーなるものが世に出た時点で、コレを装着すればナンバーが読みづらくなる、ということは、役人はおろか誰しもが最初から分かっていた筈です。

そもそも、この事実を初めから把握しておきながら、最初からなんら法的に手を打たなかった国土交通省に問題があるのかもしれません。

★前回投稿したとおりですが、遅まきながら法的措置が取られております。また見識あるドライバーなら本格的な規制が開始される前に外すべきだと考えます。

カバー付けるかどうかで悩んでます!理由は軽自動車なんですが黄色のプレートがデザインの全てをぶち壊してます。まだグレーのカバー付けるのがましなんですが、やはりモラルに反してますし

いちろうたさん

コメントありがとうございます。

おそらく濃色系のシックなボディカラーのモデルにお乗りかと推察いたしますが、グレーのくすんだカバーの方がかえって「黄色のプレートが嫌いで、すこしでも隠そうとしているコンプレックス」が漂ってしまうのではないでしょうか。

プレートの色よりも、自分のファッションに気をつかうとかでお洒落に行きましょう。

確信犯で付けてるのか、想像力が無いのか、いまだにナンバープレートカバー
付けてるのがいますね。バカとしか言いようが無い。
何かやましい事があるのか、バカなだけなのか、他の灯火類は付いてるのに
最近はリヤナンバー灯に細工をして、故意に点灯させなくしてるのをよくみかける。
警察もしっかりと取締りして欲しい。
あとわざわざ路肩に車を止めての携帯やメールも邪魔。
→少し想像力を働かせれば分かるだろ。
近くのコンビニや車を止められそうな駐車場探してそこで心行くまでやれといいたい。
路肩に止められると車はもちろん自転車や二輪車がわざわざよけなくてはならない。
よけるのに余計な動作をしなくてはならない。

150さん

コメントありがとうございます。

せっかく良い車選びをしても、ナンバープレートのこうした小細工をみるにつけ、オーナーの薄汚い気持ちが透けて見えてくるようです。

北海道民です。私自身、カバーを着ける予定はあったんですが、道交法で禁止になると聞いて諦めました。周囲には結構いました。理由は…汚れ防止もありますが、サピ防止目的がほとんどです。雪国なので、金属だと雪が付着しやすく、また、路面凍結防止剤の影響もあって、ナンバーの縁が錆びやすいので、カバーは重宝します。 人それぞれ事情があるので、何でも人くくりにして装着者=ヤンキーと決めつける貴方の知能は決して高くはないんだなぁと思います。

訂正
×人くくり
○一括り

(名無しの北海道民)さん

コメントありがとうございます。

>理由は…汚れ防止もありますが、サピ防止目的がほとんどです。雪国なので、金属だと雪が付着しやすく、また、路面凍結防止剤の影響もあって、ナンバーの縁が錆びやすいので、カバーは重宝します。

積雪が多い地域に住んだ経験がありませんでしたので、あまり気が付きませんでした。ナンバープレートのねじが錆びやすい話は積雪を問わず聞いたことがありますが、縁まで錆びやすいですか。カバーをつけたくなる気持ちがわかりました。

しかし気持ちがわかったことと、あるべき姿は別であります。

ナンバープレートの錆び防止が果たしてナンバーの視認性を遮ることを正当化する理由となるでしょうか。錆びが防止できれば、ナンバーの視認性は損なっても構わないでしょうか。WATANKOはナンバーの視認性を維持することが何よりもまず優先されるのではないかと考えますし、全国の多くの良識あるドライバーの賛同は得られると思っています。

目一杯譲歩しても100%透過度でかつ光の反射を極力抑え、様々な環境下でもカバー非装着と遜色ない視認性が確保されていると試験結果がだされ、国が認めた製品であればOKだとは思いますが。

でも現状のカバー装着のケースはことごとく非装着に比べて視認性を損なっているものばかりではありませんか。

30年前、原付のヘルメット装着が義務化されました。ノーヘルの方が走っていて気持ち良いことはいうまでもありませんが、安全確保が最優先であり、気持ち良さなど二の次です。それと同様にナンバーの視認性が何よりも優先されるべきとは考えられませんでしょうか。

それと記事では別にカバー装着=ヤンキーとひとくくりにしてはおりません。ヤンキーだけでなく、ヤンキーではないとみられる人達が無自覚にカバーをつけていることも問題視しています。

カバー装着以外の錆び防止もしくは抑制の知恵については巷のQ&Aサイトを利用するなどして情報収集されんことを申し添えておきます。

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