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2011年8月31日 (水)

新型911のデザインは7年間競争力を維持できるのか

スーパーカーというキーワードをブログタイトルに載せていることでもありますので、今回はお試しかねてこのブログ初のクルマネタ全開で行きたいと思います。

先日、新型911である型式991のオフィシャルフォトが発表されました。(以下参照)前回のFMCからほぼ7年経過時点ですから事前のスクープ情報どおりのタイミングです。正式なお披露目はフランクフルト・モーターショーになる模様。

やはりいくら中国市場が拡大して世界の自動車メーカーが最近はこぞって上海モーターショーに力を入れてきているといっても、この伝統のドイツのスポーツカーメーカーは、自社の最重要モデルの発表場所にどこを選ぶべきかよくわかっています。


WATANKOは自動車関連が趣味ですから、初代911から現行の型式997までの歴史はひととおり理解していますし、その上で将来のスーパーカー購入候補として911が常にそのリストに名前を連ねています。またそのことに異論を唱えるエンスーはそう多くないでしょう。(一部雑誌記事で指摘されているリアサスの短寿命という懸念はありますが)

しかしオフィシャルフォトをみて991があまりに997と変わらないエクステリアであることがわかり、このデザインでこの先7年間競争力を保てるだろうかと不安に思ってしまいました。

ぱっと見て991のエクステリア上での997との違いと言えば、より一層バンパーのデザインに組み込まれたデイライトの存在、テールランプの形状のシャープ化、リアエンジンハッチの左右両端の形状くらいです。よくみればフロントバンパーのエアインテーク部分のデザインも違うし、997と並べてサイドから眺めれば100mm伸びたといわれるWBと、逆に詰められたオーバーハングから胴長感を感じるかもしれません。

逆にインテリアは、パナメーラがデビューした時から覚悟していましたが、やはりGT的なデザインへと結構大胆に変わりました。5連メーターを除いてもうほとんど空冷時代の面影はないかもしれません。911はスポーツカーとGTの両役をこなす稀有な車と解釈する人が多いでしょうが、WATANKOとしては今回のFMCは上述のWBの延長と併せて、また一歩、いや二歩くらいGT側に寄ってしまったかもしれないと思います。

なお、991のこのセンタートンネルにはスティックシフトは似合わない感じがします。PDKを投入できたからスティックシフトはもういらないとでも言わんばかりです。

ちなみにこのインテリアのアーキテクチャーはおそらく近いうちに同様にFMCする987の後継車にも共用されていくものと思われます。991よりもライト感なイメージである987にはこの重厚なセンタートンネルをもつインテリアはかなりアンバランスではないでしょうか。(私の予想に反して987後継車が991とは異なるインテリアデザインを採用してくることを期待しています。)

ドライブトレーンについても直噴エンジンとPDKは987のMCで既に採用済ですから、新味は少ないです。パワステが油圧から電動にかわったとのことですが、他モデルで電動に変えてよくなったという話を聞いたケースはあまり記憶にありません。

総じていれば今回のFMCは今回含めた過去5回のFMCの中で一番変わらないケースになるかもしれません。それはあたかも930から964にFMCした21年前の時に似ていると思います。当時人気が高いながらもモデルとして老朽化してきた型式930をFMCするにあたり、絶対に失敗ができなかったメーカーは後継型式の964のデザインを930に極力似せてきました。その上で中身はティプトロの導入や各種設計の近代化を断行したわけです。

また13年前にデビューした先代996で採用されたティアドロップヘッドライドに嫌悪した潜在購買者を念頭において、7年前に切り替わった現行997は昔ながらの丸目へッドライドデザインに戻してデザインの好感度を取り戻すことができたという経緯がありました。そのせいか997の人気は高く、逆に996の中古車相場は比較的価格下落が大きいというのが通説です。

察するにかつての930のFMC時と同様、997のデザインの人気が高いことをうけて、メーカーとしては991のエクステリアデザインにおいてはいつも以上に失敗が許されない状況になったのでしょう。

まわりを見れば10,000千円級のスーパースポーツカー市場には今やメチャカッコいいアストンマーティンV8、先進的で高品質なアウディR8、復活著しいジャガーXK(R)、そして誰も大きな声では言わないがポルシェよりも速いと言われる日産GT-Rなどの競合車種がひしめく激戦状況となっています。いまのところブランド価値は911が抜きん出ていますが油断はできません。

他車と比べて911にはRRであること、エンジン排気量を4L超に拡大できないことなどのハンディがありますが、思えばなによりのハンディは911は型式が変わってもそのエクステリアデザインは大胆に変えられないことなのかもしれません。そのことは以前から時折言われてきましたが、今回のFMCで改めてそのことを再確認しました。

しかしながら繰り返しますが、果たして991はこれから7年間、デザイン上の競争力(魅力)を保ち続けることができるのでしょうか。現行997オーナーは991のエクステリアが997とあまり変わらないために買い替え意欲が掻き立てられることも少ないかもしれません。ことにMC前のスティックシフトモデルのオーナーにとっては尚更です。(でもお金持ちは新型だというだけで買い換えるかもしれませんが。)

もし991がその新味のないデザインのためにセールスがメーカーの期待を下回る事態となった時、991は996の時のようにデビュー4年後、いやひょっとして事態が深刻な場合なら3年後のMCでそのエクステリアデザインを結構変えてくるかもしれません。

ちなみに以上は現時点で公開されたオフィシャルフォトを見た限りの感想です。実際に正式発表・発売開始され各誌試乗インプが掲載され、そこには「型式991は代わり映えしないデザインではあるけれど、そんなことを忘れさせてくれるほど、997を凌駕するさらに素晴らしい進化を遂げている」と書かれていることを期待しています。

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さて次回は話題を資産運用に戻して8月末の運用状況報告です。でも評価損益はマイナスなので、集計に気乗りしません。果たして目標どおりの運用結果を実現させて、911のようなスーパーカーを手に入れる日がWATANKOに訪れるのか。

それは神(あるいは市場)のみぞ知ることでしょう。

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