学校で酒を飲む大人達
昨日は市内の多くの公立小学校で運動会が行われました。晴天に恵まれ、気温も8月よりは少しばかり低く、絶好の運動会日和でした。例年通り、子供たちの運動会を見ようと多くの家族が学校を訪れて、賑やかになりとてもよかったと思います。
ですが今年もみられた残念な光景として、「昼間から学校で酒を飲んで運動会を観覧する親達」がありました。
陽気のせいもあり冷たいビ-ルを飲みたくなる気分が湧いてくるかもしれません。しかし酒が欲しくなったら、なんの気無しに、自分がそこ(学校の校庭)にいる意味を深く考えもせずに、ただ飲みたいという欲求のまま、子供のように酒を買ってきて、飲み、時には大声で騒ぐ。
運動会のために一生懸命練習や準備を重ねてきて当日熱心に競技している子供たち、さらには当日裏方係として働く高学年生や先生、関係者達の前で酒を飲んでいる自分という存在が恥ずかしくは思わないのでしょうか?(恥ずかしくないから飲んでいるのでしょうね)
もう少しわかりやすく言うとすれば運動会と授業参観は本質的に同じ学校行事です。運動会で酒を飲む大人は授業参観でも飲むのでしょうか?また小学校の運動会だけでなく、例えば部活動の延長で県内の大規模な運動競技大会にでている子供たちの前でも酒くらっているのでしょうか?
子供や先生、関係者の前で、まるで居酒屋にいるがごとく自らの酔い姿をさらけだしている親を見ると、同じ社会人として恥ずかしくなりますし、こんな子供みたいな親に育てられている子供には同情すら感じてしまいます。
運動会は子供たちの心身の成長を喜び称える場です。娯楽行事の一種ではありません。酒を飲むというインセンティブ(誘因)でもなければ運動会に来れない大人なぞ、どうぞ来ないでくれと言いたいです。涼しいパチンコ屋で散財しとけ、と言いたいです。
運動会の当日の家族そろった夕食のとき、頑張った子供たちや裏方手伝いや早朝から弁当を準備した奥さんをねぎらう場で飲む酒の方が何倍も旨くて家族の幸福に浸れると、「常識的」に思う大人がたくさんいることを願ってやみません。
« (続)自分の投資ポリシーを整理してみる | トップページ | 「個別株を選んで投資しよう」では動けない »
「ライフスタイル」カテゴリの記事
- 景気によってふれてくる大学選び(2019.08.10)
- 最後のキャリアをはじめて1年が経ちましたー好きにやらせてもらいます(2019.07.01)
- 親の看取り 第3章(2019.06.15)
- クレジットカード解約の面倒臭さで気がついたこと(2019.06.06)
- 今年のGWはリタイア生活に向けて必要なことを確認した10日間(2019.05.08)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
うちも運動会がありましたけど、そんな大人がいるんですね。
ちょっとびっくりです。
投稿: うさみみ | 2011年9月18日 (日) 17時10分
うさみみさん
レスありがとうございます。
ほんの一部ですが、アウトドアBBQ感覚でやってくる親たちがいます。周辺の親達からみれば不愉快極まりないです。
それと運動会のお弁当も自分で作らなくなり、外注のオードブルを持ち込んでくる親も結構見かけました。
時代は随分かわったものです。
投稿: WATANKO | 2011年9月18日 (日) 19時14分