フォト
無料ブログはココログ

ブログランキング

にほんブログ村

  • 記事紹介

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2011年10月30日 (日)

積み立て投資のマイナーチェンジ

インデックス投信を積み立てて早3年と8か月が過ぎました。

WATANKO自身の最近の環境変化と今後を見据えて、積み立て投資の手法をマイナーチェンジしたいと思います。

その背景としてはリスク資産が元本ベースで46百万円まで積み上がり、インデックス投資とはいえ、ちょっとリスクをとりすぎているかもしれない、我が家の総資産に占めるウェイトをちょっと調整する必要があるかなと感じているところにあります。

また以前の記事で紹介したとおり不動産賃貸業での収入減、今後の追加費用の発生などもあり、かと思えば所有する空き物件について新しい賃借先候補がでてきたり(そのうち記事にする予定です。)と収支の変動も予想されます。

そのためリスク金融資産の総資産に占めるウェイトの調整と不動産賃貸業の収支リスクの勘案から、今後は積み立て投資の原資をセーブし、その投入手法もリスク金融資産残高がより利益を生み出しやすい体質になるようにシフトさせていきたいと思います。

具体的には次のとおりです。

①リスク資産の積み立て投資の年間総額を前年の5~6割程度の水準に落とすこと。
つまりは総資産に占める現預金の割合を増やします。

②毎月必ず積み立て投資をするのではなく、積み立て投資先のアセットクラスの評価損益がマイナスの月にだけ積極的にスポット購入を行う。(月内に数回に分けて実施)

②について詳しく述べます。

3年半を超えて積み立て投資を続けてきた結果、元本がそこそこ積み上がったので、毎月の積み立て投資額の購入単価が累計の平均購入単価に与える影響が軽微になってきています。「今月は安値買いができた」といっても、その月に購入した安値単価が平均購入単価に与える影響は1%未満です。

さらには上記①のとおり、積み立て金額の年間総額が従前よりも少なくなることから、平均購入単価に与える影響はより軽微になってきます。

そこで引き下げられた積み立て金額の年間総額を有効に活用するために、リスク資産の利益体質強化に活かす形(平均購入単価の低減に寄与する形)で投資する必要があるのではと考えています。

そのためには毎月一定額を積み立てするのではなく、評価損益がプラスの月は積み立ては一時休止する。(またはごく最小限のみの積み立て額とする。)そして評価損益がマイナスの月は、年間の積み立て原資の1/12に加えて、それまでの浮かした積み立て資金の分を使い多めに買い、平均購入単価を下げることにドライブをかけます。

以上のように全体の資産のうちリスク資産の割合が高まったことについての是正措置および利益体質強化のため、損益マイナス時のみ積み立て購入する仕組みに切り替えたいと思います。(まあ果たしてこれを「積み立て投資」と呼んで良いか疑問もありますが。)

これを続けていくと、何年先かわかりませんが平均購入単価がだいぶ低くなったことにより、多少の相場暴落でも評価損益でプラスをキープできる資産体質になると想定しています。一方で評価損益がマイナスの事態が段々と減るでしょうから、追加投資の機会は減っていくでしょう。まあその時は程度にもよりますが、また順張り積み立て投資も許容していくかもしれません。

なお積み立て対象とするアセットは引き続き日本株式、先進国株式、新興国株式です。それとバランスファンドのセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドです。

さて早速来月ですが、現在、相場はだいぶ回復してきました。黒字転換するか微妙なところです。積み立て投資は継続か、それとも一休みか...。

2011年10月29日 (土)

2011年10月の積立購入商品

さて今月の投信の積立購入の内訳です。

本年5~7月の間ミニマムであった積み立て投資金額を8、9月とUPさせました。
しかし今月は余裕資金面で不確定要素が前月末よりもやや強まったため、8、9月に比して半分強程度にセーブしました。

具体的は日本株式と先進国株式はそれぞれ2回の購入、新興国株式は3回の購入を行いました。

さて各回のお値段(購入単価)は如何であったか?

Notes)表中の金額単位は円です。

201110271


さらに今月10月の安値仕入れの結果、9月末と現在とを比較して、平均購入単価はどれくらい下がったのか?以下のとおりです。

Notes)表中の金額単位は円です。

201110272

投資金額総額からみれば僅かではありますが、今月も安く仕入れた結果、平均購入単価をまた引き下げることができました。

これから来月にかけて、来年のキャッシュフローの見直しにかかるところです。したがい当面(11、12月)の積み立て投資もややセーブ気味になる予定です。

2011年10月27日 (木)

忍耐と煩悩のブログ-1年8か月経過しました。

ブログ開設初年度は毎月末にプロファイル紹介記事を載せていたのですが、2年目以降は4か月おきに記載しております。久しぶりにご挨拶をば。

来ブログの皆様へ 万年初心者個人投資家のWATANKOといいます。3年8か月前からリスク資産による資産運用をはじめました。長期間継続しやすく、リスクをそこそこ抑えて3~5%の利回りを得られる運用スタイルを探していたところ、インデックス投資に出会い、これまで続けています。

妻1、子供2の4人家族。普通のサラリーマン世帯です。都心から50km圏内の地方都市(というと聞こえは良いが、要するに適度な田舎)在住。住まいは7年前に注文住宅を建てました。住宅ローンはありません。

現在のスタイルは、給与所得と半ば家業の不動産賃貸業の収入から手元に残った余裕資金を使って毎月、インデックス投信を購入して積み立て投資しています。

これまで試行錯誤で色々なインデックスファンドを購入してきた経緯により、現在、インデック投信を24本、ETFを4本保有しています。(ただし現在積み立て継続中なのはインデックス投信3本+FOF本のみ)

もちろんこんなには要らないと思っていますので、徐々に整理統合していきたいと考えています。

20年間で税引き後平均利回り4%目標のもと、積み立てた元本総額を増やしつつ介護費用、教育費用、不動産投資などの大型支出を乗り越えながらも、退職金や火災保険の満期返戻金とあわせて積み立て元本を60歳時点で1.5倍に増やすことを目指しています。

こうやって資産運用で増えた分(=0.5倍分)、つまりリスクをとり忍耐強く投資を続けたリターンを、自分の自動車趣味につぎ込むという煩悩をもっています。

このブログはそういった忍耐と煩悩、蓄財と消費のパフォーマンス・ストーリーです。

なおWATANKOは資産運用について特別詳しくはありません。資産運用入門者として、これまで3年8か月の間にインデックス投資やその関連・周辺知識については本を70冊程度読み、Webサイトをざっくり言って100箇所くらいチェックしただけです。普段は平日、日経新聞しか読みません。あまり資産運用の勉強時間を割かない、割けない、割きたくないという姿勢です。

なぜなら資産運用は老後と家族と自分の趣味のために行う手段でしかないからです。資産運用の勉強に多くの時間を割くくらいなら、その時間は仕事に費やしたり、家族と過ごす時間に充てたり、自分の趣味でタレ流したい(笑)です。

よってもって私WATANKOは資産運用の面では初心者の域をいつまでたっても出ない市井の社会人ですが、上記のように、あくまでその市井の社会人の目線で資産運用に関する率直な疑問や主張を述べていきたいと思っています。

来ブログの皆様におかれましては、公知公用で最新の有益情報は、他の書籍、雑誌、新聞、Webサイト、著名な個人投資家ブログで入手いただくとしていただければ幸いです。当ブログは私の資産運用の状況や、資産運用について自然に感じたことを中心に述べるブログです。

また資産運用といってもポートフォリオや投資信託など金融資産に関する話だけでなく、不動産賃貸業の喜怒哀楽や、貯蓄に関連するテーマとしての家計の支出と管理、ライフスタイルについても触れています。そして時にはブログタイトルにある自動車関連についても投稿しています。

どうかよろしくお願い申しあげます。

2011年10月25日 (火)

ノンポリな人へ-8,500人の平均ポートフォリオに相乗りするのはどうか?

ブログ記事を書くためによく「my INDEX」を参照することが多いのですが、ここではアカウント登録者のポートフォリオデータを見ることができます。

10月23日朝の時点で8,520人のポートフォリオが掲載され、その平均も掲示されており、以下のとおりです。

*現金       8.9%
*日本株式   11.5%
*先進国株式  19.8%
*新興国株式  15.2%
*日本債券   17.1%
*先進国債券  13.6%
*新興国債券   5.2%
*日本REIT    2.2%
*先進国REIT  4.2%
*コモディティ   1.0%
*金         1.3%

またこの平均ポートフォリオによるパフォーマンスは以下です。

*平均リターン   4.3%
*リスク       11.2%
*シャープレシオ  0.38

現金を除くベースでは株式のトータル比率は約50%、債券は約40%、REIT他で約10%とまとも(?)な構成になっている印象を受けます。またリターンとリスクのバランスもそれほど悪くないと思います。

さすがは8,500人の個人の英知の集積結果は落ち着くところに落ち着いているのかなと感じます。

日頃ポートフォリオの構成にお悩みのノンポリ(?)な方、この8,520人のポートフォリオの平均像をTAKEしてみるのも一考かもしれません。

ちなみに、これは冗談ではありません。真面目なご提案です。この平均ポートフォリオを採用しておけば、特定個人と比べて勝ち・負けはあるものの、多くの人に対しての負けはありません。(勝ちもないですが)

まさにポートフォリオ平均像への相乗りでラクラク資産運用です。(大げさ)

ただ考慮すべき点はこの平均ポートフォリオも年月とともに徐々に変わっていくでしょうから、一定のインターバルに従い、平均ポートフォリオの変化にあわせてリバランスする必要がありますね。

2011年10月23日 (日)

eMAXIS バランス(8資産均等型/波乗り型)売れるか?

【10月21日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 46,604千円
・評価損益   ▲5,172千円
(分配金込み)
・損益率    ▲11.1%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

今年はインデックス投信の新商品展開は皆無かと思われましたが、eMAXISから面白そうなバランスファンドがでてきました。

eMAXIS バランス(8資産均等型)/(波乗り型)

この新商品についてのWATANKOの感想は以下です。

◆「8資産均等型」について

かねてからSTAMシリーズで「すご8」(=「すご6」+新興国株式+新興国債券)はでないのかなあと想像していましたが、eMAXISシリーズに先を越されましたね。

基本4資産だけでなく新興国もREITも入っています。

正に幕の内弁当!これ食っとけば(買っておけば)安心、ハズレなし。・・・か?

ちなみに「my INDEX」にて平均リターン、リスク、シャープレシオを算定してみました。
(データは2011年9月末)

*平均リターン  4.6%
*リスク     13.0%
*シャープレシオ 0.36

うーん、まずまずでしょうか。

さらに信託報酬は私がそれまでベスト・バランスファンドと考えていたセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドや世界経済インデックスファンドよりも割安です。(0.525%というのは、現時点のバランスファンドとしてはかなり低い水準であり、イケているのではないでしょうか。)

でも新興国含めた海外債券とREITで50%もシェアを占めるバランスファンドなんてとても買う気にはなれない、という人も少なくないかもしれませんね。


◆「波乗り型」について

全く斬新で驚きました。

よく代表的でかつちょっと気が利いたポートフォリオなら、

「日本株式、先進国株式、新興国株式と収益エンジンである株式を全て揃える一方、リスクを抑えるため、債券クラスに関しては海外債券は為替リスクに見合わないという最近流布されている考えに拠って立ち日本債券のみでOK。この4アセットの組み合わせでいきましょう。あとは人によってはマイナーシェアであればREITを入れても良し。」

というところがよく紹介される平均像かなあと思いましたが、この波乗り型は全く逆です。

上述のような最近ありがち(?)なポートフォリオに比して、なんと「波乗り型」は除外及びマイナーとした海外債券(先進国・新興国)、内外REITを合計50%もシェアキープする一方で、通常メインと定められがちな日本株式、先進国株式、新興国株式、日本債券が直近の成績をもとにバリアブルなシェアになる仕組みとはたまげました。(万年素人個人投資家だけかもしれませんが)

その仕組みにかかる手間賃もいれて信託報酬は「8資産均等型」と同じ0.525%とは、なんかそれだけでかなりお得感を感じてしまうのは私だけでしょうか。
(注:でももしこれでその他コストを含めた総コストが8資産均等型よりもかなり高くついたら、この商品のマーケティングとしてはアウトだと思います。)

三菱UFJ投信も、ただの博打で商品展開をするわけではないでしょうから、過去データを分析してそれなりにイケるとふんでこの「波乗り型」を企画したと考えたいです。

でもこれらバランスファンドの新商品の登場は、一方で同じeMAXISシリーズの「全世界株式(除く日本)」の販売低迷にさらに拍車をかけると勝手に予想しています。むしろ三菱UFJ投信も、全世界株式(除く日本)の販売伸長をもはや半ばあきらめて、今回の新商品でeMAXISのバランスファンド展開を仕切り直しといったところでしょうか。

さて三菱UFJ投信のこの動きをうけた他社の展開ですが、中央三井アセットマネジメントは果たしてCMAMシリーズのバランスファンドを発売するでしょうか。

WATANKOの勝手な想像ですが日本株式、日本債券、先進国株式、先進国債券を1/4ずつで構成。信託報酬は0.42%あたりに設定された商品を発売するとしたら、まさにこれこそ超ベーシックかつローコストなバランスファンドの決定版となりうると思います。

【追記】

本記事を閲覧いただいたkenzさんから情報をいただきました。一応、CMAM4資産への均等配分を行うバランスファンドは存在していました。

4資産インデックスバランスオープン(成長型)

ただしコスト高ですね。

2011年10月22日 (土)

毎月分配型投信の信者が目を向けるべきは同じ仲間ではないか

【10月20日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 46,604千円
・評価損益   ▲4,986千円
(分配金込み)
・損益率    ▲10.7%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


①著名なインデックス投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」著者(とその常連コメント投稿者の方々)と、②にほんブログ村の投資信託カテゴリーでポイント1、2位を争う著名なブログ「のりたまの幸せになる 分配金収入向上計画 ~投資信託運用~」著者との間で意見交換がさかんに行われていました。

かみ合わないコメントの応酬ではありましたが、私が②の方の発言を読んで思ったことは、「果たして毎月分配型投信を買っている方が②の方と同様の理解でもって毎月分配型投信を買っているのかは大いに疑問ではないか」ということです。

一方①においてはインデックス投資を実践している方々は、(私自身も含めて)人によっては多少の過信はあるものの、インデックス投資に対する理解度は概ね同じように思えます。(多くのインデックス投資ブログを眺めながらの印象です。)

その比較を踏まえて言えば、たとえば②のような毎月分配型投信の真(?)の信仰者の方々は、①の方々に噛みついているエナジーがあったら、その分を毎月分配型投信を買っている多くの人たちに対して、カブドットコム証券の執行役員など業界関係者とともに「毎月分配型投信の真の価値」を教宣することに費やした方がよいのではないかと思います。

主義の異なる人たちに対して自説を披露するよりも、同じ商品選好をもつ人たちに対して、理解の深耕を促す方が賛同も得られやすくもあり、自身にとっても励みになるのではないのでしょうか。

おおっと、その際には毎月分配型投信はインデックスファンドに比してコスト面において劣後しているところからスタートしていることもしっかりと伝えるべきでしょう。

それとオマケの話です。

私は常々思うのですが、投資信託とは株式や債券などの一次的な金融商品の運用を任せて収益を狙う二次的な金融商品というのが、その大事な本質ではないでしょうか。(偉そうに言ってすみません)

任せることに価値があるのだから、その一方で売買を盛んに繰り返す(任せることを辞める、そしてまた任せる、を繰り返す)行動をとるというのは投資「信託」の意義にあわないと思います。(とはいえ極端なバイ&ホールド論者ではありませんが)

そんなにあれこれ弄って稼ぎたいのなら、個別株や生債券の方がローコストであるし、自由な組み合わせもできますし、良いと思います。

2011年10月21日 (金)

2011年秋 お金の反省③-家計の手綱は誰が握る?

サラリーマン、結婚したら給与・賞与は全部妻に預けて自分は妻からお小遣いを毎月もらう。家計管理・貯蓄・運用(?)は専ら妻の仕事。という家庭はよくあるパターンかもしれませんが、いったいどれだけ多いのでしょうか?統計とかあるとおもしろいのですが。

でも、サラリーマンにとって家庭の予算管理の権限を放棄する、自分で自分のお金の入りと出をコントロールする権利を放棄してしまって果たしてよいのでしょうか。

このパターン、結構年齢層を問わず、聞くケースが多いです。世の中のお父さん達の中には金融リテラシー云々よりもまずはこのあたりから見直していった方がよい方も少なくないやもしれません。

自分自身で20代、30代、40代とライフステージにあわせて家計管理・貯蓄・運用(?)をしっかり自立的にできるようにならないと老後の生活もとても不安にはなりませんかね。

もちろん権利には義務は伴います。私の場合、以下です。

1.給与所得から一定額を妻に日々の生活費としてきちんと渡しています。(←そんなに威張れることか?と自己ツッコミ)

子供の成長に伴いその金額は16年たって3割ほど増えました。それ以外に水道光熱費、習い事・塾の費用の毎月引き落とし関連、耐久消費財購入や旅行費消など特別出費は私から出しています。外食・中食費用はほぼ折半です。

2.上記1以外に自分で負担している上記の家計出費は10円単位で7~9の費目にわけて記録し、自分の小遣いと併せて毎月一定の金額を超えないようにコントロールしようとしています。

でも実際は月によってはデコボコしているのが実態ですね。支出は多い月、少ない月と変動がありますが、±15%程度のレンジですからあまり気にしていません。年間通した平均額が目標額以内に収まればよしとしています。またこれは普段は妻には公開でしていませんが、要求があればいつもで提示できるようにしています。

自分で家計を握る以上、これくらいは最低でもやろうと考え、実践しています。

3.給与振込口座への毎月の通帳残高だけは妻に提示しています。これは前回投稿で説明したとおり、給与所得内で通常の支出生活を送り、そこでも一定の金額を貯蓄すること及びそれをきちんと遂行していることの説明を妻に対して果たす責任を負っているためです。

ところが最近は前回とりあげたとおり給与所得をベースにした家計の収支と家業の不動産賃貸業にかかわる収支を混同させてしまっていることがたびたびあり、不動産賃貸業の収支から得た余裕資金見合いの金額を、この給与振込口座から積み立て資金として証券口座に振り替えていたこと常態化していました。

給与振込口座からはWebを通じて証券口座への振り込みが手数料ゼロでできるので、ついやってしまいます。とくに不動産賃貸業で使っているメイン口座である地元農協の口座は平日しかアクセスできず、なかなか資金移動が面倒なうえに他行への振込手数料の負担を避けたい心情もあるからです。

でもこの結果、給与振込口座の残高が一時的に妙に減っていたりすることがあり、妻に不審をもたれてしまいました。

これからも家計の手綱は私が握るものの、妻への説明責任はいつでも果たせるようにしておきたいと考えています。

・・・説明が一番難しいのはスーパーカーにかかわる出費だろうなあ。

お金の反省③でした。

2011年10月19日 (水)

2011年秋 お金の反省②-現預金をしっかり把握する。

【10月18日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 46,604千円
・評価損益   ▲4,971千円
(分配金込み)
・損益率    ▲10.7%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


前回、相場下落時に追加の積み立て投資を進めようにも、気が付けばその原資がなくで残念という話から、反省点として自分の家計特有の事情を考慮した資金管理、投資管理をしっかりと行わなければならないことが浮かび上がってきました。(いまさら)

その先ず第一歩として毎月の現預金の需給状況をしっかり押さえるべきことが必要です。
さらにその前には自分の預貯金口座の動向を今一度しっかり押さえなければなりません。

私自身、以下の口座を持っています。

グループA:核家族世帯家計支出用

1)東京三菱UFJ銀行>給与振り込み、公共料金引き落としやカード決済、ネットバンキングによる振り込み料金引き落とし、ネット口座への投資資金振り替え
2)郵便局>子供の学費・塾代関連引き落とし
3)地元信金>子供の幼稚園費用や習い事代引き落とし用。

グループB:家業運営用及び実家関連管理用

4)地元農協>不動産賃料入金、各種税金・損害保険支払い、母の介護関連費用引き落とし、生活費用のまとまった現金引き出し、母屋関連公共料金引き落としその他
5)地元地銀>昔、貸し金庫利用のため開設。

グループC:金融商品購入用

6)(ネット口座)SBI証券口座
7)(ネット口座)野村証券口座
9)(ネット口座)セゾン投信口座

地元地銀や信金は現在遊休口座となっています。野村の口座はSBI証券に移管できず保有し続けている3つの投信を売却した際には解約したいと考えます。

さて問題点ですが、

本来は給与所得をベースにした生活費の支出と、家業の不動産賃貸業にかかわる収支は混同させずに、きっちり区分けすべきです。そうないと核家族としての収支管理と、家業のそれとの個別把握・管理が困難になるからです。

しかし実際にはそれぞれの口座で支出の入り繰りを起こしてしまっており、結局どんぶり勘定になってしまっています。1)の東京三菱UFJ銀行ではネットバンキングを利用して不動産賃貸業に関連する費用の振り込みを行うことがままある一方で、4)では地元農協では数ヶ月ごとに生活費用の現金を引き出しています。

上述のとおり、これでは給与所得をベースにした生活費の支出と、家業の不動産賃貸業にかかわる収支の区別がわかりません。

長年、これはよろしくないとわかっていつつも放置してきてしまいました。これからは先ずは主要なものだけでも副業の支出を給与口座から支払ったケースと、副業の運転資金から生活費に廻していたケースについてしっかりと記録して、年間で両者が同額になるように年末あたりに口座間で資金移動をさせたいと思います。

別に両方とも結局は同一人物が管理しているからよいのではという考え方もありますが、給与所得内で通常の支出生活を送り、そこでも一定の金額を貯蓄すること及びそれをきちんと遂行していることの説明を妻に対して果たす責任を負っているため、ちょっとふんどしを締めねばなりません。

お金の反省②でした。

2011年10月18日 (火)

F30にみるエイドリアン・ファン・ホーイドンクの仕事

BMWの屋台骨を支える3シリーズの次期モデル(型式F30)が発表されました。

BMW F30情報 3シリーズ


予定では2012年の年明けくらいかなと予想していたのですが、少し早かったです。

そういえば現行E90は正式発表前に東欧かどこかの国で印刷されていた公表前のメーカーカタログ資料がリークされ、メーカーがあわてて正式発表を数か月前倒しで行ったエピソードがあったかと記憶しています。

90年代にデザインがマンネリ化してきたBMWはクリス・バングルという先進的デザイナーをチーフデザイナーに起用して、デザインのアーキテクチャーを一新する試みを行いました。

ところが彼のデザインはあまりにも斬新すぎて顧客層からも賛否両論。それでも一定の支持を得つつ定着しかけたところで、チーフデザイナーを自分の右腕のエイドリアン・ファン・ホーイドンクに譲りました。

ホーイドンクは斬新すぎたバングル流のデザインの各モデルを従来からのBMWファンにも受け入れられるようにうまく咀嚼、洗練していきました。その嚆矢ともいえるモデルが2005年初頭に発表された現行3シリーズ(型式E90)です。

このE90については、発表当時、私もバングルのデザインをうまく取り入れて、それでいて保守的なデザインを好むファンにも受け入れられるような本当にグッドバランスのデザインだなあととても感心しました。

それから7年近くが経ち、この度発表されたF30はE90の面影を残しつつ、より先鋭的なフロントエンドを採用し、アグレッシブさとシャープさを増してきました。ホーイドンクは今回も良い仕事をしたと思います。BMWにとって絶対失敗に許されないモデルのデザインチェンジですから、さぞやプレッシャーは重大であったでしょう。

もっともF10(現行5シリーズ)のモデルチェンジを無事にこなしたホーイドンクでしたから、私的にはF30もきっとうまくまとめてくるだろうなあと予感はしていました。

でも惜しむらくは全長がついに4.6m台になってしまったことです。ほかのセグメント同様、Dセグメントもまた大型化の傾向にある中、3シリーズは全長4.5m台をキープしてきました。そのコンパクトさが売りの一つであったのですが、後席の居住性とのトレードオフにいつも悩まされていたようです。

本国ドイツで今やメルセデスとならぶライバルとなったアウディのA4が現行モデルで4.6m台にサイズアップしたので、3シリーズの大型化も仕方がないことかもしれません。

その他のデザインについて、フロントとリア以外のエクステリアはE90とあまり変わっていません。それもそうです。シャシーはキャリーオーバーでしょう。(現代の量販車モデルは同じシャシーを2世代にわたって使用することが一般的です。エンジンも同様の傾向が強かったですが、最近はマーケッティングの影響からかMCで一新してくるケースもでてきました。←この辺のことは車選びにおける重要なファクターです。)

それと全長サイズ以外でもうひとつ残念なことが。F30ではとうとう直列6気筒NAエンジンがラインナップから消えました。BMWといえばシルキーに回る直6が長年の代名詞でしたが、これがなくなりました。

直6NAエンジンにこだわる方、日本のディーラーにはE90の新車の在庫車がまだあると思います。また良質な認定中古車もタマ数は豊富でしょう。

どうかお早目に。

2011年10月16日 (日)

2011年秋 お金の反省①-投資したくともお金がありません

【10月14日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 46,454千円
・評価損益   ▲4,874千円
(分配金込み)
・損益率    ▲10.5%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

円高に加えて8月からの株安で、リスク資産の損益は10%前後の赤字。もうインデックス投資辞めた。損切りだ。撤退だ。定期預金だ。・・・とはこれっぽちも思いません。

むしろもう全く逆で、もう全く絶好の仕入れ時。ジリジリと上がった平均購入単価を引き下げるいいチャンスが到来。ガッツリ買うゼーット(水木一郎調)といきたいところです。

しかしここでアキレス腱がありました。月間の積み立て資金を増加させる原資がありません。

この原因は余裕資金のほぼMAXをいつも積み立て投資に毎月廻してしまっていたためです。したがい暴落時に買い増しする資金余力がありません。

不動産賃料未収入事態の発生により4月以前に比べて、5月~7月は積み立て金額をミニマムに抑えてきましたが、同事態が改善に向かい、それをうけて8月、9月と積み立て金額を4月以前並みに戻しました。勿論この背景には今年の夏から始まった株安を受けてのアクションもあります。

しかしここにきて8月、9月と同様の積立金額を10月以降も以下理由で継続できるか難しくなってきてしまいました。

1.ここ2年あまりの間で、戸建て賃貸物件3件が立て続けに契約解除となり、その分賃領収入が減少した。(老朽化が進む物件であり、土地の再利用を考えたうえで、自ら導いた展開ではありますが。)

2.一番大きな不動産賃貸先との契約交渉にて不動産業者を仲介にいれたことにより、その分不動産手数料がかかるようになった。(もし近い将来賃貸先を入れ替える事態となれば、仲介手数料や諸費用が発生する。タダ飯はないと頭では理解しつつも痛い出費です。)

3.新規アパート検討に先立ち測量実施、震災被害により外壁撤去工事その他のイレギュラーな出費が嵩んだ。(これも発生不可避な支出でした。)

また先日記事にあげたとおり長年の賃貸先がまた一件、退店することになり、今後はその分の賃料減少も見込まなければなりません。

一方で現在、遊休不動産2件の新規活用を不動産業者と模索中ですが、この遊休不動産の活用時には多少ならずとも整地や土地造成など費用がかかる可能性も視野にいれる必要があります。

これをもとに今後は積み立て投資手法を少し再考する必要があります。

そもそもこれまで調子よく余裕資金をつぎ込みすぎてきたのかもしれません。

しかしながらWATANKO家の場合、給与所得に基づき収支生活を行う家計にプラスして、ボラティリティがずっと大きい不動産賃貸という副業があり、これがトータルキャッシュフローに与える影響が大きいのです。したがいこれを考慮した資金管理と、その上に成り立つ投資管理をしっかりと行わなければなりません。

ひらたくいえば、不動産賃貸業の収支ボラティリティの影響をふまえつつも、相場暴落時には買い増しする余裕資金をもって、その上で毎月の一定の積み立て投資をすべきであったということです。

お金の反省①でした。

2011年10月10日 (月)

Intermission 2011/10/10

【10月7日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 46,454千円
・評価損益   ▲6,564千円
(分配金込み)
・損益率    ▲14.1%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

先週末は三重県鈴鹿市で開催されたF1日本グランプリの予選、決勝を観戦しに行ってきました。現地までは友人と交代でマイカーをドライブしながら首都圏から鈴鹿まで往復1,100kmを走破しました。久方ぶりのGT(グランドツーリング)も楽しみました。

6年ぶりに2泊3日でドップリとF1を満喫できたのは良かったですが、疲労と風邪でダウン気味です。よってもってちょいとブログの更新も遅れそうです。とりあえず今回は次回予告をサザエさん風に。

さ〜て、次回の「資産運用でスーパーカーを手に入れよう!」は?

『WATANKOの妻です。

すっかり秋めいてきて涼しくなる今日この頃ですね。気温だけでなくて相場も下がりっぱなしみたいで、うちのダンナは最近投資信託の話をあまりしなくなりました。大損こいているのかしら。今度日中、こっそりSBI証券のサイトからログインしてみようかしら。ログインIDとパスワードのメモ、机の上に置きっぱなしよ。全くいつも脇が甘いわね。

それと、前月末の預金残高報告をまだ聞いていないわね。今夜あたりシメでおかないと、またリスクを取りすぎた投資をやらかしそうだわ。少なくとも私の老後資金分だけは損切りしてでも確保しておかないとね。

さて次回は、

「投資したくても資金がありません。」
「預貯金をしっかり把握する。」
「家計の手綱は誰が握る?」

の3本です。

次回もダンナの駄ブログみてくださいね。うふふ、
じゃんけんポン!んが、んぐぐ!』(堂島ロールを頬張り過ぎるWATANKO妻)

(・・・風邪で熱が下がらないのでこの辺で)

2011年10月 5日 (水)

(続)介護にかかる費用と時間の引き当て

(前回からのつづき)

前回は赤裸々ではありますが、話しのリアリティのため、自分の両親の介護状況について話しました。

実は一昨日、月曜日も母の口内治療のために、仕事を休んで大学病院まで連れて行くことがありました。特殊な治療や遠地への通院、親族と医者との対話が必要な場合には、入所している施設の職員に代わりに行ってもらうわけにもいかず、自分で連れて行くしかありません。

このように前回から長々と自分の事例を紹介しましたが、皆さんも自分(+場合によっては配偶者)の親の介護について、そのかかる費用と手間をしっかりと事前に捉え、なんらかの引き当てをされた方がよろしいかと思われます。

その引き当ての見積もりは大変難しいですが、一定のまとまった資金と近隣の利用できる施設・サービスについての下調べくらいは必要でしょう。

親自身に自分の介護にかかる費用を完全に負担できる資力があればよいですが、親によっては子供からの持ち出しが必要になるやもしれません。認知症になった親が全員、近所の特別養護老人ホームに即入居できれば費用面はかなり助かりますが現実的には難しいです。(都市部では1施設にX百人が入居待ちという状態もザラです。)

また費用はなんとかなっても、面倒を見る手間については100%ヘッジすることはかなり難しいです。介護において肉親が直接係らざるを得ない局面が結構あります。

現役世代の方々、いきなり明日の仕事を休めますか?

いきなり本日定時で帰り、施設に行けますか?

いきなり明日の朝、会社に行く前に施設に立ち寄りできますか?

そして介護の問題は親のあとに自分自身についても降りかかってきます。概ね50代から60代にかけて親の介護に対処し、そのあと70代近くになれば今度は自分の介護を考えなければなりません。

よってもって、現在30代~40代の方々は先ず両親との間で介護に関する話し合いを事前に進めておくことが必要だと思います。

時には介護費用の手当てのために両親の資産をあけすけに聞き出したり、施設入居が必要になった場合のケーススタディ(例えば近くの施設に空きがない、予算が合わないとなれば、自宅から数百キロ離れた施設でも入居するしかない等)を話し合っておくことが必要です。

両親からみれば無情な仕打ちに思えるかもしれませんが、この辺をおざなりにして、いざというときに子供達自身が大変な苦労を背負う可能性があります。

そして次に自分自身の介護については、今度は将来ケアをお願いせざるをえない特定の肉親に対して、将来、ある時点で対話を持っておく必要があります。こちらについても肉親側からみれば、とてもしんどい話ではありますが。

親と自身の介護については目をそむけて、避けてとおるわけにはいきません。これも大変なリスクを抱える事象です。

関連記事

介護費用の見積り

(続)介護費用の見積り

2011年10月 4日 (火)

介護にかかる費用と手間の引き当て

今回は介護について取り上げます。つまらないけど、ほぼ確実に訪れる、多くの人にとって大変な苦労が待っているテーマです。資産運用においてもその影響は座視できないと思います。

**************************

WATANKOは両親が40代になってから生まれた息子でしたので、他の方々とくらべて比較的早く親の老後問題に直面することになりました。

父は77歳を過ぎたあたりで認知症を発症し始めました。そこから約2年半後に亡くなるまでにたどった道は以下です。

①軽度な認知症/アルツハイマー?のため通院
②デイサービスに週2日通い始める。
③介護用品を購入またはレンタルで利用。
④デイケアサービス利用。身のまわりの世話をしてもらう。
⑤寝たきりとなり老人保健施設入居
⑥胃瘻が必要となり病院に入院。のちに肺炎で亡くなる。

母の場合は80歳頃からケアが必要となり始め、以下の経緯をたどっています。途中の期間、WATANKOが家族とともに海外赴任してしまった時期もあり大変でした。存命していますが、意思疎通はできない程認知症が進んでいます。(要介護4)

①介護用品を購入またはレンタル利用
②デイサービスに週2日通い始める。
③デイケアサービス利用。身のまわりの世話をしてもらう。
④自宅入口に大きな段差があったため、出入りしやすくするために改装。
⑤2か所の特別養護老人ホームに交互に連続ショートステイ。(実質的に施設入居状態)
⑥有料老人ホームに入所。衛性用品をWATANKOが調達し、ほぼ毎週届けている。
⑦入所中も風邪や骨折で病院に入退院を繰り返す。

と以上のように両親あわせて介護用品の利用、自宅改装、通うサービス、来てもらうサービス、施設入所、傷病など介護にまつわる対応をほぼフルコース経験しています。

それも当初からここまで想定していたわけではなく、都度、ケアマネージャーや入所施設の担当者を話し合いながら、その都度で必要な対策を講じ続けてきた結果、ここまでかかってしまいました。例えば母の場合、どうせ近い将来、施設に入所するなら自宅入口の改装などしなくてもよかったです。

しかし親の介護の対応などは、後々までの有用性(いつまでその対策が役に立つか)が見えない中で行うため、どうしてもその場その場での場当たり的なことしかできません。「とりあえずコレをやって当面様子みてみるか」という感じです。

子供を育てる時、その成長にあわせて身のまわりのものを買い換えていくのと同様、親についても介護負担の増加にあわせて都度、物品購入やサービスを考えていかねばなりません。しかし子供の場合とちがって、そのスピード、物量、内容は事前予想が困難です。

WATANKOは一人っ子なので、両親の介護を代わりにみてくれる人はいません。配偶者は協力してはくれますが、子育ての最中であり時間的制約もあります。また何より(突発事象含めた)介護に関するサービス選択、対応の判断などは自分自身で行わなければなりません。

お金(入所施設の職員に委託)で大分代替えできる部分もありますが、それでも限界があります。

父の場合は認知症の発症から2年半で亡くなり、かつ後半期は病院に入院して胃瘻による存命状態であったため、私がやるべき(できる)ことは一時期大分減りました。一方で父の死後、母の方は体力衰弱、認知症発症となり現在6年超を経過し、いまだ息子としてケアが必要な状態が続いています。

こうして土日や、時には平日も親の介護に時間を割かねばならない状態が8年以上も続いています。

(つづく)

2011年10月 2日 (日)

(続)2011年9月末運用状況

(前回からのつづきです)

前回の続きとして、ファンド・オブ・ファンズに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたアセット別のパイ・チャートは以下のとおりです。

201109303


さらに「my index(わたしのインデックス)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに期待リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*期待リターン   4.6% (5.1%)
*リスク     15.9%(16.1%)
*シャープレシオ  0.29 (0.32)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*購入元本総額  46,304千円(45,694千円)
*評価損益    ▲6,530千円(▲3,308千円)
*運用期間    43か月(42か月)
*平均残高    29,985千円(29,597千円)
*平均年間利回り ▲6.1%(▲3.2%)

また投信だけのものも作ってみました。

201109304


<概況>

先月末でのマイナス幅が今月末ではさらにほぼ倍増しました。28本のインデックス投信ならびにETFのうち、実に24本が赤字となっています。REITなど一部のアセットがかろうじて黒字を保っていますが、シェアはマイナーなので、とても株式アセットの下落の歯止めにはなりません。

まあ評価損も6ケタの内は、なんとかなるさと思えますが、後年、元本が100,000千円を超えた水準になってきたとき、7ケタの評価損をくらうとなると、スーパーカー1台分の金が吹っ飛ぶのでちょっと辛くなってくるやもしれませんね。

かといってポートフォリオの再構築を考えようにも、正直、素人個人投資家にはなかなか難しいです。

日本の先行きはどうなるのか?先進国が本当に日本化して超低成長時代に陥るのか?新興国の成長は期待できると思いますが、ボラティリティに気を付ける必要あり闇雲に突っ込みすぎるのは危なさそう。外国債券は今回、ボラティリティが小さいことを少し実感できましたが、円高の前には虚しい話であり、増やす気にはなれません。

などなど迷いが積み重なり自分なりの(暫定・当面であっても)新しい解を出すことが難しいです。

結局、株式アセット7割(日本、先進国、新興国で1/3前後ずつ)+債券&REITを合計3割、適当にバスケットに入れておく、程度以上の精緻なプランは浮かんできません。

まあ、こういうときには特に大胆な動きはせず、じっと様子見しておいた方がよいかもしれませんね。あわててそれまでとったことのない行動をする方が危ないです。例えば金買うとか。(今更)

2011年10月 1日 (土)

2011年9月末運用状況

インデックス投資を始めて3年と7か月経過しました。9月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆各アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは76.36円/$です。
◆赤字は現在、積立中の商品です。
◆日本債券クラスへの投資はSBI資産設計オープン(すご6)とセゾン・グローバル・バランスファンドに含まれている部分のみです。
◆評価記号の内容は以下です。

◎:+15.0%~
○:+ 5.0%~+15.0%
△:+ 5.0%~▲ 5.0%
▲:▲ 5.0%~▲15.0%
×:▲15.5%~

201109301


さて、次に28本の保有商品を以下の3つのグループに分けてみました。

Aグループ:
現在積立中の商品+以前まで積み立てており、現在は積立中止だが、信託報酬は積立中の商品に次いで低いため、慌てて売らず保有継続している商品。(資産運用メイン)

Bグループ:
日本+先進国+新興国のETFを揃えたワールドワイド・パッケージ。これも当面保有継続してETFの動向をモニタリングする。ただし大きな資金需要が発生すれば、直ちに売却する方針。ETFの分配金はAグループの商品の購入資金にあてる。(海外ETFの分配金は為替動向によって円転のタイミングを図る)

Cグループ:
かつて積み立てていた商品で、より信託報酬が低い商品に積立先を切り替えたため、現在保有のみ。現時点では評価損を抱える商品ばかりで塩漬け中。評価益がでたら売却し、Aグループの購入資金に転用する方針。また評価損があってもA、Bグループの一部商品とセットで売却することもありえる。

201109302


(つづく)

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

応援クリックいただけるとありがたく

参考ブログ&サイト