2011年秋 お金の反省③-家計の手綱は誰が握る?
サラリーマン、結婚したら給与・賞与は全部妻に預けて自分は妻からお小遣いを毎月もらう。家計管理・貯蓄・運用(?)は専ら妻の仕事。という家庭はよくあるパターンかもしれませんが、いったいどれだけ多いのでしょうか?統計とかあるとおもしろいのですが。
でも、サラリーマンにとって家庭の予算管理の権限を放棄する、自分で自分のお金の入りと出をコントロールする権利を放棄してしまって果たしてよいのでしょうか。
このパターン、結構年齢層を問わず、聞くケースが多いです。世の中のお父さん達の中には金融リテラシー云々よりもまずはこのあたりから見直していった方がよい方も少なくないやもしれません。
自分自身で20代、30代、40代とライフステージにあわせて家計管理・貯蓄・運用(?)をしっかり自立的にできるようにならないと老後の生活もとても不安にはなりませんかね。
もちろん権利には義務は伴います。私の場合、以下です。
1.給与所得から一定額を妻に日々の生活費としてきちんと渡しています。(←そんなに威張れることか?と自己ツッコミ)
子供の成長に伴いその金額は16年たって3割ほど増えました。それ以外に水道光熱費、習い事・塾の費用の毎月引き落とし関連、耐久消費財購入や旅行費消など特別出費は私から出しています。外食・中食費用はほぼ折半です。
2.上記1以外に自分で負担している上記の家計出費は10円単位で7~9の費目にわけて記録し、自分の小遣いと併せて毎月一定の金額を超えないようにコントロールしようとしています。
でも実際は月によってはデコボコしているのが実態ですね。支出は多い月、少ない月と変動がありますが、±15%程度のレンジですからあまり気にしていません。年間通した平均額が目標額以内に収まればよしとしています。またこれは普段は妻には公開でしていませんが、要求があればいつもで提示できるようにしています。
自分で家計を握る以上、これくらいは最低でもやろうと考え、実践しています。
3.給与振込口座への毎月の通帳残高だけは妻に提示しています。これは前回投稿で説明したとおり、給与所得内で通常の支出生活を送り、そこでも一定の金額を貯蓄すること及びそれをきちんと遂行していることの説明を妻に対して果たす責任を負っているためです。
ところが最近は前回とりあげたとおり給与所得をベースにした家計の収支と家業の不動産賃貸業にかかわる収支を混同させてしまっていることがたびたびあり、不動産賃貸業の収支から得た余裕資金見合いの金額を、この給与振込口座から積み立て資金として証券口座に振り替えていたこと常態化していました。
給与振込口座からはWebを通じて証券口座への振り込みが手数料ゼロでできるので、ついやってしまいます。とくに不動産賃貸業で使っているメイン口座である地元農協の口座は平日しかアクセスできず、なかなか資金移動が面倒なうえに他行への振込手数料の負担を避けたい心情もあるからです。
でもこの結果、給与振込口座の残高が一時的に妙に減っていたりすることがあり、妻に不審をもたれてしまいました。
これからも家計の手綱は私が握るものの、妻への説明責任はいつでも果たせるようにしておきたいと考えています。
・・・説明が一番難しいのはスーパーカーにかかわる出費だろうなあ。
お金の反省③でした。
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