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2011年12月31日 (土)

Intermission 2011/12/31

今年も大晦日となりました。これから子供とともに散髪屋にいき(大人1,890円の店。他には1,000円強の店もありますが我が家の近隣の店の場合、腕がよくない。)、年末年始の運動不足対策のため、市街地に設けられたジョギングコースをウォーキング。そのあとちょっと片づけと買い物をすませてから年越しそばを食べる予定です。

自分の投資行動については、今年は昨年に比べて積み立て投資の月次変動が大きかった年でした。想定外の大震災やそれに起因した不動産収入の減額などが起こり、不動産賃貸業の収支は悪化したことが背景にあります。

一方で1年前には今年はひょっとして大きな資金需要が発生するのではないかと想定していました、その元となる事象が実際には起こらず、先送りとなりました。

インデックス投資の損益面の結果は芳しくありませんが、そこは市場連動ですから致し方ありません。絶対収益を目指すファンドに投資しているわけではありませんからねえ。来年もただひたすら仕込むべし、です。

家計に関しては大きな買い物はあまりありませんでしたが、教育費の増加を背景に家計総額はジリジリと微増しました。

健康面では体調を崩した日も例年に比べて多かったように思えますし、加齢に伴う体力低下も顕著に感じるようになりました。

子供が育つ一方で、自らの老いが影を忍ばせるようになり、アンチエイジングを意識するようになりました。

現在44歳で人生折り返し地点です。平均余命はおよそ37年。このうち半分くらいは悠々自適生活を送りたいですね。

そのためにも先ずは45歳になる来年を、病気や事故に気をつけ、きちんと節約と投資を行い、仕事とプライベートのバランスを保ちつつ、家族と幸せな生活を恙なくおくることが第一歩です。

このブログは読み手にとって投資の啓蒙となる内容には乏しいですが、市井の人間がリスク金融商品に投資を行いリターンを得ていきつつ、自動車趣味についてあれこれ煩悩を張り巡らすパフォーマンス・ストーリーです。

「資産運用でスーパーカーを手に入れよう!」

来年もよろしくお願いします。

2011年12月29日 (木)

損害保険の解約、踏みとどまる

多くの民間企業と同様、WATANKOの勤務先もまた先日28日で仕事納めとなり、きょうから1月3日まで年末年始休暇となりました。一方、大抵の金融機関は本日29日が最終営業日となっています。そこで毎年12月29日は普段取引のある金融機関(都市銀行、地元の地銀・信用金庫、農協、郵便局など)をハシゴして色々な入出金の処理や通帳記帳などを一気に片付けています。

今年はというと、以下の資金移動をチマチマと片付けました。

(1)地元金融機関にある不動産賃貸業用の口座から余裕資金を(ネット証券とEDI取引できる)都市銀行の口座に移す。

(2)2人の子供名義の口座にそれぞれの子ども手当を預け入れる。(妻の意向)

(3)学費関連の引き落とし口座(郵便局)に来年分の見積もり額を入金しておく。

(4)給与口座から一定の金額を妻の名義口座に移しておく。(給与所得から生じた余裕資金は妻と折半するという考え)

などなど

それと今回、先日賃貸契約解約となった小さな飲食店(土地だけでなく建物も自己保有)にこれまで付保していた損害保険も、当該物件の賃貸終了⇒建物解体の方針であるため、これ以上の保険付与は不要と判断し、解約しようと思いました。

ところが金融機関の窓口で解約手続きを進めてみると、中途解約と満期では利回りの差が無視できないものであることがわかりました。

当該の損害保険は30年満期で現在26年目を迎えていました。26年分の保険料合計に対して解約返戻金は1.37倍。年平均の利回りは1.43%です。

これに対して30年満期を無事迎えた場合、30年分の保険料合計に対して満期共済金額は1.65倍。年平均の利回りは2.17%です。今回解約した場合に比して、+0.74ポイントも開きがあります。満期時の利回りは今回解約時のほぼ1.5倍です。

定期預金でもなんでもそうですが、一定期間預け入れる商品の場合、満期の前に解約すると満期時にくらべて損をすることは(ブログで書くのも恥ずかしいくらい)当たり前の話であります。

そうはいっても今回のケースでは、30年間のうち26年間は掛け金を支払い続けてきたので、中途解約と満期の差は少ないかと想像していましたが、実際にはその差は思ったより開きがありました。

それでもよほど資金繰りに困っていれば中途解約したのでしょうが、特段困っている事情は無かったので、現物の物件の今後の取り扱いにかかわらず、この損害保険は満期の利回りを期待してあと4年間付保し続けることにしました。

それともう1点。今回、保険の解約を考えたそのウラには、保険の解約返戻金を来期のインデックス投信積立資金の原資に廻すという算段がありました。

でも不確実なインデックス投資の原資に割り当てるために、1986年~2015年の30年間(うちバブル崩壊後の期間が25年)で平均2.17%の利回りをほぼ確定的に得られる資金運用をわざわざ棄損させることもないかなと思い直しました。

今回のように余裕資金をあれこれ作り出し、インデックス投信の積み立てに突っ込むという熱中症には注意しようと思います。インデックス投信の積み立てを否定するわけではありませんが、何事もバランス感が大事かなと思いつつあります。

2011年12月25日 (日)

(続々)現在のインデックス投信の信託報酬は高いのか、安いのか

(前回からの続きです。)

チャールズ・エリス氏の示唆に基づき、各アセットの信託報酬の水準を簡単に検証してみました。

市井の人間が許容できる金融商品・サービスの手数料という目線でもって上記の各アセットの期待リターンに対する(信託報酬=コスト)比率をみてみると、以下の印象です。

*日本株式>日経225はOK、TOPIXはもう一声(下げて)欲しい。
*先進国株式>もうふた声(下げてほしい)
*新興国株式>1割以上とられる=(妥当な?)割高感。勿論下がってほしい。
*日本債券>期待リターン3.5%でも二桁%にもなるフィーがかかる。高い。
*先進国債券>高すぎて、もう論外。

あと前回とりあげ忘れましたが、ETFの1306であれば、期待リターンに対する比率は1.9%となり、信託報酬単体で見た時と同様、割安感を感じます。

ちなみにこれがアクティブ投信の信託報酬の水準だとどうなるでしょうか。期待リターンが株式と同程度で6%、信託報酬は1.5%とするとリターンに占める信託報酬(コスト)の割合は25%と非常に高水準です。
仮に株式(平均)を超えるリターンとして8%とする場合でも18.8%となり、依然として高い比率です

WATANKOのまとめとしては、以下です。

1.信託報酬の定量的水準は資産額(ストック)というB/S項目に対して設定されるので、それが高いのか安いのかという絶対的な水準が即座にはわかりにくいです。

2.そこで水準把握のアイデアとしてチャールズ・エリス氏の示唆のとおり、期待リターンに対する比率でもって信託報酬を見てみる手法もあろうかと思います。これは収益に対する費用の関係であり、どちらもP/L項目なので両者を対比させることには違和感がないとWATANKOは考えます。(○○○円儲けるために、コストがどれくらいかかるのか?)

3.金融商品・サービスの手数料という目線でいえば、アセットの多くが、まだ信託報酬が高いと言えますが、マーケティング的には競争原理がすすまないとなかなか今後、信託報酬が引き下がることは難しいでしょう。

4.信託報酬をリターンに対する成功報酬として完全に連動させる形であれば、今回の手法にマッチしたリターンと信託報酬の関係になると思います。この場合、マイナスリターンであれば、理論上は商品保有者にとっては信託報酬もマイナス負担=つまり保有者に信託報酬比率分だけバックさせることになります。(まあこのような商品設計をするところはどこもないでしょうが)

実際には信託報酬はミニマム%を規定して、設定リターンを上回った場合には成功報酬として運用会社にも分配するという商品は存在しているのではないかと思います。(どこかで見かけましたけど忘れました。)

さてインデックス投信の信託報酬は果たしてこれからまだ下がるでしょうか?

2011年12月24日 (土)

(続)現在のインデックス投信の信託報酬は高いのか、安いのか

(前回からの続きです。)

一般公募型のインデックス投信の信託報酬は2010年5月にCMAMインデックスeシリーズが発売されて以降、最安値記録が更新されていません。

インデックス投信の信託報酬はもう信託報酬はこれ以下に下がらないのでしょうか。その見極めとして、そもそも現在の最安値水準は妥当なのか。それを考えるにあたり、市井の人間の皮膚感覚にフィットする何かモノサシは無いのでしょうか?

上記の疑問について、日経マネー2012年1月号に掲載されたチャールズ・エリス氏へのインタビュー記事にて、非常に示唆に富むエリス氏のコメントがありました。

主旨を簡単に述べますと、エリス氏いわく「投信の期待リターンが10%、信託報酬が1%であれば、その投信の保有によって支払うコストの比率は10%であるとみなすべきではないか」とのことです。

記事内にも注記がありましたが、つまりは信託報酬1%の投信を1,000千円購入した時、期待リターンが10%ならば100千円①であり、コストは10千円②である。得た利益①に対して支払ったコスト②は10%という解釈になるということです。

信託報酬は資産額(ストック)に対する比率で設定されていますが、一方でこれはリターン(フロー)を得るために支払ったコストですから、このコストの軽重を測るためには、正しくはリターンに対するウェイトをみるべきということです。

そこで仮に期待リターンについて、株式6%、債券3.5%とみた場合、現在の最安値の信託報酬が占めるウェイトを以下に表してみました。

アセット    最安値信託報酬   期待リターンに対する比率
*日本株式    0.2625%    4.4%
(日経225)
*日本株式    0.3885%    6.5%
(TOPIX)
*日本債券    0.3885%   11.1%
*先進国株式   0.525%     8.8%
*先進国債券   0.525%    15.0%
*新興国株式   0.63%     10.5%

期待リターンは日本、先進国、新興国で異なるのではないか。債券は今や3.5%も期待できるのかとなどと前提条件となる期待リターンについては異論もあるでしょう。株式については7~8%と想定されている記事も見かけますが、ここでは保守的に6%としてみました。逆に債券は今時はせいぜい1%?というご意見もあろうかと思いますが、それでは信託報酬の比率がバカバカしいほどに高くなってしまいお話になりませんので、Webから情報拾って3.5%と設定してみました。

世の中には色々な手数料(フィー)ビジネスがあり、その料率は提供するサービスやリスクによって様々ですので、一概には言えません。

したがいあくまでWATANKOの市井の人間目線で言わせてもらうとすれば、金融機関系販売先から金融商品を購入して、保有する間にかかる手数料という類のシロモノは一桁前半、つまり5%を超えると高いなあという印象を持ちます。(ご参考:現物不動産の管理委託手数料の最低水準は概ね5%)

その目線でもって上記の各アセットの期待リターンに対する(信託報酬=コスト)比率をみてみると、以下の印象です。

*日本株式>日経225はOK、TOPIXはもう一声(下げて)欲しい。
*先進国株式>もうふた声(下げてほしい)
*新興国株式>1割以上とられる=(妥当な?)割高感。勿論下がってほしい。
*日本債券>期待リターン3.5%でも二桁%にもなるフィーがかかる。(どおりで個人投資家の皆さんの中に生債券に走る人が少なくないわけです。)
*先進国債券>高すぎて、もう論外。

(つづく、次回で完結です。)

2011年12月23日 (金)

現在のインデックス投信の信託報酬は高いのか、安いのか

【12月22日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 47,824千円
・評価損益   ▲5,689千円
(分配金込み)
・損益率    ▲11.9%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

もう何度も当ブログで言っていますが、この駄ブログに貴重なコメントを寄せていただく個人投資家の方々に比べてWATANKOは万年素人“インデックス”(←ここ重要)個人投資家なので金融リテラシーはあまり高くありません。

よってもって今回も素人節全開でいきます。

ニッセイ日経225インデックスファンドの信託報酬は0.2625%、ETFの1306なら0.1155%です。0.1とか0.2とかいう数値をみて、うわっ、なんて安いのだろう、と常々感じていました。
(このような水準で運用会社ほかパーティは経営やっていけるのでしょうか。インデックス投信をチビチビ赤字で売ったところで、一方でガッポシ儲かるアクティブ&毎月分配型&通貨選択型投信を、市井の人間にしこたま売っているからOKですか?)

主要な各アセットのインデックス投信の場合、信託報酬の最安値水準は現在、以下のとおりです。
でもそもそもインデックス投信の信託報酬の水準はこれで妥当なのでしょうか。

*日本株式(日経225)>0.2625%
*日本株式(TOPIX)>0.3885%
*日本債券>0.3885%
*先進国株式>0.525%
*先進国債券>0.525%
*新興国株式>0.63%

数値の絶対的水準からみれば、どれも1%を切っており何だか安そうに感じます。これが本当に妥当な水準であれば、もう信託報酬は下がらないでしょう。一方、まだ高そうとなれば、さらに下がる余地があるかもしれません。

自分としても先日の『Fund of the Year 2011』に投票した商品の選択理由としてインデックス投信の信託報酬をもっと引き下げてほしいというメッセージを込めていますが、そもそも現在の水準は妥当なのか、それともまだ割高なのか、確固たる判断をしたわけでもありません。

基本四資産についての一般公募型のインデックス投信の信託報酬は2010年5月にCMAMインデックスeシリーズが発売されて以降、最安値記録が更新されていません。(厳密にいえば先進国REITだけ、2010年11月発売開始した野村のFunds-iシリーズが最安値記録を更新しましたが。)

インデックス投信の信託報酬はもう信託報酬はこれ以下には下がらないのでしょうか。その見極めとして、そもそも現在の最安値水準は妥当なのか。それを考えるにあたり、市井の人間の皮膚感覚にフィットする何かモノサシは無いのでしょうか?

(つづく)

(・・・書いてみたけど今回記事はただの「前振り」になってしまいましたね。)

2011年12月22日 (木)

(家計の番外編)妻へのボーナス

【12月21日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 47,974千円
・評価損益   ▲5,180千円
(分配金込み)
・損益率    ▲10.8%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

本日は未取得の年休消化のため休暇をとりました。妻からは早速お出かけをせがまれ、2人で首都圏の某アウトレットに出かけました。(このブログ原稿ドラフトも、そのアウトレットの喫茶にて作成しました。)

専業主婦の妻には定期収入がないので、会社からボーナスが支給されるたびにX万円をお小遣いとしてあげています。(数年おきに値上げを実施、というかおねだりされている。)まあいわば妻へのボーナスというわけです。

本日は早速そのお小遣いを軍資金にして、アウトレットに乗り込んだということです。

しかしながら、そうはいいつつも妻はWATANKOの10倍くらいの締まり屋なので、品質・デザインと値段のバランスをみて、慎重に買い物をします。この締まり屋の女性を妻にもらい、浪費家のWATANKOとしては助かっています。(前回とりあげた週末の外食・中食費用は別として)

そもそもこの妻へのボーナスは、昔は月々の生活費渡し分の補填を目的にあげていました。しかし年々生活費渡し分が増額してきているため、近年はボーナスがそっくりそのまま妻のお小遣いになっている予感が...まあいいか。

毎月渡している生活費XX万円について収支報告をうけているわけではありませんので、今回のようなボーナスとあわせて、ヘソクリ化した剰余金がいくらあるか知りませんが、夫婦の平和維持のための引当金と思えば安いもんです。

それにしても今冬に会社から支給されたボーナスについては、WATANKO自身はほとんど関心がありません。金額もあまり覚えていません。ボーナスに頼らない家計というスタンスを維持するためには丁度良いマインドだと思います。年2回のボーナスで何か支出を計画する、通常の出費の補填をするという家計は避けたいです。どうしても避けられない大型出費の原資とする以外は、そっくりそのまま貯蓄(一部は投資)へまわしたいと思います。

(余談)
せっかく出向いたアウトレットですが、妻は季節外れの特売Tシャツを買っただけでした。あとはウィンドウショッピングで満足したといっていました。ファンション情報の入手でお腹いっぱいになったと言っています。
私はというと店舗を十数件まわった結果、何も買いませんでした。キルティングをあしらったジャケットがやや欲しいと思いましたが、どれも22~25千円もするので、即断念。(今の私の感覚ではジャケット1枚にだせる金額は10千円前後です。)同じようなデザインのジャケットがイオンかヨーカ堂にないか週末探しに行くことにしようと思いました。

妻も激しく同意。

2011年12月21日 (水)

(番外編)2011年の家計を振り返る

今回は今年の投資を振り返る番外編として、家計の振り返りをしてみたいと思います。

1.今年の大きな出費

WATANAKO家で今年買った耐久消費財の購入としては、地デジ移行に伴い①2台目のテレビ(1998年購入、ブラウン管製品)と②DVDレコーダー(2004年購入も非地デジ対応型)を買い換えたこと、③PCのプリンターが壊れたので買い換えたこと(ケーズデンキで展示処分品を選択)及び④家族の健康面から空気清浄機を新規購入したことです。①~④合計で200千円程度です。

その他に大きい出費だったのは、なんといっても震災で傾いたり、一部崩れてしまった自宅敷地内の古い外壁の撤去費です。360千円かかりました。これについては来年あたりに今度は外壁の復旧工事費用が400~500千円程度かかる見通しです。トホホ。

2.我が家の家計の概要

ついでの機会なので我が家の家計の概要をカミングアウトします。

我が家の家計(年額)は年々上昇を続け、現在およそ5,000千円にもおよびます。(夫婦+子供2人。戸建ての持ち家に住む。)

このブログをご覧の皆様と比べて如何でしょうか?勿論、各々家計の支出に影響を与える前提条件が異なりますので、単純比較は難しいことは承知しています。

我が家の家計における主要な項目毎の動向は以下のとおりです。

(1)教育費⇒今後も増大
通学費用に関して、子供は今のところ二人とも公立学校通いなので安いですが、特にここ数年の大きな出費増としては、上の子の通塾費用(40千円程度/月)があります。今後も増える公算大です。エンジェル係数には脇が甘い我が家なので家計の総額維持のためには代わりどこか削減しなければなりません。
さて、どう財源確保するか。我が家にとっては国家財政の立て直し級に重要な課題です。

(2)遊興費⇒かなり少ないです。
最近の実績では年間で30~50千円程度です。(夏休みの旅行は除く)我が家では子供と過ごす休日は人工的にあつらえられたアミューズメント施設よりも、公園や野山などで体を動かす自然派志向ですから。

(3)被服費⇒少ない。
これも少ないと思います。一番かかりそうなのは妻ですが、当人いわく「子育て時期は装飾が少なくて洗いやすい衣類が一番。とくに子供が幼い時には安価な衣類の方が子供に汚されても気にならない。」との弁。私については以前投稿したとおり、興味・関心がそれほど高くないので、あまりお金をかけていません。


(4)自動車関連⇒少なくはない。ただし近年減少傾向
税金、保険、整備費などは昔と大差ありません。むしろ昔に比べて年間走行距離が2/3程度に減っているので、ガソリン代、高速道路代は年々低減傾向です。

(5)外食費⇒多い。しかも今後も継続か。
我が家では結婚以来、土日祝日においてはカミさんも自炊労働は休み(orミニマム化)という取り決めなので、昼食・夕食は外食ないし中食ですませることが多く、ふつうの家庭に比べて昔から出費は嵩んでいます。ざっくりいって50千円/月といったところです。

(6)飲み代⇒近年、減少傾向
昔に比べれば回数は減りました。加えて休肝を考えて自宅ではお酒を飲むことがほとんどなくなりました。

そのほかの項目については、ほかの一般家庭と比べて大きな増減はないかなと思います。

個人投資家のFUKURI777さんのブログ医師による積立投資信託de資産運用~コツコツ投資~にて紹介されたトマス・J・スタンリーの著書を読んで、最近、倹約マインドを強化しようと考えています。

とはいえ仮に子供の通塾をやめて、外食を大分減らし、そのほかの項目を各ミリミリ詰めたとしても、我が家の家計年額は3,000千円代後半までの水準に落とすのが精一杯といったところです。

それに大根の葉っぱまで食べる、トイレは家族が全員入ってから流す、お風呂は家族で立て続けに入る等といった無理目なことはしないつもりです。貯めるべきはお金であり、過度なストレスではありませんから。

とりあえず来年度(暦年)の我が家の家計年額は前年比5%削減あたりを目標にしたいと思います。(甘いか)

2011年12月20日 (火)

2011年の投資を振り返る-③不動産賃貸は慌ただしい1年でした。

【12月19日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 47,824千円
・評価損益   ▲5,689千円
(分配金込み)
・損益率    ▲11.9%

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WATANKOの家業の不動産賃貸ですが、今年は慌ただしい1年でした。直近1年間を振り返ってみます。

<昨年12月>
長年親が手掛けていた戸建て賃貸の残る2件のうち、1件が今年2月の退去期限を前倒しして12月半ばにて退去。一緒に住んでいたニート?引きこもり?の長男も無事退去。

関連記事 店子の退去 第2章 母親編① ほか

<2月>
新規アパート計画の事前準備として土地測量を実施。(しかしながらその後、計画は事実上凍結状態。当該土地はアパート含めて活用方法検討中)

関連記事 新規不動産活用プロジェクト、ひそかに開始 ほか

<3~5月>
戸建て賃借の最後の1件が東日本大震災で被害うける。かろうじて居住継続できるも、これを機に退去を促す。すったもんだの挙句、ようやく5月に退去。これで戸建て賃貸業は事実業廃業と相成った。

関連記事 店子の退去 最終章① ほか

<4月~10月>
保有する飲食店舗の賃貸先である外食業会社が東日本大震災で被害を被り資金難に陥り、あげくに賃貸料支払いが一方的にストップされてしまう。対応を色々考えた結果、地元の若くてやり手の不動産業者と管理委託契約を締結して交渉を委託。その結果、未収賃料の回収と契約継続が実現した。今後ともこの外食業会社と契約継続するかは今後課題。

関連記事 不動産所有リスクの発生 ほか

<11~12月>
古くから賃貸している小さな飲食店の経営者が契約解除(退店)を申し入れしてきた。12月中ばで契約解除。店舗は古いので再賃貸は行わず、解体撤去する方針。

関連記事 長年の賃貸先が退店>次の手を考え始める

ちなみに私は不動産賃貸を行っていますが、あくまで我が家が保有する土地を活用するという範囲内で、自己資金投入や借り入れは慎重に検討、実施するという“パッシブ”運用です。

不動産の現物投資の手間、資金、運営リスクはサラリーマンが副業として行うにはかなり負担となるでしょう。興味があり、どうしてもやってみたいという方は一歩間違えば給与所得による家計生活に莫大な影響をもたらすことをよくよく覚悟した方がよいと思います。

関連記事 不動産投資にも“パッシブ”運用がある

それにしても今年はなかなかシームレスにイベント(というかほとんどトラブル)が続きました。来年は平穏にいきたいものです。

一方でWATANKO家には遊休土地がまだ2か所あるので、この活用が来年以降の課題です。どこか更地のままで定期借地権契約で30年借りてくれるところないですか?

2011年12月18日 (日)

2011年の投資を振り返る-②平均購入単価の低減を今後も目指します

(前回からの続きです)

今年の投資の結果を振り返っています。

今度はポートフォリオの内訳推移をみてみます。

201112177

201712173


1年前と同様、相変わらず株式アセット、海外アセットのウェイトが高いです。ポートフォリオ内の構成もほとんどと言ってよいくらい変わりませんでした。

今年は株式アセットへの積み立て投資が集中したことは前回とりあげたとおりですが、ポートフォリの構成がほとんど変わらなかったところをみると、かなり落ち込んだ株式の評価損益に対して、今年の積み立て投資が丁度良いリバランス投資となった模様です。

最後に今年、年間を通して積み立て投資を行った商品について、平均購入単価はどう変動したかについてみてみたいと思います。(セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは割愛)

201112178


201112174


■ニッセイ日経225インデックス

今年は相場下落が順調?に継続したため、春以降は平均購入単価がどんどん下がり、1年前と比較して3.2%低下となりました。

■CMAM外国株式インデックス

今年夏までは基準価額の上昇のため、平均購入単価も上昇してしまいましたが、夏以降、低下させることができました。でも1年前と比較して、平均購入単価は0.9%上昇しています。ちょっと意外でした。
今年後半の基準価額水準が来年も続けば、1年前の平均購入単価を早いうちに下回ることができるでしょう。

■eMAXIS新興国株式インデックス

これもCMAM外国株式インデックスと同様、夏までは平均購入単価は上昇してしまいました。しかしその後の基準価額の下落は先進国株式よりも大きく、そのため平均購入単価の低下が進んだ結果、現在は1年前よりも下回る単価になっています。

積み立て投資先は当面、株式アセットに絞り込みますが、もし基準価額が平均購入単価を上回った時には、積み立てを一時休止します。

その間はなかなか利息がよろしいSBIハイブリッド預金口座に未積み立て分をプールしておきたいと思います。

2011年12月17日 (土)

2011年の投資を振り返る-①インデックス投信積み立ての結果

今年も残すところ、あと2週間となりました。自分が行ってきた今年の投資とその結果を振り返ってみたいと思います。

先ずは今年も積み立て投資を継続してきた結果、直近1年間で投資元本が累計でどれくらいになったのか、そしてその評価損益はいかなるものであったのか。グラフと表で以下のとおり表してみました。

201112175

201112171_2

積み立て額は、別途手がけている不動産投資の収益について春先から不透明感がでてきたため、夏に至るまで積み立て額は伸び並んでいました。しかしそうした不安も払拭できてきたところで、夏から積み立てをアクセレーションしました。

一方評価損益は決してよいとはいえませんでした。ここ3か月は▲5%~▲15%あたりをうろついてきました。(日経新聞で読む限りでは)欧州の状況は来年もどうなるかわかりませんね。でも観光資源と自動車メーカーはしっかり生き残ってほしいです。なぜならWATANKOもリタイア後にこれら国々を周遊するからです!

次に今年の積み立て投資額を見てみます。

201112176

201112172

春時点以降、金額の変動は大きいですが一貫して株式アセットのみに積み立て投資しています。特に夏以降、月額投資額を増やしてきても、①債券アセットへの投資は現預金への積み増しで代用する、②REITはポートフォリオでのシェアがやや高くなってきたので調整する、を理由に積み立て投資は株式に絞っています。

(つづく)

2011年12月16日 (金)

マイホームについて常々思うこと3つ

【12月15日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 47,824千円
・評価損益   ▲4,030千円
(分配金込み)
・損益率    ▲8.4%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
今回はマイホームについて常々思うことを3つほど述べたいと思います。

1.マイホームはコストの塊にすぎない

『マイホームの購入動機の根底には土地神話があったが今は崩壊している。逆に購入した途端、家の価値が下がり、家計のバランスシートとしては含み損を抱えるのが実態である。』

よく言われる話です。そのとおりでしょう。

むしろ私はマイホームの購入というのはただのコストだと考えています。

マイホームに資産価値など期待できない、ただの費用のかたまりだ、くらいに捉えてそのうえで、数十年間のキャッシュフローを考えるくらいに捉えています。

ではそのコスト目線でみると、住宅ローンを使うケースでもローンを払い終えれば、維持修繕費・税金等は依然としてかかるものの、住居にかかる実質的な費用負担はかなり低減できると考えます。

市場価格上、建屋が価値ゼロでも、そこに住むことは可能ですからね。いまどき立てた家は相当杜撰な建築でない限りは20年で朽ちるような代物ではないと思えます。

2.経年しても変わらない良さがある。

持ち家か賃貸かという損得勘定は前提条件でいくらでも変わりますし、どちらが得かというのは微妙な話だと思います。また定量面だけでなく定性面も考慮すれば、なおさらApple to Appleな比較は難しいでしょう。

また家も車も同じですが、当初の設計された際の空間設計(間取り)の良さは経年劣化しても色あせる事はありません。

たとえば18㎡の広いリビングは、20年たっても18㎡の広さを享受できます。
室内動線の良さは20年たっても変わりません。

我が家は平屋でバリアフリーを徹底させた作り(ドア類は全て釣り戸なので浴室入口以外は床にレールも一切ありません)にしていますが、これは20年たっても色褪せないと思います。

3.住宅ローン=運用益?

「住宅ローンは最高の資産運用だ。貴方の場合、30年間、金利2.5%で運用したに等しいということになります。」ということを述べるFPを時折みかけます。

しかしながらこれについては、以下の質問をしたいと思います。

例えば30百万円を借りて、固定金利2.5%、30年払い、元利均等払いだと総支払額は43百万円近くになります。(税金や手数料、ほかランニングコストを除く)

でもこれは市場価格30百万円の仕様の住宅を13百万円も余計に払って手に入れることとWATANKOは解釈しています。

となれば「えーっ、この土地で、XDLK、延床面積**㎡の家が43百万円ですか..。」と割高感が生じるケースは少なくないのではないでしょうか。

私も今を家が購入価格1.3倍のXX百万円なら、ものすごい割高感を感じてしまいます。

以上、マイホームについて常々思うことを3つほどあげてみました。

2011年12月12日 (月)

トヨタ86は21年ぶりに欲しいと思った国産車

(前回からのつづきです)

東京モーターショー2011に行った動機の7割方はトヨタの新車「86」の実物をじっくりとみたいからでした。

トヨタ「ハチロク」とはなんと露骨なネーミングですが、そこには物語性があるからよいでしょう。

「86」が自動車好きにとって何を意味するか、どんな物語性があるのか、書いていると長くなるし、Webで調べればすぐわかるのでここでは割愛します。

トヨタ86が商品開発されたのは①スバルとの提携によってトヨタとスバルの要素技術を組み合わせた商品開発のチャンスが生まれたこと。②“カーガイ”豊田章男氏の社長就任で開発における最高の社内スポンサーがついたこと。③マーケットにおいて技能的にも経済的にも比較的手軽にスポーツドライブを楽しめる商品がほぼ皆無であったこと等の自動車ビジネスとメーカーの情熱とマーケットの潮流が重なった結果でしょう。

このトヨタ86、WATANKOとしてはNA(初代)ロードスター以来、21年ぶりに欲しいと思わせる国産車に思えます。車の諸元表と簡単な雑誌の解説記事を読むだけで車のコンセプトとなるフィロソフィーがしっかりと打ち立てられ、それが設計の練り込みとコストへの配慮を併せ持ちつつ、しっかりと実現されていることがわかります。

【全長】4,240mmというのは現代の衝突安全基準をクリアした4名乗車のクーペとしては十分合格に値するサイズです。展示された86を見て、ボディが大きいという人がいたら、全く理解不足です。25~29年も前に発売されていた当時の86の全長は4,180~4,215mmですから、それとくらべて新86は僅か25~60mmしか拡大していません。

【ホイールベース】2,570mm。理想は2,500mm未満(ちなみに新型911は4シーターでも2,450mm)ですが、後部座席を確保するためには仕方ないでしょう。

【4シーター】4シーターというより、ほとんど2+2です。(後席は大人が長時間まともに座れるものではない)でもフィックスドクーペのスポーツカーが売れるためにこのマルチパーパス・スペースともいえる+2が重要なんです。普段は手荷物を置いたり、また短距離なら人を乗せてもOK。スポーツカーならサーキットにいくために交換タイヤを積んでもOK。トランクと併せてかなりのラゲッジスペースになります。これ1台でかなりのライフスタイルに適応できるようになっています。

【前後重量配分】53対47とほぼイーブンですが、スバルの既存のパワートレーンを使った限界もちょっとだけ見えます。まあ後部座席かトランクに何か積めばちょうど良いか。

【タイヤサイズ】215/45R17と適度なサイズ。とくに17インチにとどめたのは見識です。絶対的なタイヤグリップ力で曲がる車ではないことがこれだけでもわかります。普段の街乗りを考慮すると乗り心地の点からもこのサイズがギリギリでしょう。

【コストダウン】スバルのエンジンとパワートレーン、サスペンションを流用。トランスミッションもトヨタのFRやスバルで使っているアイシン製。ブレーキはなんと対向ピストンキャリパーも採用せず。(それでも制動能力はスバル基準の上回る)おかげで2,000千円代の価格を実現しています。

【FRへのこだわりというフィロソフィー】一般のドライバーが自動車のドライブを楽しみ、運転のコントロール性を楽しむためにはFRが一番良い。スバルが得意としており、こだわりもあったターボも4WDも捨て去りました。でもおかげで水平対向エンジンの低重心のメリットと余計な機構をもたず切り詰めたパッケージによる軽量設計(なんと車両重量はイマドキ1,210kg。ちなみにスバル インプレッサWRI STIは1,480kg)で重厚な走りと軽快な走りの間にあるベストな中庸点をもっていると思います。

【エンジン】スバルの水平対向エンジンとトヨタの最新直噴技術のコラボレーション。馬力200ps、トルク20.9kgmは公道であつかうパワーとしては十二分。スポーツカーは馬力だけじゃあない。バランス第一ということがよくわかっていますよ!

【デザイン】まあこれは主観がありますが、フロントサイドのデザインはアグレッシブで個性的、リアフェンダーは下品さに陥らない一歩手前のセクシーさが漂います。
全体としては、結構気に入ったデザインですね。街乗り、高速道路クルージング、峠のスポーツドライビングとどれもこなせる、愛でるべき車になりそうです。

・・・いや、つい熱く語ってしまいました。

このトヨタ86、乗る前から欲しくなってしまいました。いやいやまてよ、2年後あたりにFMCされる次期ロードスターもみてからでないと...。うーん、悩ましい。

ともかくも86は来年、発売開始されたらディーラーに是非、試乗に行きたいです。いや、必ず行く予定です。

2011年12月11日 (日)

東京モーターショー2011に行ってきました。

東京モーターショーに6年ぶりに行ってきました。前回2009年はリーマンショックの後で海外メーカーはほぼ全社未出展。一方で隣国で開催された上海モーターショーにはこぞって出店と、時代の流れを感じさせました。ところが今回の東京モーターショーはフェラーリなど未出展メーカーが依然としてあったものの、概ね往年のような盛況ぶりではなかったかと感じます。以下雑感です。

1.やっぱりクーペはいい

新型ポルシェ911(タイプ991はデザインに新味ないなと思ったけどやっぱりカッコいい。従来モデルよりも前後フェンダーの抑揚感がすごくよかった)、ジャガーXKR-S(あとからどんどんスポーツ強化バージョンを出して商売上手)、BMW6シリーズ(実はショーでは間近には見れず、翌日ディーラーに立ち寄った時にジックリ拝見)などなど...。

このほかにメルセデスベンツなども魅力的なクーペないしカブリオレを出展しており、どれも素敵でした。

WATANKOのカーライフは免許をとって21歳からはじまりましたが、そのスタートは2ドアクーペで始まりました。当時から、やがてはライフスタイルによっていろいろなタイプの車に乗り替えていく将来を予想しており、そのとおりになっていますが、最後の愛車は21歳に車の運転を始めた時以来、やはりまた2ドアクーペと決めています。

2ドアクーペほどパーソナル感あふれる自由なデザイン、好き勝手で奔放なライフスタイルを具現化しているボディタイプはありません。

ただ最近はオープン2シーターでもいいかなともチラホラ思い始めていのもまた事実...。

2.PHVは非ガソリン車の中ではもっとも現実解

プリウスのPHV(プラグインハイブリッド)は非ガソリンエンジン単体以外の動力源としては、最も実用的だと思います。簡単に言えば先ず極力EVとして走行。電池切れのときだけHVになる。電気が貯まればまたEV。当面先の充電拠点インフラの拡充を考慮すれば、「一家に一台のマイカー」として選択肢にあげられます。電気モーター制御技術とバッテリーの性能向上、普及に伴うコストダウンを期待します。

もっともこのブログをご覧になられる倹約個人投資家の方々に対してマイカー購入を推奨する場合には、先日の投稿にあるとおりコスト面からガソリン車であることには変わりはありませんが。

3.日本のメーカーの出展への寸評

モーターショーの良いところはただのコンセプトカーだけでなく、ごく近い将来に販売される市販予定車を先行展示してくれるところにあります。その意味において日本のメーカーが、これから少し先に打ち出すタマが何であるか、それを一斉に比較できました。WATANKO的に少し辛口な寸評を以下まで。

【日産】
一体何を見せたかったのか?リーフは1年前ならともかく、今はもうモーターショーの中心を飾るほどの新味はありません。JUKEやリーフのスポーツバージョンも際物。GT-Rも年次改良に近いMCでバリューアップをアピールしていますが一部マニア向け。エクストレイルもディーゼルもアピールするには全く地味な展示です。

【富士重工業】
BRZは残念ながら姉妹車をアピールする都合上、控え面な紹介でしょうか。どうせならトヨタと同じくらい派手に展示して、どっちが人気でるかモーターショーでガチンコ勝負すれば面白かったのですが。コンセプトモデルはちょっと前にシトロエンあたりが出展していたようなモデルに酷似しているという程度。ノルマ出展かな。

【マツダ】
スカイアクティブ・テクノロジーの全面アピールは良いのですが、CX-5は個人的にはフロントデザインがイマイチ...。

【ホンダ】
現実離れしたコンセプトモデルが目立っただけです。もうすぐ市販されそうな注目モデルが軽自動車だけとは寂しすぎませんか。

【三菱】
相変わらず台所事情の苦しさ一杯の印象が伝わってきます。多少新味ある展示車といえば、ただの新興国向け廉価モデルと見間違えんばかりの「ミラージュ」しかないとは。

【ダイハツ】
売っている軽自動車だけだったらディーラーに行けば十分。D-X?あんな樹脂パーツだらけの車がそのままコペンの後継車とも思えません。

さて残るトヨタですが、WATANKOが東京モーターショーを見に行った目的の7割方は、このトヨタのあるニューモデルの実車を見に行くことでした。

(つづく)

2011年12月 9日 (金)

パートナー選びは難しい

伴侶の話ではありません。ビジネスパートナーです。
WATANKOの場合、ビジネスパートナーとして考えるべき対象のひとつに不動産業者があります。

【タイプA】昔ながらののんびり不動産業者

*平均年齢は高め。同業者や取引先に関する情報は多くもっているが、リスク管理は比較的甘いか。
*親身に相談に乗ってくれるが、問題が起きた時、解決手法の引き出しを沢山持っている印象薄し。
*アパート管理では集金や建物管理、入退去のケア、募集などの業務範囲でマージンは5%程度。
*賃貸土地の紹介などワンショット取引の場合、紹介料(地代1か月分程度)をとってお終い。

【タイプB】ガリガリやり手の不動産業者

*平均年齢は30代~40代。二代目のケースも散見。収集した情報をもとにリスク管理をこまめに行う。
*親身に相談に乗ってくれ、問題が起きた時は法律と契約に基づき、硬軟手法を織り交ぜて相手と交渉する。勿論、それなりの手数料がかかるが。
*アパート管理では上述の業務範囲でもマージンは7~10%程度取る。(トラブル時の対応人件費込み)。
*賃貸土地の紹介などワンショット取引の場合でも賃貸契約の間に入ってマージンを毎月とらんとする抜け目なさ。

タイプAは、ローコストですが、チト頼りないタイプ、タイプBはガンガンやり手ですが、(最終結果の如何にかかわらず)コストはタイプAよりもかかります。

不動産取引における簡易な仲介サービスを選ぶか、フルサポートサービスを選ぶかという違いともいえます。

結局は物件によってタイプAとタイプBの不動産業者を使い分けるというのが適切なのでしょう。

ケースA⇒リスクの少なそうな賃貸先。
ex.大手企業に土地だけ定期借地契約で賃貸する場合、短期間の取引の場合など

ケースB⇒リスクのありそうな賃貸先
ex.浮き沈みの激しい業種や中小業者に賃貸する場合、借地借家法で賃貸してしまっている場合など

ケースAにはタイプAを、ケースBにはタイプBを充てるとよいかもしれません。

しかしタイプAのような不動産業者は高齢化・廃業により少なくなり、タイプBがこれからは増えそうです。

いずれにしても以前、医者と弁護士を親戚に持つと良いと当ブログにコメントしてくれた方がいましたが、加えて不動産業者も持つべきかもしれません。

(おまけ)

今回、このような記事を書いたのはエピソードがありました。

最近、所有する空き地に短期(3か月)で駐車場として賃借したいという工事業者かでてきました。この話、上記でいうところのタイプBの不動産業者が持ってきたのですが、3か月の短期賃貸で礼金1か月分+月額賃料の8%×3か月分をマージンとして支払うことになりました。

まあもともと有休土地だったので、多少でも収益があがればよいのでOKしましたが、結局今回のケースだと、この不動産業者は3か月分の賃料の総額に対して約4割強もハネたことになります。当該不動産業者が話をもってきたので仕方ありませんが、取引のリスク的にはケースAに近いかなとも思えます。

賃貸取引内容によっては、できるかぎり適切なタイプの不動産業者を充てるのがよいと実感した次第です。

2011年12月 7日 (水)

"Fund of the Year 2011"に投票した商品

『投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2011』の投票が締め切られました。

そこで、今回は僭越ながらWATANKO私が投票した商品を紹介したいと思います。

自分が現在積み立てないし保有している商品を候補にそこから持ち点5をすべて投じた商品は、

ニッセイ日経225インデックスファンド

でした。

他にギリギリまで迷った商品はCMAM外国株式インデックスe、eMAXIS新興国株式の2商品です。(CMAMはかなりの人が投票しそうだなあ。)

我々がインデックスファンドに求める最も重要な要件の一つはいうまでもなくローコストです。私が投票した商品はDC向け投信を一般にも販売したということで、日本株式インデックス連動型の一般公募型投信としては信託報酬が最安値です。(もし違っていたらごめんなさい)

インデックス投信の商品群は私がインデックス投資を始めたころ(3年8ヶ月)前からみても、現在は低廉な信託報酬を売りとする商品のラインナップが随分と増えました。STAMはもちろん、eMAXIS、CMAMそのほか、バランスファンドもいくつか追加発売されました。

そのせいか、ここ1年~1年半くらいの間では、インデックス個人投資家ブログの記事には「もっとローコストなインデックスファンドが欲しい」というようなトーンの記事はめっきり見かけなくなりました。

インデックス個人投資家は、インデックスファンドに求めるローコスト志向は、もう十分満たされてしまったのでしょうか。

先進国株式は0.525%、新興国株式は0.63%の信託報酬で満足しているのでしょうか。

海外モノとはいえ、債券投信が海外株式並に高い信託報酬でよいのでしょうか。

野村総合BPI連動以外の日本債券投信は、DLIBJやニッセイ日本インカムで満足なのでしょうか。(もっと信託報酬が低く、無分配でノーロードで買える日債債券投信はなくてもよいのでしょうか。)

私がこの投信がこの投票企画で上位ランキングを獲得することでローコストのインデックスファンドが昔も今も相変わらず、大いに支持を得るという傾向を運用会社側に改めて認知してもらいたいと考え、この商品に持ち点5点全てを投じました。

なお、いくつかの個人投資家ブログの記事ないしコメントを読むと、「日本株式のインデックファンドを購入することは推奨しない」という意見も散見されますが、自分としてはその根拠が全くわからないので、とりあえず無視しています。

どうかこの素人個人投資家に、その理由を教示いただける方がいれば幸いです。

今年の投票で、ニッセイ日経インデックス225がランク上位を獲得し、もっと注目を得ることができれば、ひょっとして海外株式投信の信託報酬がもっと引き下げられるか可能性を期待できるかどうか。

以前の投稿で先進国株式インデックス投信の0.525%という信託報酬は、もう限界かもしれないと書いたことがあります。最後の手法はDC向け(信託報酬0.2%台)を一般向けに販売していくことなのかもしれませんが、どこがそれを真っ先にやるのか。

実現しないかもしれませんが、かといってそれを求めることをやめるつもりはありません。

2011年12月 6日 (火)

家計のわけをキッチリする

WATANKOは給与所得をもとに核家族を扶養している家計①と、父から継いだ副業(家業)の不動産賃貸業の収支家計②をこれまでどんぶり勘定で管理してきました。

実態としてはネットバンキングを使って振込するもの、証券口座に移管する積み立て投資の原資の一定額を①から、まとまった現金支払い引き出しや、給与振込口座以外の口座からの引き落とし用資金を②から支出しており、①用の口座で②の出費、②用の口座で①の出費が煩雑にでておりました。①の家計については別途、毎月家計簿をつけていることで概ねの支出を把握してしたのですが、キャッシュフロー的には②と完全に混在しておりました。

関連記事 2011年秋 お金の反省②-現預金をしっかり把握する。

そこで、①においては今後の子供の進学費用などが本格的にかかってくること、②に不動産賃借業の収支に一部不透明感がでてきたことから精緻な残高把握が必要になってくることを理由に、①と②の分けを先月からキッチリとやっていくことにしました。

核家族の家計でこれまで落としてこなかった以下の支出はこれからは家計用の口座からきっちり支出することにします。

*妻へ手渡している毎月の生活費
*自宅の固定資産税
*自宅の損害保険料
*自動車保険料・自動車税
*現金払いの食費・飲み代・医療費・雑貨代・ガソリン代  など

これで口座の現金残高の変動からキャッシュフローを一目にわかるようになりますので、家計の節制をもっとしっかりとやっていきたいと考えています。

(いままでが適当すぎました...反省)

そしてここから毎年発生する余裕資金は、妻との共同財産ということで認知し、リスク資産への投資には割かないというルールを妻と交わしました。

よって我が家の総資産における現預金の金額がこれからは自然と積み上がりそうです。妻の名義分と合わせて60歳の定年のころには結構貯まりそうです。

(ああ積み立て投資に廻したい...。)

2011年12月 4日 (日)

(続)2011年11月末運用状況

(前回からのつづきです)

前回の続きとして、ファンド・オブ・ファンズに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたアセット別のパイ・チャートは以下のとおりです。

201111303_2

さらに「my index(わたしのインデックス)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに期待リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*期待リターン   4.8% (4.4%)
*リスク     16.4%(16.3%)
*シャープレシオ  0.29 (0.27)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*購入元本総額  47,374千円(46,664千円)
*評価損益    ▲5,161千円(▲2,704千円)
*運用期間    45か月(44か月)
*元本平均残高  31,104千円(30,364千円)
*平均年間利回り ▲4.4%(▲2.4%)
→平均年間利回りについては前月までの算定方法に誤りがありましたので、今回より算定方法を改めております。前月分も同様に訂正。

また投信だけのものも作ってみました。

201111304_2


<概況>

11月は20日前後でしょうか、株価がどの地域もどーんと落ちました。月末では再び評価損益が▲2ケタに転落です。
28本のインデックス投信ならびにETFのうち、25本が赤字となっています。

12月で今年の積み立て投資は最後です。WATANKOにとっては12月も評価損がでている限りは、平均購入単価を引き下げるため、スポット買いを続けるだけです。

2011年12月 3日 (土)

2011年11月末運用状況

インデックス投資を始めて3年と9か月経過しました。11月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆各アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは77.74円/$です。
◆赤字は現在、積立中の商品です。
◆日本債券クラスへの投資はSBI資産設計オープン(すご6)とセゾン・グローバル・バランスファンドに含まれている部分のみです。
◆評価記号の内容は以下です。

◎:+15.0%~
○:+ 5.0%~+15.0%
△:+ 5.0%~▲ 5.0%
▲:▲ 5.0%~▲15.0%
×:▲15.5%~

201111301_3


さて、次に28本の保有商品を以下の3つのグループに分けてみました。

Aグループ:
現在積立中の商品+以前まで積み立てており、現在は積立中止だが、信託報酬は積立中の商品に次いで低いため、慌てて売らず保有継続している商品。(資産運用メイン)

Bグループ:
日本+先進国+新興国のETFを揃えたワールドワイド・パッケージ。これも当面保有継続してETFの動向をモニタリングする。ただし大きな資金需要が発生すれば、直ちに売却する方針。ETFの分配金はAグループの商品の購入資金にあてる。(海外ETFの分配金は為替動向によって円転のタイミングを図る)

Cグループ:
かつて積み立てていた商品で、より信託報酬が低い商品に積立先を切り替えたため、現在保有のみ。現時点では評価損を抱える商品ばかりで塩漬け中。評価益がでたら売却し、Aグループの購入資金に転用する方針。また評価損があってもA、Bグループの一部商品とセットで売却することもありえる。

201111302_3


(つづく)

2011年12月 2日 (金)

2011年11月の積立購入商品

今回は月が変わって遅くなりましたが、11月の投信の積立購入の内訳です。

先月に比して更なる株安をうけて、今月はスポット買いをついつい多めに実行してしまいました。(日本株式4回、先進国株式、新興国株式はそれぞれ5回の購入)

さて各回のお値段(購入単価)は如何であったか?

Notes)表中の金額単位は円です。

201111291


さらに11月の安値仕入れの結果、10月末と現在とを比較して、平均購入単価はどれくらい下がったのか?以下のとおりです。

Notes)表中の金額単位は円です。

201111292

10月購入時は「11、12月の積み立て投資はややセーブ気味」と書きましたが、前言撤回して12月もそこそこ購入に走りそうです。

だって安いから。

2011年12月 1日 (木)

自動車の動力はまだまだガソリンエンジンで十分③VS.EV、そしてまとめ

(前回からのつづきです。今回で完結です。)

【EV】

EV(電気自動車)は現状ではまだまだ航続可能距離が短いため、今のガソリンスタンドと同等以上の数の充填スタンドができないかぎり安心して乗れません。

もしそこまでインフラが整備される時代になれば相当な台数が販売、保有される状況になりますので技術革新に加えて量産効果もでてきて、航続可能距離の拡大、コストダウンも同時並行でかなり期待できます。

しかし現在の車両の性能やインフラ整備状況では現実的には一日50km前後の走行しかできませんので、原付以上ガソリン車未満であり、EV一台ですべてを賄うというのはとても非現実的です。ご近所用のセカンドカーとして購入、利用というのならわかりますが、その目的に供するだけであれば、とてつもない高価格です。

ちなみにEVが流行り始めると既存の自動車メーカーだけでなく、新規参入する事業者が多数出てくるという記事を見かけることがありますが、自動車マニアのWATANKOがみてもう全くナンセンスだと思います。

何万点もの部品で構成され、動的資質が非常に重要な自動車という工業製品を製造するということは、非自動車製造系の事業会社ではあまりにノウハウがなさすぎます。

さてこうしてガソリンエンジンについて、経済面からHV、ディーゼル、EVと比較してきましたが、現状ではやはりガソリンエンジンが優位と言えます。

マツダあたりはその辺のことが十分わかっており、あえてガソリンエンジンの開発に注力しています。(欧州向け輸出比率が高ので、同時にディーゼルエンジンにも力を入れていますが。)

一例としてガソリン車でも最近は燃費がかなり向上したモデルがマツダからでてきました。フィットと同じBセグメントに属するデミオです。フィットHVと比較してみましょう。

(Notes)
◆車両にかかわる数値はすべてカタログ記載値です。オプションは一切選んでおりません。
◆比較試算を簡易にするため諸費用・税金は除外しております。しかしHVの車両本体価格については取得税及び重量税の非課税分(エコカー減税)を控除してあります。
◆日本人の年間走行距離の平均は約5,000~6,000kmです。今回は平均ユーザーとして6,000kmのケースと、ヘビーユーザーとして20,000km(マイカーを仕事に使わない場合、このあたりが上限)にて試算しました。
◆ガソリン単価はレギュラー価格140円と設定しています。
◆金額単位は円です。

201111282


デミオの燃費はフィットHVとほとんど変わりません。したがい計算するまでもなく平均ユーザーでもヘビーユーザーでもよって車両本体価格の差額は事実上永久に埋まらないとみてよいでしょう。

ガソリンエンジンはこれまでの長い研究開発を経て、その効率(燃費と換言してもよい)をUPさせることは限界にきていると思われていました。それを打ちやぶるためにヨーロッパでは自動車の利用環境を踏まえてディーゼルの改良、日本では同様にHVという動力系に活路を見出しました。一方でそのことがガソリンエンジンの更なる発展を促したといえます。

マツダに続いてダイハツ(ミラ・イース)やスズキ(アルト エコ)もガソリン車の燃費向上モデルを出してきました。まあこれらはムリムリ感いっぱいの燃費志向のスペシャルモデルですが、各社とも当面30年くらいはガソリンエンジンの未来を悲観はしていないと思います。

最後の余談です。90年代半ば、ヨーロッパの高級車メーカー達は日本のトヨタがHVを一生懸命研究開発しているのをみて、「HVは繋ぎの技術、過渡的な動力系だ。我々は当面はディーゼルの性能向上でしのぐが、21世紀には燃料電池を搭載した真のエコカーを世に送り出すよ。」と自信たっぷりに語っていました。しかし燃料電池の開発はなかなか進まない一方で、HVが日本と米国で売れ始めると、ヨーロッパの高級車メーカー達は渋々か、あわててかはわかりませんが、自らもHVを開発、販売してきました。

HVについてはまだまだ改良・発展とローコスト化、燃費向上はすすむと思います。しかしHVにはガソリンエンジンが必要であります。そして電気モーターと一緒であろうがなかろうが、ガソリンエンジンの技術発展はまだまだ続くとWATANKOは考えています。

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