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2011年12月12日 (月)

トヨタ86は21年ぶりに欲しいと思った国産車

(前回からのつづきです)

東京モーターショー2011に行った動機の7割方はトヨタの新車「86」の実物をじっくりとみたいからでした。

トヨタ「ハチロク」とはなんと露骨なネーミングですが、そこには物語性があるからよいでしょう。

「86」が自動車好きにとって何を意味するか、どんな物語性があるのか、書いていると長くなるし、Webで調べればすぐわかるのでここでは割愛します。

トヨタ86が商品開発されたのは①スバルとの提携によってトヨタとスバルの要素技術を組み合わせた商品開発のチャンスが生まれたこと。②“カーガイ”豊田章男氏の社長就任で開発における最高の社内スポンサーがついたこと。③マーケットにおいて技能的にも経済的にも比較的手軽にスポーツドライブを楽しめる商品がほぼ皆無であったこと等の自動車ビジネスとメーカーの情熱とマーケットの潮流が重なった結果でしょう。

このトヨタ86、WATANKOとしてはNA(初代)ロードスター以来、21年ぶりに欲しいと思わせる国産車に思えます。車の諸元表と簡単な雑誌の解説記事を読むだけで車のコンセプトとなるフィロソフィーがしっかりと打ち立てられ、それが設計の練り込みとコストへの配慮を併せ持ちつつ、しっかりと実現されていることがわかります。

【全長】4,240mmというのは現代の衝突安全基準をクリアした4名乗車のクーペとしては十分合格に値するサイズです。展示された86を見て、ボディが大きいという人がいたら、全く理解不足です。25~29年も前に発売されていた当時の86の全長は4,180~4,215mmですから、それとくらべて新86は僅か25~60mmしか拡大していません。

【ホイールベース】2,570mm。理想は2,500mm未満(ちなみに新型911は4シーターでも2,450mm)ですが、後部座席を確保するためには仕方ないでしょう。

【4シーター】4シーターというより、ほとんど2+2です。(後席は大人が長時間まともに座れるものではない)でもフィックスドクーペのスポーツカーが売れるためにこのマルチパーパス・スペースともいえる+2が重要なんです。普段は手荷物を置いたり、また短距離なら人を乗せてもOK。スポーツカーならサーキットにいくために交換タイヤを積んでもOK。トランクと併せてかなりのラゲッジスペースになります。これ1台でかなりのライフスタイルに適応できるようになっています。

【前後重量配分】53対47とほぼイーブンですが、スバルの既存のパワートレーンを使った限界もちょっとだけ見えます。まあ後部座席かトランクに何か積めばちょうど良いか。

【タイヤサイズ】215/45R17と適度なサイズ。とくに17インチにとどめたのは見識です。絶対的なタイヤグリップ力で曲がる車ではないことがこれだけでもわかります。普段の街乗りを考慮すると乗り心地の点からもこのサイズがギリギリでしょう。

【コストダウン】スバルのエンジンとパワートレーン、サスペンションを流用。トランスミッションもトヨタのFRやスバルで使っているアイシン製。ブレーキはなんと対向ピストンキャリパーも採用せず。(それでも制動能力はスバル基準の上回る)おかげで2,000千円代の価格を実現しています。

【FRへのこだわりというフィロソフィー】一般のドライバーが自動車のドライブを楽しみ、運転のコントロール性を楽しむためにはFRが一番良い。スバルが得意としており、こだわりもあったターボも4WDも捨て去りました。でもおかげで水平対向エンジンの低重心のメリットと余計な機構をもたず切り詰めたパッケージによる軽量設計(なんと車両重量はイマドキ1,210kg。ちなみにスバル インプレッサWRI STIは1,480kg)で重厚な走りと軽快な走りの間にあるベストな中庸点をもっていると思います。

【エンジン】スバルの水平対向エンジンとトヨタの最新直噴技術のコラボレーション。馬力200ps、トルク20.9kgmは公道であつかうパワーとしては十二分。スポーツカーは馬力だけじゃあない。バランス第一ということがよくわかっていますよ!

【デザイン】まあこれは主観がありますが、フロントサイドのデザインはアグレッシブで個性的、リアフェンダーは下品さに陥らない一歩手前のセクシーさが漂います。
全体としては、結構気に入ったデザインですね。街乗り、高速道路クルージング、峠のスポーツドライビングとどれもこなせる、愛でるべき車になりそうです。

・・・いや、つい熱く語ってしまいました。

このトヨタ86、乗る前から欲しくなってしまいました。いやいやまてよ、2年後あたりにFMCされる次期ロードスターもみてからでないと...。うーん、悩ましい。

ともかくも86は来年、発売開始されたらディーラーに是非、試乗に行きたいです。いや、必ず行く予定です。

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