マイホームについて常々思うこと3つ
【12月15日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 47,824千円
・評価損益 ▲4,030千円
(分配金込み)
・損益率 ▲8.4%
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今回はマイホームについて常々思うことを3つほど述べたいと思います。
1.マイホームはコストの塊にすぎない
『マイホームの購入動機の根底には土地神話があったが今は崩壊している。逆に購入した途端、家の価値が下がり、家計のバランスシートとしては含み損を抱えるのが実態である。』
よく言われる話です。そのとおりでしょう。
むしろ私はマイホームの購入というのはただのコストだと考えています。
マイホームに資産価値など期待できない、ただの費用のかたまりだ、くらいに捉えてそのうえで、数十年間のキャッシュフローを考えるくらいに捉えています。
ではそのコスト目線でみると、住宅ローンを使うケースでもローンを払い終えれば、維持修繕費・税金等は依然としてかかるものの、住居にかかる実質的な費用負担はかなり低減できると考えます。
市場価格上、建屋が価値ゼロでも、そこに住むことは可能ですからね。いまどき立てた家は相当杜撰な建築でない限りは20年で朽ちるような代物ではないと思えます。
2.経年しても変わらない良さがある。
持ち家か賃貸かという損得勘定は前提条件でいくらでも変わりますし、どちらが得かというのは微妙な話だと思います。また定量面だけでなく定性面も考慮すれば、なおさらApple to Appleな比較は難しいでしょう。
また家も車も同じですが、当初の設計された際の空間設計(間取り)の良さは経年劣化しても色あせる事はありません。
たとえば18㎡の広いリビングは、20年たっても18㎡の広さを享受できます。
室内動線の良さは20年たっても変わりません。
我が家は平屋でバリアフリーを徹底させた作り(ドア類は全て釣り戸なので浴室入口以外は床にレールも一切ありません)にしていますが、これは20年たっても色褪せないと思います。
3.住宅ローン=運用益?
「住宅ローンは最高の資産運用だ。貴方の場合、30年間、金利2.5%で運用したに等しいということになります。」ということを述べるFPを時折みかけます。
しかしながらこれについては、以下の質問をしたいと思います。
例えば30百万円を借りて、固定金利2.5%、30年払い、元利均等払いだと総支払額は43百万円近くになります。(税金や手数料、ほかランニングコストを除く)
でもこれは市場価格30百万円の仕様の住宅を13百万円も余計に払って手に入れることとWATANKOは解釈しています。
となれば「えーっ、この土地で、XDLK、延床面積**㎡の家が43百万円ですか..。」と割高感が生じるケースは少なくないのではないでしょうか。
私も今を家が購入価格1.3倍のXX百万円なら、ものすごい割高感を感じてしまいます。
以上、マイホームについて常々思うことを3つほどあげてみました。
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