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2011年12月25日 (日)

(続々)現在のインデックス投信の信託報酬は高いのか、安いのか

(前回からの続きです。)

チャールズ・エリス氏の示唆に基づき、各アセットの信託報酬の水準を簡単に検証してみました。

市井の人間が許容できる金融商品・サービスの手数料という目線でもって上記の各アセットの期待リターンに対する(信託報酬=コスト)比率をみてみると、以下の印象です。

*日本株式>日経225はOK、TOPIXはもう一声(下げて)欲しい。
*先進国株式>もうふた声(下げてほしい)
*新興国株式>1割以上とられる=(妥当な?)割高感。勿論下がってほしい。
*日本債券>期待リターン3.5%でも二桁%にもなるフィーがかかる。高い。
*先進国債券>高すぎて、もう論外。

あと前回とりあげ忘れましたが、ETFの1306であれば、期待リターンに対する比率は1.9%となり、信託報酬単体で見た時と同様、割安感を感じます。

ちなみにこれがアクティブ投信の信託報酬の水準だとどうなるでしょうか。期待リターンが株式と同程度で6%、信託報酬は1.5%とするとリターンに占める信託報酬(コスト)の割合は25%と非常に高水準です。
仮に株式(平均)を超えるリターンとして8%とする場合でも18.8%となり、依然として高い比率です

WATANKOのまとめとしては、以下です。

1.信託報酬の定量的水準は資産額(ストック)というB/S項目に対して設定されるので、それが高いのか安いのかという絶対的な水準が即座にはわかりにくいです。

2.そこで水準把握のアイデアとしてチャールズ・エリス氏の示唆のとおり、期待リターンに対する比率でもって信託報酬を見てみる手法もあろうかと思います。これは収益に対する費用の関係であり、どちらもP/L項目なので両者を対比させることには違和感がないとWATANKOは考えます。(○○○円儲けるために、コストがどれくらいかかるのか?)

3.金融商品・サービスの手数料という目線でいえば、アセットの多くが、まだ信託報酬が高いと言えますが、マーケティング的には競争原理がすすまないとなかなか今後、信託報酬が引き下がることは難しいでしょう。

4.信託報酬をリターンに対する成功報酬として完全に連動させる形であれば、今回の手法にマッチしたリターンと信託報酬の関係になると思います。この場合、マイナスリターンであれば、理論上は商品保有者にとっては信託報酬もマイナス負担=つまり保有者に信託報酬比率分だけバックさせることになります。(まあこのような商品設計をするところはどこもないでしょうが)

実際には信託報酬はミニマム%を規定して、設定リターンを上回った場合には成功報酬として運用会社にも分配するという商品は存在しているのではないかと思います。(どこかで見かけましたけど忘れました。)

さてインデックス投信の信託報酬は果たしてこれからまだ下がるでしょうか?

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