戸建て5軒の解体撤去計画に着手
WATANKOは父から引き継いだ不動産賃貸物件の中に5軒の古い戸建てがあります。なにせ1軒あたり10坪、築40年と小さくて古い物件ばかりですから引き継いで以降、1軒、また1軒と店子が退去していく中で、追加募集をせずにそのまま空家としてきました。
昨年6月に最後の店子が退去して以降、5軒とも空家となり現在に至っています。
当初この5軒を直ちに解体撤去し、敷地内にアパートを新築させることを計画していました。しかしながら現状、別件アパートの借り入れ残高がまだ70百万円以上あること、今回の計画が内容次第では総事業費が100百万円以上かかる可能性があること、そうまで費用をかけて新築したアパートに対して需要の見通しは大丈夫かという懸念などなどが積み重なり、一歩、いや二、三歩ためらっていたところでした。
しかしながらいつまでも廃屋を野ざらしにしておくと、いたずらされたり(放火も怖い)何か悪用されたりする心配があることから、この度、5軒の戸建ての解体撤去と敷地の更地化までを実施することにしました。
解体撤去のみであれば、その費用は全額一括で損金算入できると税理士に確認済みです。(アパート新築を同時に行う場合には、解体費用は資産取得価格に含まれてしまい長年かねて償却していかなければなりません。)
今回の戸建て5軒を解体する敷地の先には隣接して廃田があり、その土地も保有しています。戸建て敷地と廃田との間には高低差があり、今回の土地を更地化するにあたってはこの高低差をどう整地するかが、実は隠れたテーマです。開発行為に抵触しない範囲で盛土を考えたり、排水プランも検討しなければなりません。農地転用についてうるさい市の当局との事前協議が必要になるやもしれません。
アパート建築業者には将来のアパート建築に備えて先ずは解体撤去と整地のプラン作りを検討依頼しました。
そして私は解体撤去と整地にかかる費用に充てるため、一方で塩漬け投信のサルベージと現金化に着手しています。
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最後によもや話をひとつ。
上に述べた廃田は、農業を営む父が最後まで残した田圃でした。保有していた田畑をひとつ、またひとつ区画整理事業用地として転用してきた父が最後まで農業を営んでいた田圃でした。小さくていびつな形状をした田圃でしたが、かつてそこで父が作ったコシヒカリを食べて私も育ちました。そのコシヒカリを売ったお金が私の学費に充てられました。
11年前、年老いた父が農業をやめるその年、その田圃の最後の稲刈りを私も手伝った時のことを今でも覚えています。その時は最後の稲刈りだからといって、遠方から叔父(父の弟)も駆けつけ、一緒に作業を手伝ってくれました。
廃田となって荒れ果てたその土地に苗が植えられる日はもう訪れません。でもかわりに私が何かを植えたいと思っています。未来(子供達)に託すことができる何かを。
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