無料ブログはココログ

ブログランキング

« 日経マネーの個人投資家調査結果から読みとるプロファイル | トップページ | ホンネの不動産賃貸セミナー(その2)-相続税対策にアパート建てる時は熟慮願います »

2012年5月10日 (木)

確定拠出型年金で含み損を経験すると投資にしり込みするか

【5月9日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 51,874千円
・評価損益      ▲896千円
(分配金込み)
・損益率       ▲1.7%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

WATANAKOの勤務先は近々オフィス移転するので、部署の有志(というかWATANKO含めた、ただの酒好き連中)で今のオフィスがある地元の馴染みの店に、「さよなら呑み会」と称してくり出すことが最近頻発しております。

呑み会の席では、ひょんなことから投資の話がでてくることはあります。といってもその話題として挙げられやすいのは「確定拠出型年金用にどんな金融商品を選んでいるか」「収益状況はどうなっているか」というテーマです。

WATANKOの勤務先では2007年4月より確定拠出型年金が導入され、企業年金の25%分を対象として自分で運用商品を選ばなければなりません。関心のないほったらかしの人は自動的にメーンバンクの3年定期が割り当てられます。

宴席の会話では自分が購入した運用商品をカミングアウトする人がポツリポツリといます。また皆が総じて言うには「大きく損している。(程度は不明ですが)カミさんには内緒だ。アハハ」とのことです。

ここからはWATANKOの推測です。

1.商品選択

勤務先の職場の人たちの多くは確定拠出型年金の運用先としてラインナップされている投資信託ほかの金融商品について十分な理解のもとに選考しているのか怪しいと感じました。

宴席で確定拠出型年金の商品選びが話題になったときにWATANKOがインデックス(パッシブ)とアクティブの違いについて言及しても反応が薄く、職場の皆さんの個々の商品選定根拠が読み取れません。皆さんはひょっとして確定拠出型年金導入時にくばられた運用商品ラインナップ資料にあった商品別の過去数年の運用実績データをみて、「どうせ元本保証がないならせめてリターンが大きいものを選んでおこう」で運用商品をきめてしまったのかもしれません。

その資料に載っていたのは2007年迄の数年間の運用実績データでありリーマンショック前、日本株式は12千円水準、円安の時代で今と比べればバラ色時期のデータです。

リスクの大きさも踏まえずに直近リターンだけで商品選考してしまい、2008年秋以降の大暴落に出くわし、いまだ回復には程遠い水準にあるという感じかもしれません。

職場の皆さんには長期投資の意義についての理解も薄く、現在の損失に対して既に諦念の域に達しているのではないかと察しています。

2.確定拠出型年金用投信の含み損の影響

そしてこの現在進行中でもある苦い経験が、一方で皆さんが別途任意に貯蓄してきた資金を投資行動に充てることに忌避感を与えている可能性もあるかと考えています。

「確定拠出型年金制度が導入されたから、リターンがよかった商品を選んでみたものの、散々な結果だ。やはり投資(元本保証無し)は怖い。自分の貯蓄は定期預金にしておこう。」という判断があるのかもしれません。

3.勤務先の説明は十分であったか

確定拠出型年金が導入された際に企業が従業員に対して色々と説明資料を提示してくれましたが、はたしてそれだけで従業員の金融リテラシーが十分に上がったか。今振振り返ってみるとちょっと不安に思います。当時のWATANKO自身においても資料を読んでも、当時は投資信託への理解がちっとも進まなかった記憶があります。

さて話を宴席に戻しますと、WATANKOがインデックス運用についてコンパクトに説明してもお互い酒も入っており会話もなかなか弾みません。

そこでしまいには面倒くさくなり、最後に商品選びのアドバイスとして、「(ローコスト商品はほぼ間違いなくインデックス投信なので)も~それでは、とにかく信託報酬の1番目、2番目、3番目に安い商品をくらいまでを選んで適当な割合で分散積立すればいいんじゃあ~ないでしょうか~ウイ~」と端折った説明をしたところ「ローコスト」にピピッと反応したのか、

「信託報酬の安いやつか。それを早くいってくれよ。」

と皆さんからマジな反応がありました。やっぱり投資手法のあれこれはともかく、「ローコスト」は万人に響くキーワードですね。

「オバちゃん、『一粒の麦』おかわり。ロックでね。」

« 日経マネーの個人投資家調査結果から読みとるプロファイル | トップページ | ホンネの不動産賃貸セミナー(その2)-相続税対策にアパート建てる時は熟慮願います »

資産運用」カテゴリの記事

コメント

そんな話が出るだけマシだと思います
今朝ワタシの後輩に、もうじき車の税金だねーと話しかけたところ、あれは半年くらい遅れても大丈夫です!と回答してきました><
色んな人がいて投資どころじゃない人が沢山いると思います><

む~みんさん

レスありがとうございます。

私も20代のころはそんな感じでしたよ(笑)。

こわいのは扶養家族をもち、ローンを抱える世帯主になったときですら、そのような意識であると大変だなということかと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/95774/54643120

この記事へのトラックバック一覧です: 確定拠出型年金で含み損を経験すると投資にしり込みするか:

« 日経マネーの個人投資家調査結果から読みとるプロファイル | トップページ | ホンネの不動産賃貸セミナー(その2)-相続税対策にアパート建てる時は熟慮願います »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

応援クリックいただけるとありがたく

参考ブログ&サイト

にほんブログ村

  • 記事紹介