教育資金の水準 【Refrain 2012】
WATANKOはリスク金融商品による投資を始めて4年と2か月、この駄ブログも2年と2か月目続けてきましたが、過去の投稿記事の中から、自分自身の投資やライフスタイルその他についての考え方を割としっくりと語ることができたといえるいくつかの記事を、何日かにわけて再紹介したいと思います。(なお初回掲載記事に対して多少追記・修正してあります。)
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GWにはこどもの日が含まれていますので、それにちなんで今回は家計の中で保険や家と同等に大きな出費である教育費について述べます。
先ずWATANKOが考える必要な教育資金の前提となる2人の息子の進路設定ですが、息子が中学迄は公立、高校は公立かあるいは進学するに値するところなら私立もOK。高卒後、大学一浪までは受容、大学は私立文系に入り、一人暮らしを4年間するという想定のもとに必要な資金の手当を考えています。
上述想定進路では一人あたり浪人1年+大学4年間だけで総額およそ16,000千円と試算しています。これに私立高校分が加わると20,000千円近くになるかもしれません。
まだ2人の息子は幼く、その進路は全然固まっていません。想定した進路によりも高くつくことも安くつくこともあり得るでしょう。しかしながら現時点では全く予想できないので、とりあえずこの想定進路を前提においています。もし医者を目指す、留学するなどもっと高くなるようであればもっとかかるかもしれませんが、できるだけ支援をしたいと思います。
この想定進路にした理由は、実は私自身がほぼ同じ進路だったからです。換言すれば私が親からうけた教育の手当とほぼ同等だからです。私は自身が親から受けた教育の手当と同等分を息子達に与えたいと考えています。
もし私が親から受けた分を下回るものしか子供には与えられないとしたら、私の中での教育にかかわる受益と負担の収支は「マイナス」です。私は親から授けてもらった教育の恩恵よりも(金銭的には)下回るものしか子供達に与えられないということです。自分自身の中では教育の手当のもらい得ということになります。
そうなってしまったら親や子供にはすまないと思いますし、何より働いて生計をたて、家族を養う一人の社会人としての使命が、そのような私を許しません。
一方で親から受けた教育の手当以上を、子供に与えることができたとしても、それはそれでよいとも考えています。また今のうちから子供に対して、大学いけいけと表立って息巻いている教育パパゴンでもありません。
一応今のところ、上述の試算額を折り込んだ60歳までの極めて大まかなキャッシュフローは作成しており、試算した教育の手当ができる絵にはなっています。
自分がしっかりとうけたものは、子供達にもしっかりとつないでいく。そうでないと自分の中の人間としての収支があいません。社会人が皆そのようなことでは未来の子供達の教育はどんどん先細っていくような気がします。
子供達の進路がある程度見えてきて、はやく資金需要を見極め、それに対する手当を固めたいところです。なにせスーパーカーを手に入れるのはそのあとなのですから(笑)
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上記の記事を書いてからちょうど2年が経ちました。WATANKOの息子たちのうち長男は今春から私立高校に通い始めました。私立高校の学納金や部活動費用、さらには大学進学のための塾通いの費用などを合わせると、市立中学校までとは比べものにならないくらいの「すさまじい出費」にWATANKO家は直面しております。
妻は長男に対して嫌味にならない程度に、かつそれでも当人に自覚を持ってもらいたい気持ちから、いかに公立高校に比べて私立高校に進学したことでお金が余計にかかっているか説明しています。
一方で私はというと傍から見ていて長男は新しい学生生活で勉強以外の社会の色々な事を急速に学び始めているように見えます。(親バカ)
ともかくも我々夫婦は公立高校よりもはるかに充実したハードウェア、学校側から提示される様々な規律とシステム、あたらしい先生や同級生らとの交流などをたくさん利用、経験して長男が充実した高校生活を過ごしてくれるよう願っています。
あとおまけですが長男には川島海荷や桜庭ななみみたいなガールフレンドでもできて家に連れてきてくれたら楽しいのになあ。あ、武井咲もいいです。(エロオヤジ全開)
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