セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの積み立て終了
【6月15日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 52,284千円
・評価損益 ▲3,144千円
(分配金込み)
・損益率 ▲6.0%
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WATANKOが2008年3月にインデックス投資を始めた際に積み立てを開始した商品の中にバランスファンドが3つありました。
*SBI資産設計オープン(すご6)
*グローバル・インデックス・バランス・ファンド
(当時名称:ジョインベスト・グローバル・バランス・ファンド)
*セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
当時は3つの中でどれが良いか明確な判別がつかず、それならばと試しに3つとも積み立てしてみるかということでスタートしました。
やがて半年が経ち、リーマンショックを踏まえた商品構成の見直しもあってSBI資産設計オープン(すご6)は2008年12月、グローバル・インデックス・バランス・ファンドは2009年1月をもってそれぞれ積み立て投資を終了し、評価損益が黒字転換するまで保有するだけの状態となりました。
残るセゾン・バンガードのみを対象にその後も積み立て投資を続けてきました。月次積み立て額は200千円→100千円→50千円→25千円→10千円と徐々に減額していたもののコツコツ積み立てを継続していました。
そのセゾン・バンガードですが、今回、積み立て投資の終了手続きを行いました。もうこのファンドは買い付けしません。
これまでの積立累計額の推移です。(金額単位は千円です。)
今までバランスファンドを積み立て継続していた理由は将来、子供達へ贈与税の非課税枠を利用して毎年少しずつ贈与を行う場合、あわせてその資金の一部を運用する商品としてバランスファンドを考えていたので、自分で一定期間、積み立てと保有を体験してみたいと考えていたからです。
積み立て額の減少はあったものの約4年間積み立てを継続してきた結果、当たり前ですがバランスファンドはこれ一本でOK、リバランスも不要という、もう全くの手間いらずの商品であることをしみじみ感じました。投資行動にあまり時間が割けない人には本当に便利な商品です。バランスファンドの場合、せいせい相場下落時に追加でスポット買いして平均購入単価を引き下げるくらいしかやることが思いつきません。
今回の積み立て投資の終了はバランスファンドを積み立て投資する体験は4年間継続してきたことで、ひとまず十分かなという心証になってきたことと資金需要への対応(先日記事にあげた解体撤去工事の費用の一部に充てる)ことをがその理由です。
売却の時期ですが工事スケジュールから見て9月末が時期的なリミットです。それまでに評価損が現在よりも縮小してくれることを期待しています。
◆あとがきにかえて
多くの方が述べている通り、WATANKOもまた投資初心者に先ずお勧めする商品として、バランスファンドは大いにアリと捉えています。
ただし信託報酬が高いモノは避けることはいうまでもありません。そこで自然とインデックス商品のバランスファンドとなるわけですが、現在のラインナップからではWATANKOならeMAXISバランスが一押しですね。アセット種類と地域の分散が十分だと思います。信託報酬0.525%で8つの資産に分散投資できるとは安価で便利です。「8資産均等型」か「波乗り型」かについては購入者の感性(笑)に合う方で構わないと思います。
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