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2012年7月23日 (月)

痛税感は自分で直接支払わなきゃわからない

先日有休をとって済ませた諸事の中に住民税の支払いがありました。WATANKOには給与所得から源泉徴収される住民税以外に不動産収入からの課税所得にかかる住民税があります。したがい毎年6月になると頼んでもいないのに納付書が送られてきます。

納付書は4期分に分かれており分割納付ができますが、一括全納すると多少割引してくれます。・・・というのは数年前までの話。今は分割納付でも一括全納でも総額は同じです。残念。

さてこの税金というやつはサラリーマンの場合、源泉徴収されているので税金を支払っている実感がなかなか湧いてきません。源泉徴収された金額よりも今日のアフター5のことが大事な人が多いですから。

それでも昨今は扶養控除額が減ったりなどで負担が増えたため税金の負担感、いわゆる痛税感を感じる人が増えたかもしれませんが、全体からみればどうでしょうか。

試しに質問ですが、この駄ブログを読まれているサラリーマン諸氏は自身の給与所得から昨年支払った所得税、住民税、社会保険料などのそれぞれの金額をパッと言うことができるでしょうか。

源泉徴収というやつは納付義務を負わられた法人はその成り立ちからして未納付などの行為はできないため納付率は非常に高いでしょう。

税務署からみれば集金する手間が省けてなんと効率の良い仕組みであることか。

さらには納税者には毎月あまり認知することなく名目賃金から控除されており痛税感を和らげてくれる効果(?)があります。

源泉徴収とは素晴らしいシステムではありませんか!

ところがこの源泉徴収の流れから外れて自分で手動で持って税金を支払うケースですと、その痛税感をひしひしと感じます。

今年の住民税の支払いは手持ちの現金が少なくて第1回の納付期限分を先ず支払い、そにあと2~4回分を後日追加支払いしました。数カ月分の生活費に相当する数十万円もの金額をポンと支払ったわけですが、心理的には全然ポンではありません。

自分が負担する税金の金額としての重みを実感するためには、やはり面倒であっても自分で納付手続きを直接行う事が良いかもしれません。預金口座残高からお金がガバチョと減る様をみると痛いです。

こうなると大げさな言い方かも知れませんが日本の社会を維持するために如何にコストがかかっているのか意識できます(とくに日割り計算するとよくわかる)し、支払った税金の使い道がちゃんとしているのかいつも疑念の目を隠さずにはいられないというのが正直な思いです。

税金の支払いとは諦念の塊のようではありますが、それでも毎年、梅雨が明ける前に痛税感を味わうWATANKOでした。

(おまけ)

住民税を支払って1週間がすぎ、痛税感もようやく癒えたところに、今度は母の介護保険料の納付書が送られてきました。イタタタ....

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