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2012年8月31日 (金)

毎月定額型投信サザンクロスに対する印象

【8月30日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 52,704千円
・評価損益    ▲1,226千円
(分配金込み)
・損益率       ▲2.3%

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先日の日経朝刊のマネー&インベストメントにて毎月定額型(元本払い出し型)投信の「りそな毎月払出し・豪ドル債ファンド(愛称:サザンクロス)」が紹介されていました。

毎月定額型投信...一体何だろう。日経の紹介記事を2度じっくり読んで理解しようとしたが頭に入りません。これは一体何?なぜこれがでてくる?

この商品の記事を検索してみました。こいつを発見し、熟読しました。

QUICK MANNY LIFE 投信ニューフェイス
イノベーションが進む毎月分配型、大和投資信託が毎月分配型の新タイプ投入

この投資信託は分配金の減額を嫌う顧客層の心理にミートさせようとする意図のもとに、分配金の金額変動という要件を排除して定額分配に徹するという特徴をもつことは日経の記事だけでもわかっています。

WATANKOがハテナ?とずっと考えていることは、「この新商品は従来の毎月分配型に対して実態としてどれだけの優位性が見込めるのだろうか?」であります。

日経の記事からも読み取れるように毎月分配型投信にとって資金流入額を維持(要するに販売継続)する上では、分配金の水準維持は死活問題ともいえるでしょう。ほとんど存在意義といっても差し支えないくらいです。ですから実態として運用がある程度ヘタレになってもやせ我慢して分配金額を維持しようとするのではないでしょうか?
運用益が20%下がったからといってすぐさま同時に律儀に分配金を20%引き下げるということは少ないかもしれません。

つまり現実に起きていることとしてはこのサザンクロスが定額型分配を声高らかにアピールしても、多くの毎月分配型投信が常日頃から定額分配を極力維持しているのが実態ではあり、大した優位性は無いのではないかということです。

せいぜいサザンクロスについてはその定額分配を他の毎月分配型投信に比べてより末期状態(純資産の枯渇状態)になるまでやせ我慢して維持しますよ、と言っているにすぎないと思います。

さらにもう一丁。

サザンクロスを設定した運用会社は「日本の投信顧客は分配金の減額を大変嫌う傾向にある」ということに気がついたまでは良かったです。しかしもうひとつ肝心なことに気がつくべきだったかもしれません。それは「高い分配金(利回り)が人気を得る」ということではないでしょうか。

サザンクロスの毎月定額型のコースには100円、50円、30円とありますが、分配金が定額だろうがヘチマだろうが30円という低い分配金額を選ぶ人がどれだけいるか疑問です。どうせ定額分配をうたうのであれば、肝心の分配金額についても気前よく200円コースとか300円コースを設定すれば良いのにと思います。

「え、毎月必ず200円分配するのか。それは良いなあ」と申込みが殺到することうけあいでしょう...。(虚しい)

ちなみに200円コースの場合、基準価額が変動せず設定どおり2,000円未満で繰上げ償還ならば3年4か月でお終いとなります。(実際には信託報酬分目減りするのでもっと早いですが。)

毎月定額型のこのサザンクロスは隆盛する毎月分配型投信が生んだひとつの徒花に過ぎないと思います。販売チャネルの営業力以上の成果は出ないのではないでしょうか。

2012年8月30日 (木)

2012年8月の積立購入商品

8月の投信の積み立て購入の内訳です。

今月も日本株式と新興国株式についてそれぞれ2回スポット購入、さらには日本株式についてはETFの1306&1308の分配金が入金されましたので、この分を再投資する見合いで1回スポット購入を追加しました。

さて各回のお値段(購入単価)は如何であったか?

Notes)表中の金額単位は円です。

201208311


さらに8月の仕入れの結果、7月末と現在とを比較して、平均購入単価はどれくらい変動したのか?以下のとおりです。

Notes)表中の金額単位は円です。

201208312

ニッセイ日経225は今月も安く仕入れた結果、平均購入単価がまたほんの少しだけ下がりました。年金積立 海外新興国株式は逆に上がってしまいましたが現時点では積立の絶対額を引き上げることを優先しています。

さて今月も淡々と積み立て購入を行いました。あまりに淡々すぎて、月前半のうちは購入を忘れてしまいました。おかげで8月の購入は月の中日からのスタートでした。

それにしても資産運用を始めたころに比べると投資信託を購入するワクワク感というものが大分減ったように思えます。慣れてきたせいも当然ありますし、所詮金融商品の購入にワクワク感なぞ不要なのかもしれません。

でも積み立て継続をやめるところまでモチベーションが下がっているわけではありません。こうして市場低迷期に安い仕入れをせっせと積み重ねることによって、いつか来る春(いや小春日和どまりか?)を楽しみに待ちたいと思います。

2012年8月29日 (水)

(続)親しい人達と焼き立てフランクを頬張る夏休み

【8月28日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 52,704千円
・評価損益    ▲1,006千円
(分配金込み)
・損益率       ▲1.9%

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(前回からのつづきです)

大枚をはたいて人工的にあつらえられた商業施設を混雑というストレス付きで訪れるよりも、友人知人と食事を共にする過ごし方を推奨する話をしましたが、その前提となる友人知人作りについてちょっと焦点を当てたいと思います。

どのような友人知人がいるかについては、その人の人生の足跡のひとつかもしれません。

学校、職場、地域社会と色々とフィールドが移り変わりゆく中で、親しかった人と疎遠になってしまうことや、その一方で新しいお付き合いが始まるなど、交流関係がどんどん新陳代謝していくのが常でありましょう。

WATANKO自身とその家族にとっての交流関係も随分と変遷してきました。幼いころから近所に住んでいた叔父、叔母や従妹連中に始まり、高校・大学時代の友人、妻の大学時代の友人とその家族、長男・次男の友達とその家族、資格試験勉強時代の仲間、自宅のご近所付き合い...

時系列的にみると上記の交流関係がどんどん出来てきて折り重なっていくようになり、週末にはなんらかの交流イベントがあります。

これら交流の中には現在は廃れかけているものもありますが、それはそれで自然な流れでもあることなので気にしてはいません。今続いている交流関係だけでも十分充実しています。

現在の交流のメインは次男の友達とその家族系ですが、子供同士の付き合いから母親同士の交流が深まり、やがて父親同士へと波及していきます。(先月も父親同士で朝4時まで飲んでしまいました。)

子供繋がりで知り合ったとはいえ、もともと相性が合うかどうかわからない父親同士ではありますが、結構うまくいっています。
(もともとオトコは酒が入ればオンナとクルマとアソビの話が専らなのは昔も今も変わりません。金融商品の話なんて野暮な話題はでてきません!がはは。)

子供たちが大きくなればやがては親達だけで温泉旅行という企画も立ち上がりそうです。

ローコストで充実した日々をおくるひとつのキモは、どれだけのソフトウェア(交流関係)を持ちえているかということかもしれません。ソフトウェア自体までお金を出してそっくり手に入れようとすると、その分余計にコストがかかります。いやお金を出せば手に入れられるものであればまだ良しですが、そうもいかないソフトウェアもあります。

交流関係という無形固定資産(年月で償却有り)を大事にしたいと思います。

2012年8月28日 (火)

親しい人達と焼き立てフランクを頬張る夏休み

【8月27日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 52,704千円
・評価損益      ▲755千円
(分配金込み)
・損益率       ▲1.4%

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夏ももうすぐ終わりです。昼は終わりを微塵も感じさせない暑さがつづきますが、夕方は日も傾き、まあまあ結構涼しくなりつつあります。←田舎限定か?

夏の終わり=夏休みの終わりです。今年の夏もWATANKO家は友人知人と色々なイベントを過ごしました。

高校時代や大学時代の友人らとの呑み会、昔同じ社宅で親しくなった長男の同級生の家族宅での呑み会&花火見学、次男の幼稚園時代の友達の家族らとのBBQ@海...など等

なんだ飲み食い企画ばかりじゃあないかとご指摘の方もいるかもしれません。でもコレ大事なポイントです。

見知らぬ人同士が親しくなるコツは、一にも二にも「メシを一緒に食べる」ことです。男女の間柄なら尚更言うまでもないでしょう。万国共通、動物の世界でも同じかもしれません。大学のサークル活動でも、会社の同僚でも、資格試験の勉強仲間でも本来の活動時間内だけですとどこか距離感がありますが、アフターの食事や呑み会を経ると親近度がグっとあがります。

さらにこの食べ物を一緒に食べる行為にはことさらコストをかけなくとも楽しむことができます。

例えば上記にあげた「次男の幼稚園時代の友達の家族らとのBBQ@海」についてとりあげてみれば、自営業を営む知人家族が会社名義で所有する海辺の別荘に4家族が集まってBBQをしたり、海水浴を楽しんだりしました。

そこでは業務用スーパーで買い込んできた食材を煮たり焼いたりしていただきます。

1本わずか数十円のフランクフルトですが焼き立ての美味いこと

オリーブオイルで炒めただけのマッシュルームが美味いこと

ダッチオーブンで煮込んだ丸ごとチキンが美味いこと

(食べ物を美味しく食べる条件に素材云々は二の次、出来たてアツアツに勝るもの無しです。)

こうして海水浴、美味しいBBQを1日楽しんでかかるコストは1家族5,000円程度です。実際には什器備品や別荘、車の償却費用が別途かかっていますがサンクコストと思えばさして気になりません。

例えば渋滞・混雑・行列の波をくぐり抜けながら東京湾岸で踊っているネズミやアヒルを見に行ったり、最近完成したうんとこさ高い人工建築物を眺めに行ったりするために大枚をはたくよりも、友人知人と食事と楽しむ過ごし方の方がストレスもなく、お財布にも優しく、ユニーク(固有)な想い出となることうけあいだと思います。

(つづく)

2012年8月26日 (日)

アクティブ投信選びのために必要なこと

(長くて御大層なタイトルでしたので2つに分けました。反省)

(前回からのつづきです)

前回、投資信託にはすべからく分配金無しコースと分配金有りコースが設定されるべきと述べました。

そこから派生してもう少しつらつらと考えてみます。

投資信託愛好家?の中には「この投資信託はテーマや目論内容は気に入っているのだけれど、信託報酬が高い、不要な毎月分配型コースしかない」といった商品設計が不満で購入を断念する人もいるかもしれません。

そこで前回述べたように分配金無し/信託報酬低めコースを選べるとなれば、後は投資対象や運用方針に的を絞って比較検討しやすいと思うのですがどうでしょう。

アクティブ投信とインデックス投信、あるいはアクティブ投信同士を比較する際に、実態としては投資対象や運用方針を比較する以前に、高い信託報酬や不要な毎月分配が支障となって両者をまともに比較検討することが随分損なわれているのではないかと考えます。

2つのものを比べてどちらかを選択する際には、比較のポイントとなる項目以外の項目は2つとも等しくなければきちんとした比較になりません。

たとえばインデックス投信同士を比較する場合、同じベンチマーク連動を目指す無分配型という条件がそろっていることで、はじめて比較のポイントとなる信託報酬の高低を比べる意義がでてきます。

アクティブ投信とインデックス投信、あるいはアクティブ投信同士を比較する場合、そもそも比較すべき項目以外の項目に違いがあることで本来の比較が非常にやりにくいです。

たとえばニッセイ日本インカムオープンが無分配型、その分ローコストで信託報酬が下がるとなれば、そこで初めて野村BPI連動の日本債券インデックスeと投資方針の差異(とそこから生じる信託報酬の差異)に焦点を絞ってジックリ検討ができるというものです。

■あとがきにかえて

いくつかの個人投資家ブログにて「アクティブ投信がもし信託報酬が引き下がったならば買うに値する存在になり得るか」というお題が取り上げられることをみかけます。

上記のお題について、その前段となる条件設定に着目してWATANKOなりの考えをあげてみました。

今回述べたことは、いってみれば小学生の理科の実験がごとく簡単な話であります。しかしながら、そのような簡単な話すらも実現が難しいほどに投資信託とは小難しい存在になっている気配がします。

「アクティブ投信よ、先ずは無分配にしてその分、信託報酬を引き下げてくれ。話はそれからだ。」

2012年8月25日 (土)

その分配金、ホントに欲しいですか

(長くて御大層なタイトルでしたので2つに分けました。反省)

【8月24日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 52,704千円
・評価損益      ▲814千円
(分配金込み)
・損益率       ▲1.5%

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毎月分配型の投信信託について、毎月吐き出される分配金をもって投資効率が悪いとの意見が巷では見られます。

WATANKOもそこについて異議はありません。特に毎月分配型の投資信託で分配金の自動再投資を選んでいるケースでは一体何がしたいのか...。儲かったらその都度、即税金を納めたいという素晴らしすぎる納税意識の賜物なのでしょうか。

さらにこの考えをつき進めていくと、そもそも投資信託に分配金とは必須の機能なのでしょうかという問いにつきあたります。

じっくり長期にわたって少しでも効率よく資産残高を増やしてもらうことが投資信託の第一義だとすれば、その途中で非効率にもチョロチョロと小銭をもらう事にどれだけの意義があるのでしょうか。

運用途上でゼニが必要になれば、必要な分だけ投資信託を売却してキャッシュを確保する。That’s Allではないでしょうか。

むしろ毎月分配などという余分な機能は削ぎ落していただき、その分ローコスト化を進めてもらった方がよっぽどよいかと思います。

それでも世の中は色々な人がいるもので、中にはどうしても分配金が欲しいという人がいるかもしれません。そのようなニーズに応えるためにはひとつの投資信託について分配金の扱いを分けた設定がなされているとよいでしょう。

現状、金額買付する投資信託にみられるコースとしては「分配金受取コース」と「分配金再投資コース」があります。(*)しかしながらこれらはどちらにしても先ず「分配金を出す」ありきなので、ここにもう一工夫が欲しいところです。それはコース設定を「分配無しコース」と「分配有りコース」にすることではないでしょうか。

(*)世の中に販売されている全ての投資信託を調べたわけではありません。あしからず。

再投資しようがしまいが、そもそも分配金を出さないコースが先ず投資信託にあってもよいと思います。そして「分配無しコース」と「分配有りコース」では手間の違いがあるのだから当然、信託報酬も異なるべきです。「分配無しコース」の方が信託報酬が低くあるべきなのは言うまでもありません。

(つづく)

2012年8月22日 (水)

久しぶりに出向いた百貨店は快適な買い場だった

【8月21日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 52,604千円
・評価損益      ▲344千円
(分配金込み)
・損益率       ▲0.7%

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夏休みシーズンも終わりの足音が近づく昨今、妻が留保していた誕生日プレゼントの行使を切り出してきました。なんでも婚約指輪のダイヤをリサイクルしてネックレスを仕立てたいとのこと。普段から装飾品に浪費するような妻ではないので、ネックレスが欲しければ新調どうぞ~と水を向けてみましたが、当人いわく記念の婚約指輪のダイヤを普段から身につけて活かすことがキモなのよとの弁。

そこで宝飾品のリサイクル店が入っている伝統的な百貨店に久しぶりに出動しました。WATANKO家は庶民なので通常の買い物はGMS、アウトレット、ホールセール、ディスカウントストア等で済ませますが、普段これら業態に慣れている身として百貨店は久しぶりに訪れる業態なのでちょっと楽しみでした。

景況低迷で流通業界はどこも苦戦していますが、中でも百貨店といえば構造的に他の業態にもう圧倒的に押されており息も絶え絶えの業態かと思いきや、WATANKOが今回訪ねたその百貨店については設備から接客に至るまでさまざまにおいて何ともきめ細かいサービスを展開して来店客を増やそうと懸命な様子が伝わってきて感心しました。

例えば①今回8階建のパーキングタワーに駐車したのですが、そこのパーキングタワーではエリアの一角で洗車サービスを行っていました。洗車機などの什器を置くスペースは到底ありませんので手洗い洗車です。排水は大丈夫かなと他人事ながら心配するも狭いスペースでよくやるわいなと思いました。

例えば②百貨店の案内リーフレットを見ると店舗紹介だけでなく各種コンシェルジェ・買い物サポート、子供・身体障害者向け設備・サービス、オーダーメイド各種、修理等多種多様な関連サービスなど百貨店の施設や従業員による利便性のアピールがこれでもかと記されています。

例えば③今回訪ねた宝飾品のリサイクル店ではネックレスのオーナメントはその店で仕立ててもらうことになりましたが、チェーンは自店よりも割安な他店を案内してもらったり、リサイクル品の完成・引き取り日(買い上げ日)についてはポイントカードの点数が沢山つくキャンペーン期間中にするとお得なので連絡すると店側から切り出されたり、退屈になってぐずり始めた息子(小学生)の話し相手に長々となってもらったりと来店客の目線に立った徹底したサービスでした。

GMSやディスカウントストアと異なり、来店客にとにかく快適に買い物していただけるためにやれることは全てやるといったサービス精神が徹底されていると感じました。百貨店の全てがこうだとは言い切れませんが、今回WATANKOが出向いた百貨店ならまた来てもよいかなと思います。

もちろんその分人件費はかかっているので、高額商品やコンサルティングサービスを求める買い物限定での利用になると思います。

妻も念願のリサイクルができて満足気でしたがWATANKOはXXX,000円も払うなら新調でもいいのではと最後迄思いました。リサイクルというのは実はカスタムメイドなので既製品よりもかなり割高になります。

しかしながら妻の喜ぶ顔をみていると一方で商品選択はコスパだけでは決められないよなあとも思いました。

考えてもみると、WATANKO自身も自動車選びではコスパはあまり考えていませんでした。

(補足)

“買い場”とは「売り場」という言葉に対して、顧客目線に立って言いかえられた言葉です。流通業界内でときたま用いられる表現です。

2012年8月20日 (月)

マイカー回顧録その3 トヨタ マークⅡ(X80)

自動車テーマとして月一ペースでWATANKO家のマイカーについての思い出を取り上げています。当時の世相やその車から学んだことなどにもふれたいと思います。

第3回目は前回とりあげたコロナマークⅡの後釜として我が家にやってきた車です。でも、またまたマークⅡなんですが...。

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■あの当時

時代はバブル。新車の国内年間販売台数は600万台を超え(現在は400万台前半)国内各社も拡大路線をひた走りでした。マークⅡは当時トヨタの看板車種のひとつであり、販売チャンネル違いの姉妹車チェイサー、クレスタとあわせて月間4万台と売れに売れまくっていました。(現在の最量販車種プリウスは1万台余り)

80年代後半は日本においては車があこがれの耐久消費財であった最後の時代かもしれません。この時代に免許を取得し、車を乗り始めることができたWATANKOはカーマニアとしては幸せでした。

■プロファイル

前回説明同様、クラウンとコロナの間に位置するアッパーミドルクラスの4ドアセダン。4ドアセダンと4ドアハードトップの2種。先代(X70)が大ヒットしたことを受けてX80はキープコンセプトながら角を丸めたデザインとなり流麗なスタイルでした。エンジンは1.8Lから3Lまでと幅広いラインナップ。4ハードトップは当然ながら国内専用です。

■インプレッション

WATANKO家に来たのは1989年式の3.0グランデGというグレードでした。この時代のマークⅡは従来2Lターボが最上級グレードだったのですが、バブル指向で3.0Lモデルが追加設定されたところを我が家でお買い上げとなった次第です。前のマークⅡがロワーグレードだったのに比べて一気に装備充実でエンジンもパワフルです。

乗り込んでみるとシート表皮の手触りが抜群、インパネの材質感やスイッチに使われていたプラスチックの品質感も申し分なし。さすがトヨタ、目立つところ(運転席周り)は金をかけているなあと商売上手に感心しきり。一方で走りはいたって普通。直進は良いけれどコーナーでは相変わらずフニャフニャ感たっぷり。タイヤが小さく感じ、上物(ボディ)の重さからくるイナーシャばかり目立ちました。

■カーライフ

このX80マークⅡを父はたいそう気に入り、自宅の敷地内に自分でブロックを積んで専用の車庫を作ってしまいました。WATANKOが大学4年~社会人2年目あたりの頃、家族3人で数ヵ月に一度泊りがけで遠出したものです。乗鞍岳や佐渡ヶ島に行った記憶があります。また父は県内又は隣県の寺社仏閣めぐりが好きで友人を乗せてあちこち出動していたようです。カーナビが無い時代であり、WATANKOも渋滞回避の裏道を教わることがありました。

参照サイトはこちらです。

■うんちく

80年代~90年前半にかけては4ドアハードトップというカッコ優先で3BOX4ドア車としては矛盾に満ちたボディスタイルが流行っていました。

全高1,300mm前後であり、運転席に座ってみると座ると頭が天井とくっつきそうでまともに座れない高さ。

後部座席は座面が水平ではなく、背面にいくにしたがい沈み込むように傾斜しており、かつ背面の角度も寝ています。従い後部座席はまるで穴ぐらに乗りこむような閉鎖感がありました。リアウインドも角度が寝ており、後部座席に座る人の頭に直射日光があたる始末。

サイドはピラーレスで側面衝突に対して大いなる不安あり。メーカーもさすがにこれでは不味いとおもったかピラードモデルも発売していましたが。

このようにセダンであって3BOX4ドア車の本質を大きく損なった4ドアハードトップではありましたが、概観の流麗さでスマートに見えたため人気があり、当時は一定の販売シェアを占めていました。

エンスーの間では狭くて歪んだ室内空間と出来の悪いシートと相まって「日本車ダメダメ論」がとおっていました。一方で優れた室内パッケージ+シートをもつ輸入車はやはり素晴らしいと定評と得ていたわけです。

その後90年代半ばには室内空間が広いミニバンの隆盛と、衝突安全性の向上要求(マーケティング上「安全」が重要視されるようになった)に影響をうけるかたちで4ドアハードトップは死滅し、3BOX4ドア車の室内空間は矯正され健全になりました。しかしながらミニバン隆盛の影響は甚大であり、日本国内で販売される3BOX4ドア車自体が絶滅危惧種になりかけるところまで追い込まれています。

今後3BOX4ドアが生き残る道としては、キャビンと荷室が分けられるパッケージを活かしてプレミアム路線として売り出すしかないと思います。既にメルセデスベンツやBMWなどドイツ車が実践していますが。

■あとがきにかえて

生活にゆとりができ、着飾ってカメラを持ち、友人を連れ立って、ピカピカの国産アッパーミドルサルーンで週末度に出かける。WATANKOの父にとってこのマークⅡと過ごした7年間、約80,000kmは人生最上のカーライフでした。

しかし終わりは突然にやってきます。1996年頃、路上で他車と衝突事故を起こしマークⅡはあえなく全損となってしまいました。当時既に70歳を超えていた父はこれ以降、体が弱まり、コロナプレミオ(これまた事故で全損)、プラッツ(次車購入時に下取りへ)と乗り継いだものの5年後には自動車の運転ができなくなってしまいました。

2012年8月16日 (木)

1306&1308の収益分配金が入金 2012

【8月15日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 52,604千円
・評価損益      ▲332千円
(分配金込み)
・損益率       ▲0.6%

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WATANKOが保有している国内ETFのTOPIX連動型上場投資信託(1306)と上場インデックスファンドTOPIX(1308)の2商品から、毎年恒例“残暑お見舞い”の収益分配金の入金がありました。過去の履歴も含めて以下のとおりです。

Notes)
*金額単位は円です。
*収益率をみるときには本来、分配金を除する分母には当期の平均評価額を用いるべきなのかもれしれませんが、最終的には投入した元本に対してなんぼ儲かったのかということが現実の評価となるため、ここでは購入額を分母としております。
*とはいえ参考値として直近1年間の基準価額<簡易算定(2011年7月末価額+2012年7月末価額)÷2>に対する比率も併記しておきます。

201208181


もう毎年書いているのですが、今年もまた1306と1308では収益分配金に無視できない差がつきました。

1306の15.1円/株に対して、1308は13.05円と1割以上の差異です。

しかしながら、収益分配金の差異はその分基準価額の高低に反映されますので、以前のように気にはしていません。

ところでこの2商品からの収益分配金はこれまた昨年と同様に、分配金累計残高からも一部加算して50千円ほど再投資にまわしたいと思います。購入商品はいつも積み立て購入しているニッセイ日経225インデックスです。

ETFのチマチマ分配金でインデックス投信を購入する。これぞ“逆リレー投資”とも言えますでしょうか?

おっと商標登録しておかねば。

(つづく)

インデックス投信とETFを併用するのはどうか

【8月15日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 52,504千円
・評価損益    ▲1,060千円
(分配金込み)
・損益率       ▲2.0%

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インデックス投信とETFについてはそれぞれメリット・デメリットがあり、比較記事がよく紹介されています。

WATANKOの選好はインデックス投信ですが、個別株で資産運用を続けてきた一定のキャリアをもつ個人投資家にとってはETFの方がしっくりいくかもしれません。

ともかくも一方が廃れて、他方ばかりが伸長するというわけでもなくそれぞれが並存している現状ではどちらもそれなりに購入する価値があるというのが一般的な見方でしょう。

さてインデックス投資を始めてみようかと思案中の個人投資家の方々の中にはインデックス投信かETFかどちらにしようかと迷われている方もいるかもしれません。

そのような時、WATANKOの今の考えでは「とりあえず、両方買ってみてはどうでしょう」とアドバイスしたいところです。

ここでいうところの「両方買ってみる」の狙いとするところはインデックス投信の無分配・再投資の投資効率の良さ(*)、ETFの低廉な信託報酬、その双方のメリットを享受したいという願望、またそれぞれのデメリットを抑制したいという願望を一定割合ずつながらでも同時に叶えるところにあります。

(*)分配金を出すインデックス投信もあるのでご注意願います。

どちらか一方に100%割り当てるよりも、2つを併用することによって中庸な結果と納得感が期待できるのではないでしょうか。

事例としてコツコツ麻酔科医さんがブログ「麻酔と世界分散投資?」の記事を紹介します。

麻酔と世界分散投資?
(2012年8月)外国株式インデックスe MAXIS海外株式ETF

ブログ記事で紹介しているとおりコツコツ麻酔科医さんは「インデックスファンドのドルコスト平均法による積み立てと、フリーETFのコツコツスポット購入」を実践されています。

コツコツ麻酔科医さんのように一つのアセットクラスで普段はインデックス投信をコツコツ積み立てし、一方で相場下落を想定してETFを指値買い設定しています。

(ちなみにETFの指値買いできるという特徴がなぜメリットなのか今までピンときませんでしたが、今回初めて実感できました。)

またコツコツ麻酔科医さんの場合、スポット買いの対象としているのがフリーETFであるところもミソです。これなら購入回数が多くなっても手数料を気にせずに済みますからね。

インデックス投信でもETFも、10,000口保有でも10,000,000口保有でも重要なことは、保有商品の平均購入単価を低く抑えて常に評価益を維持できやすい利益体質にすることです。

インデックス投信の毎月積み立てを順守すれば平均購入単価がジリジリあがる局面も甘受しなければならないということになりますが、一方で相場下落時にETFの安値スポット買いをアドオンすることによって、そのアセットクラスのトータルの利益体質を維持・向上させていきます。

ちなみにインデックス投信とETFを併用してみた結果、最終的に自分のスタイルに合った方に収れんしていってもそれはそれで良いと思います。

「インデックス投信、残高貯まったらETFへリレー」と金科玉条に縛られずに複数のビークルを同時に走らせるくらいのおおらかな気持ちで行きましょう。さらには途中で変更もアリアリ。朝令暮改でもいいじゃあないですか。

2012年8月14日 (火)

直販投信が保有する銘柄を直接購入してはどうか

【8月13日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 52,504千円
・評価損益    ▲1,360千円
(分配金込み)
・損益率       ▲2.6%

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個別株をバイ&ホールドしたいとアクティブっ気が満々な個人投資家の皆さん、銘柄選びのひとつの指標として定評ある直販投信が保有する銘柄(当然ながら少なくとも十数銘柄に分散)を購入対象とするのはどうでしょうか。

たとえばまだまだ純資産は少ないですが、巷では「ひふみ投信」、「コモンズ30」、「結い2101」あたりが今のところ「定評ある直販投信」という印象があります。

これらファンドが保有している個別株銘柄を自ら直接購入、保有するのはどうでしょうか。

信託報酬はかかりませんし、どれも志ある金融業界の方々が気合いをいれて一円入魂のもとに選定した銘柄です。素人個人投資家自身の銘柄選びに比べれば、良好な銘柄への絞り込みがなされているかもしれません。上場銘柄X,XXX社のうち、自分が支持する運用会社が投資する銘柄を自ら購入するというのは、自分で一から企業分析を行い銘柄選びをするよりも遙かに簡単です。運用会社がすばらしい銘柄選びをするほど、同時にその銘柄を直接保有する価値もまたあがります。

管理の手間暇の点についてですが、28本の投信、ETFを保有するWATANKOからみれば、十数種類の銘柄保有なぞ管理上はどうということはないと思います。

勿論あくまで投資は自己責任ですから、各運用会社が選んだ銘柄が暴落しても文句言える筋合いではありません。もしその直販投信を支持するのであれば、その運用会社が選んだ銘柄ですのでなおさらなので納得感もあろうかと思います。

なおファンドと自分との間で銘柄毎の保有割合の差異や銘柄毎の増減などについてはさして気にする必要もないでしょう。なぜならそのファンドが規定する保有割合は絶対正解がどうかわからないからです。投信と自分の保有割合のどちらがベターかというのは詮索してもせんなきことです。

以上のような考え方はただ乗り感抜群。フリーライドもいいところという意見もあるかもしれません。しかし直販投信が自らが選定する銘柄を開示する以上、このような考え方を持ち実行する人がいても不思議ではありません。

それに第一、誰もがアクセスできる場にて開示した以上、それはもはや公知公用ですからね。

これは非常に皮肉な話ですが、運用会社が真摯で優れた選球眼をもつのであれば、その裏でこっそり?その選定された銘柄を直接購入する個人投資家たちがいてもおかしくないと思います。すくなくともマネー雑誌の安易な企画で選定された銘柄よりは良さげに見えるでしょう。

2012年8月10日 (金)

Intermission 2012/8/10

【8月9日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 52,504千円
・評価損益    ▲1,146千円
(分配金込み)
・損益率       ▲2.2%

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WATANKOは数ヵ月前から個人投資家ブロガーの主張の補完情報を入手する意味にてTwitterを覗いております。

そこで見られる光景は、ブロガーの皆さんが自身のブログでは品行方正さを保っていても、Twitterでは刹那的・断片的・扇情的なTweetを繰り返しております。そこはブロガーの皆さんのホンネ(に近い?)アナザーワールドです。

そこで吐き出されているTweetの塊はこれぞキャラを特定した上での2ちゃんねる的便所の書き込み、いや失礼、掲示板投稿です。まったくもう本家のブログの閲覧を放置しても良いくらい活き活きとしておもろいです。

と同時にWATANKOは、かつて自分が自動車関連の匿名掲示板で時間を浪費したことを思い出しました。

*新車の慣らし運転は意味がない。
*エンジン始動時の暖気運転はガソリンのムダにすぎない。
*数千キロ毎のオイル交換は金のムダ。
*信号待ちでNドラ入れるなんで車のことがわかっていない。
*夜間、信号停車でヘッドライト消すのはただの神経質。
*今時ワックス塗るなんで時代錯誤。
*高速道路の追い越し車線をトロトロ走るやつはどけ。
*女性ドライバーはトロくて下手くそで迷惑。
*「Baby in the car」だから何?
*インパネを飾りつける奴はみっともない。
*改造マフラーは適法でもとにかく五月蠅い。ヤメレ。
*数年で乗り換えるやつは阿呆じゃん。
*輸入車はボッタクリ。
*今時スポーツカー乗るやつはイタい。
*ミニバン乗りは厨房、基地外。
*○○(←特定車種)はダメ車。
*ディーラーにだまされた。

等など

自動車関連の匿名掲示場ではこのようなテーマをメジャーとして昼も夜も不毛な賛否論が交わされています。やりとり内容も三ケタのレスを数えるころになると揚げ足取り、枝葉末節な話、対話がループ化したり、「悪魔の証明」をひたすら要求したりとただの言葉のブン投げ合いになります。

自動車好きのWATANKOも車には一家言がありましたのでよく参戦していました。今思えば自分の主張は散逸し、まとまって記録に残っておらず、また他人から得るものもほとんどなかったように思えます。

同じことがTwitterでもチラホラと見られていると感じます。救いとしては1Tweetが140字に制限されることでしょうか。それもTweetを繰り返せば同じかもしれませんね。

(インデックス)個人投資家30名程度のTweetをフォローしていますが、Tweetの中には、その下世話な痛快さ、アジテートと引き換えに品位や分別を失ったものも少なくありません。

このようなTweetをみると、ああまた人生80年の有限なる時間をWebで無駄にタレ流しているなあと思います。

実際のところWATANKOもこの駄ブログ続けており、Webでのタレ流しはやっていますが、他人のこうした様をみて少しでも抑制すべくTwitterは覗き見専門にしています。

・・・Twitterでつぶやくくらいなら、その分、目の前の奥さんとか子供とか大事な人につぶやいた方がいいんじゃね?

2012年8月 8日 (水)

墓代に お金をかける 虚しさや 盆の夏夜に 虫はなきけむ

【8月6日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 52,504千円
・評価損益    ▲1,569千円
(分配金込み)
・損益率       ▲3.0%

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(現代語訳)「生前ではなく自分が亡くなったあとのお墓にお金をかけるとはなんと虚しいことか。毎年、夏のお盆に墓参りをする人を迎えるのは冥途の者ではなく、ただの虫の鳴き声にすぎないのに」by WATANKO

東京と異なり地方では8月13日~15日にかけてお盆シーズンです。WATANKOは先日近所にある我が家の墓の掃除を行いました。毎年、墓掃除はお盆の前だけでなく、春・秋の彼岸前や父の命日にも行っています。

WATANKO家の墓は墓地の端、土手の傍にあり、足場が悪くかつそれなりの大きさであるため、周辺の枝打ち、落ち葉掃き、雑草取り、墓石や備品の洗浄、献花とやると1時間弱コースとなります。

面倒ですが近所に住む叔父・叔母らが墓参りにくるため事前のメンテナンスは欠かせません。これもまた本家・長男・一人っ子の宿命だと思って諦めています。

一方の妻ですが、かねてから「自分が年老いてからは子供の世話にはなりたくはない」と常々言っています。

認知症が進んだ自分を面倒みる迷惑を子供(夫婦?)にかけるのは嫌だと。

心のどこかで疎んじられながら嫌々面倒をみられるのはお互いにとって辛い話だと。

妻はこれまで色々と各方面から伝聞してきた老人を世話する話をうけて、自分は子供たちの世話にはなりたくない、老後の自立生活がおぼつかなくなれば、さっさと施設に入所すると言っています。自分の老後の世話で子供たちを縛り付けたり、彼らの生活を疲弊させたくないのでしょう。

そして決めゼリフとして「だから老後の施設入所資金を蓄えておいてね」とよく釘を刺されます。

そんな妻ですが、今回墓掃除をするWATANKOの様子を見て、今度は「死んだ後も、子供たちに手間をかけさせるくらいならお墓なんていらない。死んだら粉にして海かそこいらにでも撒いてくれれば十分」と言い出しました。

当然ながら自身のお墓にお金をかけるなどばかばかしいとの考えです。

普段は概ね保守的な価値観を持つ妻ですが、老後や死後のことになるとこのようにとことんドライ指向です。老後は全てお金で解決。死後についてはお金をかけても仕方ないので一切不要というわけです。

かくいうWATNAKO自身も妻の意見にことさら反対するわけでもありません。

子供たちには自分たちが生まれ育ったこの街にこだわらず、日本でも海外でも、住んでみたい土地、働いてみたい土地に自由に旅立ってほしいと常々考えています。そのためなら親の墓守なんて義務などは軽く吹き飛ばしてほしいくらいに思っています。

最後に妻の決めゼリフをもうひとつ紹介しておきます。

「子供たちなら大丈夫よ。墓なんかなくっても親との思い出を忘れることがないよう育てているから。子供たちの心に十分な想い出として残っているならばそれで構わないわ...。」

・・・やべ! 毎日帰りが遅くて子供との触れ合いが少ないWATANKOは十分な想い出を子供たちに残せないかもしれないじゃん!!妻よ!自分だけズルいぜ!

2012年8月 7日 (火)

ブログデザイン変更しました

このブログを開設以来、53か月使っていたデザイン(というか壁紙か)を今回から変更しました。これまでのデザインは気に入っていたのですが両端が切れていること、下地が青に白い文字はやや読みづらいことが気になっておりました。

とはいえ今回変更して採用した新しいデザインもやはり青がベースです。しかしこれまでのものに比べて白い文字がクリアであり、読みやすいかなと思えます。

心機一転して「資産運用でスーパーカーを手に入れよう!」、続けたいと思います。

2012年8月 6日 (月)

(続)2012年7月末運用状況

(前回からのつづきです)

前回の続きとして、ファンド・オブ・ファンズに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたアセット別のパイ・チャートは以下のとおりです。

201207315


さらに「my index(わたしのインデックス)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに期待リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*期待リターン   4.6% (4.2%)
*リスク     16.3%(16.3%)
*シャープレシオ  0.30 (0.26)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*購入元本総額  52,504千円(52,294千円)
*評価損益    ▲2,538千円(▲2,507千円)
*運用期間    53か月(52か月)
*元本平均残高  33,788千円(33,428千円)
*平均年間利回り ▲1.7%(▲1.7%)

また投信だけのものも作ってみました。

201207316


<概況>
保有資産トータルの評価損益の赤字は今月も継続しています。現在28本の保有商品のうち評価益ありが9本、評価損ありが19本です。

今時は夏休みシーズンということもあり、WATANKO周辺でも平日・週末問わずイベントが盛り沢山です。おかげで冒頭にもちょっとふれましたがリア充しております。

ですからさえない相場への関心も薄れたままで過ごしました。(笑)

巷の個人投資家ブログではインデックス投信VSアクティブ投信(毎月分配型投信)論争がまたぞろ盛り上がってきたり、インデックス投信についての正しい理解を促すような記事が散見されますね。

WATANKOといえば8月もリア充が続きそうですので、まだしばらく更新ペースは落ちそうですが、それでもこの駄ブログを週一でも覗きに来ていただければ幸甚です。

皆様も充実した夏をお過ごしください。

2012年8月 5日 (日)

2012年7月末運用状況

ちょっと油断してリア充しているとブログ更新を怠ってしました。人間素直なものでインセンティブが低くなってきたものには時間を割かなくなるものです。ブログ運営のモチベーションは最近やや下がってきたことは否めませんが、それ以上に他のリアル生活がいろいろあって相対的にブログ更新に割く時間がここのところ激減してしまいました。

とはいってもしばらく途絶えているとまた飢えてくるものひとつのパターンであり、しぶとく更新を続けていきたいと思います。

さてインデックス投資を始めて4年と5ヵ月が経ちました。7月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆各アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは78.54円/$です。
◆赤字は現在、積立中の商品です。
◆日本債券クラスへの投資はSBI資産設計オープン(すご6)とセゾン・グローバル・バランスファンドに含まれている部分のみです。
◆評価記号の内容は以下です。

◎:+15.0%~
○:+ 5.0%~+15.0%
△:+ 5.0%~▲ 5.0%
▲:▲ 5.0%~▲15.0%
×:▲15.5%~

201207313

さて、次に28本の保有商品を以下の3つのグループに分けてみました。

Aグループ:
現在積立中の商品+以前まで積み立てており、現在は積立中止だが、信託報酬は積立中の商品に次いで低いため、慌てて売らず保有継続している商品。(資産運用メイン)


Bグループ:
日本+先進国+新興国のETFを揃えたワールドワイド・パッケージ。これも当面保有継続してETFの動向をモニタリングする。ただし大きな資金需要が発生すれば、直ちに売却する方針。ETFの分配金はAグループの商品の購入資金にあてる。(海外ETFの分配金は為替動向によって円転のタイミングを図る)

Cグループ:
かつて積み立てていた商品で、より信託報酬が低い商品に積立先を切り替えたため、現在保有のみ。現時点では評価損を抱える商品ばかりで塩漬け中。評価益がでたら売却し、Aグループの購入資金に転用する方針。また評価損があってもA、Bグループの一部商品とセットで売却することもありえる。

201207314


現在、このうち以下の6商品をサルベージ中です。

1)三菱UFJインデックスファンド225
2)ニッセイTOPIXオープン
3)PRU海外株式マーケット・パフォーマー
4)PRU海外債券マーケット・パフォーマー
5)年金積立インデックスファンド海外債券ヘッジ無し
6)SBI資産設計オープン(すご6)


(つづく)

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