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« Intermission 2012/8/10 | トップページ | インデックス投信とETFを併用するのはどうか »

2012年8月14日 (火)

直販投信が保有する銘柄を直接購入してはどうか

【8月13日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 52,504千円
・評価損益    ▲1,360千円
(分配金込み)
・損益率       ▲2.6%

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個別株をバイ&ホールドしたいとアクティブっ気が満々な個人投資家の皆さん、銘柄選びのひとつの指標として定評ある直販投信が保有する銘柄(当然ながら少なくとも十数銘柄に分散)を購入対象とするのはどうでしょうか。

たとえばまだまだ純資産は少ないですが、巷では「ひふみ投信」、「コモンズ30」、「結い2101」あたりが今のところ「定評ある直販投信」という印象があります。

これらファンドが保有している個別株銘柄を自ら直接購入、保有するのはどうでしょうか。

信託報酬はかかりませんし、どれも志ある金融業界の方々が気合いをいれて一円入魂のもとに選定した銘柄です。素人個人投資家自身の銘柄選びに比べれば、良好な銘柄への絞り込みがなされているかもしれません。上場銘柄X,XXX社のうち、自分が支持する運用会社が投資する銘柄を自ら購入するというのは、自分で一から企業分析を行い銘柄選びをするよりも遙かに簡単です。運用会社がすばらしい銘柄選びをするほど、同時にその銘柄を直接保有する価値もまたあがります。

管理の手間暇の点についてですが、28本の投信、ETFを保有するWATANKOからみれば、十数種類の銘柄保有なぞ管理上はどうということはないと思います。

勿論あくまで投資は自己責任ですから、各運用会社が選んだ銘柄が暴落しても文句言える筋合いではありません。もしその直販投信を支持するのであれば、その運用会社が選んだ銘柄ですのでなおさらなので納得感もあろうかと思います。

なおファンドと自分との間で銘柄毎の保有割合の差異や銘柄毎の増減などについてはさして気にする必要もないでしょう。なぜならそのファンドが規定する保有割合は絶対正解がどうかわからないからです。投信と自分の保有割合のどちらがベターかというのは詮索してもせんなきことです。

以上のような考え方はただ乗り感抜群。フリーライドもいいところという意見もあるかもしれません。しかし直販投信が自らが選定する銘柄を開示する以上、このような考え方を持ち実行する人がいても不思議ではありません。

それに第一、誰もがアクセスできる場にて開示した以上、それはもはや公知公用ですからね。

これは非常に皮肉な話ですが、運用会社が真摯で優れた選球眼をもつのであれば、その裏でこっそり?その選定された銘柄を直接購入する個人投資家たちがいてもおかしくないと思います。すくなくともマネー雑誌の安易な企画で選定された銘柄よりは良さげに見えるでしょう。

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資産運用」カテゴリの記事

コメント

この作戦は私も前に考えたことがあります。
それでどんな銘柄があるのか?
結構時間をかけて調べました。
でも、結局止めました。

理由として、
各ファンドは集合体としてPFにしているわけですから、
一部の銘柄だけ買うと、ピンポイントでハズレを引きかねない、
かと言って、全部買おうとすると、
そこそこ銘柄数もある上、
高値圏にあるようなものもあり、
また、かなりマイナーで買いにくい銘柄もあり、
面倒くさくなりました。(爆)

ただ、自分が買おうかな?と思っている銘柄を、
こういう目利きだとされているファンドが持っていると、
安心感はありますね。
と言いつつ、
結局そういう銘柄も買ってないんですが。(^^)

追記

それにしても、仮にもファンドですから、
まだ純資産は少ないとはいえ、
私ごときよりは多いので、
そういうところがマイナーな銘柄をどのように買ったのか?
更に言えば、
今後ファンド規模が拡大した時に、
流動性の低い銘柄をどのように買い続けていくつもりなのか?
疑問に思っています。

mushoku2006さん

レスありがとうございます。(お盆休み取得中なので昼間から投稿できます。)

例えば本文にあげた3つの直販投信が保有する合計数十の銘柄から、高値圏にあるもの、マイナーで買いにくいものを除いて十数銘柄程度であれば購入できませんかね?

その直販投信を信頼するのであれば、そこが選んだ銘柄も信頼するに足るとかシンプルに考えたのですが。

>>十数銘柄程度であれば購入できませんかね?

もちろん出来ますけど、
それだとやはり、
ポートフォリオマネージャーの意図から外れてしまう気がして、
ちょっと嫌ですねえ・・・・・・。(^^)
外した1銘柄が爆上げして、
他全部が沈んだのをフォローなんて図柄になった日には、
目も当てられません。><

長期保有を前提とすればアリだと思います。

ファンドを通さないことで良いと思える応援したい会社に直接投資できるというメリットは見逃せないポイントです。株主として株主総会に出ることもでき、ファンドを経由するかという違いは大きいと思います。(投資タイミングの判断に惚れ込んでいるならタイミングが合わないとダメですので、真似は難しいですが)

吊られた男さん

レスありがとうございます。

ご指摘のとおり、長期間のバイ&ホールドするくらいでないとタイミングの影響を抑制できませんね。

ご無沙汰しております。
この方法、海外株式で実際にやっております。元銘柄はアクティブファンドの個別銘柄ではなくセクター別のETF構成銘柄ですが。
安値と思えるときにチョコチョコ買い増して完全なバイアンドホールドです。
ここ数年の結果を見ると、悪くない方法かなと思います。
現状、全体の半分弱がインデックス投資ですが、「時価総額が大きいダメな会社を買わない方法」はあると思っています…。

ottoさん

レスありがとうございます。

日本と異なり海外の場合、入手できる情報に制限がありますので、より意義がありそうですね。なるほどです。

この手法、ひふみ投信銘柄でやりましたね。甲乙つけがたい同業大手の中からひふみ投信がどの会社を選んだかは参考にしました。特にひふみ投信は、TOPIX等のポートフォリオを否定していますから、そのひふみ投信が選ぶ大手は基本的には信頼性が高いと考えています。今はS株も充実していて簡単に投資できますしね。

自動車大手3社→日産自動車
通信大手3社→ソフトバンク
総合商社大手→三菱商事
その他中小株→パーク24

hase_onさん

レスありがとうございます。

銘柄のうち自動車については日産ですか。うーん、なるほどいろいろと考えさせられますなあ。

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