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2012年8月31日 (金)

毎月定額型投信サザンクロスに対する印象

【8月30日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 52,704千円
・評価損益    ▲1,226千円
(分配金込み)
・損益率       ▲2.3%

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先日の日経朝刊のマネー&インベストメントにて毎月定額型(元本払い出し型)投信の「りそな毎月払出し・豪ドル債ファンド(愛称:サザンクロス)」が紹介されていました。

毎月定額型投信...一体何だろう。日経の紹介記事を2度じっくり読んで理解しようとしたが頭に入りません。これは一体何?なぜこれがでてくる?

この商品の記事を検索してみました。こいつを発見し、熟読しました。

QUICK MANNY LIFE 投信ニューフェイス
イノベーションが進む毎月分配型、大和投資信託が毎月分配型の新タイプ投入

この投資信託は分配金の減額を嫌う顧客層の心理にミートさせようとする意図のもとに、分配金の金額変動という要件を排除して定額分配に徹するという特徴をもつことは日経の記事だけでもわかっています。

WATANKOがハテナ?とずっと考えていることは、「この新商品は従来の毎月分配型に対して実態としてどれだけの優位性が見込めるのだろうか?」であります。

日経の記事からも読み取れるように毎月分配型投信にとって資金流入額を維持(要するに販売継続)する上では、分配金の水準維持は死活問題ともいえるでしょう。ほとんど存在意義といっても差し支えないくらいです。ですから実態として運用がある程度ヘタレになってもやせ我慢して分配金額を維持しようとするのではないでしょうか?
運用益が20%下がったからといってすぐさま同時に律儀に分配金を20%引き下げるということは少ないかもしれません。

つまり現実に起きていることとしてはこのサザンクロスが定額型分配を声高らかにアピールしても、多くの毎月分配型投信が常日頃から定額分配を極力維持しているのが実態ではあり、大した優位性は無いのではないかということです。

せいぜいサザンクロスについてはその定額分配を他の毎月分配型投信に比べてより末期状態(純資産の枯渇状態)になるまでやせ我慢して維持しますよ、と言っているにすぎないと思います。

さらにもう一丁。

サザンクロスを設定した運用会社は「日本の投信顧客は分配金の減額を大変嫌う傾向にある」ということに気がついたまでは良かったです。しかしもうひとつ肝心なことに気がつくべきだったかもしれません。それは「高い分配金(利回り)が人気を得る」ということではないでしょうか。

サザンクロスの毎月定額型のコースには100円、50円、30円とありますが、分配金が定額だろうがヘチマだろうが30円という低い分配金額を選ぶ人がどれだけいるか疑問です。どうせ定額分配をうたうのであれば、肝心の分配金額についても気前よく200円コースとか300円コースを設定すれば良いのにと思います。

「え、毎月必ず200円分配するのか。それは良いなあ」と申込みが殺到することうけあいでしょう...。(虚しい)

ちなみに200円コースの場合、基準価額が変動せず設定どおり2,000円未満で繰上げ償還ならば3年4か月でお終いとなります。(実際には信託報酬分目減りするのでもっと早いですが。)

毎月定額型のこのサザンクロスは隆盛する毎月分配型投信が生んだひとつの徒花に過ぎないと思います。販売チャネルの営業力以上の成果は出ないのではないでしょうか。

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