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2012年11月29日 (木)

解体撤去の日に思うこと

【11月28日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 53,304千円
・評価損益      2,513千円
(分配金込み)
・損益率         4.7%

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以前から記事にあげているとおり、WATANKOは親から引き継いだ戸建て賃借屋5軒を利用してつつましやかな賃貸業を行っていました。

しかしながら物件は築40年を越え老朽化が酷くなってきたこと、入居者が高齢となるにつれ色々なリスクが増えてきたことなどを理由にこの5軒を使った賃貸業を廃業とすることにしました。5軒のうち2軒は数年前に入居者が退去し空き家になっていたので、2010年から2011年にかけて残り3軒の入居者にも退去いただきました。

その後、敷地内の測量を行い、解体撤去後の土地活用をプランニングしてきました。しかしながら土地活用については最終結論は出ず、暫定案として更地にしたあと、すぐ近くの大型商業施設のテナントの従業員向け駐車場として貸し出しだすことを目論んでいますが、未だ貸し手も決まらない状態です。

そんな状況ですが、このまま廃屋5軒を残したままですとだれかが不法占拠したり、いたずらにあったりと物騒なので、とりあえず廃屋を解体撤去することにしました。

見積もりをとり現場打ち合わせを何度か行い、敷地内に設けてあった共同ゴミ捨て場につき廃止届けを市役所に提出し、同じく敷地内にあった東京電力の電柱を撤去するよう依頼、打ち合わせたりとこまごまとしたことを行ってきました。また母名義の資産であったため工事契約のためにWATANKOが母の成年後見人となる手続きも行いました。

そうしてやっと解体撤去の工事着工にまでこぎ着けることができました。

晩秋の晴れた日、敷地内は養生され、重機が入り込みはじめます。

バリバリバリバリバリ・・・・人が住んでいた跡が壊されていきます。

2週間もしないうちに解体撤去工事はおわり、5軒の廃屋はあとかたもなくなりました。

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この賃借屋5軒の総収益はどうであったか。昭和45年頃新築したときは1軒10坪で建築費が1,000千円ほどと伝聞しています。

WATANKOが廃業を決めるまでのほぼ40年間、記憶の限りでは空室だった期間はありません。家賃は平均およそ月35千円。年間420千円です。これによる表面利回りは42%です。40年間にかかった税金費用、修繕費・設備更新費などはわかりませんがそれらを差し引き、さらにCPIの推移(インフレ)を加味したとしてもかなり高い利回りだったのではないでしょうか。

昔は建築基準も甘く、標準的な設備・品質も貧弱であったため新築の坪単価も安かったです。くわえて高度成長期と核家族化の進行により住宅需要が旺盛であったので収益も安定していたことがうかがい知れます。(WATANKOは親から「賃貸屋に空きがでても国道に手作りの募集看板を出すだけですぐに借り手が見つかった」とよく聞きました。)

翻って今はどうでしょう。

法規制の厳格化、入居者の贅沢志向により建築コストが上昇し、一方で高齢化と不況による収入減により賃貸業の収益リスクは増しています。(今やWATANKOが住む街でも高年式の物件ですら入居時に礼金はほとんど取れないのが実態です。)

かような中、今後は不動産投資の形態についてはアパート運営に集中してしまうと危ういと感じます。商業店舗、駐車場、さらには更地だけといった色々な賃貸の形態を織り交ぜることにより、特定の形態のデメリットの影響を抑制する方向にもっていくべきだと思います。

今回、廃屋を解体撤去した土地も、冒頭触れたとおり今後の利用は未定です。アパートを新築するにしても慎重な決断が必要と考えています。

2012年11月27日 (火)

マイカー回顧録その6 マツダ デミオ(DX)

自動車テーマとして月一ペースでWATANKO家のマイカーについての思い出を取り上げています。当時の世相やその車から学んだことなどにもふれたいと思います。

3台目のマイカー、シトロエンXMは故障が相次ぎ(費用が嵩み)、その結果予定より早期の売却となりました。かような事情でWATANKOには次期愛車にまわせる資金は乏しく、かつ当時WATANKOは資格習得のための週末に予備校通いを始め学費がかかり、さらには勤務先の業績不振が発生し、給与・ボーナスカットが始まるという三重苦の只中にいました。そんな中、選んだミニマム・トランスポーター、小さいながらも楽しい車、それがマツダの初代デミオ(DX)でした。

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■あの当時

90年代半ばから後期。アジア通貨危機、金融不安、貸し渋りとロクでもないことが続いた時期です。大学の親しい先輩や同期が就職した長銀も日債銀も逝ってしまいました。日本車メーカーもマツダが経営不振で外資の軍門に下る第一号となりました。(以降日産、三菱と続く。)

この頃にFMCされた日本車はバブル崩壊後の景気後退期に設計されており、シャシーもエンジンもキャリーオーバーの上、とにかくコストダウン一辺倒のつくりでした。またパジェロに代表される4WDの隆盛と、オデッセイを象徴とするミニバンの勃興がおきた時期でもあります。一方、輸入車はというと欧州車はEC発足の影響で各国のメーカーが出す新車は総モンデオ化(均質で個性に乏しい車化)しつつある時期であり、アメ車はフォードくらいが気を吐いていたように記憶しています。

■プロファイル

マツダ・デミオ(DX)は業績不振で新車の開発費予算も厳しい中、既存のシャシーと1.3L及び1.5LのエンジンであつらえられたBセグメントの5ドアハッチバックです。

ミニバンブーム到来を予見する中、ユーティリティを重視したパッケージとなり、これ一台で最低限色々とまかなうことができる万能クルマでした。デザインは奇をてらったものではなく、オーソドックスにまとめられていましたが、それが潜在顧客の間口を広げ、そこそこの台数が息長く売れ、当時のマツダの屋台骨を支えたモデルでもあります。
WATANKOが購入したのは1.5LのGLというわりと上級グレードでした。シトロエンXMに比べてかなりのスケールダウンでしたが、街中で乗っていると「これで十分」と思わせるところ多々ありでした。

参照サイトはこちらです。

■インプレッション

Bセグメントというとラテン系なら非常に個性的な車が揃っているのですが、日本車の場合、開発費も製造原価も制約が大きい中、色々と見切りをつけて開発された跡がありありの車が多いです。

典型的な例を上げれば、ステアリングコラムを左右上下にゆするとあっさりギシギシ音がでるなど取り付け剛性の低さがすぐわかり、それだけでもう安クルマの味付けが染みてきたものです。また狭い室内を少しでも広くみせようとするあまり、シートは小さくてペラペラなものばかり(勿論コストをかけられないという事情もあり)なので優れた座り心地を望むべくもありませんでした。

しかしながらデミオはなかなか頑張っていました。ステアリングフィールはBセグメントの割には重く、大型車のようにしっとりとしており、シートは厚めで大きなものをあつらえていました。開発者インタビュー記事によると2ランク上、つまりDセグ車(カペラ)のシートを使ったとのことです。

エンジンもシャシーも平々凡々でありここで語るほどの見るべきところはありませんでしたが、マツダの開発者はドライバーと車のインターフェースであるステアリングとシートには細心の注意を払いデミオを仕立てたわけです。

加えてWATANKOが選んだGLグレードには開口部の大きなムーンルーフがついており、明るいマリンブルーのボディカラーと相まって仕事一辺倒の荷車イメージを大分払拭していたように見えました。

■カーライフ

このデミオ、試験勉強におわれかつお金もない30歳手前のWATANKOが妻と生まれて幼い長男とのドライブに出かける際に頑張ってくれました。またこの頃、妻も運転免許を取得したので、このデミオで初心者ドライバー時代を過ごしました。デミオは取り廻しのしやすいサイズで、運転の癖もなく免許取り立ての妻には丁度良い車でもありました。

■あとがきにかえて

結局、我が家のデミオは大きなトラブルも事故もなく、4年と1か月。43,000kmを乗ったところで下取りに出されていきました。経済的に苦しい時代にも楽しいカーライフを送ることができて糟糠の妻ならぬ糟糠の車でした。

シルバー人材センターの「部長さん」

今日は雑誌記事などで日頃紹介されている話題について、実際に目の当たりにしたという話です。

WATANKOは所有する不動産(敷地)の草刈りや剪定を地元のシルバー人材センターに依頼しています。毎年、草木がのびる夏になると依頼を行い、多い時には1箇所につき1シーズンで2回依頼することもあります。1回あたり数万円の出費となります。もうかれこれ10年近く毎年依頼をしています。(当然ながら確定申告で損金算入処理)

ところがここ2、3年ある変化を感じ取っています。それは値段が上がっていることと連絡、段取りに不備が目立っていることです。

草刈りや剪定を依頼するのは毎年同じ敷地なので、サービス単価の改定(値上げ)がなければ、かかる費用は変わらないはずですが、なぜか年々少しづつ上昇しています。
具体的には以前は1カ所あたり25千円程度だった作業料がここ1、2年は35千円程度にあがっています。つぶさにみると単価は変わらず工数が増えています。つまりは作業量トータルが変わらないとすれば一人一日あたりの労働生産性が落ちているため、例えば従来4工数で済んだ作業が6工数かかっているということになります。

また作業対象や内容について作業者が迷わないように私から詳細を紙に書いてセンターに提出、説明しています。ところが最近はいざ作業当日になって作業者が「詳しい作業内容は何も聞いていない」と言い出したり、説明したはずの作業内容についてまたイチから問い合わせをかけてきたりします。(センターは作業に先立ち見積を作成するために現場を訪れて詳細確認しているはずです。)さらには事前に伝えておいた現場の周囲に対する注意事項も作業者の頭に入っていなかったりして迷惑がかかることもしばしばです。

なんだかシルバー人材センターも頼みにくくなったなあという印象を強めた昨今、同じくセンターに草刈り作業を依頼している近所の人やセンターで働く事務方や古くからいる作業員の方に話を伺う機会がありました。それらの話を総合すると以下傾向がわかりました。

1)近年、職をもとめてセンターに作業者登録する高齢者が増えている。彼らの中にはもとは立派なサラリーマンでそれなりの「部長」だとか肩書をもった人たちが少なくない。

2)彼らは作業にかかってもすぐに休みたがったり、作業を勝手に早く切りあげてしまったりする。(WATANKO注:それが作業にかかる工数を膨らませている原因か?)また依頼主からの指示をしっかりと守らなかったりするいい加減な面も時折みられる。

デスクワークからの仕事替えとしては、草刈りや剪定は見た目よりもしんどいですし(私自身も何度も作業経験あり)根性入れてやらないと生産性はあがらないでしょう。(特に夏場の作業は熱中症と隣り合わせの危険あります。)

3)センターの事務方としては、このようななにかと仕事を軽んじがる彼らに「今までの肩書を捨ててください、ここからがスタートですよ。」と何度も口酸っぱく説いているがなかなか改善しない。長年染み付いた性根はなかなか改善しない。

4)依頼主の中には上記の実態をみて、見積もられた工数を厳しく査定して事前にセンターにクレーム&ネゴする人もいる(ex.「この作業に○工数は多い。○マイナス△工数でやれるはずだ。」)

5)サラリーマンから転身した人たちがこうしてサービスの品質を落としているため、センター全体に対する評判が悪くなり、従来から登録して作業受託している(腰が低くく、真面目にきちんと仕事をこなす)ベテラン作業者までもが迷惑を被っている。

不況のあおりでサラリーマンがそれまで転身してこないような仕事場にも流れ込んでいる現実、サラリーマンが前職のプライドを捨てきれず、新しい仕事のプロになりきれていない様子を垣間見ました。(そういえばタクシーや介護の業界でも身近に同じような事例を聞いたことがあります。)

彼らは飯を食っていくために仕事を選んではいられないはずの人達ですが、どこか現実を甘くみているような気がしてなりません。シルバー人材センターに「部長さん」は要りません。求められるのは暑い中、困っている依頼主のために懸命に作業をやっていただく方だけなのです。

(自分の乏しい才覚を棚に上げて、かつ上から目線の話になってしまいました。不快に思われた方もいましたらお詫びいたします。)

2012年11月25日 (日)

2012年11月の積立購入商品

11月の投信の積み立て購入の内訳です。

ここ数カ月は日本株式と新興国株式についてそれぞれ2回ずつスポット購入を行っていました。ところが先月はうっかり3回ずつ購入してしまったので、今月はその調整のため1回ずつのスポット購入に留めています。

さて各回のお値段(購入単価)は如何であったか?

Notes)表中の金額単位は円です。

201211301

さらに11月の仕入れの結果、10月末と現在とを比較して、平均購入単価はどれくらい変動したのか?以下のとおりです。

Notes)表中の金額単位は円です。

201211302


冒頭、今月はスポット購入を1回に留めたと述べましたが、今月は月中で日本株式アセットの積み立て商品であるニッセイ日経225インデックスの基準価額が平均購入単価を上回りましたので丁度塩梅は良かったです。一方で新興国株式アセットもまた各商品の基準は上昇がすすみました。

この分ですと来月は2アセットとも基準価額>平均購入単価となり、月次積み立ては一時中断になりそうです。

いや~師走を迎え、寒さが厳しくなってきましたが、インデックス投資家には一足早い春到来なのでしょうか。せめて総選挙まではこのまま上がり続けてほしいです。そうすればいよいよ塩漬け投信のサルベージが近づくかもしれません。それとインデックス投資ブロガーも記事更新の頻度がにわかに増すかもしれませんね(笑)

2012年11月24日 (土)

自動車ローンは是か非か

【11月22日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 53,304千円
・評価損益      2,203千円
(分配金込み)
・損益率         4.1%

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自動車好きの間で意見を二分するネタのひとつに「自動車ローンは是か非か」というものがあります。

個人投資家の方々には堅実な方が多く、ブログでも節約ネタが取り上げられているところをしばしば見かけます。そのような皆さんから見れば自動車ローンの利用など論外という方も多いでしょうか。

ところが自動車好きの掲示板などでみられる特徴としては自動車ローン肯定派は結構メジャーであり、自動車ローンを使った方があたかも賢いカーライフだと喧伝されています。

ではWATANKOはどうかというと自動車ローン100%否定派です。自動車など借金して買うほどのものではありませんし、借金などしなくても自動車は買うことができます。

自動車ローン肯定派は「自己資金が足りなくて予算オーバーの車種にも乗れる。残価設定ローンなど色々なローンも利用できる。」などとローンのメリットをよく唱えています。

しかしながら考えてもみてください。自動車ローンに限らず、クレジットローンで商品を買うことはX~XXか月の間毎月発生する支払いを遅滞なくするために家計のコントロールが必要になります。

ところが、そのような家計のコントロールができるのであれば、そもそも自動車ローンを使うことを余儀なくされるような事態にはならないと思います。きちんと貯蓄を行い、欲しい車種の購入資金をしっかりとためることができるはずです。後払いの資金需要に対応できるのであれば、前もって資金を貯めることができるはずです。

最初の1台の資金を貯めて現金100%で購入する。1台目を償却中に2台目の購入資金を貯める。購入資金が貯まったら実際に買い換える。これを繰り返せばよいだけなのです。よけいな金利コストを支払う財布を用意する必要はありません。

結局そのようなコントロールができない人が、だからこそ自動車ローンを利用するのであり、ローンは常に家計への圧迫となっています。

なお自動車ディーラーは提携するクレジット会社とつるんで残価設定ローンなど各種ローンを斡旋してきます。ローンはただでさえ総支払額が現金一括支払いよりも高くなります。その上、残価設定ローンなどはより割高なローンであるし、追加コスト発生のリスクも含んでいます。またリースについても個人にはローンと実質的には同じです。

また自動車ローン肯定派は「まとまったお金は、万が一のためにとっておきたいので車はローンで買う。」ともよく唱えます。

WATANKOが考えるに「自動車ローン+手元現金」と「現金一括+不測により生じた資金需要は別途ローンで対応」は本質的には同じことです。どちらも資金需要総額の一部をローンで暫定的に対応するわけです。

だいたい実際の話として、マイカーの減価償却費分を数か月も貯めれば一定の資金となり、不測の事態への備えはひとまずできると思います。また一方では事故や怪我・病気にそなえて損保・生保を掛けているのではないでしょうか。さらに貯金も足りない、保険でもカバーできないとお困りの場合なら車を売却という手段もあります。(なおローンを組んでいると車はローン期間中、自動車ディーラーやローン会社の名義のケースがあり、その場合簡単には売却できません。)

「自動車ローン+手元現金」はいつ、どれくらいの資金需要な生じるかわからないもののために固定的な金額のローンを組んで、ひょっとしたら不要におわるかもしれない金利を余分に払っているようなものです。(「まとまったお金」の運用益がローンの金利を確実に上回ればよいですが、そんな保証はありませんよね。)

ここらへんでやめておきますが、自動車好きのローン肯定派には、思えば金弱(金融リテラシー弱者:WATANKO造語)な人がなんと多いのでしょうか。

(あとがきにかえて)

車は高価な買い物なので、ローンを組みたくなる心理も働くのは仕方ないかもしれません。しかし世の中には中古車にまで目を向ければ安価で楽しい車選びもまたできます。200千円、300千円の中古車での個性的でお得なカーライフが色々とあり、ローン要らずな世界がそこには待っています。

おっと、この辺りはまた機会をみつけて語りたいと思います...。

2012年11月22日 (木)

年金積立インデックスファンド海外新興国株式の分配は気に入りませんが、今のところかまいません

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2012年11月21日 (水)

(続)親の介護と終末にかけるお金

(前回からの続きです)

前回は主に親の介護に向けた備えについて触れました。今回は残酷な「終末」のテーゼに話を移しましょう。

親の介護について事前に親と対話をすべしと前回述べましたが、これは突き詰めていけば親の終末における扱いをどうしてほしいかということについての対話にもつながります。

ここで能書きばかりでなくWATANKO家の実例をあげたいと思います。

WATNAKOの父は介護老人保健施設とその隣接の病院にあわせて26か月入居・入院後に亡くなりました。その後、母が有料老人介護施設または病院に入居・入院して現在、既に68か月を過ぎています。

父の入居・入院の費用、換言すれば介護と終末にかかった費用は26カ月の合計で概算5,200千円です。母の方はというと施設の入居費用、骨折した時の病院の入院費・手術費、施設入居前の自宅のバリアフリー改装費やヘルパー費用など合わせて概算16,000千円です。

母の場合は通常の生活を送っていれば少なく見積もっても100千円/月の生活出費がかかったと想定できますので、68か月分である6,800千円を控除するとNETの介護費用は9,200千円となります。

つまり父母あわせてこれまでかかった介護費用合計は通算94か月で14,400千円となります。

そして母については、まだ出費が完結したわけではありません。

その母ですが、今般、自己免疫低下によって生じた重度の皮膚病のため介護施設を一時退出して隣市の病院に入院しました。入院前は食事や水分も思うようにとれず日に日に弱っていく様子でした。

しかしながら入院したとしても、これまでの経験から身体の状態が好転するとは思えません。おそらく母には自身の終末が近づいているのかもしれません。

ここで病院に一体どれほどの治療をお願いすべきでしょうか。

WATANKOのテーゼは決まっています。

しかしここに至るまではWATANKO自身の中では長いこと葛藤がありました。

親がまだ意思疎通ができる内に十分な対話ができていればそれもまた違ったかもしれません。

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この駄ブログをご覧になっている皆さんは、このような事態の時に自分の親の終末にどれだけのお金をかける気があるのでしょうか。

その答えは、その時点での親の資産残高や自身の資産状況に左右されるかもしれません。もしそのどちらも十分でなければ、さらには自身の蓄財方針によっては選択肢が自然と狭まることになるでしょう。

またはお金が十分な場合はどうでしょう。とにかく治療費を投入して延命措置を施すでしょうか。

昔であればモノが食べられなくなったら、呼吸ができなくなったら人間お終いでしたが、今では延命手段はいろいろと講じることができます。

あとはどこまで続けるか、どこで止めるか。お金と精神をギリギリすり減らすところまで突っ込むか。

これら手段は介護の時と同様に、場合によっては子供世帯の家計に対しても甚大な影響をあたえる事象です。

親の終末についてかけるお金に関して事前に明確な答えをだすことができた親子は、少しだけ幸せかもしれません。

2012年11月20日 (火)

親の介護と終末にかけるお金

【11月19日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 53,304千円
・評価損益      1,011千円
(分配金込み)
・損益率         1.9%

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このブログをご覧の皆さんの親御さんはお元気でしょうか。御自身が30歳代の場合、親御さんは60歳~65歳くらいなのではないかと推察します。そのくらいであればまだまだ元気であるといえるでしょう。

しかしながら早ければ5年後、遅くとも15年後くらいには心身ともに老化がすすみ、やがて自立生活できる状態ではなくなり、親族や施設等のお世話になりながら終末を迎えることになるでしょう。

その際に留意すべきは親の介護にかかるお金のマネジメントです。

1) 親の財産について把握しておく。

子供は親が突然の事故や急病にあったり、予想外に早く認知症が進んでしまった時に備えて、親の資産についての情報を収集・整理し、把握しておく必要があります。

とくに不動産についての権利書、賃貸契約などかわしている書類、その他債権債務にかかわるものは遺漏なきようにしなければなりません。

(WATANKOは父が認知症にかかって以降、実家の資産について全容把握と証憑集めにおいて不明点が多々あり困った経験があります。)

2) 親の財産の使い方について協議しておく。

子供は、親の介護関連でいざお金が必要になったときに親の財産についてどのように取り扱っていく方針なのか、あらかじめ親と話しておく必要があります。

ヘルパーによる家事手伝いや施設への定期的な通所・ショートステイなどの介護サービス、そしていよいよ自宅で自立生活できなくなった場合の入居施設についても事前の調査・検討をしておくべきです。

上記1)と2)は換言すればそれぞれ収入と支出にかかわる内容ともいえます。親が持つ資産を、親の意向を考慮しながら費消していく。それは親の資産を的確に利用することと同時に子供に経済的な負担が及ばないように注意しながらすすめていくというお金のマネジメントであります。

しかしそうは言っても親がそれなりに元気なうちは1)については正面切って確認することにためらいがあるやもしれません。元気な親に向かって「金いくら持っているんだ」と懐を探るわけですからたとえ親子の間でもイヤな気分になるのもわかります。

また2)についても「そのうちなんとかなるさ」と先送りにしたくなる心理が働くものもっともです。なにせ楽しいことではありませんし、お金の問題以外にも子供にとってはプライベートな時間を削り取られたり、手間暇がかかるという負担があります。

しかしながら、例えば親がいつの間にか認知症が進んでしまい、どこにいくら現金・預貯金・証券があるのかすらもわからない。したがい親を介護施設に入所させようにも資金繰りがたてられなくて身動きがとれない等という事態は避けたいところです。

さらに過酷なケースとしては、親が自立生活ができなくなったときに、有料老人介護施設に入居できるほどの資産を持っていなかったからどうするのかということです。

近所に頼る親類もない、費用が安くなる特別養護老人ホームは数百人の空き待ち状態である、という時には子供の世帯に対して経済的負担と労力が相当かかってくる可能性は大きいです。

親の介護のための費用を子供が持ち出す結果となり、その挙句子供の世帯は孫の教育費などの未来にかけるべきお金が圧迫され、貯蓄もできず子供自身の老後への備えすらも蝕まれていくことになる。それは悲劇です。

そうならないためには子供は自身の核家族の未来のため、年老いた親に対する経済的な支援はミニマムとせざるを得ないかもしれません。その代わりにせめて親の資産を把握し、それとのバランスをみながら親の介護と終末にかかわるマネジメントを行うことが現代の親への最後の孝行といえるのではないでしょうか。

「年老いた親の面倒を子供がみるのは当然だ」という昔ながらのウェットな親子論に引きずられることなく、年老いた親の資産の把握や使い方、介護と終末における方針については、親子間でキッチリと話をしておくべきでしょう。

(つづく)

2012年11月17日 (土)

マッチング拠出?なにそれ?

【11月16日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 53,304千円
・評価損益        674千円
(分配金込み)
・損益率         1.3%

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WATANKOの勤務先では、先月末の人事異動によって人事部のシニア・スペシャリストが一人、人材派遣系の子会社に移籍しました。なぜその方の異動に着目したかというと、勤務先が確定拠出型年金を導入した時にその方が担当だったからです。

勤務先が確定拠出型年金を導入した2007年春当時、WATANKOは投資信託という商品についてその方にお尋ねした記憶がありました。わずか5年半前のことですが、当時WATANKOは資産運用開始前の、金融商品といえば預貯金、国債と株式しか知らないウブな中年でした。

さて話は現在に戻って、確定拠出型年金の担当が件のシニア・スペシャリストから後任に代わったので丁度良い機会と思い、勤務先の確定拠出型年金の今後の取り扱いについて問い合わせることにしました。後任の担当者は以前から顔見知りのWATANKOより数年年上の方です。ワクワク・・・

・・・しかしながら問い合わせた結果はなんともお寒い限りでした。

Q1.「今後、取り扱い商品ラインナップの変更は検討予定にありますか?」

A1.「さあ、DCJ(日本確定拠出年金コンサルティング:勤務先が確定拠出型年金の導入を委託している機関)から提案があり、会社として追加コストがでない内容なら検討するかもしれません。」

Q2.「マッチング拠出の導入を検討する予定はありますか。あるいは既に検討中とか。」

A2.「なんですか。それ?」(WATANKO説明後)「うーん、なんともいえませんね。」

Q3.それでは他に確定拠出型年金に関するなんらかのサービス見直しの計画はありますか(もうこの時点でほとんどあきらめモード)

A3.「・・・・・」

WATANKO「どうもありがとうございました」(にっこり)

上記のやりとりをみてわかるとおり、この分だとマッチング拠出どころか確定拠出型年金について世の中の時流にあわせた今後の見直しはほぼ全く期待できそうにもありません。

これは新しい担当者の能力云々ではなく、会社として関心が薄いように感じます。確定拠出型年金導入時には色々な説明資料(冊子体やリーフレット、CDなど)を大々的に配布し、この年金の啓蒙をさかんにしていました。

ところがいざ導入されると、以降は全く野ざらし状態です。今おもえば導入時の説明資料配布は全てDCJが用意したプロモーションだったのですね。

以上のような実態は果たしてWATANKOの勤務先だけにみられた特異なケースなのでしょうか?それとも日本企業の多くでも典型的にみかける風景なのでしょうか?

皆さんのご勤務先では如何なもんでしょうか。

2012年11月15日 (木)

Intermission 2012/11/15

【11月14日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 53,304千円
・評価損益       ▲269千円
(分配金込み)
・損益率        ▲0.5%

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雑記帳★◆●■▲

★日経平均が落ち込みから8,800円にまだ回復しました。数日前の8,600円代に落ち込んだ時に丁度、ニッセイ日経225インデックスの積み立て購入を行ったので安く仕入れることができました。そして本日は反転上昇。ウヒヒヒ。

◆ここにきて円安。自民党が復活すると円安も復活か。これで米国の債券バブルの影響とあわせて先進国債券インデックス投信の基準価額が上昇中。古い不動産物件の解体撤去工事費用に充てるため、いくつかの先進国債券インデックス投信の売却タイミング到来かもしれません。

●家計の増大は日に日に増すばかり。長男が通う学習塾は頻繁に進路説明会を開催します。色々と進路選択ノウハウを開示してくれるのは助かる反面、最後には必ず親子+講師による三者面談の日程調整が。そして後日の面談では最後に次のタームの学習講座案内が。みごとな販促3連コンボとわかっていつつもカモになりがちな親バカがここに一人います。

▲別に意識しているわけではないのですが(いや、こう書く以上は意識しているのか)、この駄ブログで取り上げようとするネタが、他のインデックス個人投資家ブログでも同時期に取り上げられているケースを時折感じます。
特に時事ネタというわけではないネタであっても、不思議ととりあげるタイミングが同じになるというのは一体どんなもんなのか。いや単なる偶然といってしまえばそれまでですが。

■というわけで近日記事予定のネタを先にご紹介。ただし記事掲載は順不同です。

*勤務先のマッチング拠出
*人生の終末にかかるお金
*自動車ローンの是非
*シルバー人材センターもつらいよ
*解体撤去工事が始まる日
*いよいよ売却。ナニ売るか
*ホンネの女性活用

いけね、資産運用ネタが少ないなあ...。

2012年11月14日 (水)

SBI証券の投信積み立てキャンペーンはペイできているのか

【11月13日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 53,254千円
・評価損益       ▲177千円
(分配金込み)
・損益率        ▲0.3%

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さて今回も素人個人投資家っ気バリバリの記事で1発行きます。

ネット証券各社では、しばしば投資信託の販促キャンペーンを実施しています。直近の事例をあげますと、私が利用しているSBI証券では先月にSMTシリーズの積立キャンペーンを実施していました。これはキャンペーン期間中に対象となるSMTシリーズ商品を積立購入設定すると金額に応じてSBIポイントが付加されるという特典がつきます。SBI証券にとっては特典について外部調達するわけではありませんし、お手軽に展開できるキャンペーンといえるでしょう。

インデックス投資を行っている個人投資家ブロガーの方々の中にもこのキャンペーンを利用してSBIポイントをゲットしようとされる方々を何人か見かけます。
彼らがよくとる手法としては日本債券インデックス連動商品など値動きの比較的少ない投資信託を積立購入して、ポイント付加条件を満たしたところで解約するというものです。

かくいうWATANKOも上記と同様にSMT国内債券インデックス・オープンを購入しました。WATANKOとしては現在、日本債券クラスは積立購入の対象外ですので一時的な保有にすぎず、ポイント付加条件を満たしたところで解約予定です。
信託報酬がアセットクラス最安値ないし2番手のグローバル債券インデックス・オープンや新興国債券インデックス・オープンを対象としてもよかったのですが基準価額が露骨に上昇中なのであまりそそられませんでした。

さて今回のポイント付加という特典を満たす条件は乱暴に言っていまえば数週間~1カ月程度の間、積み立て設定を維持することです。積立して最初の月次購入が約定すれば、その直後に解約してもポイントは後日、ちゃんと付加されます。(キャンペーン内容を見る限り、そう理解できます。)

はたしてこの場合、SBI証券にとってキャンペーンの効果がどれだけあがるのでしょうか。

簡単な試算をしてみます。

*キャンペーン対象商品の中で一番信託報酬が高いSBI資産設計オープン<すご6>(信託報酬0.714%)を選ぶ。
*保有期間は1カ月。
*SBIポイントは獲得後、現金として還元取得する。
*積立設定金額は1,000円とする。(ポイント還元率が一番高い。)

⇒SBI証券が得られる信託報酬は1,000円×0.714%÷12=0.595円①

⇒一方で購入者が得られるSBIポイント現金還元は50p×85%=42.5円②

①-②は▲41.905円であります。

アレアレ、SBI証券の持ち出しという図式になります。

実際には信託報酬の中に運用会社の取り分が含まれている、SBIポイントの還元時にはには手数料として800ポイントが控除されることを勘案すると①、②ともに減額となりますが、①と②のギャップはそう変わらないと思います。

・・・・上記のような収支でSBI証券はハッピーなのでしょうか。

それとも実際にはキャンペーンで獲得した新規積立設定分の多くは、その後長期にわたって積立保有され続け、顧客の平均値としてほぼ必ず①>②となる構図が過去のキャンペーン実績から判明しているのでしょうか。

もしそうであれば所詮、外部の素人による詮索など無用のものだと思いますが、ネット証券でこの手のキャンペーンを申し込む顧客ってはしっこいイメージの人ばかりにも思えます。必要最低限の積み立て設定を行い、条件成立となったら即解約というテクニックを講じる人が多く、ネット証券側からみて簡単には儲けさせてくれないかなと想像したりもします。

勝手な憶測と言われてしまえばそれまでですが。

2012年11月13日 (火)

プラチナカードは要らないよね

【11月12日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 53,204千円
・評価損益       ▲154千円
(分配金込み)
・損益率        ▲0.3%

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WATANKOが日々利用するクレジットカードのメインはAMEXです。社会人になった時に何気に申し込み、以降ずっと利用しています。

ところで長年クレジットカードを使い続けて取引実績と与信が高まってくると、上級ランクのカード申し込みの推奨案内がDMで頻繁に送られてきます。AMEXも同様ですが、WATANKOは長年無視し続けていました。AMEXには購入決済以外の機能をほとんど求めていないからです。したがい未だに一番平民?向けの緑色のカードを使っています。

さて今年は旅行代金やパーティ代の立替等が重なり、例年になく多額のカード決済を行いました。するとまたぞろAMEXからプラチナカード(年会費100千円也)のご案内DMが届きました。

案内にはプラチナカードを利用することによっていわゆる色々なコンシェルジェ・サービスや特典を享受できることが謳われています。旅行だけでなく、物品購入、飲食、娯楽、文化、スポーツ等においてプレミア・サービスを用意していることがアピールされています。

これについて思う事つらつら。

1.そのサービスは本当に欲しいものなのか。

カードが提供するサービスはその多くが「そりゃまあ、あったらいいね」サービスであり、かつ「なくても別にいいや」サービスです。そのようなサービスのためにわざわざ高い年会費を払うくらいならその分を毎日、昼飯のラーメンに欠かさずチャーシューをトッピングしたり、お弁当にスイーツデザートをつけた方が庶民としては嬉しいです。

2.サービスには条件・制約があり、時には余計なコストを払いかねない。

例えば旅行の時に自宅から空港まで無料送迎サービスが付きますと喧伝しています。しかしながら宣伝文句の傍らに老眼が迫りつつあるWATANKOでは読み取れないくらい小さな文字で「○○○の▲▲▲にて旅行をお申込みする場合」と条件がしっかりとついています。カード会社が指定する商品・サービスを別途購入・申込みしないと適用されない無料サービスなど全然「無料」ではないことはいうまでもありませんね。

3.特典の利用のために、結果として更なる出費を強いられていないか。

例えば商業・文化イベントについて優先的な扱いが受けられるという類のサービスがあります。しかしその結果、さしていきたくもないイベントにわざわざ出向き、そこで新たに浪費するという行動をおこしかねません。

プラチナカードの利用というものには、カード会社が用意するカードの利用スタイルに自分のライフスタイルを無理やりはめられているような印象を抱いてしまいます。たとえばさして興味のない娯楽でも特典があるからといって、利用料を支払い、条件に合致するかたちで、何がしかの制約をうけつつ利用したりするといった光景です。

先ず自分オリジナルのライフスタイルがあり、そこにある多くのニーズに応えられるサービスが揃っていればよいのですが、高額なツアーで頻繁に海外旅行に行きゴルフやクルーズなど金のかかるスポーツ・娯楽に興じ、高い物品や飲食にお金を費やすという相当なお金持ちでもないかぎりプラチナカードが提供するサービスは不要のものばかりに思えます。

2012年11月11日 (日)

日銭(分配金)が入る魅力に抗えない人々 【Refrain 2012】

飲食業含めた街の商売人の方々が陥りやすい錯覚として、日銭に対する錯覚というものがあります。

一日の商売を閉めてレジをみると現金が数十万円入っている。「やったぜ。これが一日の俺の稼ぎだ。この分なら今月ひと月で10百万円いけそうだな。俺は商売がうまい。店もどんどん増やしてもっと儲けよう。」

と、こんな心理状態になることが少なくありません。実際にはそこから材料費や人件費、光熱費、店舗賃料などを差し引いた残りが本当の儲けなのは本人もわかっているのですが、目の前に数十万円の現金が積み上がる日が毎日続くと、「利益=売上-費用」の大原則すら忘れかねないほど、その現金は魅力的に見えてきます。

店の経営者はやがてそのレジの金は全額自分の自由になるものと思い込みはじめます。そして過大な店舗展開の原資としてつぎ込まれます。そのレジの金は経営者にとってなぜか「俺には経営者の才能がある」と思わせてしまいます。

店が上手くいって順調に売り上げが伸びているうちはこの幻想は続くのですが、ひとたび逆境となれば、商品開発や販促はおろか合理的な経費節減さえ実行することができず途端に苦しい経営となります。そのしわ寄せの一部が店舗オーナーへの賃料への賃料未払いという形で噴出してきます。困った話です。

街の商売人には牧場主がその日の刈り草をサイロに無造作に放り込むがごとく、日銭を貸金庫に放り込み、一旦それを忘れられるような冷静なビジネス目線を維持する必要があります。でないと自分のビジネスが本当に儲かっているのかどうか冷徹な把握すら困難になるかもしれません。もし赤字経営であっても、やっぱりその日のレジを閉めてみればまずまずの現金がそこにはたまっているのですから、それが麻酔薬を打つがごとく本人の経営センスを鈍くさせてしまいかねません。

さて一方で金融商品で資産を増やそうと思っている人達はどうでしょう。

WATANKOは定期的にETFの収益分配金を受け取っています。これは私にとっては例外的であり、普段積立投資している商品はインデックス投信であり、1本を除く23本全てが(今のところ)無分配の投信ばかりです。

分配金は出さずに即再投資に廻して複利運用してください、目標額まで儲けるまではリターンは欲しがりません、というインデックス投資の基本スタンスどおりです。

そんな中にあってもETFからの収益分配金の入金があると、たとえ年1回であっても、それがわずかな金額であっても、ちょっとうれしくなってしまいます。たとえ税金を前払いしてしまったとしても、手動で再投資にまわす作業をすると複利効果期待を実感できました。

毎月分配型投信を購入・保有している人は、なるほどこのうれしい気持ちを毎月味わえるのかと思うと、この手の商品の購入を抗うことは難しいかもしれません。

毎日(毎月)お金が手に入る。たとえそれがかりそめの利益だとしても、目の前の日銭(分配金)に対してNOと言える人は少ないし、それもやむを得ない人間心理かもしれません。

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毎月分配型投信について個人投資家ブログでは幾度となく取り上げてられています。最近は信託報酬と分配金の頻度の相関がネタになりました。毎月分配型投信ネタだけでものすごい量のアーカイブができそうです。それだけ関心が高いのでしょう。だれかまとめ記事ブログでも運営してくれませんかね。自筆記事がなくてもそこにはかなりのアクセスが集まりそうです。

2012年11月10日 (土)

パートナー選びは難しい 【Refrain 2012】

伴侶の話ではありません。ビジネスパートナーです。
WATANKOの場合、ビジネスパートナーとして考えるべき対象のひとつに不動産業者があります。

【タイプA】昔ながらののんびり不動産業者

*平均年齢は高め。同業者や取引先に関する情報は多くもっているが、リスク管理は比較的甘いか。
*親身に相談に乗ってくれるが、問題が起きた時、解決手法の引き出しを沢山持っている印象薄し。
*アパート管理では集金や建物管理、入退去のケア、募集などの業務範囲でマージンは5%程度。
*賃貸土地の紹介などワンショット取引の場合、紹介料(地代1か月分程度)をとってお終い。

【タイプB】ガリガリやり手の不動産業者

*平均年齢は30代~40代。二代目のケースも散見。収集した情報をもとにリスク管理をこまめに行う。
*親身に相談に乗ってくれ、問題が起きた時は法律と契約に基づき、硬・軟手法を織り交ぜて相手と交渉する。勿論、それなりの手数料がかかるが。
*アパート管理では上述の業務範囲でもマージンは7~10%程度取る。(トラブル時の対応人件費込み)。
*賃貸土地の紹介など、通常、ワンショット取引(不動産業者には契約成立時に手数料を1ヵ月分払っておしまい)が多い場合でも賃貸契約の間に入ってマージンを毎月とらんとする抜け目なさ。

タイプAは、ローコストですが、チト頼りないタイプ、タイプBはガンガンやり手ですが、(最終結果の如何にかかわらず)コストはタイプAよりもかかります。

不動産取引における簡易な仲介サービスを選ぶか、フルサポートサービスを選ぶかという違いともいえます。

結局は物件によってタイプAとタイプBの不動産業者を使い分けるというのが適切なのでしょう。

ケースA⇒リスクの少なそうな賃貸先。
ex.大手企業に土地だけ定期借地契約で賃貸する場合、短期間の取引の場合など

ケースB⇒リスクのありそうな賃貸先
ex.浮き沈みの激しい業種や中小業者に賃貸する場合、借地借家法で賃貸してしまっている場合など

ケースAにはタイプAを、ケースBにはタイプBを充てるとよいかもしれません。

しかしタイプAのような不動産業者は高齢化・廃業により少なくなり、タイプBがこれからは増えそうです。

いずれにしても以前、医者と弁護士を親戚に持つと良いと当ブログにコメントしてくれた方がいましたが、加えて不動産業者も持つべきかもしれません。

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WATANKOが付き合いのある不動産業者で一番取引があるのがタイプBです。新しい賃貸案件話をどんどん持ってきたりしますが、会って話をするともう全く先方のペースですすめられかねないほどテンション高いというかパッション高いというか、つまるところ商売っ気ムンムンです。普段、街中で偶然見かけると大きくてゴツいベンツのSUVを乗り廻していたりもします。いやはや自営業の逞しさを垣間見ています。

2012年11月 9日 (金)

税理士にもとめるものは何か 【Refrain 2012】

WATANKOは父の代からつきあいのある地元の税理士に自分と母の確定申告を代行してもらっています。(自分でも必要な証票を集めたり、説明用の明細を作るなどやるべき作業がありますが。)

代行をお願いしている税理士は元近隣市の税務暑で結構上までいった人らしいです。勤務していた税務署の地元では開業できないしきたり?らしく、そのため私の住む街で開業しています。

そもそもつき合いは、この税理士が私の住む街のJAの顧問税理士をしており、農業を営みかつ兼業として農協に勤めていた父と知り合い、ご縁があって確定申告をお願いすることになりました。

税務所につとめていた人が税理士になるというのはよくあるケースですが、なにせ以前は税金を徴収する側にいたのですから、税理士になったからといって脱税指南をするというチェンジマインドは論外としても、節税のためのあの手この手をつくすというコンサルテーションはほとんどしません。

私が以前いくつかの節税テクニック(例えば家族に専従者給与を支払い、それを損金扱いにするなど)を持ちかけても、今時の税務事情を鑑みてかなり保守的なアドバイス(要するに「その節税やめときなさい」)をしてきます。(以上TYPEーA)

一方で、アパート建築の機会に知り合ったアパート建築会社の系列の税務会計サービス会社筋で紹介される税理士は節税にアグレッシブです。地元で開かれた不動産活用&節税セミナーを何度か聞いたり、個別にアプローチされたりしました。彼らは節税対策として法人つくりましょう、保険入りましょう、などと提案してきます。いろいろ対策を講じれば、あなたの場合、所得税・住民税の合計が現在の半額になりますよなどとささやかれ、思わずグラッときてしまいます。(以上TYPEーB)

この両者の税理士を比較すると次のとおりです。

TYPE-A

(長所)長いつきあいで信頼度大。税務調査の対象となるリスクをミニマム化した申告を行う姿勢。報酬費用も比較的安価。

(短所)長所の裏返しというか担保要件でもあるが、節税テクニックの採用にかなり消極的。

TYPE-B

(長所)節税アイデアをバリバリ採用する。最新税務事情にも詳しそう。

(短所)報酬費用はTYPE-Aより高め。税理士への提出資料をキッチリ作ることなど依頼主側の作業負担がかえって増す場合もあり。

毎年確定申告の時期になると考えるのですが、自分の場合なら今後付き合いを続ける税理士は果たしてTYPE-A、Bどちらがよいものか...。

実は上述した、現在確定申告作業をお願いしている税理士は60歳半ばなのであと10年、20年と継続してお願いできるとは思えません。本人には家族の中に税理士の仕事を継承する者はいませんが、自分のリタイア後は私を含めた顧客については、だれかに知人?(税務署時代の後輩?)に引き継がせるよう準備済みとのことらしいです。おそらく引き継ぐ人もTYPE-Aであろうと思われます。

私からみれば税理士を変えるというのはとても慎重な判断が必要です。変える機会があるとすれば、上記の継承時がチャンスとなります。でもTYPE-Bの税理士に変えるべきか否か、しっかりとした答えはまだ出せそうもありません。節税欲に目がくらんで、ローコストで信頼性の高い(と私は信じている)税理士を安易に切るというのは避けたいです。

つまるところ自分としては税理士に求めているものの中でプライオリティNo.1は何なのかという問いに対して答えがでていないということでしょう。

(おまけの話)

個人投資家ブログの皆さんの大半は確定申告くらい自分でやれや!との気概をお持ちでしょうが、残業多くて長距離通勤、週末は不動産の管理と活用検討関連で時間を割かれ、残った時間も家族となるべく過ごしたいというWATANKOにとっては(モノにもよりますが)他人に頼めるものは頼んでしまう部分があっても仕方ないと割り切っています。

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この記事を書いた時にはTYPE-AかTYPE-Bか結構迷っていたのですが、その後本件の関心は沈静化し、当時の税理士(TYPE-A)を継続起用しています。

しかしながらいずれこの税理士も上述のとおりリタイアする時がくるので、その時はまたこのテーマが再燃するでしょう。なにせ今度切り替えがある時は、その後の税理士は息子たちの代まで付き合いが続く可能性があるため、将来の色々なことを勘案して判断を下す必要があります。

2012年11月 6日 (火)

インデックス投資の実績を明かしている理由 【Refrain 2012】

WATANKOはリスク金融商品による投資を始めて4年と8か月、この駄ブログも2年と8か月続けてきましたが、過去の投稿記事の中から、自分自身の投資やライフスタイルその他についての考え方を割としっくりと語ることができたといえるいくつかの記事(自画自賛?)を、何日かにわけて再紹介したいと思います。(なお初回掲載記事に対して多少追記・修正してあります。)

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インデックス個人投資家ブロガーの皆さんが、自らの資産運用内容、運用成績についてどれくらい開示しているかは人によってまちまちです。(当たり前の話でありますが)

平均的な開示内容としては、

*ポートフォリオの内訳推移
*アセットごとの評価損益率の推移(たいてい複数の期間にわけて開示している)
*購入・保有している商品

といったところまででしょうか。

しかしながらブロガーの中には実際の投資の実額、評価損益の実額までオープンにして、つまりは自分のリスク資産をかなり開示する人も少なからずいます。(勿論大前提として個人を特定できる情報は開示されていない匿名ブログでのケースですが)

かくゆうWATANKOもその一人です。自分でも言うのもナンですが、月次にて保有している金融商品のアセット別・商品別投資の実額と評価損益率および実額、ポートフォリオの推移などインデックス個人投資家の中では相当詳細に開示している方だと思います。

しかるにその理由は?

1.インデックス投資に興味をもつ人にリアルな現実をみてもらい、投資の有無(含むポートフォリオの編成検討)の判断材料として少しでも役立ててもらいたいから。

私はインデックス投資推奨派ですが、同じようにインデックス投資に興味関心をもつ人たちにこの投資法を推奨する場合、金額ベースでもって運用の実態をみてもらうことがインパクトがあると考えたからです。

インデックス投資に興味があるけれど、実際には長期間運用することで、どんな波乱万丈が待っているのか。運用期間中、それぞれのアセットクラスがどれだけ上がって、どれだけ下がるのか。実額でそれを目の当たりにしてもらい、現実を知ってもらいたいからです。

2.自国株式の長期低迷、円高が晒されている日本の個人投資家が行うインデックス投資が本当に報われるのか。それとも多いなる幻想であるのか。2008年から20年の現役サラリーマン時代の積み立て投資期間で証明(あるいは暴露?)してみたいから。

そのためにインデックス投資の成果を実際の数字でがっちり表したいと思います。時には10,000千円も凹んだけど、最後は+20,000千円になりましたというようなハッピーエンドが果たして待っているのか。

◆日本株式はやっぱりヨレヨレボックス株じゃあないか。
◆先進国/新興国株式はそれなりにあがったけど○○ショックのたびに急落して、最後はチョイ黒に終わったね。
◆海外債券も為替をのぞけば損益トントンだったなあ。
◆SMTだのeMAXISだの散々勧めておいて、結局儲かるのか(儲けたのか)...。

などという結果に直面した場合、今のインデックス投資を推奨する著名人がどうコメントするか見ものであります。(でも大半はリタイアしてしまっているかな...。)

注)投資はあくまで自己責任なので、別に彼らにクレームをつけるつもりはありません。

3.一体いくら規模の話で大騒ぎしているのか、ブログ閲覧者には冷静に捉えてほしいから。

個人投資家ブロガーが定期的な運用状況を開示する際、やれ年初来+10%だとか、投資開始から▲20%に下落しているとか言うたところで、実額でどのくらいの話なのか。
▲20%といっても金額で▲10千円の話なのか、それとも▲10百万円の話なのかで読み手の捉え方も変わってくると思います。

損失額が少額であれば、その後の積立継続や相場回復ですぐに取り戻せることもあるでしょうし、利益額が少額であれば、その後の相場の影響ですぐに吹き飛んでしまい、とても利益が出たと安心できる話ではないと思います。

「運用状況は▲50%!そりゃあ大変だ。え、金額では▲5,000円?なーんだ。」

勿論、この駄ブログの来訪者の中には「匿名ブログだからといって、ここまで運用結果(言い換えれば儲け具合、懐具合)を開示していいのか?やりすぎじゃん。馬鹿かも」と思う方もいることでしょう。

でもWATANKOが詳細まで開示しているのはあくまでリスク資産についてのみです。副業(家業?)の不動産事業の収支全容や土地の評価額、預貯金、保険、年収、各種税金・社会保険料の支払額、借入金など等収支・資産内容の全体を開示しているわけではありません。

イメージでいえば資産100の内、30についていくら詳細に開示しても、のこり70は非開示ですから、別に焦りも心配も湧いてこないです。(WATANKOのリスク資産のウェイトが30%だと証言しているわけではありませんよ。為念。)

とはいいつつもそれなりの注意は払っています。

当然の話ですが個人を特定できる情報は開示していません。また資産の一部とはいえ、ここまで詳細開示しているため、例えばオフミとかインデックス個人投資家のイベントに出席・参加することはまずありませんが、万が一あったとしても、「自分はあのブログの著者です」などとは決して明かさないでしょう。

(いけね、そんな著名なブログじゃあなかったですね。)

いやー、いつの日か「YY年の運用の結果、資産がXX,XXX,XXX円増えました。ありがとうインデックス投資!」と言える時が来るのを(ほどほどに)期待しています。 

【2016/10/10追記】
当時は上記のとおり『オフミとかインデックス個人投資家のイベントに出席・参加することはまずありませんが、万が一あったとしても、「自分はあのブログの著者です」などとは決して明かさないでしょう。』などとうそぶいておりましたが、4年後の今はいけしゃあしゃあとイベントに顔を出す節操の無さ。どうかお許し下さい。駄ブログをご覧いただく皆さんとお会いすることを、投資とブログを続ける糧のひとつにしている万年素人個人投資家であります。m( )m

2012年11月 4日 (日)

“投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2012”に投票しました+今年の予想

今年で6年目を迎える「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」のシーズンがやってきました。

WATANKOも個人投資家ブロガーに端くれとして一昨年、昨年に続き今年も投票を行いました。配点についてもこれまた昨年同様、投票者一人当たりに割り当てられている5ポイント全てを一つのファンドに割り当てています。

5ポイントをひとつの商品に全て配点するというのは、これをあれもいい、これもいいと配点をいくつかの商品に分散して投票するよりも、自分が投資信託に求めている一番重要なメッセージができるかぎり伝わる投票行動にするべきだと考えるからです。

その肝心の投信ですが、今年は候補は2本あり、丸1日悩んだ結果、選んだ1本に絞り、それに5ポイント投票しました。

選んだ投信とその理由については、この企画の投票締め切り後にブログ記事にしたいと思います。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

さてその“投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2012”ですが、今年のプチ予想をしてみたいと思います。

このアワードの対象はインデックス投信だけでなくアクティブ投信も含まれますが、このイベントの経緯や関心を寄せる人々の属性からしてインデックス投信が比較的選ばれる傾向にあることは否めないでしょう。しかしながら今年はインデックス投資家にとって話題となる商品が例年に比べて少ないという印象を受けます。

確かにSMTシリーズは三度信託報酬を引き下げましたが、どうも運用会社の合併という事情にあわせた措置のような印象がありますし、ブロガーの反応をみていると以前の引き下げの時のようなインパクトがでていないと感じます。

ずばりインデックス投信の話題商品が今年は無い?ため、例年に比べて浮動票が多いのではないでしょうか。

国勢選挙ではありませんが浮動票が多く、投票がバラつくときに強みを発揮するのは組織票をもっている候補です。このアワードに置き換えて言えば特定のゆるぎない支持を集めている投信がその強みを発揮するでしょう。

というわけで、WATANKOのズバリ予想◎は、オピニオンリーダークラスも含めた何人かの個人投資家ブロガーが好意的な紹介記事を書いている鎌倉投信の「結い2101」を本命とおいてみたいと思います。

では対抗馬○ですが、上述のとおり今年が話題となる商品が少ないため、このような時にはこのアワードの運営委員長のrenny氏が挨拶文であげている「ロングセラー商品」が定番人気を集めてくるかもしれません。というわけで「SMTグローバル株式インデックス・オープン」の2008年、2010年に続くハットトリック受賞をあげておきます。

もひとつ次点の対抗馬▲としては、「年金積立インデックスファンド海外新興国株式」をあげます。これは新興国株式アセットクラスでeMAXIS新興国株式インデックスを下回り、オープン公募型のインデックス投信では前人未踏(大げさ)の0.6%を下回る信託報酬へ引き下げをしたことがその理由です。低い信託報酬が支持を集める王道パターンから候補にあげてみました。

本命◎ 結い2101
対抗〇 SMTグローバル株式インデックス・オープン
対抗▲ 年金積立インデックス海外新興国株式

さて今年はどのファンドが来るのか?楽しみにしたいと思います。

2012年11月 2日 (金)

(続)2012年10月末運用状況

(前回からのつづきです)

前回の続きとして、ファンド・オブ・ファンズに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたアセット別のパイ・チャートは以下のとおりです。

201210315


さらに「my index(わたしのインデックス)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに期待リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*期待リターン   5.1% (4.8%)
*リスク      16.4%(16.4%)
*シャープレシオ  0.31  (0.30)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*購入元本総額  53,204千円(52,904千円)
*評価損益        582千円 (▲448千円)
*運用期間         56か月 (55か月)
*元本平均残高  34,814千円 (34,497千円)
*平均年間利回り     0.4% (▲1.3%)

また投信だけのものも作ってみました。

201210316


<概況>
緩やかな相場上昇・回復の動きをうけて、ほぼ全てのアセットで評価損益が黒字転換しました。現在28本の保有商品のうち評価益ありが14本、評価損ありが14本です。先月に比して1本黒字化して、本数上では評価益商品と評価損商品が拮抗しました。

セゾン投信の記事であげたキーワード「やれやれ売り」をもしここで実行すると平均年利回りが0.4%です。まあ4年8カ月の積み立て定期預金の結果みたいなものでしょうか。

勿論、ここで退場するわけではありませんが、4年8カ月が過ぎていますが、何だかいつまでたってもスタート位置から先に進んでいないような気配を感じます。

とりあえず複利効果を無視して単純皮算用しますと、目標税引き後利回り4%ならば税率20%とおけば税引き前利回りで5%とおきます。投資元本平均残高は34,814千円、期間56カ月ですから、34,814千円×5%×56カ月÷12カ月=8,123千円となります。

つまりは今頃8,000千円強の評価損益が出ていれば大変順調となりますが、実際には582千円と、その14分の1程度しか出ていません。(投資収益は単純に伸びていくようなものではないことは重々承知。これは目安の話です。)

なんだか惑星イスカンダルへの旅を続ける宇宙戦艦ヤマトが、その日程を大幅に遅延させているような趣です。果たして目標(20年運用で元本を1.5倍に伸ばす)へのアプローチはこれで良いのか。さりとて凡人にはインデックス投資よりマシな術も知らず、ただ神(マーケット)のみぞ知る結末に想いをはせて来月も積み立てるのでした。

2012年11月 1日 (木)

2012年10月末運用状況

今月で45歳になったWATANKOですがアンチエイジング、体型維持のために始めたジム通いが習慣としてすっかり定着しました。特に水泳は呼吸と体の動きをいかにスムーズに連動させるか、その試行錯誤が面白くハマりつつあります。田舎のジムですからほぼいつもガラガラですし、休日昼間は陽の光がプール室内に差し込んで明るいため、とても気持ち良く泳げます。

さてインデックス投資を始めて4年と8ヵ月が経ちました。10月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆各アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは79.70円/$です。
◆赤字は現在、積立中の商品です。
◆日本債券クラスへの投資はSBI資産設計オープン(すご6)とセゾン・グローバル・バランスファンドに含まれている部分のみです。
◆評価記号の内容は以下です。

◎:+15.0%~
○:+ 5.0%~+15.0%
△:+ 5.0%~▲ 5.0%
▲:▲ 5.0%~▲15.0%
×:▲15.5%~

201210313

さて、次に28本の保有商品を以下の3つのグループに分けてみました。

Aグループ:
現在積立中の商品+以前まで積み立てており、現在は積立中止だが、信託報酬は積立中の商品に次いで低いため、慌てて売らず保有継続している商品。(資産運用メイン)

Bグループ:
日本+先進国+新興国のETFを揃えたワールドワイド・パッケージ。これも当面保有継続してETFの動向をモニタリングする。ただし大きな資金需要が発生すれば、直ちに売却する方針。ETFの分配金はAグループの商品の購入資金にあてる。(海外ETFの分配金は為替動向によって円転のタイミングを図る)

Cグループ:
かつて積み立てていた商品で、より信託報酬が低い商品に積立先を切り替えたため、現在保有のみ。現時点では評価損を抱える商品ばかりで塩漬け中。評価益がでたら売却し、Aグループの購入資金に転用する方針。また評価損があってもA、Bグループの一部商品とセットで売却することもありえる。

現在、このうち以下の6商品をサルベージ中です。

1)三菱UFJインデックスファンド225
2)ニッセイTOPIXオープン
3)PRU海外株式マーケット・パフォーマー
4)PRU海外債券マーケット・パフォーマー
5)年金積立インデックスファンド海外債券ヘッジ無し
6)SBI資産設計オープン(すご6)

201210314


(つづく)

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