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2012年11月22日 (木)

年金積立インデックスファンド海外新興国株式の分配は気に入りませんが、今のところかまいません

【11月20日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 53,304千円
・評価損益      1,416千円
(分配金込み)
・損益率         2.7%

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いつものようにSBI証券にログインして電子交付をチェックすると汎用累投再投資の通知が入っていました。そういえば11月になると年金積立シリーズは確か決算だった記憶があり、昔から保有する年金積立インデックスファン海外債券(ヘッジ無し)がまた今年も分配金が出ていたのか、ふんふんとチェックをしたところ、再投資の通知がもう一通ありました。そうです、同じく年金積立シリーズも年金積立インデックスファンド海外新興国株式でも分配金が昨年に続いて出されていたわけです。

年金積立インデックスファンド海外新興国株式は本年11月16日決算の結果分配金が1万口あたり10円支払われました。決算日の基準価額はとりあえず手元に記録がないので11月22日時点の基準価額7,969円をもとにすれば分配金利回りは0.125%です。

教科書的には無分配で税金控除分を先送りし、その分も複利効果を発揮してほしいから無分配のファンドを積極的に選びましょうとなります。年金積立が分配金を出したところでやっぱり無分配のeMAXISだよね、とかkenzさんのブログ記事で判明した実質コストが安いFunds-iだろうと心に誓うインデックス投資家がいるかもしれません。

ではWATANKOはというと0.125%という低い利率であれば、そのまた税金分(現行10%なら0.0125%、やがてもどる本則20%なら0.025%)の課税を年度ごと控除されてしまうことで得られなくなる税金分の複利効果など本当に微々たるものとして無視しています。

それよりも信託報酬の差額の方がインパクトは大きいのではないかと考えます。例えば新興国株式インデックス連動の場合、年金積立はeMAXISに比べて0.0525%の信託報酬の開きがあります。税金分0.0125%~0.025%の課税先送りによる複利効果よりもリターンへの寄与は大きいと考えます。

もし年金積立の分配金利回りがもっとガーンと跳ね上がれば、「分配金あり&信託報酬低い」と「無分配&信託報酬高い」の2商品をしっかりと試算して比較する気も起きますが、上記のとおりの水準では試算する前から勝負はついていそうです。

それにしても他のインデックス投信には無分配が少なくないのに、なぜ日興AMはこのシリーズで分配金を出すのでしょうか。それもたかだか10円ポッチです。お上の指導で半ば強要されているとすれば、せめてもの抵抗としてわずか10円ポッチにしてかもしれません。(勿論WATANKOの勝手な想像です。)

勿論WATANKOとしては日興AMに対して無分配とするよう方針転換してもらいたいです。そしてそのホンネは無分配にすることでコスト削減を図り、信託報酬の更なる低下につなげてほしいなあと思います。

(結論)

分配を忌避するといっても実額べースで現実的判断。今回のように分配金が少額であれば動じません。信託報酬の最安値を実現した商品でかつSBI証券で取り扱っていれば依然としてOKです。

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