プラチナカードは要らないよね
【11月12日終値ベース運用状況速報】
・投資元本総額 53,204千円
・評価損益 ▲154千円
(分配金込み)
・損益率 ▲0.3%
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WATANKOが日々利用するクレジットカードのメインはAMEXです。社会人になった時に何気に申し込み、以降ずっと利用しています。
ところで長年クレジットカードを使い続けて取引実績と与信が高まってくると、上級ランクのカード申し込みの推奨案内がDMで頻繁に送られてきます。AMEXも同様ですが、WATANKOは長年無視し続けていました。AMEXには購入決済以外の機能をほとんど求めていないからです。したがい未だに一番平民?向けの緑色のカードを使っています。
さて今年は旅行代金やパーティ代の立替等が重なり、例年になく多額のカード決済を行いました。するとまたぞろAMEXからプラチナカード(年会費100千円也)のご案内DMが届きました。
案内にはプラチナカードを利用することによっていわゆる色々なコンシェルジェ・サービスや特典を享受できることが謳われています。旅行だけでなく、物品購入、飲食、娯楽、文化、スポーツ等においてプレミア・サービスを用意していることがアピールされています。
これについて思う事つらつら。
1.そのサービスは本当に欲しいものなのか。
カードが提供するサービスはその多くが「そりゃまあ、あったらいいね」サービスであり、かつ「なくても別にいいや」サービスです。そのようなサービスのためにわざわざ高い年会費を払うくらいならその分を毎日、昼飯のラーメンに欠かさずチャーシューをトッピングしたり、お弁当にスイーツデザートをつけた方が庶民としては嬉しいです。
2.サービスには条件・制約があり、時には余計なコストを払いかねない。
例えば旅行の時に自宅から空港まで無料送迎サービスが付きますと喧伝しています。しかしながら宣伝文句の傍らに老眼が迫りつつあるWATANKOでは読み取れないくらい小さな文字で「○○○の▲▲▲にて旅行をお申込みする場合」と条件がしっかりとついています。カード会社が指定する商品・サービスを別途購入・申込みしないと適用されない無料サービスなど全然「無料」ではないことはいうまでもありませんね。
3.特典の利用のために、結果として更なる出費を強いられていないか。
例えば商業・文化イベントについて優先的な扱いが受けられるという類のサービスがあります。しかしその結果、さしていきたくもないイベントにわざわざ出向き、そこで新たに浪費するという行動をおこしかねません。
プラチナカードの利用というものには、カード会社が用意するカードの利用スタイルに自分のライフスタイルを無理やりはめられているような印象を抱いてしまいます。たとえばさして興味のない娯楽でも特典があるからといって、利用料を支払い、条件に合致するかたちで、何がしかの制約をうけつつ利用したりするといった光景です。
先ず自分オリジナルのライフスタイルがあり、そこにある多くのニーズに応えられるサービスが揃っていればよいのですが、高額なツアーで頻繁に海外旅行に行きゴルフやクルーズなど金のかかるスポーツ・娯楽に興じ、高い物品や飲食にお金を費やすという相当なお金持ちでもないかぎりプラチナカードが提供するサービスは不要のものばかりに思えます。
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コメント
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カードは便利な道具ですので、ライフスタイルに影響を及ぼされるな使い方ではなく、上手に使いこなしたいですね。
ゴールドカードでさえ必要ない人も多いんじゃないでしようかね。
投稿: water boy | 2012年11月13日 (火) 22時50分
water boyさん
レスありがとうございます。
最近はファミレスやコンビニ、病院、書店、スーパーと実生活でかなり広範な利用ができるようになりましたが、一方で同時平行にて家計簿をつけてコントロールしないとトンデモ出費になりそうで怖いです。
投稿: WATANKO | 2012年11月13日 (火) 23時37分