【3月8日終値ベース運用状況速報】
■投資元本+待機資金総額
55,227千円
■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
14,478千円
■損益率
26.2%
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WATANKOがインデックス投資を始めてこの3月で満5年になりました。資産運用=元本保証無し・リスク有り金融商品の売買ならびに保有ととらえるなら、資産運用を始めて満5年とも言い換えられます。
5年というのもひとつの節目ですので、その軌跡を振り返ってみたいと思います。
1.積み立ての推移
5カ年の積み立て元本と評価額の推移は以下のとおりです。初期の2009年10月に積み立て額がボンとあがっているのは海外ETFを一発購入したからです。

なお評価額については、この駄ブログを開設して毎月の運用状況をレポートする20101年2月以前は散発的、部分的な記録しか残っていませんので割愛しております。と言っても2010年2月以前はリーマンショックの影響が色濃く残り、評価額は暴落していたことは想像に難くありません。
それをふまえてみると、インデックス投信を積み立て投資して、しっかりと報われたのはここ数ヶ月の出来事だと言えます。
2.評価損益の推移
次にこの駄ブログを開設して評価損益の月次記録をしっかりとつけるようになってからの推移です。

やや意外でしたが2010年3月~2013年2月の36ヶ月も間で評価損であった月と評価益であった月が同じ月数でした。思ったより評価益の月が多かったです。
このブログを始めてからは、なんだかほとんど毎月赤字だったような記憶が占めていましたが、案外そうでもありませんでした。これは上記期間より以前のリーマンショック発生から2010年春までの1年半の鍋底の間もほとんど積み立てをやめることがなかったために投信の平均購入単価はだいぶ引きさがっており、その恩恵を受けられたということですね。
3.保有商品
2010年3月末と2013年2月末の保有商品一覧を比較してみます。
3年前の2010年3月末ではMRFを除いて26本ものインデックス投信・ETFを保有していました。まだCMAMインデックスe(当時)シリーズが販売され、それを購入する前でこの本数です。

そして現在、2013年2月末ではちょうど半分の13本です。実は3か月前までは28本ものインデックス投信・ETFを保有継続していましたが、この12月~2月であれこれバッサリ売りました。

それでもまだ13本は多いと思います。このうちPRUやセゾンは売却の対象といえる商品でありますが、少なくとも半年後の資金需要残高をみてからに売却実行を検討します。
4.ポートフォリオ
次に2010年3月末と2013年2月末のポートフォリオを比べてみます。
まず2010年3月末です。

次に2013年2月末です。

2010年3月末には「いかにもアセットを分散しましたポートフォリオ」でした。これが保有商品が減った結果、現在2013年2月末のポートフォリオはかなりスッキリしています。
あいにく「1度決めたポートフォリオをあくまで守り抜く」というあちらこちらで唱えられていた分散投資の教義?をWATANKOは守ることができませんでした。
セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンドに債券アセットが混じっていますが、それを除けば現在は日本・先進国・新興国の株式アセットをおよそ1:3:2の割合にて保有するポートフォリオです。日本・先進国・新興国のウェイトに今後、多少の変動があるかもしれませんがWATANKOとしてはもうこれ以上ないというくらいシンプルなポートフォリオになりました。
さてこの2つのポートフォリオを用いて月次と同じく「my INDEX(わたしのインデックス)」サイトを使って期待リターン、リスク、シャープレシオを算定してみました。
2010年3月末 2013年2月末
*期待リターン 6.2% 4.7%
*リスク 16.3% 12.8%
*シャープレシオ 0.38 0.37
期待リターンは大分下がったのですが、一方でリスクも減ったのでシャープレシオはどっこいどっこいです。
ポートフォリオをあれこで弄っても、結局シャープレシオ(期待リターンとリスクのバランス)は大差がありません。実はこれは今回の売却に先だって、このサイトをつかって事前に掴んでいた感触でした。だからこそWATANKOは保有商品の大量売却とポートフォリオのシンプル化に今回踏み切ったわけです。
保有アセットの種類が少ない方が、あれこれ保有割合を考えなくて済みますし、またこれで積み立て商品選びもメンテナンスも容易になります。
(まとめ)
さて、今ここで資産運用を終わればいわゆるひとつのハッピーエンドかもしれません。
2月末時点で評価損益+確定損益で12,277千円、22.2%。購入元本+投資待機預金元本分に対して22.2%。平均年間利回りが6.8%です。本日の記事冒頭にあげた8日時点速報では損益率は26.2%にまであがりました。
しかしながらまだWATANKOの資産運用と言う名の旅(放浪記)は続きますので安心はできません。当初想定した資産運用期間20年の場合ならば5年経過時点ではオーバルコースの第1コーナーをクリアしたところです。1年間のテレビドラマならばやっと1クール終了です。
WATANKOはここまでインデックス投資を5か年継続して忌避感はゼロでした。どうやらこの投資方法は自分に全く合っているようです。WATANKOが一方で手掛けている不動産投資に比べればもうまったくストレスフリーです。ですからまだまだこの資産運用を続けることに疑義はありません。
それにしてももう売るものは売ってしまったし、ああ、早く相場がまた下がってこないかなあ~。積み立て投資をガッツリ再開したいです。
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