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2013年3月31日 (日)

(続)2013年3月末運用状況

(前回からのつづきです)

前回の続きとして、ファンド・オブ・ファンズに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201303314


さらに「my index(わたしのインデックス)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに期待リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*期待リターン   4.8% ( 4.7%)
*リスク      12.9% (12.8%)
*シャープレシオ  0.38 ( 0.37)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*購入元本+投資待機預金元本分  55,245千円(55,245千円)
*評価損益+確定損益分         13,793千円(12,277千円)
*運用期間                 61か月(60か月)
*元本平均残高          36,391千円(36,077千円)
*平均年間利回り             7.5%(6.8%)

<概況>

現在、保有商品は14本。このうち評価益ありが12本、評価損ありが2本です。「保有商品の評価益+売却による確定損益分込み」については今月また過去最高益を更新しました。この調子で進んで欲しいと思う反面、あと3~4か月くらい経ったら相場が暴落し始めないかなあと勝手ながら期待しています。

というのも現在、税理士を急かして相続税申告の準備を進めています。先日も母名義の保有土地の中に市街化区域に該当する土地があり、路線価が付されていなかったので、税務署に「特定路線価」を設定してもらうように税理士と協議しました。税理士の見立てでは6月か遅くとも7月迄には相続税申告を全て完了させられるだろうとのことです。

したがい夏以降になれば相続税の納税額も確定し、残る資金の額もかなり正確にわかるため、投資計画を再スタートさせる環境が整います。

積み立て投資再開の折には、従来どおりのインデックス投信を購入するか、それとも先進国株式と新興国株式はEXE-iシリーズに切り替えるか。大いに迷ってみたいと思います。

2013年3月30日 (土)

2013年3月末運用状況

年度末で忙しかったこともありますが、先月に売却予定の投信をほとんど売却完了してしまったためか、ここ1カ月は相場がほとんど全く気になりませんでした。業界ニュースとしては月末にEXE-iシリーズの発表に注目したくらいです。

さてインデックス投資を始めて5年と1か月が経ちました。2013年3月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆各アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは94.10円/$です。
◆赤字は現在、積立対象の商品です。(現在、中断中)
◆評価記号の内容は以下です。

◎:+25.0%~
○:+15.0%~+25.0%
△:+15.0%~+ 5.0%
▲:+ 5.0%~▲ 5.0%
×:▲ 5.5%~

なお資産運用6年目に突入してきたのでハードルをあげて上記基準もそれぞれ10%上方に設定変更しました。

201303311

さて、次に14本の保有商品ほかを以下の3つのグループに分けてみました。

Aグループ:積立中+留保
現在積立中の商品+以前まで積み立てており、現在は積立中止だが、信託報酬は積立中の商品に次いで低いため、慌てて売らず保有継続している商品。(資産運用メイン)

Bグループ:別枠保有中
日本+先進国+新興国のETFを揃えたワールドワイド・パッケージ。これも当面保有継続してETFの動向をモニタリングする。ただし大きな資金需要が発生すれば、直ちに売却する方針。ETFの分配金はAグループの商品の購入資金にあてる。(海外ETFの分配金は為替動向によって円転のタイミングを図る)

Cグループ:投資待機預金ほか
以下によって構成されるその他群
1)インデックスファンドの売却により回収した資金
2)インデックスファンドの売却により確定した損益結果
3)インデックスファンドの売却に伴い発生した税金徴収・還付額及び端数調整
4)日本債券アセットに属する低リスクのインデックス投信。暫定的な所有分も含む。
5)外貨MMF(為替リスクありますが少額なので集計の都合上ここにいれています。)
6)年度ごとに投資に廻す資金
6)その他

201303312


また売却済み投信の履歴とそれに伴う税還付の明細は以下のとおりです。

201303313


(つづく)

2013年3月28日 (木)

マイカー回顧録その10 BMW325iMスポーツ(E90)

P11


自動車テーマとして月一ペースでWATANKO家のマイカーについての思い出を取り上げています。当時の世相やその車から学んだことなどにもふれたいと思います。

WATANKOは2000年12月からシトロエン・エグザンティアを愛用してきましたが、一般人は生涯で自動車を保有できる年月には限りがある中で、自動車好きとしてはやはり色々な車のオーナーになってみたいという欲求は捨てがたく、ついに2007年5月、エグザンティアを6年半保有したところで手放すに至りました。

次の愛車は40代の長い期間をともにすごす相棒(←ホントか?)となるために、流行りモノの車種や飛び道具の技術だけが売りの車種、過渡的なコンセプトの車種は避けて、エバーグリーンな魅力をもつ車種を選定することにしました。

また子供たちの年齢(当時11歳と4歳)を考慮するとミニバンなど子供受けしそうな車種を選ぶ最後の機会ともなったわけですが、オーナードライブを第一に考えるWATANKOとしてはほとんど躊躇なくミニバンは対象外となりました。

要件としては家族4人が荷物を載せて旅行に行けるボディタイプ、重い車両重量を避けたいという運動性能面の要求、ボディの取り回しと妻も運転することを考慮してDセグメント以下のサイズ、そしてここが大事ですが後輪を駆動することです。(全輪駆動でも可。)
それとモデルライフサイクルやデザインも重要です。理詰めで良い車だとわかっていても購入後1年以内にFMCする車種やデザインの気に入らない車種には大枚払えません。

上記の条件に合致しそうな車は実はかなり少なく、国産車では皆無でした。結局、輸入車のDセグメントセダンという方向性になり、当時FMCしたばかりのMB Cクラス(W204)、半年後あたりにFMCするAUDI A4(B8。但しクワトロ。FFならVWで十分)、FMCして3年目のBMW3シリーズ(E90)かというところに絞られ、結局BMWにしたわけです。

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■あの当時

2007年頃、リーマンショックの前年、日本は結構景気がよかったのか車は売れていました。中国はじめアジア各国で日本車の販売台数はどんどん伸びて、北米市場と併せて日本車の大躍進が続いていました。輸入車もまた日本で販売台数を伸ばしておりWATANKOもそれに貢献したわけです。

■プロファイル

選んだグレードは定番の6気筒、バランス重視でNAということで当初323にする予定でしたが、丁度良い在庫が無くそれならばということで土壇場で325に変更しました。当時325はMスポーツモデルしかなく、ただでさえスポーティな味付けのBMW3シリーズに対してさらにスポーツドライブ仕様を選んでしまったわけですが、そういえばユーノスロードスター以来、スポーツモデルに乗っていなかったなということでちょっと若返しを志向してもよいかと意味付けしました。

BMW3シリーズはDセグメントセダンの世界トップモデルといっても差し支えないくらい良く仕上がったモデルといわれます。E90はシャシーが先代E46から一新され新世代化。伝統の6気筒エンジンのパワー、トルクは十分。後席空間、トランクスペースは必要十分。家族4人のファミリーカーの要件は満たしています。またE90からは外装に樹脂パーツは使われなくなりオールペイントパーツになりました。(樹脂パーツの経年劣化の心配無し)WATANKOの愛車は2007年式のE90の前期型です。

参照サイトはこちらです。

■インプレッション

笑ってしまいました。乗り出して500mもしないうちになんと運転しやすく意のままに加速し、曲がり、止まることができるのだろうと感心を通り越して笑うしかなくなったからです。

エンジンについて、BMWの6気筒は大変スムーズだと自動車雑誌で長らく評判でした。確かに高回転までスムーズに回りますが、そこにあるのは回転の軽快さというよりも、湧き出てくるトルクとともにひたすら精緻に回るという印象です。2,500回転を超えたあたりからトルクがモリモリでますが、所詮NAで218psですからトップエンドまで回しても御せないパワーではありません。

ハンドリングについて、ロードスター以降、FFに13年間乗り続けてきた身としてはFRとはいえオーバーステアが過剰な気がします。FRだけでなく前後重量配分50:50、履いているタイヤのスペックが寄与しているとはいえアンダーステアはほぼ皆無、ファミリーカーの範疇に入る車種をよくここまでよく曲がる車に仕立てたものだと感心しました。ハンドルの切りすぎに注意ですが、次のコーナーが楽しみになる曲がりの良さです。

この車にのれば10人、9人は自分の運転が上達したと錯覚してしまうでしょう。
それくらい扱いやすく、ストレスなく運転できる車種です。

誤解無きよう補足しますが、扱いやすいといっても車のタッチが軽いわけではありません。むしろその逆です。ボディやドライバーとのインターフェイスはとても堅い車です。ガッチリと作り込まれたボディとシャシーなのか様々な入力に対して曖昧な反応はなく、ソリッドでわかりやすい反応が返ってきます。

■カーライフ

2007年春にムーブカスタムのひと月遅れで我が家にやってきたE90は再来月で丸6年を迎えます。累計走行距離は6年で42,000km。年間7,000kmに過ぎません。運転はほとんどWATANKO。たまに妻。長男が中学、高校と進学してためか、エグザンティアを保有していた時よりも家族全員で出かける機会は減りました。たまに夜分に一人でドライブに行きたくなることもしばしば。

しかしこの車、それまで所有していたフランス車のようなホスピタリティやリラックスな部分はなく、毎回ガッチリというか真面目に走ることを要請される演出が見た目にも中身にも施されています。まるでモビルスーツにでも乗るかのように(乗ったことありませんが)、スポーツシートを調整してガッチリと身体を固定して「WATANKO E90、行きまーす!」です。

■あとがきにかえて

ムーブ同様、E90も購入後、そろそろ丸6年になります。屋根付き車庫に保管していることもあってか内外装のヤレはほとんど全く感じません。性能、質感ともにファミリーカーとしてはもう十二分です。これ以上を求めることはもう完全に趣味の範疇です。

・・・BMWだって十分にオーバークオリティだ。趣味の範疇に入る贅沢品だという人も少なからずいるかもしれません。しかしスムーズなエンジンとすぐれたパッケージを備えたFR車を保有するということが自動車オーナーとしてのひとつの王道です。自動車なんて運転してもつまらないし疲れるだけ、維持費ばかり気にかかるといってその所有に見切りをつけようとしている方がいたら、その前に王道の車選びをされることをお勧めします。

あ、2ドアでも良いという方はトヨタ86かスバルBRZ、さらにオープンでも良い方ならロードスターという選択肢も選べます。(←結局それかい)


2013年3月26日 (火)

(続)気になるEXE-iシリーズ

(前回からの続きです)

インデックス投信家の間で話題のこのシリーズ。このネーミングの由来は何でしょう。大昔の三菱ギャランのグレード名称だった記憶が...いやそんな大昔の事例を引っ張り出さなくても現在ならダイハツ・タントのバリエーションにタントエグゼってあるなあ。ああ、あれと同じか。

...と無理矢理、車ネタと結びつけてしまいましたがSBIアセットマネジメントが設定するこの新シリーズについて前回同様、印象を述べたいと思います。

4.中小型株式アセットまで投資対象にする必要があるのか

他のインデックス投信シリーズには無く、このEXE-iシリーズにてラインナップされる目玉?としてグローバル中小型株式ファンドがあります。しかもこれ1本で先進国+新興国すべてをカバーしています。(新興国のウエイトはわずか10%ですが)

そもそも中小型株式の魅力とは何でしょうか。大型株よりもリターンが大きい掘り出し物があるからでしょうか。でもそれは一方でドボン(紙屑)となるリスクが大企業よりも大きいことで相殺されると思うのですが...。

中小型株式の魅力を認知できないうちは、そこに投下できるであろう資金の分も先進国・新興国株式アセットにまわしたくなります。でもせっかくの機会ですので中小型株式に長所・短所について少し勉強してみます。

5.積み立て投資するなら先進国株式と新興国株式か

WATANKOのポートフォリオは現在、ほぼ株式アセットにて埋め尽くされています。その方針に沿えば、仮にEXE-iシリーズを新たに積み立てする場合には先進国株式ファンドと新興国株式ファンドが対象になります。あとは上述のとおりグローバル中小型株式ファンドを検討の俎上にあげるかもしれません。

それにこのシリーズの運用会社はSBIアセットマネジメントですから当然のごとくSBI証券で取り扱われるわけですし、そのうち販売促進のためにSBIポイントを付与するなどの積み立てキャンペーンが適用される可能性は十分期待できます。ひょっとしたらSMTシリーズやeMAXISシリーズを食うべく、販売促進キャンペーンも従前よりも多数展開されるかもと想像したりもします。

6.最後はインデックス純血主義にこだわるかどうか

信念強いインデックス投信家にとって一番ひっかかるところは例えば先進国株式を正攻法で買い揃えてMSCI-KOKUSAIインデックス連動を目指すのと異なり、あくまで「MSCI-KOKUSAIインデックスを参考指標としてこれと同等の値動きを目指すわけであるが、参考指標との乖離もあり得る」と事前に宣言しているところでしょうか。

WATANKOはこの違いに拘泥していません。「あっ、違うのですか。そうですか。でも大事なのは『分散』と『ローコスト』ですから。そこのところがちゃんとできていればマトンとラムの違いほども感じませんです。」

7.このシリーズの販売後の展開

また、もしこのシリーズが一定の人気を得て伸びてきた場合どうなるか。それに刺激をうけた他のインデックス投信を取り扱う運用会社がどうでるでしょうか。

予想1)既存商品シリーズの信託報酬の引き下げを行う。

予想2)確定拠出型インデックス投信の一般販売に踏み切る。

予想3)EXE-iシリーズと同様にETFのFOFシリーズを同水準のローコストにて設定する。

WATANKOはこの中では予想3が先ず起きると考えます。なにせ金融機関は昔も今もよその真似っこが好きな横並び業界ですから。

以上、このEXE-iシリーズについての現時点での印象を述べてみました。何にせよ気になるシリーズなので今後も注視していきます。(といいつつ特に支障が見つからなければ既に積み立て商品をこれに乗り換える腹積もりのWATANKOでした。)

2013年3月25日 (月)

気になるEXE-iシリーズ

WATANKOは先週海外出張に出向いており、予約投稿を1本設定した以外はブログ更新から離れておりました。その間、インデックス投資家の皆さんの間ではSBIアセットマネジメントが設定した「パッシブファンド」EXE-iシリーズが大変な話題となっております。

そりゃあそうでしょう。2010年11月に野村アセットマネジメントがFund-iシリーズを発売して以来、約2年半ぶりに新発売されるパッシブファンドシリーズですからね。

概要についてはもう二ケタにもおよぶたくさんの個人投資家ブログにて取り上げられているようです。この駄ブログではいつものごとく対外的にオープンになっている情報をわざわざ転載はしませんが、このファンドシリーズについて現時点での開示情報からWATNAKOなりの印象を述べたいと思います。

1.信託報酬を引き下げる裏技

やはりMSCI-KOKUSAIインデックスに連動するために外国株式を揃えるとなると信託報酬0.5%はどうしても必要なのですね。この信託報酬水準が一定のオーバーヘッドまでカバーした上での損益分岐点なのですねと思えてきます。

逆にこれ以上信託報酬を引き下げるためには、①ローコストな海外ETFと、②国内の先進国株式インデックス連動投信との間にあるコストの開きに着目し、①を束ねて売るために必要なマージンを乗せたとしても②よりもローコストな商品開発が可能であるという目算をたてたわけですね。

2.少しばかりマージン上乗せして支払いするだけで簡単に海外ETFを保有できる。

このシリーズ各商品を構成するETFの全てかどうか未確認ですが、いくつかは個別に買い揃えることができるETFです。このシリーズの中味(ETFのFOF)を聞いた途端、「自分でバラ買いして同様のポートフォリオを組めばよい。その方がローコストだ。」と発想する人がいてもおかしくないでしょう。

これが例えばSMTの資産設計オープン(すご6)などであれば、全くそのとおりでしょう。すご6を組成する6つの個別の投信を買い揃えれば、同等な内容でよりローコストな自己ファンドが出来上がります。

しかしながらこのEXE-iシリーズのミソは海外ETFで組成されていることです。購入が面倒臭いあの海外ETFを代わりに購入してくれるわけです。

またFOFであるがゆえにリバランスもやってくれます。

さらにもし無分配ならばETFの収益分配金を再投資する機能も持ち合わせることになります。

以上あげた特徴に対して幾ばくかの手間賃を払う価値はあります。

3.同じETFを保有するつもりならリレー投資が不要ではないか。

インデックス投資において、先ずなにがしかのインデックス投信を対象に積み立て投資を行い、やがてこのEXE-iシリーズを構成するETFへリレー投資を行うことをお考えの方については、最初からこのEXE-iシリーズを積み立て投資すればOKとなります。

でもなかには以下のように考える御仁もいるかもしれません。

▼コストがよけいにかかる

→このブログ記事の第2項をもう一度お読み願います。ここから少しくらい上に書いてあります。

▼ETFのポートフォリオが気に入らない

→貴殿の考えるところのポートフォリオがこのEXE-iシリーズのそれよりも決定的に優れているのでしょうか。このEXE-iシリーズは例えば先進国株式ファンドなら米国60%+欧州30%+アジア・太平洋(除く日本)10%の構成となっています。これは突拍子もない変なポートフォリオとは思えず、大抵の人には受け入れられやすい内容ではないでしょうか。

(つづく)

2013年3月20日 (水)

Intermission 2013/3/20

WATANKOは大学3年生の年度末の春に初めて花粉症を発症し、以来24年間ずっとこのアレルギー症に悩まされ続けてきました。

とくに7、8年前からは従前の鼻水・鼻づまりに加えて目の痒みが酷くなり、一度掻いたら最後、痒みが止まらず何も手につかなくなる状態です。

この時期は市販の鼻炎カプセルや耳鼻科でもらった飲み薬や目薬を使ってなんとかだましだまし症状を抑えて花粉症が下火になる4月末までじっと耐え忍ぶ毎日です。外出も制限して半ば引きこもり状態です。

今年、そんな憂鬱な春に終止符を打つべく、勤務先の知人から紹介された都内のクリニック(以下)を訪ね、花粉症ブロック注射を施術してもらいました。

元赤坂診療所

ここは都内のホテル内にある小さなクリニックで整形外科が専門ですが、なぜか花粉症ブロック注射も取り扱っています。先生いわく保険適用外であれば世の中にはもっといろいろ薬があり、効能の強いものがいくらでもあるとのこと。スポーツ選手や芸能人も多数利用しているとのふれ込みでした。

不動産賃貸料はじめ運営経費がさぞかし高そうなそのクリニックに予約をとって訪問すると、スペースは狭くそのせいもあってか大そうな混雑ぶりです。それでも予約制だったのでほどなく呼ばれて注射をうけることができました。

左の首元に1発チクッと、2週間後に反対の右の首元にもう1発チクッと。これで完了です。1発目で左半身、2発目で右半身にそれぞれ効き目がでてくるとのこと。1時間もしないうちにさっそく効果があらわれてきました。

もうバッチリです。鼻も目もほとんど全く症状が出なくなりました。クリニックの先生いわく毎年花粉の新種タイプがでてくるので注射は毎シーズン必要とのことです。保険適用外なので費用は高いですが、1シーズンあたり2回の注射で毎朝毎晩悩まされてきた花粉症から解放されるとなれば費用対効果は絶大です。

花粉症の症状を注射1発で抑えたという話しは昔から人づてに何度か聞いたことがありましたが、なぜか眉唾物に思えてアプローチしていませんでした。しかしながら今シーズンは例年に比べて多量の花粉が飛散すると聞いて、ものは試しと注射をうけてみた次第です。

まるで花粉症のない海外に突如引っ越したかのように花粉症にオサラバできて非常に快適です。それまで毎年控えていた外出も気兼ねなくできるようになりました。

暖かい日差し。爽やかな風。心地よい鳥のさえずり。芽吹く木々の躍動。花粉症のない春はこんなにも素敵なシーズンであることをWATANKOはすっかり忘れていました。

まさにオープンカーで外出するのにうってつけです。ロードスターのファンクラブを主宰する知り合いの中古車屋さんから丁度ツーリングに誘われていたので行くことにしました。

2013年3月17日 (日)

(続)日本版ISAをどう利用するか

(前回からのつづきです)

日本版ISAについて、前回はその制度についての理解と印象を率直に述べましたが、その続きです。今回はWATANKOの日本版ISAの活用について触れます。

◆選ぶ商品は相変わらず無分配型、ローコストのファンド。

賢者たる個人投資家ブロガーが投資信託選びにおいて投資効率が良い無分配型、リタ―ンに明確に寄与するコーコスト商品を推奨していますが、日本版ISAを適用して購入すべきファンドについても同様の選択を採るべきです。

◆15年継続を考えてコア部分の一部を割り当てる。

最長15年間、1,000千円~5,000千円の資金を固定的に運用するのがもっとも効率的ですからコア&サテライトの投資のうち、コアの一定部分について日本版ISAを適用するのが丁度よいかと。

◆先進国株式アセットの商品を対象にする。

管理の煩雑さをできるだけ回避するために、日本版ISAの非課税枠を使って購入するのはシンプルに先進国株式アセットの積み立て投信1本にします。

資産運用のポートフォリオが今後どんなに変動したとしても、年間1,000千円の先進国株式アセットへの投資というのはWATANKOにとってはおそらくゆるぎない投資先ならびに金額です。これを辞める時は投資を辞める時といってもいいくらいです。それくらいガチガチのコア投資部分を日本版ISAに割り当てます。

具体的に現状のポートフォリオベースであれば、年間平均でおよそ4,000千円程度を上限として先進国株式アセットに投資します。その一部1,000千円分を日本版ISA口座を通じて購入していこうと考えます。また妻名義のISA口座も設けて夫婦で活用すれば年2,000千円分の購入となります。


◆ETFより投資信託か

ETFのローコストは確かに魅力ですが1,000千円/年の非課税枠をキッチリ活用しようとなると定額投資が行いやすい投資信託が良いです。しかしながら世の中にはそのような細かいことにあまりこだわらない御仁もいて1,000千円+α/年の投資をするかもしれません。それでも1,000千円/年までの元本分は非課税対象であることに代わりはありませんからよいのでしょう。(他の口座と損益通算ができない以上、1,000千円/年を超える元本投資を行うことは得策ではないと考えていますが。)

ちなみにISA口座で毎月分配型投信を購入する場合、毎月の分配金は普通分配金であっても当然非課税と理解します。よって税金が都度源泉徴収されることによる投資の非効率性は解消されます。これにより「毎月分配型投信の分配金再投資コース」という矛盾に満ちた選択肢もアリということになります。

(あとがきにかえて)

現時点では日本版ISAについての理解が十分でないため前回・今回の記事は誤りや非合理性があるかもしれませんが今回は中間報告と位置づけており、何度も言いますが制度の詳細が今後明らかになった時点で再度取り上げたいと思います。

2013年3月16日 (土)

日本版ISAをどう利用するか【3/17&5/25追記あり】

【3月15日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,227千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 14,989千円

■損益率
 27.1%

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聡明なる個人投資家の皆さんの間で徐々に注目が高まっていると思われる日本版ISA。
各ネット証券で解説記事が載っていたり、日経新聞でも紹介されているのでWATANKOもそれらを読んでつらつらと考えてみました。

◆10年間の長期投資の場合、5年で一度売却が必要合理的か

つまるところ非課税枠は1,000千円/年。これを本制度では5回分。そして各々10年間引っ張れるというもの。その間の配当、分配金、任意の売却に伴う利益は非課税です。
しかしながら5年経過時には評価益があれば一度売却することがリーズナブルになります。勿論その時に売却益すなわち1,000千円を超える金額分は非課税です。
一方、評価損があれば1,000千円との差額分を追加投入して捲土重来を期すわけです。そうして6年目からまた元本1,000千円/年で後半5年スタートとなります。
(↑証券会社のサイトをよむとこう解釈できるのですが、誤っていますでしょうかね。)


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【2013年3月17日追記】

「売却」は必須ではないので表記改めました。かつ以下補足です。

本制度では5年経過時の扱いが一つのポイントになります。ここで1,000千円を超える分は特定口座・一般口座に移すことができるとのことですが、この「移す」とは一体何でしょうか。その時点で売却を伴ったらいけないのでしょうか。

元本1,000千円を5年保有して1,300千円と含み益300千円がでた場合、ここで300千円だけ売却すると1,000千円に対しての売却益ですから当然非課税ですよね。その後1,000千円を6年目以降継続される非課税枠に「移す」というわけにはいかないのでしょうか。

本制度の仕組み詳細が揃った段階で証券会社に根掘り葉掘り聞かないと、市井の万年素人個人投資家にはサッパリわからないことだらけです。

【2013年5月25日追記】

上記の「元本1,000千円を5年保有して1,300千円と含み益300千円がでた場合、ここで300千円だけ売却すると1,000千円に対しての売却益ですから当然非課税ですよね。」という頓珍漢な記述を削除します。

売却の場合は売却口数を指定するので必ず「元本+評価損益」を資金化することになります。利益分のみ売却とはありえない話です。含み益300千円を資金化するためには元本ふくめ全額売却が必要です。電車の中で考え直しました。

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ちなみにですが1,000千円/年を超える元本は非課税対象とはならないとのことですが1,000千円+αの投資元本が複数の商品から構成されている場合、その1,000千円+αの元本に対するリターンは非課税枠分、超過分のどちらにどう帰属するのでしょうかね。

例えば、ISA口座にて

・商品A 元本800千円
・商品B 元本600千円

と投資を行い、2つの商品のリターンが異なるとします。(むしろそれが普通か。)

ここで非課税枠1,000千円はA、Bどちらに割り当てられるのでしょうか?
Aが800千円+Bが200千円?それとも比例配分?年度内の購入順ですか?でもそれならA、B全く同時に購入したらどうなるのでしょうか?
A、Bでリターンが異なる場合、なるべく大きいリターンが望める商品の元本分を非課税枠にあてたいです。

上記などは制度の細かいルールの話なのですが、こういったこともいちいち気になってしまいます。制度詳細の開示を待つことにしましょう。

◆金額枠が少なすぎる

2年くらい前、日本版ISAの話題を最初に聞いた時からの第一印象なのですが、非課税枠が1,000千円/年、5か年で累計5,000千円とは正直言って少なすぎると思います。この10倍くらいの枠があってもよいでしょう。

巷に喧伝されている老後の必要資金は諸説ありますが、ほぼどれも8ケタの中盤の水準です。そのレベル感とのバランスを考えると老後の必要資金の1/3~2/3はISAでカバーできるくらいの制度設計でもよかったのではないでしょうか。

なんかこうリスクをとって投資する気持ちにグググっとさせるような魅力を備えてほしいものです。将来の枠の拡大を期待したいですね。

◆損益通算ができない

日本版ISA口座以外の口座発生した損益との通算はできないとのこと。残念至極です。

これでは1,000千円/年の元本から得たリターンの20%の税額を免除してもらっても、余所で損失あれば免除の恩恵は結構相殺されてしまうのではないでしょうか。

通常であれば20%税金取られるけれども、損益通算で還付される。まるで常に損失ありきな話になってしまいますが、こちらの方がシンプルで受け入れやすく思えてしまいます。

だからこそ上記であげたとおり、ISAの金額枠がもっと大きければ税額免除の実額インパクトも大きく、たとえ損益通算できなくともISA口座持つかという気持ちにさせると思うのですが。

(つづく)

2013年3月14日 (木)

お墓の改修にお金をかけるか否か

【3月13日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,227千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 14,712千円

■損益率
 26.6%

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昨年末に亡くなった母の納骨を2月上旬に無事済ませました。母の遺骨はWATANKO家代々の墓に納めることになり、父が亡くなった時以来久方ぶりに墓石屋もとい石材屋に墓の開放と墓石への母の戒名の打刻を行ってもらいました。

WATANKO家は自宅から2~3百メートル離れたお寺の檀家であり、先祖代々の墓も墓地の端に大谷石に囲まれてしっかりと建っています。墓は昭和21年に建立されたもので長男であった父、そして私が墓守をしてきました。

今回の納骨にあたって墓を開けた石材屋いわく遺骨はすでに3つ(祖父母、父)入っており、今回母の分を収納するとほとんどスペースが残らない、WATANKOと妻の2人分が確保できるか微妙であるとのこと。見てみると確かに残りスペースはだいぶ少ないです。

石材屋はこれを機会に墓石の下をもっと掘り起こして拡張し、遺骨の収納スペースを確保するのもよいのではないかと提案してきました。

さらには今後の長年のメンテナンスしやすさを考えて、同時に墓石の周りの砂利敷きも撤去して石を敷いてしまう、入り口の階段も勾配がきついため段数を増やして上がりやすくするなど諸々の改修を同じく提案してきました。

WATANKOはすかさず「それで、費用は大体おいくら万円ですかね。」と聞くと、おおよそ1,000千円との即返答あり。

もちろん、一連の提案は石材屋さんの巧みなセールストークであることは見え見えなのですが、WATANKO側も母の死去というイベントに接して先祖代々の墓に対する関心が高まったのもまた事実であります。

墓の改修なんてこんな機会でもないと手掛けないであろう。次に墓を開けるときはほぼ間違いなくWATANKOか、もしくは妻の遺骨を入れるときであろうし、そんなときに遺骨の収納スペースに子供たちが難儀するかもしれない。またWATANKOがこれから30年くらい墓守することを考えたらメンテナンスもしやすい方がよいだろう。

とつらつらと考え、よしそれじゃあ4月の父の命日は済んだら夏のお盆シーズンの前までに一丁改修するかという方向に気持ちが大分傾いてきました。

そこで早速、お墓の改修費用は葬儀費用の一部として処理できないか(相続資産の算定上、控除できないか)と気になったので税理士に問い合わせました。

しかしながら不可との回答。

理由は墓というものは税務上、課税対象となる資産と見なされていないため、これにかかる費用も損金にできないとのことです。改修を実行するなら相続人による自腹か、あるいは被相続人が生前に実行しておけば、その支出分だけ現金資産が減った(課税対象額が減った)となるわけでした。

墓の改修費用は葬儀費用として認められそうではないかと勝手に想像していたWATANKOは、それを聞いて改修意欲がマイナス50%です。

さらに妻の一言が効きました。

「別にお墓なんて整備しなくてもいいんじゃない?お墓を綺麗にして子供たちに墓守の負担をかけるような方向にもっていきたいとは思わないわ。私は墓にこだわらないわよ。遺骨なんてその辺にチャッチャと巻いてもらって構わないわ。」

うーん、でもですね、将来の我々の納骨の時に収納スペースが足りなくなって、その時になって子供たちに改修などの手間をかけさせるのも悪いし...自分たちの骨の収まりどころくらいがしっかりと確保しておきたいですが。

「うーん、スペースの問題を解決しておきたいというのはわかるわ。最後は貴方にまかせます。貴方の家のお墓だし。」

うわっ、なんか冷たい、というよりホントにお墓にこだわっていないのねという気持ちがありありと伝わってきました。

これで改修意欲がさらにマイナス20%です。

そこへきてとどめの話。

母の納骨後、葬儀屋さんが自宅においてあった返礼品の残品を引き取りに来ました。そのついでに葬儀屋さんに「墓の改修について、石材屋さんからかくかくしかじか言われたのですが、皆さんどうしているのでしょうかね。」と聞いてみました。

葬儀屋さんいわく「遺骨が増えるたびに収納スペースを気にしていたら墓がいくつあっても足りません。墓の納骨スペースの下には土間スペースが設けてあるでしょう。納骨スペースがいっぱいになったら、古い遺骨から順に粉砕してその土の中に還してあげるのです。それが自然なかたちです。」

なんと明快なソリューション!!WATANKOにとっても納得感が高く、妻も賛成でした。

というわけで、WATANKOの改修意欲は霧散し、あと一歩で墓の改修に1,000千円投じるところを留まりました。

息子たちには我々の遺骨を納めるときに、スペースが足りなければ彼らからみた曾祖父の遺骨を処分してもらえばよいです。そして我々の曾孫が親(孫)の遺骨を納めるときには同様に我々の骨を処分してもらえばよいです。

これもまたWATANKO家の引継書(俗にいうエンディングノート)に記すべき重要事項です。早速追記せねばなりません。

メモメモ

2013年3月12日 (火)

重心高は譲れない

【3月11日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,227千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 15,022千円

■損益率
 27.2%

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ポルシェ・カイエンやBMW X5など陸の巡洋艦ともいうべき大型SUV。コマンドポジション(見晴らしのよい視界)、荷物の量も制限なく走る場所も選ばない。そしてスポーティな演出にも事欠かない車種です。ときおりカッコええなあ、これもアリかと煩悩が頭をよぎることはあります。そういえばフリーランダー2もいいし、CX-5もあるゾ...

しかしよくよく考えると最後にはやっぱNo Thank Youとなります。WATANKOがオーナードライブする車としては決定的に受け入れられない条件があるからです。

それは重心高が高いこと。

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良い自動車の条件として最も大事なことはタイヤがボディの四隅にあること、そして自動車の運動性能の質を決める最も重要な項目はホイールベースであるということ、それと車両重量が軽いほど車にとって良いと記事にしてきました。さらに他にも重要な条件がいくつもあるのですが、あと一つだけ上げておきたい条件があります。

それは自動車の重心高です。

たとえば小学校での父親参加の運動会。10kgの子供を背中にオンブしたお父さんAと、同じく10kgの子供を肩車したお父さんBが400mトラック競争をしました。さてこの場合、直線でも加速しやすく、カーブでも安定していて、ゴールでも止まりやすいのはお父さんAさんです。お父さんBは同じ10kgの子供を抱えているのにスタート加速、カーブでの踏ん張り、ゴール後のクールダウンといずれでもお父さんAよりしんどいでしょう。

重心が高い車は、低い車に比べて運動性能において不安定さが増します。たとえば重心高が高いミニバン、SUVと低いスポーツカーを比べてください。

重心高が高い車は、

▼アクセルを踏めば反り返らんばかりに後ろにのけぞります。

▼カーブを曲がろうとすれば横倒れんばかりにロールが発生します。

▼ブレーキを踏めば前にひっくりかえらんばかりつんのめります。

▼高速道路を走行中は横風にあおられ不安定です。

まだまだあります。

▼加速時には前輪にトラクションがかかりにくくなり、加速力が損なわれます。つまりはアクセルを踏みがちになり燃費にも影響します。

▼ブレーキ時にはフロントブレーキの負担が大きくなり安全性が損なわれます。ブレーキのスペックを上げざるをえなくなり、コスト増に繋がります。

▼のけぞり、ロール、つんのめりが頻発すると同乗者の不快、車酔いを誘発します。

▼往々にして車両重量が重くなる場合が多いです。その弊害はこちらを参照。

▼車高が高いので乗り降りが大変です。

とまあ不安定で不経済この上なく、おまけに快適面もマイナスです。

中でもとくにロールが大きいというのは、ドライバビリティをかなり損ないますし、結果運転がちっとも楽しいものとはならず、バスの運転手がごとくひたすら我慢運転となります。

世の中すべでの道路が直線と90度の直角交差点だけであれば、それでもよいかもしれません。しかし世の中にはRのきつい/緩い、単調あるいは複雑なカーブが無数に存在し、そこを快適に走ることができるかどうかが、ドライビングの重要な要件になります。

2013年3月10日 (日)

忍耐と煩悩のブログを始めて3年が経ちました

改めまして来ブログの皆様へ 

万年初心者個人投資家のWATANKOといいます。

この駄ブログを始めて今月で3年が経ちました。このブログと筆者についてちょいととりあげます。

★当ブログ運営者WATANKO

首都圏の私立大学を卒業後、民間企業で働く40代サラリーマン。妻1、子供2を扶養する世帯主です。兄弟もおらず両親も既に他界しており、シンプルな核家族です。

都心から50km圏内の地方都市在住。8年前から実家の敷地に建てた平屋の一軒家に住んでいます。住宅ローンはありません。サラリーマン以外に親から継いだ不動産賃貸業をやっています。

就職後に結婚、出産、資格取得、家づくり、相続、海外赴任と公私ともにいろいろありましたが5~6年前、40歳手前を迎えたころから、やっと腰が据わった人生中盤の巡航モードになってきました。

■資産運用の方法

WATANKOは給与所得と不動産賃貸所得から得た余裕資金をもとに年間5~10百万円ずつ投じて金融商品による資産運用を行っています。5年経過時点で元本55百万円余りまで到達しました。ひょっとしてこれは資産運用を行おうとしなければ貯めることができなかったかもしれません。その意味においては資産運用というのは貯蓄マインドを高める副作用があったかと思います。

資産運用の方法はインデックス投信、ETFおよびそこから派生したファンド・オブ・ファンズを購入・保有する手段を採ってきました。しかしながら将来も同様のままかというと、私にもわかりません(笑)。

運用目標としては想定20年間にて、資産運用した元本を利回り目標5%(税引き後4%)達成、元本総額を1.5倍(税引き後1.4倍)に増やすことを目指しています。

●関心事

無類の車好きであり、小学生の頃に憧れたスーパーカーを手に入れてみたいと思ってブログタイトルにも掲げています。スーパーカー以外にもスポーツカーやオープンカー、GTなども大好きです。60歳、いや早ければ55歳くらいでリタイアして、自動車趣味に明け暮れる悠々自適な生活を夢見ています。

また車好きと一口にいっても車選び、企画設計、メーカー論、流行・文化論、ドラテク、グローバリゼーション、F1、交通行政と興味関心のストライクゾーンは割と広いです。

◆当ブログのスタンス

一応、金融商品による資産運用が当ブログのメインテーマです。しかしながらWATANKO自身は金融リテラシーがそれほど高くなく、資産運用の面では初心者の域をいつまでたっても出ない市井の社会人です。したがって当ブログは、よく勉強されている個人投資家のブログのような有益情報満載、知見の披露、主張の発信のようなブログではありませんが、凡人の目線で資産運用に関する率直な疑問や感想、意見を述べていきたいと思っています。

またインデックス投資だけでなく、不動産投資や家計ネタ、そして当然ながら自動車ネタも取り上げています。

そしていつも頭の隅に置いていることが一つあります。

それは当ブログの内容がUnique(固有)でありたいということです。WATANKO固有のいろいろな経験、学びから得た情報や湧き出した意見を、自分の言葉で書き連ねていきたいということです。

というわけ忍耐と煩悩、蓄財と消費のパフォーマンス・ストーリー、「資産運用でスーパーカーを手に入れよう!」、皆様ご笑覧のほどよろしくお願い致します。

2013年3月 9日 (土)

資産運用を始めて5年が経ちました

【3月8日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,227千円
■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
 14,478千円
■損益率
 26.2%

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WATANKOがインデックス投資を始めてこの3月で満5年になりました。資産運用=元本保証無し・リスク有り金融商品の売買ならびに保有ととらえるなら、資産運用を始めて満5年とも言い換えられます。

5年というのもひとつの節目ですので、その軌跡を振り返ってみたいと思います。

1.積み立ての推移

5カ年の積み立て元本と評価額の推移は以下のとおりです。初期の2009年10月に積み立て額がボンとあがっているのは海外ETFを一発購入したからです。

201303041


なお評価額については、この駄ブログを開設して毎月の運用状況をレポートする20101年2月以前は散発的、部分的な記録しか残っていませんので割愛しております。と言っても2010年2月以前はリーマンショックの影響が色濃く残り、評価額は暴落していたことは想像に難くありません。

それをふまえてみると、インデックス投信を積み立て投資して、しっかりと報われたのはここ数ヶ月の出来事だと言えます。

2.評価損益の推移

次にこの駄ブログを開設して評価損益の月次記録をしっかりとつけるようになってからの推移です。

201303042


やや意外でしたが2010年3月~2013年2月の36ヶ月も間で評価損であった月と評価益であった月が同じ月数でした。思ったより評価益の月が多かったです。

このブログを始めてからは、なんだかほとんど毎月赤字だったような記憶が占めていましたが、案外そうでもありませんでした。これは上記期間より以前のリーマンショック発生から2010年春までの1年半の鍋底の間もほとんど積み立てをやめることがなかったために投信の平均購入単価はだいぶ引きさがっており、その恩恵を受けられたということですね。

3.保有商品

2010年3月末と2013年2月末の保有商品一覧を比較してみます。

3年前の2010年3月末ではMRFを除いて26本ものインデックス投信・ETFを保有していました。まだCMAMインデックスe(当時)シリーズが販売され、それを購入する前でこの本数です。

201003312r


そして現在、2013年2月末ではちょうど半分の13本です。実は3か月前までは28本ものインデックス投信・ETFを保有継続していましたが、この12月~2月であれこれバッサリ売りました。

201302281


それでもまだ13本は多いと思います。このうちPRUやセゾンは売却の対象といえる商品でありますが、少なくとも半年後の資金需要残高をみてからに売却実行を検討します。

4.ポートフォリオ

次に2010年3月末と2013年2月末のポートフォリオを比べてみます。

まず2010年3月末です。

201003311r


次に2013年2月末です。

201302284

2010年3月末には「いかにもアセットを分散しましたポートフォリオ」でした。これが保有商品が減った結果、現在2013年2月末のポートフォリオはかなりスッキリしています。

あいにく「1度決めたポートフォリオをあくまで守り抜く」というあちらこちらで唱えられていた分散投資の教義?をWATANKOは守ることができませんでした。

セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンドに債券アセットが混じっていますが、それを除けば現在は日本・先進国・新興国の株式アセットをおよそ1:3:2の割合にて保有するポートフォリオです。日本・先進国・新興国のウェイトに今後、多少の変動があるかもしれませんがWATANKOとしてはもうこれ以上ないというくらいシンプルなポートフォリオになりました。

さてこの2つのポートフォリオを用いて月次と同じく「my INDEX(わたしのインデックス)」サイトを使って期待リターン、リスク、シャープレシオを算定してみました。

          2010年3月末    2013年2月末
*期待リターン    6.2%        4.7%
*リスク        16.3%       12.8%
*シャープレシオ  0.38        0.37

期待リターンは大分下がったのですが、一方でリスクも減ったのでシャープレシオはどっこいどっこいです。

ポートフォリオをあれこで弄っても、結局シャープレシオ(期待リターンとリスクのバランス)は大差がありません。実はこれは今回の売却に先だって、このサイトをつかって事前に掴んでいた感触でした。だからこそWATANKOは保有商品の大量売却とポートフォリオのシンプル化に今回踏み切ったわけです。

保有アセットの種類が少ない方が、あれこれ保有割合を考えなくて済みますし、またこれで積み立て商品選びもメンテナンスも容易になります。

(まとめ)

さて、今ここで資産運用を終わればいわゆるひとつのハッピーエンドかもしれません。
2月末時点で評価損益+確定損益で12,277千円、22.2%。購入元本+投資待機預金元本分に対して22.2%。平均年間利回りが6.8%です。本日の記事冒頭にあげた8日時点速報では損益率は26.2%にまであがりました。

しかしながらまだWATANKOの資産運用と言う名の旅(放浪記)は続きますので安心はできません。当初想定した資産運用期間20年の場合ならば5年経過時点ではオーバルコースの第1コーナーをクリアしたところです。1年間のテレビドラマならばやっと1クール終了です。

WATANKOはここまでインデックス投資を5か年継続して忌避感はゼロでした。どうやらこの投資方法は自分に全く合っているようです。WATANKOが一方で手掛けている不動産投資に比べればもうまったくストレスフリーです。ですからまだまだこの資産運用を続けることに疑義はありません。

それにしてももう売るものは売ってしまったし、ああ、早く相場がまた下がってこないかなあ~。積み立て投資をガッツリ再開したいです。

2013年3月 7日 (木)

教育資金の贈与非課税-誰が使うのだろうか

【3月5日終値ベース運用状況速報】
・投資元本+待機資金総額   55,227千円
・評価損益               12,996千円
(分配金・確定損益・税還付込み)
・損益率                  23.5%

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2013年度税制改革大綱の目玉のひとつに教育資金を一括して子供や孫に贈与した場合に非課税にする案があるそうです。

祖父母・両親が金融機関へ預金を信託し、子・孫は学費など教育費の支払証明書を金融機関へ提示すれば、その教育支出は贈与税の対象外となる制度です。期限は子・孫が30歳になるまでです。30歳を越えれば信託した金銭の残高には贈与税がかかります。

かわいい子・孫のために教育費を援助したい両親・祖父母は多く、相続対策にも効果があることから高齢者の間で関心が高まっていると先日の日経記事で紹介されていました。

WATANKOはこの制度をみて、果たしてこれを利用する人が一体世の中にどれだけいるのだろうかと首をかしげてしまいました。

1.両親・祖父母から子・孫への教育資金の贈与は、この制度を使わずとも現実には贈与税の申告などお構いなしに頻繁に行われているのではないでしょうか。

援助する経済的余裕がある祖父母・両親ならば子・孫のために従前より教育資金の援助をしているのが実態ではないかと思われます。

家計が大変な息子夫婦に対して、その父母が息子夫婦に金銭供与する形態を通じて孫の教育資金を援助するなど珍しい話でもないでしょう。

また記事の内容からは親が子の教育資金を援助するのにも適用できるように読みとれますが、そもそも親が子の教育資金を出すのはこのような制度を持ち出さなくても当たり前の話ではないでしょうか。(WATANKOの解釈が誤っている?)

2.相続税対策に実質的になり得るのか、または火種のもとになりはしないか。

記事によるとこの制度は相続税対策にも効果があるとのことです。それはこの制度を使うことにより、高齢で老い先短い祖父母がただちにまとまった現預金を減らして、相続対象資産を減らすことができることを言っていると思われます。

しかしこのようなまどろっこしいやり方をせずとも、上記1にあげたとおり教育資金の援助(贈与)は頻繁におこなわれているではないでしょうか。結果、相続対象となる資産は既に減っているという状態と思われます。

またこれは後に法定相続人が複数いる場合、本制度をつかった教育資金の援助についても法定相続人全員に公平になるように手筈を整えなければ後々のトラブルのもとになりかねません。

例えば長男の息子と次男の息子への教育資金援助額が異なっていたり、孫がいない三男には、教育資金の援助が無い分、遺産相続において不公平が生じたりといったケースです。

3.実務が大変であり、うまくまわる制度かどうかあやしい。

贈与税の非課税対象となる教育費についてどこまで認められるのか判断が明確にできるでしょうか。例えば新聞記事でも触れられていましたが、留学費用や習い事などはどこまで認められるでしょうか。その他にもグレーなケースがでてきそうです。

またこのスキームは長年にわたって継続しますので、途中で支払い証明書を紛失して非課税の申告ができない等の事務トラブルにも気をつけなければなりません。教育費の支出があるたびに手続きすることにも留意が必要です。

4.この制度が効果を発揮するために必要なこと

(1)実態として頻繁に行われているかもしれない祖父母・両親から子・孫への贈与について税金申告がなされていない現状を先ず変えることが必要です。しかしこれは容易ではありません。全国の祖父母・両親に対して教育資金の贈与がアンダーグランドにおこなわれていること(ひらたく言えば脱税)を暴かなければなりません。

教育資金の贈与について非課税の制度を普及させるのであれば、その前提としてアンダーグランドに贈与を行えば脱税として罰せられるようになっていることが必要です。

そのような税務調査を全国的に展開するとしたら、税務署の職員が何人必要になるでしょうか。

(2)祖父母・両親(教育費を贈与する側)に本制度を活用するインセンティブがなければ大規模な利用は進みません。

WATANKOが考えるインセンティブはズバリ教育資金の一部または全額が、祖父母・両親の所得税申告において損金として控除できるようになることです。高齢者のキャシュを本気で若者に付け替えさせたいとおもうならばそのくらいのインセンティブを与えないと進みません。

(あとがきにかえて)

この制度がピタリはまるケースというのは、後先短い祖父母が孫の教育資金の援助を急いで行いたい時などに限られると思います。(亡くなる数年前~直前に多額の「こっそり贈与」をやっているとあとで調査が入った時にバレやすい恐れがあるため。)しかしそのような該当者がどれだけいるのでしょうか。この制度の潜在的なニーズがどれだけ広くあるのでしょうか。そしてこの制度を発案した役人様は、祖父母・両親から子・孫への教育資金援助の実態をどれだけわかっているのでしょうか。

2013年3月 5日 (火)

Pay Tax for 2012

【3月4日終値ベース運用状況速報】
・投資元本+待機資金総額   55,227千円
・評価損益               12,894千円
(分配金・確定損益・税還付込み)
・損益率                  23.3%

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WATANKOの2012年(平成24年)確定申告と亡くなった母の準確定申告(故人の最終の確定申告)について、毎年申告作業を委託している税理士と先日打ち合わせを終えました。近日中に申告完了することでしょう。

2012年(平成24年)分における主要トピックスは以下のとおりです。

1.母名義で賃貸していた小さな飲食店が2011年一杯で経営者が退店した結果、2012年は不動産賃料収入が昨年比減少となったこと、一方で2011年半ばから発生した別の飲食店舗に関する管理委託料が2012年では年間12か月分発生したことを主因として、WATANKO家トータルの不動産賃貸業からの収益は前年対比で減収減益でした。

2.母の分については昨年晩秋に実施した5軒の戸建て賃借屋の解体費用を損金とした結果、課税所得がちょうどゼロになりました。これはもともと目論んでいたことでありましたが、税理士いわくもし相続発生時点で解体工事支払い費用が未払いであり、かつ請求書を受領していたならばその債務は相続遺産に組み込まれるとのことでした。

3.昨年、母が入退院を繰り返したことため、年間の家族全員の医療費総額は600千円にも及びました。件数の増加だけでなく1件あたり金額についても母の自己負担は3割なので結構な負担になりました。

ちなみに昨年も記事で書きましたが、WATANKOが住む自治体においては助成金によって2人の子供にかかわる医療分は中学卒業まではほとんど無料であります。それを加味しても2012年は医療費が大そうかかりました。

4.昨年夏に実施した母の成年後見人にかかった費用は損金算入できるか問い合わせました。この費用はWATANKOとしては母の不動産賃貸業を継続するために必要な経費扱いできる(=損金算入できる)のではないかと思いましたが、税理士の回答は不可でした。

理由は不動産賃貸業のみならず母の個人資産全体の管理にかかる費用なので、事業用として限定された費用とは認められないとのこと。残念。

5.被相続人の準確定申告で欠損金が発生しても、資産を引き継いだ相続人には欠損金の繰越の相続はできないとのことです。欠損金の繰り越しはあくまで当人迄のみとのこと。

最後に今後の母の相続税申告作業の進め方について税理士と打ち合わせました。WATANKOとしては母の遺産の中に遊休土地があり、これを賃貸活用ができる状態にはやく持って行きたい。したがい相続税の申告を早めに終わらせたいという意向を以前から伝えていました。これをうけて税理士は、自身がこの春は忙しいので土地の評価など先行して出来る業務については後輩に下請負させてすすめるとのこと。

これを聞いて父の時代から長いことつきあってきた税理士も高齢(70歳近い?)であることから、いよいよ円満な引退にむけて準備をすすめてきたなと思いました。きっと税理士は自身が引退する時には、その後輩税理士を後釜としてお客に紹介していくことでしょう。

ともかくも、先ずはお手並み拝見としました。

2013年3月 3日 (日)

(続)2013年2月末運用状況

(前回からのつづきです)

前回の続きとして、ファンド・オブ・ファンズに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201302284


さらに「my index(わたしのインデックス)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに期待リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*期待リターン   4.7% ( 5.3%)
*リスク      12.8% (15.8%)
*シャープレシオ  0.37 ( 0.34)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*購入元本+投資待機預金元本分  55,227千円(53,263千円)
*評価損益+確定損益分        12,277千円(11,853千円)
*運用期間                     60か月(59か月)
*元本平均残高              36,077千円(35,753千円)
*平均年間利回り                  6.8%(6.7%)


また投信だけのものも作ってみました。

201302285


<概況>

(保有商品の本数)

さて今月の運用状況報告は前月対比でかつてないほど変動しています。株式アセットとFOF1本を除く先進国債券、新興国債券、日本REIT、先進国REITの保有商品全て計7本と、日本株式の塩漬け投信2本の合計9本を売却したからです。

結果、保有商品は13本となり、ピーク時の28本に対して半分以下の本数になりました。
13本の保有商品のうち評価益ありが11本、評価損ありが2本です。

(損益)

「A:保有商品の評価益+B:売却による確定損益分込み」については今月も過去最高益を更新しました。今回の大量売却で全体に占めるBの割合は4分の1となり、この分は今後損益が動きません。

(資金)

今回の売却により金融商品投資向け資産総額の3分の1を現金化しました。以前記事にて紹介したとおり今年のWATANKO家には大型の資金需要がありますが、この対応として年中調達できた余裕資金を先ず充当し、不足分をこの22百万円から工面する予定です。
遅くとも今年の秋には資金需要対応完了後の現預金残高がみえてきますので、そのあたりで(残高と相場次第ですが)積み立て投資再開するつもりです。

2013年3月 2日 (土)

2013年2月末運用状況

日経平均の上昇基調と円安はちょっと足踏みな感じですが、相変わらず個人投資家にとってフトコロが暖かい気分が続いていることでしょう。

さてインデックス投資を始めてついに5年が経ちました。2月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆各アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは92.31円/$です。
◆赤字は現在、積立対象の商品です。
◆評価記号の内容は以下です。

◎:+15.0%~
○:+ 5.0%~+15.0%
△:+ 5.0%~▲ 5.0%
▲:▲ 5.0%~▲15.0%
×:▲15.5%~

201302281_2

さて、次に13本の保有商品ほかを以下の3つのグループに分けてみました。

Aグループ:積立中+留保

現在積立中の商品+以前まで積み立てており、現在は積立中止だが、信託報酬は積立中の商品に次いで低いため、慌てて売らず保有継続している商品。(資産運用メイン)

Bグループ:別枠保有中

日本+先進国+新興国のETFを揃えたワールドワイド・パッケージ。これも当面保有継続してETFの動向をモニタリングする。ただし大きな資金需要が発生すれば、直ちに売却する方針。ETFの分配金はAグループの商品の購入資金にあてる。(海外ETFの分配金は為替動向によって円転のタイミングを図る)

Cグループ:投資待機預金ほか

以下によって構成されるその他群
1)インデックスファンドの売却により回収した資金
2)インデックスファンドの売却により確定した損益結果
3)インデックスファンドの売却に伴い発生した税金徴収・還付額及び端数調整
4)日本債券アセットに属する低リスクのインデックス投信。暫定的な所有分も含む。
5)外貨MMF(WATANKOとしては投資待機資金と位置付けており、集計上ここにいれています)
6)年度ごとに投資に廻す資金
7)その他

201302282_2

また売却済み投信の履歴とそれに伴う税還付他の明細は以下のとおりです。

201302283


(つづく)

【3/5追記:掲載した図表の数値に一部誤りがありました。訂正して再掲致します。】

2013年3月 1日 (金)

新興国債券アセットのインデックス投信を売却

さて今年の資金需要対応のために保有するインデックス投信をいくか売却する方針であり、今般実行しました。

◆SMT 新興国債券インデックス・オープン

SMTから(当時)STAMシリーズとして追加発売された新興国債券ですが、インデックス投資家ブロガー達に外債不要損、ひいて新興国投資なら株式でしょという声が大勢で反応はイマイチ、というかひややかでした。

資産運用歴の浅いWATANKOは転ばぬ先の杖的な知識は乏しいかわりに、下手な先入観をもたずに何でも試してみよう精神のもとに臆することなく、新興国債券にも手を出したわけです。

結果どうであったか。税引き後の年間平均リターンは9.7%です。運用期間中、評価損を抱える期間は一時的にあったものの、なべてプラスにて推移してきており、債券らしくリスクもマイルドでした。ご馳走様でした。

確定損益詳細は以下のとおりです。
(売却金額、損益額においては税金費用を控除済み金額にて表記してあります。)

201302249


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