Intermission 2013/3/20
WATANKOは大学3年生の年度末の春に初めて花粉症を発症し、以来24年間ずっとこのアレルギー症に悩まされ続けてきました。
とくに7、8年前からは従前の鼻水・鼻づまりに加えて目の痒みが酷くなり、一度掻いたら最後、痒みが止まらず何も手につかなくなる状態です。
この時期は市販の鼻炎カプセルや耳鼻科でもらった飲み薬や目薬を使ってなんとかだましだまし症状を抑えて花粉症が下火になる4月末までじっと耐え忍ぶ毎日です。外出も制限して半ば引きこもり状態です。
今年、そんな憂鬱な春に終止符を打つべく、勤務先の知人から紹介された都内のクリニック(以下)を訪ね、花粉症ブロック注射を施術してもらいました。
ここは都内のホテル内にある小さなクリニックで整形外科が専門ですが、なぜか花粉症ブロック注射も取り扱っています。先生いわく保険適用外であれば世の中にはもっといろいろ薬があり、効能の強いものがいくらでもあるとのこと。スポーツ選手や芸能人も多数利用しているとのふれ込みでした。
不動産賃貸料はじめ運営経費がさぞかし高そうなそのクリニックに予約をとって訪問すると、スペースは狭くそのせいもあってか大そうな混雑ぶりです。それでも予約制だったのでほどなく呼ばれて注射をうけることができました。
左の首元に1発チクッと、2週間後に反対の右の首元にもう1発チクッと。これで完了です。1発目で左半身、2発目で右半身にそれぞれ効き目がでてくるとのこと。1時間もしないうちにさっそく効果があらわれてきました。
もうバッチリです。鼻も目もほとんど全く症状が出なくなりました。クリニックの先生いわく毎年花粉の新種タイプがでてくるので注射は毎シーズン必要とのことです。保険適用外なので費用は高いですが、1シーズンあたり2回の注射で毎朝毎晩悩まされてきた花粉症から解放されるとなれば費用対効果は絶大です。
花粉症の症状を注射1発で抑えたという話しは昔から人づてに何度か聞いたことがありましたが、なぜか眉唾物に思えてアプローチしていませんでした。しかしながら今シーズンは例年に比べて多量の花粉が飛散すると聞いて、ものは試しと注射をうけてみた次第です。
まるで花粉症のない海外に突如引っ越したかのように花粉症にオサラバできて非常に快適です。それまで毎年控えていた外出も気兼ねなくできるようになりました。
暖かい日差し。爽やかな風。心地よい鳥のさえずり。芽吹く木々の躍動。花粉症のない春はこんなにも素敵なシーズンであることをWATANKOはすっかり忘れていました。
まさにオープンカーで外出するのにうってつけです。ロードスターのファンクラブを主宰する知り合いの中古車屋さんから丁度ツーリングに誘われていたので行くことにしました。
« (続)日本版ISAをどう利用するか | トップページ | 気になるEXE-iシリーズ »
「幕間」カテゴリの記事
- Intermission-平成から令和へ、本当の豊かさに満ちた世とならんことを願って (2019.04.30)
- Intermission-SNSで守るべきたったひとつのマナー(2019.02.19)
- Intermission-そろそろまた疲れがピークになりました(2017.03.09)
- Intermission-個人投資家WATANKOのプロフィール更新(2016.12.18)
- Intermission-ブログタイトルにこめた意図(2016.07.09)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
通りすがりの耳鼻科医です。
注射の内容がもしケナコルト(ステロイド)なら副作用が大きいためお勧めできません。
ググってみると色々出てくると思います。
自分も数年前にC4を購入するまでの半年間、代車としてエグザンティアに乗っていました。10万キロ越えのロートルでしたが乗り心地は感激ものでした。程度の良いハイドロで安いのがあったらまた乗りたいな。
投稿: ういうい | 2013年4月 4日 (木) 20時04分
ういういさん
コメントありがとうございました。
ケナコルト、Webで調べてみました。副作用が怖いですね。
来シーズンになったら件のクリニックに聞いてみることにします。もしケナコルトを使っていたとしたら止めるしかないかもしれません。
エグザンティア、私も時折別れた恋人を思い出すように、手放したことを少し悔やむ気持ちが湧き上がってきます。20世紀のベストファミリーカーのひとつでしょう。いや、ホントに...。
投稿: WATANKO | 2013年4月 4日 (木) 23時00分