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2013年3月14日 (木)

お墓の改修にお金をかけるか否か

【3月13日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,227千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 14,712千円

■損益率
 26.6%

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昨年末に亡くなった母の納骨を2月上旬に無事済ませました。母の遺骨はWATANKO家代々の墓に納めることになり、父が亡くなった時以来久方ぶりに墓石屋もとい石材屋に墓の開放と墓石への母の戒名の打刻を行ってもらいました。

WATANKO家は自宅から2~3百メートル離れたお寺の檀家であり、先祖代々の墓も墓地の端に大谷石に囲まれてしっかりと建っています。墓は昭和21年に建立されたもので長男であった父、そして私が墓守をしてきました。

今回の納骨にあたって墓を開けた石材屋いわく遺骨はすでに3つ(祖父母、父)入っており、今回母の分を収納するとほとんどスペースが残らない、WATANKOと妻の2人分が確保できるか微妙であるとのこと。見てみると確かに残りスペースはだいぶ少ないです。

石材屋はこれを機会に墓石の下をもっと掘り起こして拡張し、遺骨の収納スペースを確保するのもよいのではないかと提案してきました。

さらには今後の長年のメンテナンスしやすさを考えて、同時に墓石の周りの砂利敷きも撤去して石を敷いてしまう、入り口の階段も勾配がきついため段数を増やして上がりやすくするなど諸々の改修を同じく提案してきました。

WATANKOはすかさず「それで、費用は大体おいくら万円ですかね。」と聞くと、おおよそ1,000千円との即返答あり。

もちろん、一連の提案は石材屋さんの巧みなセールストークであることは見え見えなのですが、WATANKO側も母の死去というイベントに接して先祖代々の墓に対する関心が高まったのもまた事実であります。

墓の改修なんてこんな機会でもないと手掛けないであろう。次に墓を開けるときはほぼ間違いなくWATANKOか、もしくは妻の遺骨を入れるときであろうし、そんなときに遺骨の収納スペースに子供たちが難儀するかもしれない。またWATANKOがこれから30年くらい墓守することを考えたらメンテナンスもしやすい方がよいだろう。

とつらつらと考え、よしそれじゃあ4月の父の命日は済んだら夏のお盆シーズンの前までに一丁改修するかという方向に気持ちが大分傾いてきました。

そこで早速、お墓の改修費用は葬儀費用の一部として処理できないか(相続資産の算定上、控除できないか)と気になったので税理士に問い合わせました。

しかしながら不可との回答。

理由は墓というものは税務上、課税対象となる資産と見なされていないため、これにかかる費用も損金にできないとのことです。改修を実行するなら相続人による自腹か、あるいは被相続人が生前に実行しておけば、その支出分だけ現金資産が減った(課税対象額が減った)となるわけでした。

墓の改修費用は葬儀費用として認められそうではないかと勝手に想像していたWATANKOは、それを聞いて改修意欲がマイナス50%です。

さらに妻の一言が効きました。

「別にお墓なんて整備しなくてもいいんじゃない?お墓を綺麗にして子供たちに墓守の負担をかけるような方向にもっていきたいとは思わないわ。私は墓にこだわらないわよ。遺骨なんてその辺にチャッチャと巻いてもらって構わないわ。」

うーん、でもですね、将来の我々の納骨の時に収納スペースが足りなくなって、その時になって子供たちに改修などの手間をかけさせるのも悪いし...自分たちの骨の収まりどころくらいがしっかりと確保しておきたいですが。

「うーん、スペースの問題を解決しておきたいというのはわかるわ。最後は貴方にまかせます。貴方の家のお墓だし。」

うわっ、なんか冷たい、というよりホントにお墓にこだわっていないのねという気持ちがありありと伝わってきました。

これで改修意欲がさらにマイナス20%です。

そこへきてとどめの話。

母の納骨後、葬儀屋さんが自宅においてあった返礼品の残品を引き取りに来ました。そのついでに葬儀屋さんに「墓の改修について、石材屋さんからかくかくしかじか言われたのですが、皆さんどうしているのでしょうかね。」と聞いてみました。

葬儀屋さんいわく「遺骨が増えるたびに収納スペースを気にしていたら墓がいくつあっても足りません。墓の納骨スペースの下には土間スペースが設けてあるでしょう。納骨スペースがいっぱいになったら、古い遺骨から順に粉砕してその土の中に還してあげるのです。それが自然なかたちです。」

なんと明快なソリューション!!WATANKOにとっても納得感が高く、妻も賛成でした。

というわけで、WATANKOの改修意欲は霧散し、あと一歩で墓の改修に1,000千円投じるところを留まりました。

息子たちには我々の遺骨を納めるときに、スペースが足りなければ彼らからみた曾祖父の遺骨を処分してもらえばよいです。そして我々の曾孫が親(孫)の遺骨を納めるときには同様に我々の骨を処分してもらえばよいです。

これもまたWATANKO家の引継書(俗にいうエンディングノート)に記すべき重要事項です。早速追記せねばなりません。

メモメモ

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