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« 日本版ISAをどう利用するか【3/17&5/25追記あり】 | トップページ | Intermission 2013/3/20 »

2013年3月17日 (日)

(続)日本版ISAをどう利用するか

(前回からのつづきです)

日本版ISAについて、前回はその制度についての理解と印象を率直に述べましたが、その続きです。今回はWATANKOの日本版ISAの活用について触れます。

◆選ぶ商品は相変わらず無分配型、ローコストのファンド。

賢者たる個人投資家ブロガーが投資信託選びにおいて投資効率が良い無分配型、リタ―ンに明確に寄与するコーコスト商品を推奨していますが、日本版ISAを適用して購入すべきファンドについても同様の選択を採るべきです。

◆15年継続を考えてコア部分の一部を割り当てる。

最長15年間、1,000千円~5,000千円の資金を固定的に運用するのがもっとも効率的ですからコア&サテライトの投資のうち、コアの一定部分について日本版ISAを適用するのが丁度よいかと。

◆先進国株式アセットの商品を対象にする。

管理の煩雑さをできるだけ回避するために、日本版ISAの非課税枠を使って購入するのはシンプルに先進国株式アセットの積み立て投信1本にします。

資産運用のポートフォリオが今後どんなに変動したとしても、年間1,000千円の先進国株式アセットへの投資というのはWATANKOにとってはおそらくゆるぎない投資先ならびに金額です。これを辞める時は投資を辞める時といってもいいくらいです。それくらいガチガチのコア投資部分を日本版ISAに割り当てます。

具体的に現状のポートフォリオベースであれば、年間平均でおよそ4,000千円程度を上限として先進国株式アセットに投資します。その一部1,000千円分を日本版ISA口座を通じて購入していこうと考えます。また妻名義のISA口座も設けて夫婦で活用すれば年2,000千円分の購入となります。


◆ETFより投資信託か

ETFのローコストは確かに魅力ですが1,000千円/年の非課税枠をキッチリ活用しようとなると定額投資が行いやすい投資信託が良いです。しかしながら世の中にはそのような細かいことにあまりこだわらない御仁もいて1,000千円+α/年の投資をするかもしれません。それでも1,000千円/年までの元本分は非課税対象であることに代わりはありませんからよいのでしょう。(他の口座と損益通算ができない以上、1,000千円/年を超える元本投資を行うことは得策ではないと考えていますが。)

ちなみにISA口座で毎月分配型投信を購入する場合、毎月の分配金は普通分配金であっても当然非課税と理解します。よって税金が都度源泉徴収されることによる投資の非効率性は解消されます。これにより「毎月分配型投信の分配金再投資コース」という矛盾に満ちた選択肢もアリということになります。

(あとがきにかえて)

現時点では日本版ISAについての理解が十分でないため前回・今回の記事は誤りや非合理性があるかもしれませんが今回は中間報告と位置づけており、何度も言いますが制度の詳細が今後明らかになった時点で再度取り上げたいと思います。

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