無料ブログはココログ

ブログランキング

« 従業員の活用を阻害する曖昧な規程 | トップページ | Intermission 2013/4/26 »

2013年4月25日 (木)

男性は外に出て稼ぎ、女性は内にてこれを守る

【4月23日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,245千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 16,474千円

■損益率
 29.8%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

(前回からのつづきです)

前回迄で日本の企業において女性の活用の支障にひとつとして、男性ムラ社会の風土とそれを助長する内部規程の現状について前回述べました。

今回はこれに加えて外部環境の支障について取り上げます。といっても保育園の数不足など代表される日本の社内インフラにかかわるものは本稿では横に置いておくとして、この他に指摘したいことに海外、特に新興国で働くことに対する制限があります。

日本の大企業の多くは海外展開を実行中であり、特に今後は先進国だけでなく新興国に進出することを抜きにしては自社の成長は難しいという海外展開上の必須命題を持っています。

そうした中、女性社員が海外に頻繁に出張したりあるいは常駐して仕事をしようとしても、一方で各国の諸制度や宗教・文化、社会インフラなどを勘案した場合、制限をうけるケースが少なくありません。

具体的には中東諸国に出向いて仕事するにはかなり制限を受けます。アフリカ諸国でもしんどいでしょう。またフィリピンやベネズエラなど治安が悪いところにも送り出せません。

こうして新興国相手に仕事をする局面の場合、女性の起用はかなり限られてしまいます。これは女性の側に責任がある話ではないことは承知の上ですが、こうして女性は自らが活躍できるフィールドが制限されていることもまた事実であります。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

女性が新興国で働くことに制限があることについて、個々の企業の努力でもってこれをブレークスルーすることは難しいです。

しかし繰り返しますが、先進国あたりに一定の海外展開を既に実施済みの企業であれば、今後は新興国というフィールドでのビジネスなくしては企業の大きな飛躍は望めません。(このようなことを今更言っていること自体、その企業はかなり遅れているといわざるをえません。)

そこで要員配置のソリューションとして、企業において男女の働くフィールドをうまく区分していく必要があります。ハッキリ言えば日本人@日本が必要な本社部門には優秀な女性を積極的に登用することです。具体的には総務・人事、財務・経理、IR広報、業務監査、CSRなどの部署はどんどん女性を起用すべきでしょう。規程に則りきっちり仕事をこなしてくれるという女性の一般的なキャラクターに合致しやすいかもしれません。

一方、男性は国境問わず、それこそ稼ぐ現場、最前線に出て顧客や競合先と切った、張ったやるわけです。疲れて本社に帰ってきたら女性陣が待っていて癒してくれる.....とまでは期待しすぎかもしれませんが。

それに本社には女性ばかりとなれば、残っている男性もなんだか肩身が狭くなり、「カンボジアでもパプアニューギニアでもどこでもいいから海外に出してください!」と海外勤務をうったえる男性社員も増えるかもしれません。(笑)

かつての家族の暮らしの在り方では男性は外に出て収益を稼ぎ、女性は家の中にてこれを守るという役割分担がしかれていましたが、今度は企業の中においても同じように男性が海外を含めた稼ぐ現場に張り付き、女性はバックオフィスを運営するといった分業体制をもっともっと徹底していくことが、女性の活用を促進する結果につながるのではないでしょうか。

(あとがきにかえて)

前々回から3回、女性の活用やら日本の職務規程の実態について述べてみました。そこでとりあげられた日本企業の風土は外資系企業からみればなんとも古風めいたものに見えるかも知れません。またWATANKOの今回の現状認知に対して日本企業の大勢はもっと女性の活用について進歩しているということが事実であれば、それにこしたことはありません。

« 従業員の活用を阻害する曖昧な規程 | トップページ | Intermission 2013/4/26 »

ライフスタイル」カテゴリの記事

コメント

女性は内にこもるイメージもある中東ですが、実態はそうではないように思います。
エミレーツなどの航空会社では客室乗務員として普通に女性が働いていますし、空港で働く女性も多数います。(日本と大差ない)

http://irorio.jp/yuukashimoda/20120606/10359/
上の記事では「女性は大学に多く進むが就業機会が無い」という内容ですが、中身は【ところが高学歴を得た女性たちが社会で活躍できる場は、まだあまり用意されていない。議員や役職クラスについている女性の比率は、欧米の40%に対しわずか8%。】ということで議員/役職付き8%というのは日本と大差ありません。
http://www.dir.co.jp/library/column/121113.html
サウジアラビアなど戒律の厳しい区には別にして、日本と比較して著しく女性にチャンスが無いということは無いように見えます。

女性議員比率を見ると2013年2月時点で、日本はBenin, Botswana,Gambia,Congo, Nigeriaに挟まれた122位です。
http://www.ipu.org/wmn-e/classif.htm
アフリカであっても現地では女性が活躍する土壌は日本程度にはあるようです。

吊られた男さん

コメントありがとございます。

中東やアフリカでも女性の就業機会、社会進出に関しては、十二分とはまでは言えないまでも日本並みの土壌はあるのですね。参考になりました。ありがとうございます。

他にもシンガポールあたりを筆頭に東南アジアの国々では女性がバリバリ活躍している様をよくみます。現地の法律事務所、監査法人、Company Secretary会社(会社法務事務サービス会社)なんか訪ねると、出てくるのは女性ばかりです。

なお為念ですが記事本文中で「女性は内にいて守る」と表現したのは、女性の活躍を伸ばすためには守備範囲を男性と区分して活躍しやすい場所をどんどん与えようとの意味です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/95774/57240553

この記事へのトラックバック一覧です: 男性は外に出て稼ぎ、女性は内にてこれを守る:

« 従業員の活用を阻害する曖昧な規程 | トップページ | Intermission 2013/4/26 »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

応援クリックいただけるとありがたく

参考ブログ&サイト

にほんブログ村

  • 記事紹介