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« 分配金発生で損なわれる複利効果とは一体いくらの話なのか | トップページ | Intermission 2013/5/25 »

2013年5月21日 (火)

(続)分配金発生で損なわれる複利効果とは一体いくらの話なのか

【5月20日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,284千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 20,854千円

■損益率
 37.7%

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(前回からの続きです)

インデックス投信の分配金発生を嘆く前に、分配金の有る無しで一体どのくらいの違いが生じるのか、前回、簡易試算してみました。

リターンをどの水準におくかにもよりますが3%~5%と置いた場合、年間1,000千ずつ、20年間投資した結果、税控除の手取りリターンは分配金無しと(年1回)分配金有り・再投資との間では245千円~806千円といった開きがありました。

実際には毎年分配金がでることなく4~5年に一度というケースであれば、この開きももっと縮まります。

さて分配金分無しと分配金有り・再投資を比べると、その差は無視できない金額ともいえますし、許容できる程度の話ともいえます。ここは人によって見方が分かれる金額水準です。

WAATNKOとしては、まあ仕方がないかなという金額水準です。

それにWATANKOとしては年金積立シリーズだけでなく、SMTシリーズもまた分配金を出したからといって、これまでの自らの資産運用方法が変わるわけではありません。インデックス投信でも分配金が出てしまうことが常態化すれば、その状況下で資産運用の金額目標を目指すだけです。

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インデックス投信について、

※乖離率がどう推移するのか。
※信託報酬以外のコストが毎年どう変動するか。
※そして分配金がどれくらいの頻度でいくらはき出されるのか...。など等

これらのことは年々変わっていくでしょうし、チェックは大事とは思いますが、年度毎の移りゆく結果に対してあまり気にしても仕方がありません。やはりWATANKOがはっきりと拠ってたつのは販売手数料、信託報酬、信託財産留保額といったきっちりと規定された数値です。(ですから信託報酬が安いインデックス投信がでれば、マザーファンドの規模は気にしますが基本的には乗り換えます。)

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それにしてもSMTシリーズのこの動きをみてeMAXISシリーズはどうでるでしょうか。三菱UFJ投信の担当者は今悩んでいるかもしれません。大手の運用会社ですとお役所のチェックも厳しく、その御意向にならえという空気が強いかもしれません。

また一方で独立系の運用会社はどう出るでしょうか。例えばセゾン・バンガード・グローバル・バランスファンドまでが分配金を出したとなれば、いよいよ運用会社に対するお国の分配金プレッシャーは本物ではないかと予感します。

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コメント

セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンドが分配金を出したら大騒ぎになりますね…。
やはり国税庁からの圧力なのでしょうか。原因がわからないだけに不安です。

アフロさん

駄ブログへのコメントありがとうございます。
独立系投信の分配金はどうなるか?みものです。セゾンの前にターゲットになりそうなのは純資産がはるかに大きいさわかみ投信かもしれませんね。

貴ブログ拝見しました。セゾン・ファンですね!

この記事へのコメントは終了しました。

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