(反省)セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはしばらく保有継続します
今回は反省のターンです。
先日、ブログ記事にコメントいただきましたアフロさんは自身のブログ 幸せな老後計画「長期・分散・低コスト」で負けない投資運用を目指すサイトでセゾン投信のファンを自称されています。
WATANKOもセゾン・バンガードグローバルバランスファンドを資産運用開始当初から積み立て保有しておりましたが、昨年の塩漬け投資のサルベージでは他の投信とともに一時は売却対象にあげていました。
しかしながら既に投信を売却した分で今年の資金需要対応のためのキャッシュは十分に確保できそうなのでまたしばらく保有することにしました。
保有継続は決めた理由をさらに詳しくあげるとすれば以下のとおりです。
1.投信を不必要に売却したことに対する反省
今年の冬に資金需要があるからといって累計18本もの投信を売却しました。
このうち運用成果が出た(利益がでた)うえでの売却は多く見積もってもせいぜい9本にすぎず、残る半分の9本は損益トントンないし幾ばくかの売却損を伴った売却でした。
しかし当時は(当然ながら)ここまで相場が上がるかわからず、「資金化を優先した行動である」と半ば自己正当化したわけです。
ところがその後、資金需要を精査していく中で投信を必要以上に売却してしまったことに気がつきました。つまるところ相場上昇に多少ならずとも浮き足立ってしまい不要な分まで「ついでに売却」してしまったわけです。
それを反省して、現在予定している資金需要以外で、どでかい需要が発生しない限りはこのFOFは保有継続していきます。
2.WATANKO自己流のポートフォリオに対する比較対象
個人投資家は各人がもつ金融リテラシーと趣向のバランスのもとに各々アセットアロケーションを組んでいます。WATANKOもまた同様であります。
この所詮、小賢しいかもしれないアセットアロケーションに対してFOFがどんなアンチエーゼとなるか、株式:債券=50:50、地域別株式割合は世界の時価総額配分に概ね沿った配分と、正統派分散投資FOFであるセゾン・バンガードをそばにおいて比較し続けてみたいからです。
所詮いろいろ考えてアセットアロケーションを組んでみたところで、適度なFOFにかなわない、もしくはよくて同等の運用成績しか残せないかもしれません。
というわけで、またしばらく保有を続けますし、市場が下落してきたら月額25~50千円程度で毎月積み立てを再開してみたいとも考えています。
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コメント
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話題として取り上げて頂き、ありがとうございます。
人間は物事を合理的に解釈しようとする認知的不協和がありますが、それにもめげず反省をされる姿はカッコイイと思います。
市場が荒れてきた際には是非とも積み立てを再開されてみてください。
投稿: アフロ | 2013年5月27日 (月) 12時53分
アフロさん
コメントありがとうございます。
高い金融リテラシーに裏打ちされた誇り高き、自信に満ちた投資行動、というわけではないので(笑)、あっさりと反省する管理者でございます。
投稿: WATANKO | 2013年5月28日 (火) 00時31分