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2013年6月 9日 (日)

【お詫び補稿】―NISAは終了後の口座の扱いまで考えればお得でした、といえそうです

NISAと従来投資の比較記事を前回書きましたが、こーえんさんからのコメントで理解不足に気が付きました。ここにお詫びの上、訂正させていただきます。

『NISAが適用終了時には従来と同様の口座に移行する。即ち10年間のNISAによる投資を完了した後は利益には課税されるけど、損失は他の所得と損益通算/繰越欠損控除できる扱いとなる。』

WATANKOは上記の理解が欠落しておりました。NISAで運用した商品はNISA期間中(現案なら10年内)にかならず売却する前提にて前回記事を書いておりましたが、NISA終了時点でも売却することなく保有を続ける事後状況を想定していませんでした。

NISA後も引き続き従来投資を続けることにより、利益に対する非課税措置は無くなるものの、損益通算ができるようになります。NISA利用時に含み損があれば保有を継続すればよいことになります。

そうするとNISAとは利益が非課税となるニンジンをぶら下げて個人の投資を促し、その後10年間は損益通算ができないため、含み損がでても保有を継続させるインセンティブを発生させるメカニズムということですか。

またもしNISAが恒久化すれば、それこそ前回の指摘どおり必ず利益がでた時に売却すればよいので確実に利益に対する非課税メリットだけを得る形になります。

うーん、これで理解は十分でしょうか。駄ブログの管理者はちょっと自信がありません。ご来訪の方々におかれましては、この哀れな万年素人個人投資家の理解深耕のためのコメントをお寄せいただけると大変ありがたいです。

・・・でも、悪あがきに聞こえるかもしれませんが巷に出回っているNISA記事には「含み損がでてもNISA終了時には通常の口座に移行するのでその時まで我慢すれば損益通算/繰越欠損控除が使えるようになりますよ。」とまでしっかりと言及されたものはWATANKOはみかけたことがありません。

念のため、NISA相談センターに電話して上記理解が正しいか再度確認してみます。

(あとがきにかえて)

今回はしくりました。にほんブログ村の注目記事で上位にランクされたりしましたがかえって非常に恥ずかしい事態となりました。皆さんもWATANKOのような理解不足がなきように相談センターにじゃんじゃん問い合わせコールしてくださいね。

もうね、今日はビール飲んで寝ることにします。おやすみなさい。

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資産運用」カテゴリの記事

コメント

NISAのシステムは難しいですよね。
先日、NISAを宣伝している証券会社のCMを見ましたが、15秒ではさっぱり理解できませんでした。
NISAについてはやはりコールセンターに電話して、確認を取られた方が宜しいかと存じます。
尚、NISAには悪魔のようなルールがあるのでご注意ください。以下URL↓

NISAの妙なルールにご注意
http://tousishintaku.blog.fc2.com/blog-entry-104.html

アフロさん

コメントありがとうございます。

ご指摘のルール、私もアフロさん他のブログで見知っていましたが、はたしてNISA終了時にも同じ扱いになるのか確認したいところです。もしそうならばやはりNISAは(中途売却でも期間満了でも)従来口座への移管時に評価損があれば税金分すらコンペされずにホントにただの丸損になりますね。

NISAの出口戦略(というか扱い)は要確認です。

この記事へのコメントは終了しました。

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