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2013年6月16日 (日)

アクティブ投信に対して何をどこまで求めているのか

【6月14日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,315千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 13,799千円

■損益率
 25.0%

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個人投資家ブログを拝見しているとインデックス投信だけでなく、アクティブ投信も保有している人もちらほら見かけます。具体的によく名前があがるのが独立系投信の結い2101、ひふみ投信などなど・・・、おっと独立系投信の元祖、さわかみ投信も忘れてはなりません。

これら独立系アクティブ投信(以下、独ア投信)の運用会社(のアイコンたるキーパーソン)はファンドの運用方針や具体的な手法・投資先、あるいはもっと上流の理念、想い、投資の姿勢といったメッセージを発信し、そこに共感、賛同した個人がその独ア投信を購入、保有します。

その独ア投信を保有する個人投資家は独ア投信の運用がピタリとあたり市場平均をはるかに上回る結果を出すと、「さすが良い理念、良い手法には良い結果がついてくる」と、ますますその独ア投信への信仰は高まります。しかしひとたびパフォーマンスが悪いと、「運用方針と異なる結果がでている。運用会社からの説明がほしい。」と説明責任を求めます。

しかしながらこれについてのWATANKOの所感は次のとおりです。

1.いくら説明責任を果たしたところでパフォーマンスは改善しない。

パフォーマンスが悪かった理由をいくら説明しても、それで次のパフォーマンスが改善するわけではありません。通常、購入者が金融商品に求める便益は良いパフォーマンスです。それを考えれば説明の多い/少ないよりも運用結果が第一ではありませんか。

運用会社は保有者への説明に時間を割くくらいなら、パフォーマンス改善にむけて投資先の調査・見直し、売買タイミングの手法改善など運用のパフォーマンスをあげる活動に時間を割くべきです。結果が良ければダンマリを決め込んでも個人投資家から不満がでることは少ないのではないでしょうか。

説明責任ゼロでもパフォーマンスが良い投信と、崇高な理念と(説明を聞く限りでは)素晴らしい投資手法だがパフォーマンスが悪い投信とがあったら皆さんはどちらを購入するでしょうか。

2.そもそも理念、投資手法に共感したのに、直面のパフォーマンスが悪ければ、なぜ即座に説明を求めるのか。

独ア投信の理念、投資手法に共感、賛同したのであれば一局面での(戦術的な)失敗など気にせずに、購入者が信望した(戦略的な)運用姿勢を見守ってもよいのではないでしょうか。

また当初唱えられていた理念、投資手法が守られていないなどとクレームをつけてみたところで、別に定量的な基準を用いて運用結果がコミットメントされているわけではありません。さらには定性的な事柄については、それが守られていないことを購入者側が証明することは難しいです。(具体的な事例を詳しく書くと、特定ファンドとそれに不満をもつ個人投資家を特定することになり、それは意図するところを異なるのでこれ以上は詳しく書きませんが。)

また一方で辛口に言えば結果が伴わない理念など価値がないと思えば、その理念にいつまでもしがみつき続けることなく、さっさと売却してしまえばよいです。別に商品の保有継続を強制されているわけでもありませんし。

3.運用会社に払っている手数料がいくらのレベルなのか意識しているのだろうか

独ア投信を購入、保有する個人投資家は、時としてその支払っている信託報酬に見合った範囲を超えたサービスを運用会社に求めていませんでしょうか。例えば信託報酬1%の独ア投信を1,000千円購入すれば、年間で支払うコストは10,000円です。このコストで一体どれだけの手厚いサービスを期待しているのでしょうか。

信託報酬の範囲でやってもらえることは運用会社が決めた投資手法に則り、担当者が勤務時間の間に投資先とタイミングを選定し、売買手続きを行うことであり、それ以上のサービスを期待するには幻想に過ぎないのではないでしょうか。

独ア投信を購入する人は、独ア投信に何をどこまで求めているのでしょうか。理念や投資手法でしょうか。それとも結果でしょうか。その両方でしょうか。良い理念や投資手法が良い結果を生むまでの中途結果そして最終結果についてどこまで許容できるのでしょうか。

(あとがきにかえて)

回転寿司の記事の時にも自覚しましたが、どうも企業寄り、売り手側のスタンスをとってしまいがちな自分がいることは認めますが、独ア投信の件に限らず、顧客であれば当初想定されていない便益やサービスを、後付けで際限なく要求することが当然できるというような空気に対して、普段からちょっと違和感を感じており、今回投稿しました。

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