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2013年7月30日 (火)

正しい洗車道

車好きの中には自分でこまめに手洗い洗車する人が少なくありません。洗車は結構な作業量でちょっとした運動にもなりますし、また子供の頃の水遊びにも通じる楽しさもあります。(と思うのはWATANKOだけか?)

さてここで洗車歴20年、洗車経験200回以上(概算)のWATANKOが洗車をスムーズに行うための洗車道(経験則)を紹介します。

1.いつやるか?そして身支度は?

別に昼間でよいのですが、7月~9月の期間中は気温が低い早朝か、日中なら曇り空の日が適切です。昼間のカンカン照りのもとにやればボディの上で洗剤や水分があっという間に乾いてしまい、何度すすぎの水をかけても水のシミがすぐ残ります。ただでさえ水道水はカルキ入りで乾くと水のシミが残りやすいですから尚更です。(使い込んだキッチンの水周りをみてみればわかります。)

また夜に洗車するというアイデアもあります。日照りをさけることができて一理あるのですが、日の光のもとにくらべて汚れの落ち具合の判別がつかないですので、真っ昼間よりはマシですがおすすめできません。

そして身支度ですが、少なくとも時計・ベルトははずし、長靴をはきましょう。

洗車は車のすぐ周辺でウロウロ動く行為です。たとえば腕時計やベルトのバックルといった堅いものを身にまとっているとボディを洗うときそれらが接触して車に傷がつくおそれがあり、そのような危険を避ける必要があります。車にほぼ密着し、屋根を洗う姿を想像すればわかりやすいでしょう。

また足下は水浸しになるため長靴にはきかえることも必要です。普通の靴だと足下が濡れるだけで集中力が削がれ、滑りやすくなることから力を入れで踏ん張ることが増えて疲労がたまりやすくなります。

洗車時の身支度は汗をかくことも想定するとTシャツ・短パン+鉢巻き+長靴がベストです。しかしながら夏場は日焼け止めを忘れずに、さらに気温が下がると蚊にくわれるため長袖・長ズボンにしましょう。

2.道具の質と量の充実は洗車のスピードと品質をあげます。

効き目の薄い薬剤や扱いにくい道具でもって一生賢明何度もボディをこすったりしてはいけません。ボディによくないだけでなく、時間がかかってしまいます。ホイールについたブレーキダスト、フロントについた虫の死骸などを除去する場合にはできるだけ専用の薬剤をつかいましょう。また水をかける道具、洗う道具、ふき取る道具等々も同様です。各行程にかかる時間をミニマムにするために、ふき取りのタオルやクロスは沢山用意して、1度の洗車でも汚れてきたら途中でどんどん取り替えましょう。

特に重要なものはボディを洗う道具です。一番ベストは化学雑巾です。サテン生地のようにつやつやしたやつです。セカンドベストは使い込んでほつれかかっているくらいくたびれたタオルですが、そのような状態のタオルを揃えるのは面倒かもしれません。

一方で洗車ブラシなど言語道断です。一発でボディはキッチンのシンクみたいに扇状痕が残り塗装膜表面はざらざらになり光を乱反射してボディをくすんだ色にしてしまいます。またスポンジもダメです。反発力がありボディの細かい目地、段差に沿った汚れ落としができません。新品のタオルは一見、不純物もなく良さげですが新しい故に毛が堅くてボディとの間に隙間をつくってしまい汚れの落とし漏れがでます。

要は人の肌にあててやさしいものが車のボディにとってもよいわけです。

3.洗車の順序は細かいところ、埃・汚れが出るところからやるべし

洗車の順序としては、先ずボンネットに水をじゃぶじゃぶとかけてスタート...ではなく、室内から始めます。

室内の整理と清掃は入り組んだ車内の隅々まで行うため、後回しにすると面倒くさくなりおざなりになるためです。またボディを洗車したあとでマット類など室内の物品を取り出して埃をはたき出せば、それが洗った後のボディに付着するおそれがあります。風下にまわり10m以上離れれば大丈夫ですが、面倒でしょうし、そのようなスペースが必ずしもあるとはかぎりません。

内装の次はボディですが、「ボディを洗うときは上から下へかけて洗い、最後にタイヤ廻りを洗いましょう。」という洗車経験があるとは到底思えない人の洗車説明を時折みかけます。

ボディに綺麗あらったあと一番汚れている足周りを洗えばその汚れと洗車、すすぎ水がボディに付着しかねません。そうなるとまたボディを再度水ですすぐ羽目になります。またアロイホイールのブレーキダストやダイヤハウスの奥にこびりついた泥汚れなどは落とす作業に力がいります。(余談ですがWATANKOは車選びの際には、装着されているホイールのデザインが洗車しやすいものかどうかということも頭をよぎります。)

外装の洗い順は足周り→屋根→虫の死骸や飛び石傷がつきやすいフロント&ボンネット→空力の特性上汚れやすいリア→サイド→サイドスカート(足回り以外ではここに汚れのこびりつきが結構あり)の順で洗いましょう。

4.洗車は見切りも大切

洗車にはこだわりすぎないことも大事です。(ここまででもう十分こだわっているという声があるかもしれませんが)

洗車もマニアレベルになると粘土を使って鉄粉をとるとか、多少のこすり傷はコンパウンドで消したり目立たなくしたりとかいろいろあります。どんどんやれば時間も手間も費用も際限なくかかります。普段の利用においてそんなレベルの汚れや傷は誰も気がついたりしません。当人ですらちょっと離れてみればBefore/Afterの区別が付かないでしょう。

このレベルの対応はディーラーに車検などで入庫した時についでにチョイチョイとやってもらう程度で十分です。手慣れた専門スタッフが業務用の効きのよい製品を使って処理してくれ、その分の費用はよほどの新規購入品がないかぎりかかりません。

また今時ワックスなど具の骨頂です。お金と手間をかけて埃が付きやすい油成分をボディに傷をつけながら塗り込むなど、もはや滑稽です。現代の車は塗装を大きく痛める傷を負わない限り、ボディの錆びを気にする品質ではありません。屋外駐車であれば最低月1回程度の洗車をすれば十分でしょう。

(まとめ)

洗車は単に車を洗う行為だけでなく、車の内外装のコンディションを点検する良い機会です。車とは使っていくうちにどこがどう劣化するのか把握することは、一方で中古車を購入する時の内外装のチェックポイントにもなります。

洗車は細かくて丹念な掃除が必要なところ、力が必要なところ、洗うときに汚れが周囲に飛散するおそれがあるところから始めます。また効率良く進めるために十分な道具を揃えましょう。そしてへとへとに疲れて次回の洗車に嫌気がさしたりしない程度にほどほどに切り上げることも、継続して洗車を続けるコツといえます。

2013年7月28日 (日)

手元にいくら現金をおいておくか

【7月26日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,295千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 17,412千円

■損益率
31.5%

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第1四半期決算にかかわる仕事もそろそろ終盤にかかってきたWATANKO。先週も無事金曜日の夜を迎えてほっとホット一息できました。今週末もなんとか休日出勤は回避できそうだ。土曜日は朝イチから草刈り第2弾をやろう。そうだ今夜はこのあと地元駅前にある新しくできた立ち飲み屋にちょっと寄って帰ろう...。ウヒヒ、と脳内を週末モードに切り替えつつ、店に入りました。

・・・45分後、お会計の時に財布に現金がいくらも残っていないことに気がついて焦りました。あれあれ、あと1万円あると思っていたのに、3千円しかない。・・・結局、小銭をかき集めてその場をなんとかしのいで帰宅しました。そこでまた現金を補充しようと自宅の現金のストックをしらべるとこれまたほとんどありません。仕事の忙しさにかまけて手元においておく現金の残高チェックが甘かったです。

ところで皆さんはいつも現金をどれくらい手元に置いているでしょうか。現金は財布に入っている分が全てであり、あとは全て口座にはいっているというキャッシュマネジメント優等生ばかりでしょうか。

常に現金の需要予想をたてておき、これに備えつつ、かつ不意の現金需要の時には必ずATMから手数料がかからない平日昼間の時間帯に必要額だけを引き出して対応する。などというきめ細かい現金管理はWATANKOにはできそうもありません。

したがいWATANKOは色々なシチュエーションに備えて一定の現金をいつも手元においています。具体的には3~4か月毎に口座から500千円ほど引き出して手元においています。残高があまり減らなければ補充も少ないですが、逆のケースもあります。

不意の出費としてありがちなのが、例えば以下のようなケースです。

*子供の習い事の備品調達や諸費用(妻にお願いすることが多いため、それなりの金額だとあらかじめ現金を渡す必要あり。)

*香典等葬儀関連費用(平日の葬儀の場合、親戚にお願いするケースも多々あり。またお寺向けの支払いもあり。)

*地元付き合いの諸会費や寄付の類など

*カード払いができない地元の零細業者向け支払い(格安で家屋他の修理をやってもらう大工さんなど重宝しています。)

いやですね、実はこれらの資金需要とて事前に聞いておいて必要な現金を引き出しておけばよいわけです。10件中8件くらいはそのように対応可能なケースなのですが、実際には昼間仕事に夢中で引き出し忘れたりするわけです。また夕方・夜間や休日など手数料かかる日時を回避しているうちに引き出し準備が間に合わなくなったりします。

引き出しにあたり時間外手数料が取られても構わない性分でしたら、これらも大分解消されるでしょう。しかしながらWATANKOは社会人になって以降、引き出しの時間外手数料をとられることを極端に忌避しているためなかなかそうはいきません。

それとちょっとした現金需要への対応を頭の片隅に留めておくよりも、手持ちのお金から即支払ってさっさと解決して忘れてしまい、次の用件にかかりたいものです。年をとると物忘れがひどくなるので尚更です。

(おまけ)

手元に一定の現金を揃えておく理由、ひとつ追加します。大規模災害の時に現金が必要になる状況に備えることです。日本社会の経済・商業が破綻しなければとりあえず現金があればモノは調達できるでしょうから。

2013年7月25日 (木)

草刈だ

【7月23日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,295千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 17,926千円

■損益率
32.4%

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電動工具メーカーのMakitaのCMに刺激されたわけではありませんが、今までシルバー人材センターに依頼していた保有土地の草刈作業について、今年は自分でやろうと決めました。

WATANKOには長距離通勤に時間を割かれ、週末は溜まっている家の雑用を片づけるため、草刈り作業は費用を払っても他人に依頼したいという気持ちがこれまでありました。

しかしながらシルバー人材センターへの委託費用が最近高めに感じることと、対象となる土地は以前は事業収入があったところですが、一昨年から昨年にかけて収益を生まなくなり、委託費用を損金扱いできなくなったことなどが理由として、費用節約のために自分でやるかという気持ちが高まってきたわけです。以前、実家にあった草刈り機で経験ありますので技術的には問題はありません。(大げさ?)

それと何よりWATANKO自身が、この草刈り作業には達成感というか、ある種のカタルシスを感じるわけです。ありていにいえば童心のようにやっていて楽しい作業だからです。
例えば他には高圧洗浄機による我が家の外壁や敷地内外構の清掃なんかも同様です。スカッとするわけです。

さてやるとなればまずは道具揃えです。草刈り機はエンジン駆動型と電動型があります。Makitaが宣伝しているような最新のリチウムイオンバッテリーを搭載した電動型に大いに惹かれましたがイニシャル、ランニングコストがエンジン駆動型に比べてあまりに高すぎるため、オーソドックスなエンジン駆動型を選びました。15,000円也。

それと刈った草を運ぶ一輪車も3,000円で購入。この一輪車は今回の草刈り作業だけでなく、今後のWATANKO家の各種屋外活動に役立ってくれそうな予感ビンビン。マルチパーパスな什器備品です。

早速、週末になって草刈りにかかりました。周囲への騒音の配慮から午前9時を待って作業開始。30分程度刈ってから加熱したエンジンと握力がなくなった手を労わるため休憩。その間に刈った草をあつめたり、一服したりするタイムマネジメント。草の刈り方にもコツがあり、特に長く延びた葦を、回転する刃に巻き付かせずに、如何にきれいに刈り取るかなどを模索しながら刈っているとあっという間に時間も過ぎます。

そうして大地に生えた雑草という名の髭を剃るがこどくすっきりと刈り取りました。そして汗だくになったあとの1杯。ただの冷水がビールのごときうまさです。ええ、もちろん、すべての作業を終えてからはビールも飲んだわけなんですが。

こうして無我夢中に草刈りする週末は最高のストレス解消になりました。

シルバー人材センターへの委託をやめることにより、インデックス投信の二重課税分は十分取り戻せそうです。あはは。


2013年7月23日 (火)

(続々)先進国株式インデックスファンドの二重課税おさらい

先進国株式インデックスファンドの二重課税の回避について海外ETF、国内ETF、インデックス投信の3つのケースに分けて前回述べました。

◆二重課税についてあきらめています。

さてそれではWATANKOは二重課税の回避の件についてどのように腹におさめているかというと、インデックス投信を資産運用のビークルにすると決めて以降、二重課税についてはあきらめています。

リターンをあげるためには手間がかかるが信託報酬が安い海外ETFを買い、二重課税を一部でも取り戻すために外国税額控除を織り込んだ確定申告を毎年欠かさず行う。ローコストなインデックス運用の教科書的な行動ですが、海外ETFに関してこのような手間をとることについてWATANKOはかなりネガティブです。

他のローコスト志向な個人投資家からみればヘタレ、根性なしといわれるかもしれませんが、これもまた長期間の資産運用を続けていくために煩わしさを排除するWATANKOなりのスタイルです。

◆これまでの損

ではこれまで外国税額控除を申告してきなかったためにどれだけ損をしてきたか。過去の記録を引っ張りだして調べてみました。

注)対象は保有するTOK 1,750株。金額単位はドルです。

201307221

直近3か年平均では年額181.27ドル、1$=100円ならば18,127円となります。これが一桁違うならそう簡単に看過できませんが、WATANKOにとってはこの金額水準では回収する手間をかける誘因にはあまりなりません。

◆信託報酬の低さでカバー

インデックス投信と海外ETFの信託報酬の差は、先進国株式インデックスファンドを例として、TOKの0.25%に対して外国株式インデックスeは0.525%とインデックス投信が0.2525%高くなっています。一方で平均評価額に対する海外源泉徴収の比率は直近3か年平均で0.2544%となっており、TOKと外国株式インデックスeとの信託報酬の差とほぼ一致します。

資産運用のビークルとしてインデックス投信を用いる(=二重課税を回避できない)ことを是とするならば、以前から保有していた海外ETFについても手法上は二重課税を取り戻せるかもしれませんが、それをせずともインデックス投信との信託報酬の差で十分カバーできているので良しとしています。

◆まとめ

WATANKOは資産運用当初、海外ETFの保有に関する関連話題として二重課税の回避というテーマについて自分なりにWebサイトや証券会社への問い合わせなどで調べたりしましたが、結局実行は面倒くさくなり現在に至っています。また当初は海外ETFには見切りをつけており数年のうちに売却する方向であったので、それほど気にとめていなかったという事情もあります。

このまま20年間、TOKとEEMを保有すればトータルで米国での源泉徴収額は単純計算で362,540円に及びます。横着者は損をする。そのとおりかもしれませんが外国税額控除のための確定申告などという面倒くさいことをやらないことで資産運用を続けやすくなるのではあればそれでも構わないです。

ああ、これでひとつカミングアウトできてスッキリしました。リタイア実現のその日には、先ず保有する海外ETFをたたき売って、スーパーカーの○○○○○○○○を手に入れます!

2013年7月21日 (日)

(続)先進国株式インデックスファンドの二重課税おさらい

さて、前回QUICK MoneyLifeのサイトが終了してしまったことに気がついた件で、ついでに思い出しました先進国株式のインデックスファンドの二重課税についておさらいしてみます。

★海外ETF

二重課税といえば海外ETF、海外ETFといえば二重課税と連想されるくらい、この2つは緊密な関係にあるかのようにインデックス個人投資家ブログではよく語られています。

海外、ここでは米国を例にあげますとETFの分配金については税率10%にて課税、源泉徴収された後、日本でまたさらにそこから10%課税(来年からは20%)されて源泉徴収されます。つまりは分配金は税控除前の金額に対して81%(来年からは72%)になってしまうわけです。

これを確定申告で外国税額控除を申告することによって米国で課せられた10%分の一部を還付してもらえるというわけです。

この制度概要を聞く限りでは、素晴らしい仕組みに思えます。しかしながら、ここから先の還付ハウツーを実践的に紹介しているブログ記事の類はWATANKOが知っている範囲では見かけたことがありません。

★国内ETF

事例として日興AMが発売する先進国株式インデックス(MSCIコクサイ)に連動する国内ETF「上場MSCIコクサイ株」を取り上げます。

中田たろうの投資日記
日興AMの外国株式ETFは配当金が二重課税

この記事によると「上場MSCIコクサイ株」(1680)においては現物分の配当金にかかる二重課税は回避できないとのことです。

国内ETFで海外株式現物に投資する際に二重課税を取り戻せないという制約がある中、iシェアーズの先進国株がどうなるのか、要注目です。

★インデックス投信(たまに分配金を出すこともあるが、ほぼ無分配型)

前述の海外・国内ETFは分配金を毎年はき出すことが前提であり、そこにかかる二重課税を回避できるか否かという流れでした。一方で(ほぼ、以下略)無分配型であるインデックス投信においてはそもそも分配金が出ないため、二重課税を論じる対象となりえません。

しかしながら無分配であってもファンドの中に分配金にあたる運用益を内包し、保有者が売却する際には課税をされることを考えれば、実質的に二重課税に晒されております。

でも無分配のインデックス投信は、海外ETFのように分配金(あるいは内包する分配金見合い分)に対する二重課税の回避はまったくできないというわけです。

分配金(もしくは分配金見合いの利益)に対する二重課税の回避可否については海外ETFは回避可能、インデックス投信については不可、国内ETFについてはおそらく不可であるが要確認と異なる結果というわけです。

海外、特に先進国株式のインデックス投信を資産運用のアセットアロケーションの中心に据えている方は多いと思われますが、海外ETFに比べて税金費用についても上記のとおり負担が高いということを今一度理解しておくべきでしょう。

(つづく)

2013年7月20日 (土)

先進国株式インデックスファンドの二重課税についてのおさらい

【7月19日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,295千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 18,080千円

■損益率
 32.7%

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相変わらず今週も忙しかった市井のサラリーマンWATANKO。それでも昨日金曜日の夜を迎えてほっとホット一息できました。これでなんとか今度の週末は自宅でゆっくり過ごせるだろう。先週の三連休はゴッドマザーの葬儀で全くつぶれてしまったから尚更嬉しい。そうだ、このあと地元駅前にある新しくできたもつ焼きの店にちょっと寄って帰ろう。7月の給与もでたことだし...ウヒヒ、と脳内を週末モードに切り替えつつ、スマホで久しぶりに投信情報サイトをチェックしていると、その中のひとつQUICK MoneyLifeが今年3月末で閉鎖されていることを四半期以上も経って今更ながら知りました。

このQUICK MoneyLifeは運営体が変わったのかFanet MoneyLifeとして再スタートしています。WATANKOは時折、QUICK時代に投信の活用に関する有益な情報を得ることができてありがたかったので、運営体が変わっても継続されたことにほっと一安心しました。しかしながら採算的に運営が苦しくなり、別の担い手に移管されたわけでしょうからFanet MoneyLifeの今後のコンテンツの質・量ならびに将来の継続についてはまだまだ不安な面もあります。

この件に限らずですが、Webサイトで自分にとってとても有益だと思える情報をみつけてもそれがずっとWebに残っているとは限りません。したがい有益な情報を手に入れ、それが長期にわたって自分の経済生活において参照すべき情報である場合は自分のPCにでもソフトコピーを保管しておくべきでしょう。他者への開示を考えるならば魚拓でしょうかね。

さてこれを機会にQUICK時代にWATANKOが参考になった記事を1つ、再紹介します。

【第143回】投信フォーカス
国内公募株式投信での『外国税額控除』適用除外の影響を探る

再紹介というのは以前、この駄ブログの初期の頃の以下の記事でふれたことがあるからです。

(続々)投信、ETFの二重課税を探して

先日東証に上場したiシェアーズの先進国株(1581)・新興国株(1582)・フロンティア株(1583)について、著名なインデックス投資家が当該ETFにかかわる海外(米国)と日本での二重課税の有無と対処について記事にて取り上げて始めております。

これを機会に過去記事のプレイバックというわけではありませんが、先進国株式に投資するインデックスファンドについて、二重課税の問題をおさらいしておきたいと考えます。

(つづく)

2013年7月17日 (水)

MSCI-KOKUSAI連動のインデックス投信の信託報酬はもう下がらないのか

本日7月17日、ブラックロック・グループが運用する世界シェアNo.1の「iシェアーズ」のうち、先進国株・新興国株・フロンティア株の3つが東証に上場されます。これによって待望の海外ETFが特定口座に対応することが実質的に叶います。

めでたし、めでたし。東証に上場+特定口座に対応というだけでETFの購入・保有の手間はかなり楽になります。その他のETFの面倒くさいところが気にならないインデックス投資家の皆さんならば、これからはコレ買いましょう。

(えっ、株式アセットしかないって?あとは国債の変動10と預貯金に廻してリスクコントロールすればいいじゃあないですか。なになに、それでもリートも欲しい?それなら「ニッセイJリートインデックスファンド」というお安い品揃えもありますよ。)

ところでこれらETFの東証上場をうけて、はたしてインデックス投信の信託報酬低減の動向はこれにて一応の決着をみたのでしょうか。 従来からのインデックス投資信託の信託報酬の低減競争はもう下火になってしまうのでしょうか。

例えばMSCI-KOKUSAIインデックス連動の投資信託は、確定拠出年金向けやラップ専用を除く一般公募型としては2010年5月発売のインデックスeシリーズの発売以降、信託報酬の最安値水準は0.525%にて横這い推移してきました。

一方で同種のETF(信託報酬0.25%)が東証に今回上場します。円貨で直接購入が可能であり、特定口座にも対応している商品です。この動きをみて、インデックス投信の運用会社各社は「もはや先進国株式インデックス投信のメリットは大分失われた。いまさらまたコスト引き上げ競争を続けてもただ利益を失うばかりの消耗戦であり、シェアは伸びない」とインデックス投信の信託報酬の更なる低減には相当ネガティブになってしまうかもしれません。

手間要らずで長期積み立て投資を行うビークルとしてのインデックス投信がETFに対してほぼ唯一劣後するコスト面について、運用会社各社は低減をすすめてきましたが、iシェアーズの3銘柄の上場で白旗を掲げてしまうのでしょうか。

iシェアーズのETFはたとえ東証に上場しても依然として自動再投資ができないこと、かつ定額の再投資がかなり行いにくいこと、分配金がでてしまいこの再投資もまた行いにくいことなどがデメリットとしてあります。しかし個別株式投資の経験者であればこういったデメリットに対するアレルギーは少ないのかもしれません。

インデックス投資向けの商品においてiシェアーズのETFの東証上場は、従来のインデックス投信のプレゼンスを多少なりとも影響を与えるでしょう。こうした中、インデックス投信シリーズを抱える運用会社各社の次の一手は何でしょうか。それとも放置でしょうか。eMAXISシリーズあたりは追加商品の展開に熱心だったころが懐かしく思えます。各社の商品企画担当は既存のインデックス投信シリーズは商品として完結・完成していると考えているのでしょうか。

NISA開始にあわせて顧客を拡大する動きに乗じてインデックス投信の今後展開にももう少し期待したいところです。

2013年7月15日 (月)

私の7月3連休をかえしてください

【7月12日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,295千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 16,931千円

■損益率
 30.6%

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5月に異動した部署ではじめて迎える今期第1四半期決算業務の繁忙の中、連日終電帰りが続いてきたのですが、先週金曜日の夜には忙しさが一区切り付きました。これでなんとか今度の3連休を自宅でゆっくり過ごせるだろう。そうだ、このあと地元駅前にある焼酎が充実しているあの店にちょっと寄って帰ろう。ボーナスもまだ自分用には一円も使ってないし...ウヒヒ、と脳内が週末モードに切り替わろうとした矢先、携帯に連絡が入りました。

母の実家のゴッドマザーが亡くなったとの知らせでした。

WATANKOの母の実家は隣街にあり母の兄が家を継いだのですが、その兄は若くして亡くなり以降その妻、つまり母の義理の姉がゴッドマザーとして長らく一族を仕切っていました。ここ10年程度は息子(つまりWATANKOの従兄)に家のことはまかせて余生を送っており、今年の春は亡き母の初彼岸なので我が家にも来てくれたりもしました。WATANKOも幼いころから良く知っており、子供には優しい京塚昌子似のおばあさんでした。

母の実家は地元では古くからある家柄らしく、たいそうな人が弔問に訪れました。WATANKOもまた親族の中核メンバーとして実家に長時間張り付き、弔問客対応や調達など施主側のサポートにまわる展開となりました。亡くなった翌日にははや納棺、さらに翌日のお通夜、そのまた翌日の葬儀・告別式と見事に3連休を費やす展開となりました。

というわけで本日夕刻にグッタリして帰宅したわけです。予定していたブログ記事書き溜めもできなかったし、家の掃除も買い物も昼寝もできない3連休でした。

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今回の葬儀で母の実家の主である従兄(といってもWATANKOよりも20歳近く上のほぼおじいさん)としみじみと色々話す機会が持てたことが数少ない良い経験でした。

中でも従兄がFXの話を切り出してきたときは「田舎のおじいさんがFXを語るのか!」とちょっとおどろき、それをきっかけに投資や管財にかかわる色々な事柄をお互い話しました。聞けば従兄も投資信託も保有しているとのこと。商品名までは聞き損じましたが、WATANKOからは「銀行の窓口ですすめられるものなんかはどれも高いだけですから買ってはいけませんよ」とアピールしたりもしました。

また従兄いわく「今は土地なんかいくら持っていても役に立たない。現金が一番大事だ」と何度も嘆いていました。母を亡くし、老い先あと15年前後といった従兄からみれば現金が一番ありがたい資産です。今の従兄ならば保有する土地を現金化できるなら、たとえ不動産評価額の10分の1であっても売却することでしょう。

昔からの家柄で多くの土地を保有してきた母の実家ですが、長年の間にその土地について田畑以外に事業用土地としての活用をすすめるべきであったのかもしれません。また保有継続する優先度が低い土地であれば、徐々に売却をすすめて現金のウエイトを高めておくべきであったかもしれません...。

ゴッドマザーの冥福を祈りつつ、一人残された実家の当主である従兄が、自身の必要十分な老後資金を確保できることを祈るのみです。

2013年7月11日 (木)

TOKとEEM 2013年6月末分配金

【7月9日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,295千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 16,535千円

■損益率
 29.9%

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WATANKOの積み立て投資のビークルはインデックス投信であり、保有商品はどれもめったに分配金を出さない(準)無分配型ですが、一方でETFであるTOKとEEMも保有しており年2回、6月末と12月末に分配金が支払われます。さて今回は2013年6月末の分配金について紹介します。

TOKとEEMの過去から現在までの分配金の推移をあげてみます。
(単位は外貨:ドル、円貨:円です。換算レートは99.01円/ドルです)

2013063010


ETFは組み入れ銘柄の合計配当金から運用経費(信託報酬など)を控除した額を全額分配金として支払う定めがあるそうです。さてその分配金については、今では再投資をしたくなるほと海外ETFに魅力を感じていませんし、かつ購入ロットが小さいと手数料負担が大きいので、ここは黙ってもらっておいて外貨MMFに寝かせています。

WATANKO保有分のTOKとEEMについてですが、2つともリーマンショック後の下落中に購入したものであり、まあまあ低い取得価額になっています。リーマン後の円高局面が長いこと続いたせいでトータルリターンはドルベースと円ベースではかなり乖離があったのですが、最近の円安をうけて円ベースでのリターンもドルベースにだいぶ近づいてきました。

ところでiSharesシリーズの先進国株式、新興国株式インデックス連動のETFが東証に上場する昨今、もはや手間がかかる海外ETFへ一生懸命にリレー投資する人がどれだけ残るのでしょうか。インデックス個人投資家ブログでも気のせいか海外ETFを記事としてとりあげる頻度が減ってきたかのように思えます。

WATANKOはといえば当初は今年の資金需要のために2つのETFを売却予定でしたが、ポートフォリオのシンプル化を優先して他のアセットクラスのインデックス投信を売ってしまったために、この2つのETFを売り飛ばす機会を逸してしまいました。こりゃあ、資産運用期間終了後まで保有継続するやもしれません。

保有していること自体もほとんど忘却の彼方にあるこの2つのETFに関してはバイ&ホールドの極みに達しています。

2013年7月 9日 (火)

Intermission 2013/7/9

個人のブログでは画面サイドに掲げているリンク先として、同じ趣向の他ブログや関連情報サイトをのせている場合がほとんどです。ブロガーの中にはリンク先の掲示に関する基準を設けて定期的にメンテナンスされる方をみかけます。その律義さからなんだかそのブロガーの方の普段の仕事の真面目ぶりも伝わってくるかのようです。

さてWATANKOの駄ブログ「資産運用でスーパーカーを手に入れよう!」のリンク先ですが、原則としてメンテナンスはほとんどしていません。さすがにリンク先のブログが削除されてしまった(存在しない)ものであれば当ブログのリンク上でも消してしまいます。しかし更新を終了してしまったブログ、更新が途絶えてしまったブログ、記事内容の方向性が変わってしまったブログなどであってもリンク先にはそのまま残してあります。理由は以下です。

★更新がされなくなったブログにも有用な記事はある。

更新が途絶えてしまったブログであってもその過去記事の中には投資や家計などに関する様々な考え方や知恵が詰まっています。そのような記事に価値を見出すWATANKOとしてはそこにたどり着くルートとしてこの駄ブログのリンクを残しておきたいです。

★リンク先に対するリスペクトは失われない。

記事投稿が続いていたころは関心をもってチェックしていたのに、更新されなくなったからといって用済みとばかりに削除するのは自分の信義とはちょっと合致しません。それにリンク先を残すことは更新が途絶えてしまったブログに対して「新しい記事を待っていますよ」という無言のメッセージでもあります。事実、リンク先のブログの中で長らく更新が途絶えていたところが最近更新を再開しました。WATANKOの念が通じたなどと大それたことをいうつもりはありませんが、嬉しいものです。

★リンク先の順序、ラインナップもまたブログの歴史のひとつ

リンク先はWATANKOから独自に相互リンクをお願いしたもののあれば、コメントをいただいたブロガーの方のブログについて順をおって相互リンクさせてもらったところもあります。

思いおこせば駄ブログを始めて20日後に初コメントを寄せていただいた吊られた男さんのブログが当ブログの最初のリンク先でした。以降、コメントをお寄せいただいたブロガーの方々の多くに順次、相互リンクさせてもらってきました。リンク先のブログの順序、ラインナップもまたこのブログにとってひとつの歴史です。またこれは金融リテラリーが低いくせに投資を続けている市井の人間が書くアマチュア文章に関心を持ってもらった方々の足跡でもあります。ひとつひとつのリンク先に感謝の念をこめております。

以上を理由に当ブログではリンク先の掲示は極力弄りません。最低限のルールとして以下に該当した場合のみを削除対象をさせていただきます。

●ブログ管理者から削除の要望があった場合(ブログ自体が削除されてしまった場合も含む。)
  ⇒当人の希望だからこれは仕方ありません。

●ブログ内容が露骨な勧誘など過度の商業目的に変質したとWATANKOが判断した場合。
  ⇒他の方の露骨な商業目的に資するためにブログをやっているわけではありません。

●ココログが提供するブログサービスの制約上、やむを得ない場合。 
  ⇒容量の制限、規約の抵触などが当てはまります。

さて以上をもとに駄ブログ「資産運用でスーパーカーを手に入れよう!」もリンク先のブログに負けないようにこれからも頑張って記事更新を続けます。

2013年7月 7日 (日)

損益状況にあわせて積み立て投資額を変動させることはよろしいのではないでしょうか

前回の記事内容の一部についての続き話です。相場が上昇し、投資信託の基準価額もまた上がり続けると、平均購入単価の上昇にネガティブなWATANKOは積み立て投資を中断しています。しかし相場の上昇が長期的トレンドとして続く場合には利益の絶対額を積み増す機会を失っているのではないかという思いが頭をよぎることもまた事実であります。

例えば日経平均は今14,000円であり、WATANKOが保有するニッセイ日経225インデックスファンドの平均購入単価9,321円よりもかなり高額ではありますが、これから数年にかけてさらに上昇を続けて20,000円を突破しようものなら、今現在、積み立て投資をしないことは機会損失ではないかということも考えられます。

(これをつきつめていけば一括投資と積み立て投資のどちらがお得かというよくある命題に対して積み立て投資には機会損失をもたらす一面があるという説法と同じになるわけですが。)

さてWATANKOがとっている積み立て投資の考え方と同様の手法である「相場が上昇時には積み立て投資額を抑制し、下落時には投資額を増やす」という手法は、一定額のドル・コスト平均に比べてどれだけ効果があるのか、Kapokさんが検証記事をUPしています。

Kapokの資産運用
「変則型ドル・コスト平均法」の利用について

日経平均をもとにバックテストを行っており、この場合ですと変則型ドル・コスト平均法(以降、変則型)の方が一定額のドル・コスト平均法(以降、一定額型)よりも平均購入単価を引き下げることがわかります。

また一方、吊られた 男さんが変則型についてダウ平均を用いて追加検証を行っています。

吊られた男の投資ブログ(インデックス投資)
「含み損=積立額多め」「含み益=積立額少なめ」のシミュレーション(日経平均&ダウ平均)

ダウ平均にように検証期間中、数年レンジでは上下動を繰り返しても長期的にみた時に上昇相場であった場合、基準価額が平均購入単価を上回る期間が増えます。そのため変則型では追加投資の機会は減り、最終的には累計投資額は一定額型を大幅に下回っています。

そして最終的な投資結果としては損益額では一定額型が変則型を圧倒しています。また一方で損益率では一定額型よりも変則型が遥かに優れており、この違いをどう捉えるかがキモです。

一定額型では相場の長期的な上昇を信じて動じることなくドル・コスト平均法を継続した結果、果たしてそのとおりになり大きな利益額を得ました。一方変則型では累計投資額を減らしながら(リスクを抑えながら)優れた利益率を得ました。前者はどんな時も投入できるだけの金額を投じてきたということからリターンの獲得期待という面で効率的でしたし、後者では前者よりも累計投資額が少なくてすみ、かつ利益率もより良かったという面ではこれまた効率的でした。

日経平均とダウ平均の2つの事例をみて、個人投資家は積み立て投資を自分なりにどうアレンジしていくか。日経平均の事例にならえば変則型、ダウ平均の事例にならえば投資効率に関する当人の解釈次第です。そして双方の展開が今後、どちらも起こり得るとなれば総合的には変則型の方が良いです。

話しは横道にそれますが、もしダウ平均のような長期的成長が進む経済社会であれば、株式以外の預金など低リスクな金融商品においても利回りはそこそこ良いのではないでしょうか。変則型を用いた結果、追加資金投入の機会が少ないというのであればその余剰資金を他の低リスク商品の購入に廻すことによって、一定額型と比べた獲得利益額の劣後を少しは補完できるでしょう。

★投資予定期間20年間のWATANKOの場合

新興国も含めた世界の資本主義経済は拡大と成長を続ける、すなわち長期的にみれば相場は右肩あがりが見込まれる。このような見通しのもと、目の前の不況・好況に拘わらずひたすら一定額の積み立て投資を継続するという積み立て投資スタイルがあります。WATANKOは原則的にはこの投資スタイルに賛同していますし、そのもとにインデックス投資を行ってきました。

しかしながらWATANKOの投資期間は2008年~2028年の20年間(予定)であります。あとプラスしてもせいぜい5年かそこいらでしょう。21世紀の経済が長期にみて成長することを前提に据えたとしても、この20年間(+α)という期間が、長期的な経済成長の中にあるどのような中期的な変動期間に晒されることになるのかはわかりません。

例えばこれから世界の成長経済の成長が加速し、相場もまたずっと上昇基調であるかもしれません。しかし一方であと30年くらいは世界経済のパラダイムシフトの過渡期にあり相場は上下変動が大きいボックス相場かもしれません。

未来の確実な予測ができない以上、素人個人投資家がここで取るべきスタイルは絶対リターンをひたすら追求することだけでなく、リスクコントロールを忘れないことです。よってWATANKOは変則型の手法をとっています。それも今のところは評価益がある場合は追加投資ゼロという極端な手法です。

なお個人的な周辺事情にも触れるとすれば、生活防衛資金ゼロで投資を継続していることや別途実行している不動産投資においてもリスクを背負っているという側面がWATANKOにはあります。したがい尚更金融商品への投資に関しては利益の絶対額の追求も大事ですが、利益が出やすい体質の維持という一方の命題とのバランスにも気を配っています。

(あとがきにかえて)

変則型のような積み立て手法の効能について、定量的な検証を行っていただいたKapokさんと吊られた男さんに感謝です。お二人のブログではいつも理路整然とした記事がUPされており、これらを拝読することはWATANKOの金融リテラシー向上に欠かせません。

2013年7月 6日 (土)

投資信託を買い続けていないと投資への関心が薄れそうな昨今

【7月5日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,295千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 15,943千円

■損益率
 28.8%

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WATANKOは今年になってから、いや正確に言えば昨年の12月からインデックス投信の購入を中断しています。相場が上昇して保有する投資信託・ETFについて、基準価額が平均購入単価を上回ったからです。以降、平均購入単価の引き上げにつながる追加購入はずっとストップしていました。

もし保有する投資信託の基準価額が平均購入単価を下回り、評価損を抱えている状態であれば勿論、購入を継続していたことでしょう。しかし評価益の状態に転じてからは自身の保有資産の利益体質(評価益が出やすい水準)を維持するために購入は中断し、余裕資金は預金に積み上げています。これは世間一般的な言い回しを借りて言えば、「リスクをとりすぎているため、リバランスしている」となります。

昨年11月下旬以来上昇を続けた相場は今年5月下旬をピークにある程度下降して、例えば直近では日経平均なら13,000円代後半~14,000円あたりをウロウロしています。WATANKOが保有するニッセイ日経225インデックスファンドの平均購入単価は9,321円であり、購入再開となる基準価額の水準までの下落は相当先かもしれません。(いやアベノミクスの三本目の矢が効奏せず、景気上昇期待が息切れしてくると案外早いかも?)

ともかくも7カ月間も投資信託を購入していないと、ただでさえ投資への関心、投資を考えることに割く時間が少ないところへきて、今般それらがますます減退していく自分を感じます。

そうなると投資信託に関する業界動向についての反応も鈍くなってしまいます。EXE-iシリーズが発売されるときは「その手があったか!」とちょっと驚き、有益な新商品の登場にワクワクもしましたが、購入していないとどんなラインナップがあったのかうろ覚えになってしまうほど関心が薄れてしまいました。(これから復習です。)

また少し前に話題となったiSharesの海外3銘柄のETFが東証に上場する件も、インデックス投資を始めたころであれば、驚愕のニュースになっていたのですが、今では「私が買った海外ETFのTOKとEEM、あわせて元本11,000千円余りをどうしたものかな、トホホ」くらいの気持ちしか湧きません。(3銘柄もこれから復習です。)

一方で他のインデックス個人投資家ブロガーの皆さんの中には独身で徹底した節約生活を送る人だけでなく、扶養家族と住宅ローンを抱えている人でさえも相場にかかわらず積み立て投資をブレずに継続したりして、それもまた感心したりもします。

やはり相場がどうであれ投資信託などの金融商品を定期的に買い続けるということは、投資に対する興味関心を維持するための有用な行為ではないでしょうか。投資の継続実践(手金を投入し続けること)によって、一方で最新の商品情報や業界動向に敏感になったり、知識習得を拡大したり、継続購入によって推移する自己のアセットアロケーションについてあるべき姿を絶えず模索したりなどといった投資の実力を高める行動を積極的にとるようになるのかもしれません。

2013年7月 4日 (木)

不動産投資のリスクを少しでも減らしたい

【7月2日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,295千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 15,874千円

■損益率
 28.7%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

カン・チュンド氏のブログにて興味深い記事がありました。

「カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!」
海外不動産投資とポートフォリオ運用は両立するのか?

記事の中でカン・チュンド氏がふれているポイントを以下に紹介します。

*************(以下、引用)************

●市場(マーケット)の捉え方(切り口)によって、一点に絞り込む投資(有望な投資先を個別選択して一定の金額を突っ込む)と絞り込まない投資(インデックス・ファンド、ETFなどで「ポートフォリオ」を作る)がある。

●両者を混ぜてしまうとリスクの総量が計算しづらいのでお勧めしない。リスクの総量を把握するためにも金融商品(不動産含む)を吟味する際には、 常に【全体の一部】としてその金融商品が存在すると意識するクセを付けるべき。

●不動産の毎月の家賃収入を投資信託の購入に充てることはリスク資産から得た果実で、またリスク資産を購入することになりリスクの二重取りになるからお勧めしない。

***********(以上、引用終わり)***********

不動産投資と金融商品への投資を併用しているWATANKOにとっても、2つの投資のリスクをあわせたトータルリスクとどう向き合うのかという課題を考えされられる記事でした。(カン・チュンド氏の記事では海外不動産を事例としてあげていましたが、国内不動産とて本質的には変わりありません。)

WATANKOは亡き父から実質的に家督を引きついだ約10年前から現在に至る間にて所有物件について賃貸案件をいくつかまとめてきましたが、中でも田畑を造成工事して駐車場として賃貸する物件、更地の所有地にアパートを建築して賃貸する物件の2つに対しては多額の投資を伴っていました。

2件あわせた投資額は自己資金+借入金合計で120百万円です。2物件合計の表面利回りは10%、借入金返済分と固定資産税、保険料を除いた所得税控除前の利回りはわずか4%弱です。これは不動産投資としては優秀なリターンとは決していえない水準でしょう。

工事費用をもっと抑える努力や賃貸契約額を月額1,000円でも引き上げる努力をセミプロ級にしっかりとやればリターンはもっとあがったかもしれません。しかし素人個人が長距離通勤とそれなりの残業を伴うサラリーマン稼業の傍らにて手掛ける事業としてはこれでも精一杯でした。むしろ当時を思えばよくやったなと自分をほめたいくらいです。もっとも経験値もついてきたので現在ならもう少しリターンを上げる工夫ができたでしょう。(←おっと、これもよくあるオーバーコンフィデンスか...気をつけようと自戒)

一方で収支リスクはというとアパートの空室率が上昇する、駐車場の賃貸先が契約解除する、地震など大規模災害によりアパートが減損する、経年劣化でアパートの修繕維持費が嵩むなど等テンコ盛りです。

以上のように多様な収支リスクに晒されつつ、しかも決して高くないリターンですが、これまでなんとか損益プラスでやってこれました。そのリターンをさらに金融商品の購入というリスクにさらすことには今一度慎重になるべきかもしれません。

しかし一方で不動産投資にもいろいろあり、かなり多額の資金拠出を伴わない形態であれば収支リスクはかなり少ないです。
具体的には所有土地に対して初期投資をあまり伴わず、現状のままで賃貸して地代をとるスタイルです。勿論土地を取得する費用の回収や固定資産税の負担などをカバーできること、安定的に賃貸できる法人を見つけることができれば収支リスクはかなり減らせるでしょう。
そのような形態で得た不動産投資リターンであれば、金融商品の購入という次なるリスクに再度晒してもよいでしょう。

WATANKOは現在、遊休物件を2つ所有していますが上記のように初期投資をなるべくかけない形態での活用を模索しています。それによって不動産投資のトータルリスクを抑制しながらリターンを上げていきます。

(あとがきにかえて)

突き詰めて考えると通常のサラリーマンとて勤務先の倒産・リストラからくる給与減のリスクに晒されつつ、そこから得た所得をさらに金融商品の購入にあてるというリスクをとっています。これもまたリスクのとり過ぎではないかという見方もできます。またその視点から言えば給与所得を元本保証の預金や国債のみで運用するというのは適切なリスクコントロールになっています。


2013年7月 2日 (火)

確定拠出型年金用投信の2013年6月末状況+アルファ

WATANKOのインデックスファンドによる資産運用は手元の余裕資金だけでなく、勤務先が2007年1月から導入している確定拠出型年金においても取り入れています。

具体的にはインデックス投信3本+バランスファンド1本の合計4本を均等に購入したところから始まり、途中、2011年5月から積み立て購入を先進国株式インデックス投信1本に絞っています。

これらインデックス投信らはいずれも信託報酬が一般公募型よりも安い確定拠出型年金用であり、以下のとおりです。カッコ内は信託報酬です。

【日本株式】
三菱UFJDC国内株式インデックスファンド(0.21%)

【先進国株式】
野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(0.2625%)

【先進国債券】
DCダイワ外国債券インデックス(0.2415%)

【バランス型】
三菱UFJプライムバランス(成長型)(確定拠出年金)(0.252%)
(構成)
NOMURA-BPI総合指数               17%
シティグループ世界国債インデックス(除く日本、円ベース)  5%
TOPIX                          50%
MSCIコクサイ インデックス(除く日本、円換算ベース)    25%
有担保コール(翌日物)                   3%

さて、これら確定拠出型年金用投信についても半年毎に運用状況も取り上げてみたいと思います。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆表中の金額単位は千円です。

201306305

勤務先が加入している確定拠出年金サポートサイトから運用状況の詳細を知ることができ、そのサイトによると(年間)運用利回りは3.39%とのこと。

保有商品別のポートフォリオは以下のとおりです。

201306306

続いて保有商品をアセット別に分解したポートフォリオは以下のとおりです。

201306307_2


なんだかアセットアロケーションのポリシーが見えない内容ですね。

以前は他のインデックス投資ブロガーの事例を参考として、先進国株式クラスの野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(以下、野村外株)以外の3本を解約し、野村外株を買い増すつもりでしたが、未だ実行していません。

仮に現在の月次拠出額がこのまま60歳定年まで続くとしてその資金の全てを野村外株の積み立て購入にあてた場合、現在のポートフォリオは以下のような構成になります。(運用結果は未反映です。)

201306308


うーん、偏りがあるのは当然予想されていたのですが、このポートフォリオについて「myINDEX」で平均リターン、リスク、シャープレシオを測ってみると以下です。ちなみに(  )内は先進国株式100%の場合です。

*平均リターン
 6.6%(8.3%)

*リスク
 15.9(19.3)

*シャープレシオ
 0.42(0.43)

先進国株式100%と比べてシャープレシオはかわりませんね。シャープレシオが同等ならば面倒を省いてこのままの新規積み立て分は野村外株1本に絞るものの、他の3本はそのままホールドでも良いかもしれません。

あるいは3本を解約した資金はリスクコントロールの観点から日本債券ファンドを買うという手もあります。

201306309

その場合、平均リターン、リスク、シャープレシオを測ってみると以下です。

*平均リターン
 7.0%

*リスク
 12.7

*シャープレシオ
 0.55

おお、シャープレシオが劇的に改善しています。これが分散投資の妙と言えるでしょうか。

最終的には自己の余裕資金で別途運用しているトータル・ポートフォリオをにらんでみて判断することにします。(しかしながら確定拠出型年金の運用は60歳まで払い出しができないなど制約があり、個人がフリーハンドでできる他の資産運用と混ぜ合わせて考えるべきではないという意見もあります。これらも含めて近々、再検討する予定です。)

話題のNISAで時折右往左往することもありますが、確定拠出型年金も相変わらずコツコツ続けていきます。さらには勤務先がマッチング拠出を導入してくれれば、年間あと百万円程度上乗せ拠出したいのです。いつ実現できるやら見当がつきませんが。

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