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2013年8月31日 (土)

2013年8月末運用状況

WATANKOの積み立て投資については今月もあいかわらずの休業状態。投資関連で最近、一番面白いのは個人投資家ブロガーのツイートを眺めることです。(それって投資関連?)

そこでは本家ブログ記事よりも自由奔放なツイートを発散するブロガーが多いこと。もはや個人投資家ブロガーのフォロワーにとっては当該ブロガーの主義・主張はブログだけでなくツイートで補完、把握する方が適切かもしれません。さらにはブロガー周辺のコメンテーターもブログ記事への反応はブログ自体へのコメントではなく、リツイートしているのが常態化しているような光景はどうもXXxXXX臭がすると思うのはWATANKOだけでしょうか。

さてインデックス投資を始めて5年と6か月が経ちました。2013年8月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆各アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは98.18円/$です。
◆赤字は現在、積立対象の商品です。
◆評価記号の内容は以下です。

◎:+25.0%~
○:+15.0%~+25.0%
△:+15.0%~+ 5.0%
▲:+ 5.0%~▲ 5.0%
×:▲ 5.5%~

201308311

さて、次に14本の保有商品ほかを以下の3つのグループに分けてみました。

Aグループ:積立中+留保
現在積立中の商品+以前まで積み立てており、現在は積立中止だが、信託報酬は積立中の商品に次いで低いため、慌てて売らず保有継続している商品。(資産運用メイン)

Bグループ:別枠保有中
日本+先進国+新興国のETFを揃えたワールドワイド・パッケージ。本来は大きな資金需要が発生すれば直ちに売却する方針だが、当面それがなくなり宙に浮いた状態。でもローコストであるし、インデックスファンドであることに変わりはないのでとりあえず保有継続中。

Cグループ:投資待機預金ほか
以下によって構成されるその他群
1)インデックスファンドの売却により回収した元本
2)インデックスファンドの売却により確定した損益結果
3)インデックスファンドの売却に伴い発生した税金徴収・還付額及び端数調整
4)日本債券アセットに属する低リスクのインデックス投信。暫定的な所有分も含む。
5)外貨MMF(為替リスクありますが少額なので集計の都合上ここにいれています。)
6)年度ごとに投資に廻す資金
6)その他

201308312

また売却済み投信の履歴とそれに伴う税還付の明細は以下のとおりです。

201308313


(つづく)

2013年8月29日 (木)

(続)相続税についてつらつら

【8月28日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,444千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 14,136千円

■損益率
25.5%

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(前回からの続きです)

相続税にまつわる印象をつらつら書く続きです。

資産は使わなければもっていないのと同じ

資産家がその豊かさを享受するためには商品・サービスを多量に購入する必要があり、そこでたくさんの消費税を支払う、つまりは税金をさらに負担することになります。

一方でただ資産をもっているだけでは何も経済的な豊かさは享受できません。1億円もっている人も、貯金ゼロの人も年間支出が同じ200万円なら、経済的な豊かさは実質同じであり、それならば税負担も同じでよいのではないでしょうか。ただ持っているだけの資産にまたも課税するとは、それではそもそも稼ぐ気も失せてきます。
資産を稼いだ段階及び消費した段階、課税はそれで十分ではないでしょうか。

資産課税も広く浅くかけて国民の関心を呼べばよい

相続税の対象者は4%程だといいます。その他の96%の故人の親族、さらにはそのような親族すらいない人達にとっては、相続税は関心外でしょう。4%の法定相続人の声など大衆のまえにはかき消されてしまうことでしょう。

これについて担税力があるものが支払えばよいという観点ならば、相続に限定せずに株式でも債券でも現金等同等物の有価証券資産を持っている人もまた担税力ありそうですから、広く負担してもらいましょう。楽天証券やSBI証券が徴収義務を負わされたりする日がそのうち来るでしょうかね。

今後さらに税金負担が増えるとなれば、少数者から徴収するのではなく、広く浅く負担させるといった国民全体として担税力を維持できような手法にしてもらいたいものです。またそれによって所得税、消費税、資産税などのあるべき課税体系について人々の関心がもっとたかまるやもしれません。

それでも現行水準なら我慢します

通常のサラリーマンなら所得税、住民税、消費税、法定の各種社会保険料に加えてマイホームなどをもっていれば固定資産税などを支払っていることでしょう。WATANKOも同様であり、これに事業税が加わるくらいです。WATANKOの場合、これら税・保険料の総額をざっと概算すると給与所得+不動産所得の総収入のうち30%程度を占めています。現行の税負担水準を減らせとまでは言いませんが、これ以上の(特に資産課税の)負担増は辛いです。

(まとめ)

今回の記事はガス抜きとも相続税を支払わされた者ゆえのポジショントークともいえるかも知れませんが、国は資産課税の強化の一環として相続税の課税対象拡大を増やしています。気が付けばあなたも相続税の課税対象者になっているかもしれません。

貴方のお母さんが貴方のためにと幼いころからコツコツためて最後には使わずじまいだった500万円が、相続課税によって100万円、200万円と召し上げられる日はそこまできているかもしれません。

2013年8月27日 (火)

相続税についてつらつら

先日、亡き母の名義の資産(預金、出資金、保険、不動産)の相続手続きを全て完了しました。不動産の名義変更登記や保険の契約者変更手続き迄も無事完了したので、母の遺産の処分や活用もこれで自由に実行可能です。

相続税の申告業務は、かねてから確定申告業務を委託している税理士にお願いしました。認知症を発症した父から実質的に家督を継いで10年がたち、ようやく父と母の面倒を最後まで看て、さらに死後の始末までつけました。これもまた子供(WATANKO)にとって人生の一区切りです。

さて相続税の申告にあたっては税理士とは頻繁に会い、相続税について大小色々な対話をしました。いくつか印象的に残ったことをつらつら書き連ねていきたいと思います。

度重なる課税は辛いよ

WATANKOとしては先ず大基本として、「どんな名目の税金であっても、一度の所得に対して複数回課税するのは(これ以上は)勘弁してほしい。とくに使ってもいない遺産の所有権を親族に移転するだけで負わされる税金負担はこれ以上増やしてほしくない。」という意見があります。

個人の可処分所得は、法定の税金を支払った後に残された資産です。もう税負担を終えた後の手残りの金です。相続税の対象となる遺産は、それを個人が稼得した段階で既に税負担は終えているのに、所有者が親族に変更になった事実だけで、また税金を負担させられるとはなんとも辛いです。

徴収された資産がどのように使われているのか

「故人の資産はその親族自身が稼いだ資産ではないだろう。そのまま満額受け取るのはずるい。アンフェアだ。」という意見もあります。では相続税を手に入れる国に対して目を向けるとどうでしょう。相続税率を50%とすれば、最初の資産は2回相続を経たのちに25%まで減ってしまいます。何もしないうちにただ所有しているだけでこの始末です。

「子供、孫の世代になったら、親の資産には頼らずにイチからスタートだ。これこそ公平だ。機会均等ってもんだ」という声があるかもしれません。しかしよく考えてほしいです。国は75%も税金で持っていき、その資産を一体何に費やしているのでしょうか。

徴収された資産が他人が財産を築くための機会を均等に与えるための(アンフェアを解消するための)政策実現に向けて直接的にしっかりと使われているのでしょうか。それなら我慢しますが、市井の人間にはそのような話はあまり聞いたことがありません。いくら資産家から資産を徴収しても、アンフェアと嘆く人がお金を稼ぐチャンスを掴むためにその資産が生かされているのでしょうか。

親が子孫に資産を残すことがアンフェアなのか

親は自分自身が豊かに暮らすこと、あるいはそこまでいかずとも経済的に不安のない安定した暮らしがおくれる(子供に十分な教育費をかけられる意味も含む。)ことを目指して、一生懸命働き、人によっては資産運用も行います。その延長として、残った資産にはかけがえのない子供達に残してやりたいと思うのは自然な発想でしょう。

ひとつ例をあげるとすれば、障害を持ち働けない子供に対して、親が自分の死後に子供が困窮しないように資産を残そうとする。この資産に高率の相続税を課すことは倫理的にどうでしょうか。それは可哀そうだというのなら、同様に健常な子供に対して遺産を残すこともまた認められるべきでしょう。

親は自分の死後、子供が少しでも困らないようにお金を残す行動をとるというのは基本的なメンタリティの一つとして肯定されるべきことでしょう。多くに人が高額な死亡受取金を設定した生命保険に加入するメンタリティと同じといえます。

(つづく)

2013年8月26日 (月)

Intermission 2013/8/26-50萬アクセスありがとうございます

皆様のご高覧により、この駄ブログも開設からおよそ5年3年と6か月にして50萬アクセスに到達致しました。ご来訪の皆様、厚く御礼申しあげます。

最近はブログ記事を1本書くのに時間がかかっています。記事ネタは結構在庫があるのですが、コンパクトにまとまった文章になかなかまとまらず、ダラダラと書いてはバッサリ切っての繰り返しをやっているからです。

もっと一日一句、自身の考えをシンプルにわかりやすく伝えることができるようブログ原稿の書き方を精進することが必要と痛感しました。

さて今後の予定記事ですが、亡き母の相続手続きが完了したので、これを機会に相続税について思うところをつらつら書いてみたいと思います。また最近また何度か考えるようになってきた早期リタイアについても記事にしたいと思います。それと不動産投資もまだ記事にしていない過去のトラブルネタもあるのですが、なにせボリュームが多いのでなかなか記事に取り掛かれませんが、今秋にはUPしたいです。

今後とも「資産運用でスーパーカーを手に入れよう!」を、ご笑覧いただければ幸いです。

追伸:あ~早く投資再開したい。相場どんどん下がってください。来年はNISA初年度でもあることだし、下落相場からのスタートはNISAを利用した資産運用も良い結果が期待できそうですよ。

2013年8月25日 (日)

NISA-前回記事の追加訂正+活用検討

【8月23日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,444千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 15,390千円

■損益率
27.8%

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NISAについてはこの駄ブログでも何度か取り上げてきており、WATANKOはNISAについて自分なりに理解し、評価してきました。しかしながら制度に対するWATANKOの理解不足があり、結果ブログでも誤解を招く記載があり、それを再三訂正してきました。ここにお詫び申しあげますとともに...今回も追加訂正させていただきます。
(またかよ...←すみません。m( )m )

【前回記事の追加訂正】

直近の記事である「前回記事【お詫び補稿】―NISAは終了後の口座の扱いまで考えればお得でした、といえそうです」において、

*******************************

『NISAが適用終了時には従来と同様の口座に移行する。即ち10年間のNISAによる投資を完了した後は利益には課税されるけど、損失は他の所得と損益通算/繰越欠損控除できる扱いとなる。』

NISA後も引き続き従来投資を続けることにより、利益に対する非課税措置は無くなるものの、損益通算ができるようになります。NISA利用時に含み損があれば保有を継続すればよいことになります。

*******************************

と記述しましたがNISA制度終了(10年後)時には、5年経過時のロールオーバーの扱いと同様にその時の評価額が元本とみなされて特定/一般口座に移管される旨の説明が欠落していました。(念のためコールセンターにも電話して確認済み)

【NISAの活用検討(の方向感)】

NISAの活用検討について、方向感程度のものですが思いついたところを述べます。

1.10年間の中で利益はでるだろうという楽観のもとに投資するか。

NISA口座は他の口座と損益通算ができないデメリットがあります。 しかしNISA口座だけで考えてみれば、途中で元本がいくらにみなされようが、10年間は非課税メリットが続くのであればそれほど心配はいらないのではないでしょうか。

具体的に言うと100万円投資して、5年経過時点で投資額が70万円にまで減り、同額がロールオーバーされたとします。しかしそこからさらに5年後までの間に評価額が30万円上がって100万円となっても、そこで売却してしまえば30万円については非課税となります。

厄介なのは10年経過(NISA終了)時に評価額が100万円を割り込み、同額が特定/一般口座に元本として組み入れられ、そこからの上昇分には以降、全て課税対象とされてしまうというところです。

とはいえ株式でもREITでもなんでもあっても今後10年間相場がすっと右肩下がりのままということは果たしてあるのでしょうか。もしそこまで恐れてしまうのであれば、そもそもリスク金融商品による投資などできないでしょう。

WATANKOは10年間という期間があれば利益獲得の機会は訪れると想像します。それでも右肩下がりが怖いという方は、NISAを含めて投資に廻せる金額は慎重に判断したほうが良いでしょう。


2.目標リターンを達成したら10年待たずにさっさと売却か

累計リターンをなるべく獲得したいと考えてNISAの適用期間を目一杯利用したい気持ちもありますが、一番避けるべきは上記1でも指摘したとおり10年経過(NISA終了)時に元本>評価額の状態で運用資産が特定/一般口座に移管されてしまうことです。

それを避けるためには、例えば7~8年目あたりで一定の評価益がでていたら、その時点でさっさと売却してNISA活用を終了させることが懸命でしょう。もちろん5年以内の早期売却もありです。

ここまで書いてふと気が付いたのですが、現行のNISAは10年間の間に投資して、利益がでたら売却しなさいよと促している制度に(今更ながら)思えます。つまりは10年間以内の中期投資のスタイルを推奨していているわけですね。

10年を軽く超える長期投資を目指す個人投資家にとって、途中で資産売却しないと非課税メリットが得られないNISAはなんとも中途半端にみえてきます。(したがいまして制度の恒久化を求める個人投資家の声があるわけですね。)

(おまけ)

NISAの活用と表題しておきながら、過去記事にて言及した具体的な投資アセットについての今回は触れません。今後も制度詳細を実務レベルまでしっかりと理解してから、最後に購入する商品を選ぶ予定です。

2013年8月23日 (金)

毎月分配型投信についての所感記事まとめ

【8月22日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,444千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 14,766千円

■損益率
26.6%

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インデックス投資ブロガーの中で「ファンドオブファンズ」「外国債券」とならんで是非論が取り上げられる商品に「毎月分配型投信」があります。(インデックス投資ブログの3大ネタと勝手に命名)

「毎月分配型投信」について、最近他のブログにてまたぞろ話題になっています。WATANKOも過去に何度か取り上げてきましたので、ここでまとめておさらい紹介します。

2011/7/1 宗教信仰と現世利益 (Refrain 2011)

2012/3/20 投資信託定期売却サービスは毎月分配型投信を駆逐するか

2012/8/25 その分配金、ホントに欲しいですか

毎月分配型投信に対するWATANKOの考えについて上記記事で述べたこと+αの内容を凝縮して述べると以下です。

1.運用して増やしてももらうべく預けた資産を、預けたそばから直ちに返してもらうとは矛盾した投資行動です。

2.キャシュが必要になれば運用にまわした資金から、需要に応じて適時・適額を自ら解約すればよいです。

3.利益にかかわる税金の支払い都度行うことにより運用効率が悪いです。

4.特別分配金の場合には非課税であっても、信託報酬分は目減りしています。(ただ元本を返してもらうだけなのに)

5.上記の(不要と言える)サービスを行うためにコストが高いです。

WATANKOはたとえ販売手数料ゼロ、信託報酬0.25%のローコスト毎月分配型投信が発売されたとしても、上記1~4の考えにより、これを選びそうにはありません。

2013年8月21日 (水)

商業ライターはスポンサーのために記事を書く

【8月20日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,444千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 14,876千円

■損益率
26.8%

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WATANKOは自動車に興味を持ちはじめてこの方、色々な自動車雑誌を定期購読してきました。自動車雑誌と一口にいってもいろいろなコンセプトの雑誌があります。駅前のKIOSKで売られているお手軽に読める雑誌もあれば、しっかりとした新車試乗記事や複数の車の比較記事、はては車社会の諸問題を取り上げた記事を掲載している本格派の雑誌もあります。

またそれらの記事のライターにも様々なタイプを見かけます。WATANKOは自動車メーカーからのクレームなどお構いなしで、辛口で歯に衣着せぬ論評を書く気骨あるライターの記事が読みたくて、今や誌面の半分は広告ページになってしまった自動車雑誌を買っています。それらライターが書く記事にはほのかにジャーナリズムの香りすら感じます。

一方でメーカーの接待漬けにあい馴れ合い関係になったライター。あるいは広告料を沢山もらっている出版社の方針のもとでメーカー批判ができないライター。これらライターが書く記事もまた少なくありません。

でもそれが彼らの仕事であり、食うためには、業界の中で働いていくためには馴れ合い記事や提灯記事を書くことも強いられるのが現実です。ジャーナリズムの片鱗をみせてオーナーにとって真実の情報、有益な主張のみばかりを書き連ねるというわけにはいかないでしょう。

商業誌、とりわけ特定の商品・サービスを紹介する記事には大前提としてこうした大人(スポンサー)の事情、ポジショントークが多分に含まれています。これを理解したうえで、読者は川に入って砂金を探すがごとく、まだかすかに残っているかもしれないジャーナリズムの香りがする良記事を読めることを期待して雑誌を開かねばなりません。

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さて投資の世界に話は変わります。インデックス投資を推奨していた著名な業界人(実業家?)が最近変節して海外不動産投資やワイン投資を推奨するようになっている模様です。

これについてインデックス投資に関心があり、かつこの業界人を知るブロガーやツイッタラーの皆さんが不信感を募らせています。

しかしながらこれもまたこの業界人にとってスポンサーが変わっただけの話です。海外不動産投資やワイン投資に顧客を引きずり込みたいスポンサーがこの業界人に金をはらっているだけです。この業界人はインデックス投資の推奨ではこれ以上ビックになれない、儲けられないと判断して、目の前に現れた海外不動産投資とワイン投資でひと儲けしたい新しいスポンサーと組んだのでしょう。あるいは自らが海外不動産とワイン投資で儲ける手法に活路を見出して、既知のスポンサーを口説き落としたのかもしれません。

スポンサーが変われば、新しいスポンサーのために主義主張も変わる。いや、主張のポイントや中味が新しくなるという方が正確でしょうか。件の業界人もそんな山ほどいる商業ライターと同じというだけです。

この業界人に不信感を持たれているブロガーやツイッタラーの皆さん、この方が如何に変節しようがインデックス投資の価値はかわりませんし、リターンも増えません。それよりもNISAをどう活用するかでも検討した方がなんぼか有益です。

なお海外不動産投資やワイン投資自体のリスクについては業界人が勧める・勧めないに拘わらず、各個人が把握・判断する必要があります。「あの著名な〇〇さんが勧めるから投資した」では幼稚すぎます。またこの業界人が海外不動産投資やワイン投資を進めることに憤っても、違法な匂いや倫理性の欠落が(今のところは)あるわけではないので仕方ありません。それでもかつての導師の変節に腹の虫が収まらないようなら、次回のインデックス投資ナイトにでもご出席いただいたらどうでしょうか。

WATANKOとしてはこの業界人がインデックス投資を語らなくなったのであれば、その言動に注目することも少なくなるでしょう。ただ海外不動産投資とワイン投資を推奨して、数年後どのような状況に置かれるようになるか顛末をみてみたい気はします。(所詮、野次馬根性だろうと言われれば、そのとおりですとお答えしますが。)

2013年8月18日 (日)

私の好きな2010年代のスーパーカー

ブログタイトルに「資産運用でスーパーカーを手に入れよう!」とうたっている割には、肝心の運営者が好きなスーパーカーについてブログ上で語る機会はあまりなかったので、本日は取り上げてみたいと思います。

かつて憧れており、いまでも機会があれば手に入れたいと思っている1970年代の「スーパーカー」については以前、記事にしました。

関連記事 私の好きな70年代のスーパーカー

小学生の頃にスーパーカーブームを体験したWATANKOとしては、1970年代のスーパーカー、中でも上記記事にてとりあげたランチア・ストラトスやロータス・ヨーロッパなどに今でもあこがれるのですが、21世紀に保有するスーパーカーとしては現行モデルを視野に入れることが現実的でしょう。むしろ現行モデルがメインで70年代のスーパーカーはあわせて手に入れたいものです。

では現行モデルでWATANKOが触手をそそられるモデルを5つほどあげてみたいと思います。

1.ランボルギーニ・ガヤルド

WATANKOと同じスーパーカーブーム世代にとってスーパーカー界の4番打者といえば10人に7人はランボをあげるのではないでしょうか。(残り3人ならびに非エンスーはフェラーリをどうぞ。)

見るからにザ・スーパーカーの出で立ち。V10、5リッター、560ps、ミッドシップ、4WDとスペック的にもスーパーカーの要件は満たしています。ドイツ車がイタ車の皮をかぶって出てきたという品質・性能とデザインの至高の組み合わせ。熱核融合炉エンジンを積んでますといっても通じそうな車。スーパーレッジューラあるいはスーパートロフェロストラダーレなら尚良し。あ、普通のLP560-4でもOKです。でもフロントバンパーのデザインは2ndジェネレーションが良いです。

2.マクラーレンMP4-12Cスパイダー

F1チームでおなじみのマクラーレンが送り出したフェラーリを打ち負かすためにつくられたV8ツインターボ、3.8リッター、620ps、ミッドシップです。これ見よがしなデザインではないけれど性能は超一級。スパイダーもあり、こちらは屋根を閉じてもまったくデザインの違和感なし。買うならこっちか。

3.アストンマーティンV8ヴァンテージ

007でおなじみのアストンマーティン。ジャガーとおなじくフォード傘下に入ってからは車がメキメキよくなりました。なんといっても美しいボディスタイル。魅力はこれにつきます。2005年に初めて見たときからずっと憧れています。V8、4.7リッター、430ps、FRです。上記2台に比べればちょっと控えめであり、ライバルと目されるポルシェよりも割高感が否めませんが、そんなことはどうでもよいくらい本当に美しいスタイルです。デビュー当時の人気も落ち着き、割安な中古がでてきている昨今、狙い目です。

4.ポルシェ(どれでも)

はずれクジなしの鉄板選択。ブランドOK、見栄張りOK、コスパ抜群です。(最近はやや高くなりましたが)鉄板の911、クーペでも屋根空きでもハイパワーモデルでもお好きにどうぞ。WATANKOならタルガ4Sか、ターボかあるいはただのクーペかどれかですね。
さらに言えばケイマンやボクスターならコスパはもっとよいし、同クラスの競合車のほとんどを打ち負かしています。

5.BMW6シリーズ/M6

だんだん現実的な選択肢に向いてきましたが最後はBMWのパーソナルクーペです。クーペ、カブリオレ、グランクーペ、いずれも伸びやかで素敵なスタイリングです。目を三角にしてとばす車ではありませんが、一方で予算があれば硬派なM6もよいですね。V8ターボ、5リッター、560psと立派にスーパーカーレベルです。
しかしながらこの6シリーズ、車両重量が重いところが気になります。シャシーを先代からキャリーオーバーしたツケかもしれません。BMWはXシリーズやGTシリーズ、はたまたiシリーズに開発費用をまわしてしまい、結果、現行の6シリーズには開発費用を案外とかけていないかもしれません。でもそんな憶測などどうでもよくなるくらい素敵なスタイリングです。

次点/アウディR8、フェラーリ・カリフォルニア、シボレーコルベット

アウディR8は未来的なデザイン、町乗りにもギリOKですが、やはり姉妹モデルのガヤルドに目がいってしまいます。カリフォルニアはフェラーリの中で458イタリアのようなグロさが少ないので選びましたが、すごく割高感がします。コルベットは新型に大きく期待です。クーペのエクステリアは良好ですが内装やオープンモデルがどうなるやら。

こういったモデル群に対して、さらに今後レクサスやアキュラ(ホンダ)がどのようなスーパーモデルを発表してくるのか。LFAの後継モデルや新型NSXがどう仕上がるのか興味深々です。

2013年8月17日 (土)

1306&1308の収益分配金が入金 2013

【8月16日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,444千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 15,370千円

■損益率
27.7%

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WATANKOが保有している国内ETFのTOPIX連動型上場投資信託(1306)と上場インデックスファンドTOPIX(1308)の2商品から、毎年恒例“残暑お見舞い”の収益分配金の入金がありました。過去の履歴も含めて以下のとおりです。

Notes)
*金額単位は円です。
*収益率をみるときには本来、分配金を除する分母には当期の平均評価額を用いるべきなのかもれしれませんが、最終的には投入した元本に対してなんぼ儲かったのかということが現実の評価となるため、ここでは購入額を分母としております。
*とはいえ参考値として直近1年間の基準価額<簡易算定(2012年7月末価額+2013年7月末価額)÷2>に対する比率も併記しておきます。

201308161


2つとも昨年よりも収益分配金が増えました。しかしながら収益分配金の差異はその分基準価額の高低に反映されますので気にはしていません。

リタイア後には相場が下落時に1306でも大量購入して、そこからの収益分配金+年金で暮らすという手法もシンプルで良いかもしれません。分散投資の点からはリスクもありますが、購入後にめぐり合わせた相場上昇期に一度全部売却してキャピタルゲインを獲得する両面作戦と併用ならばどんなもんでしょうか。

2013年8月15日 (木)

御盆シーズンで稼ぐ人たち

【8月14日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,444千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 16,326千円

■損益率
29.4%

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今年は例年にも増して御盆シーズンを慌ただしく過ごしています。家計面では亡き母の新盆ということもあり、WATANKO家では総額50万円以上の御盆出費がありました。

その中身はというと、

*新盆の飾り棚一式(業者いわく基本料金15万円から。追加提灯などオプションも多数揃っています。)

*新盆お見舞いの返礼品(我が家では揖保の糸にしました。)

*お寺への盆供や施餓鬼法要料(我が家の戒名だと12万円也。ネゴ不可)や当日お手伝いへの心付け

*飾り棚や御墓への献花(数日毎に取り換えるため合計で16束購入)

*来客用の御茶菓子、オードブル、飲み物等(買っても買っても足りなくなる。累計で段ボール数箱分か)

などです。

これらの品物を調達する際にも近所のスーパーやGMSは激込み状態。我が家と同様の調達のために多くの家庭がバンバン買い物にやってきます。なおここに御盆シーズンでお父さんが夏休みに入り、お母さんも家事をお休みとなり、買い物に繰り出してくる家庭も加わります。

こうやって各家庭にて支出が増えれば、それを収益にする以下の方々がいるものまた事実。

葬儀業者および関連業者

新盆の飾り棚を構成する什器備品のほとんどはリユースのようです。また提灯などの購入品も材質をよくみれば、代金の割にはあまり材料費がかかっているようには思えません(=粗利率高そう)この手のサービス・商品はその回転率や在庫・物流コスト、人件費(特に工数)などの実態がよくわかりませんが、業者の決算書を見てみたくなりました。

お寺

お寺は宗教法人であれば本来の宗教活動にかかわる法人税、源泉徴収税、印紙税、登録免許税、各種地方税、境内の資産にかかる固定資産税などは非課税となります。宗教活動以外の収益事業は行っておらず、年収が8千万円以内なら税務署への収支の申告、提出は不要です。8千万円とはずいぶん高い気がしますね。

結果、収入に占める可処分所得の比率は通常の法人・個人よりもぐっとあがります。

建築業者

結構盲点なのがこれです。周りの事例をみる限りですが、親の逝去を機会に古くなった家の入口の土手を綺麗なコンクリートのスロープにしたり、残る高齢の家族のために手すりを取り付けたり建具を変えたり、はたまたバリアフリーに改装する機会が目につきます。たいていは御盆の前に施工を完了させています。その工事代の原資は故人の所有資金かもしれません。

以上のようにひとたび人が亡くなれば、それは多くのお金が動くきっかけになります。WATANKOは自身の死去後の扱いについてWATANKO家の引継書に記しておく予定ですが、自分の葬儀やその後のイベントにかけるお金について華美なことはしないよう、よくよく書き留めておくつもりです。


2013年8月13日 (火)

コア・サテライト戦略-市井の個人投資家にはサテライト投資にまわすお金など1円もありません

【8月12日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,444千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 15,172千円

■損益率
27.4%

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さてWATANKOは本日より来週一杯まで夏休みです。前半は母の新盆イベントがありますが、後半は花火大会、プール、星空観賞会、温泉旅行と家族サービスが目白押しです。また夜は地元の色々な仲間とのオヤジ飲み会も続いてウヒヒ...と投資のことを忘れそうな季節になりました。

さて今回もまた素人個人投資家丸出しの自論を記事にします。

★コア・サテライト戦略とは

資産運用の手法のひとつとしてコア・サテライト戦略がしばしば紹介されます。当ブログにお越しの聡明なる個人投資家の方々には既にご存じの戦略かと思いますが、以下で一応紹介致します。

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投資信託/投資信託の運用はここがポイント
投信の攻めと守りのコア・サテライト戦略

コア・サテライト戦略とは、安定的に運用する「コア」部分と、積極的に運用する「サテライト」部分に分けて考えるもの。コアで中長期的な安定収益を期待し、サテライトではリスクをとって大きなリターンを狙います。(以上、記事より抜粋)

★★サテライト投資にまわすお金はあるのか

上記の引用記事ふくめコア・サテライト戦略を紹介した巷の記事によると、コア投資についてはインデックス・ファンド等の購入・保有にあてるパッシブ運用とする。一方、サテライト投資にまわす資金は各種金融商品でアクティブ運用を行い、ハイリスクながらハイリターンを目指すとあります。

しかしハイリスクをとるということは最悪、価値がゼロになっても良い、あるいはそこまでいかずとも価値が元本を大きく棄損することもあり得ます。誤解を恐れず言えばサテライト投資にまわす資金は捨て金、投機にあてる金と同じ。つまりは無くなっても我慢ができる範囲の資金で行うべきです。

なおサテライト投資でもある程度リスクを抑えればよいという意見もあるかもしれませんが、それではそもそもサテライト投資に資金をあてる意図に反するのではないでしょうか。

さらにはサテライト投資でリターンを得ても、投入資金は一部に限られているため、コア・サテライトの資産運用全体で見た時にはサテライト投資があげたリターンは希薄化されます。ならばコア・サテライトの資産運用全体で満足のいくリターンを得るためには、サテライト投資ではなるだけハイリターンを狙う必要があります。結果、ハイリターン狙い=ハイリスク晒しとなるわけです。

★★★コア投資だけで十分

WATANKOはそのようなハイリスク、投機やギャンブル色のある商品には、たとえ10万円でも投入する気にはなれません。コアと併せた投資で運用全体の目標リターンを目指すといっても捨て金の犠牲を伴う目標リターンの獲得は選好できません。コアがあろうが、無かろうがサテライト自体の投資は価値が大きく棄損するリスクは変わりませんし、自分の能力でそれを回避できない商品になぜ資金を投入する気になれるのでしょうか。

それと一方でWATANKOはコア投資に該当するインデックス投資においても、既にそれなりのリスク(リーマンショック級で最悪、元本が3割くらい目減りするリスク)をとっています。無リスク資産とこのコア投資とのバランスとりだけでリスク管理はお腹一杯です。

投資マニアかつ捨てても良い資金をお持ちの方以外、WATANKO含めた市井の個人投資家の大半にとってはコア投資のみで十分です。

ちなみにですがハイリスク投資で勝つ見込みがあると考えているタフな個人投資家におかれましては、どうぞサテライト投資といわずにそこにコア投資の資金をあてて誰もが羨むハイリターンをたたき出されてはいかがでしょうか。

(あとがきにかえて)

投資に一定の興味があり、コア・サテライト戦略をとっている個人投資家の方々におかれましてはよく考えていただきたいです。お得な株主優待を手に入れること、各種カードのポイント還元率を少しでも高めること、金利が少しでも高い預金を利用すること等のチリツモな努力の成果がサテライト投資での一発損失で吹き飛んでしまうことを。

2013年8月11日 (日)

市井の個人投資家によるi-mizuho 1stインプレ

【8月9日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,444千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 15,134千円

■損益率
27.3%

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仕事の忙しさがようやくひと区切りついた市井のサラリーマンWATANKO。またまたやってきた金曜日の夜。そういえば母が亡くなって初めて迎える御盆シーズン、いわゆる新盆が近づいてきており、今度の週末は準備で忙しくなりそうだ。しからば週末に突入する前に商店街通りにできたパブにちょっと寄って帰ろう。あそこなら好きなギネスが飲めそうだ、ウヒヒ、と店に向かおうとしましたが...途中でやめました。

「ブログを更新したい!」

というわけで久しぶりの投稿です。内容はもちろんインデックス投資関連で!

★i-muzuhoのラインナップと信託報酬水準

今年はEXE-iシリーズやiシェアーズのETFの東証上場とインデックス投資を選好する個人投資家にとって新商品の話題に事欠きませんが、ここにきてみずほグループとブラックロックによる新しいインデックス投信シリーズ、i-muzuhoが発売される模様です。

いつもながら以下の著名な各ブログにて紹介されています。商品の詳細はこちらをどうぞ。

吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)
「みずほ×ブラックロック」の低コストインデックスファンドが判明

インデックス投資日記@川崎
i-mizuhoインデックスシリーズ インフレ連動債含む22本新登場

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
ブラックロックから、すごいバリエーションの低コストインデックスファンドシリーズ登場

i-muzuhoのラインナップについて簡単に言うと以下が含まれていることにより22本と多彩になっています。

①為替ヘッジ有り/無しのバリエーション
②特定地域や国別のインデックスに連動した商品
③コモディティや先進国ハイイールド債券等といった他シリーズにはないアセットクラス

そして肝心の信託報酬はというと、同等商品で比較すると概ねSMTシリーズ/インデックスeシリーズとeMAXISシリーズとの間の水準に位置しています。ニッセイや年金積立シリーズまで含めて比較すると、同等商品群の中でi-mizuhoが信託報酬最安値を獲得したものは一つもありません。


★★WATANKOの1stインプレ

WATANKOとしてはi-mizuhoのラインナップに特段の興味をひかれるものはありませんし、他シリーズと比べてi-mizuhoが信託報酬最安値を獲得したアセットも無いため積み立て投資先を乗り換える動機はありません。

せめて現存する他社の最安値信託報酬とピタリ同額に揃えるぐらいのマーケティングがあってもよかったと思います。

22本ものラインナップを揃えてところをみると、みずほは相当気合いを入れてきたのかもしれませんが、既存シリーズ商品を積み立て投資しているインデックス投資家の中で、i-mizuhoに乗り換える方がどれだけでてくるのか懐疑的です。

それともみずほがi-mizuhoを売る相手は昨年末からの株価上昇やNISA開始を契機に新たに投資を始めようとする初心(ウブ)な個人投資家なのでしょうか。そのような方々にi-muzuhoを売るためには、その前段としてインデックス投資についての啓蒙、喧伝が必要でしょう。

いずれにしてもみずほがi-mizuhoを大々的に立ち上げて、伸ばしていくつもりならば、今後のチャネル拡大とプロモーションをどうするか、一応着目してみたいと思います。まさかみずほはこれだけ大見得切っておいて、i-mizuhoの純資産目標が野村のFunds-iシリーズ程度(発売開始から今年秋で丸3年。8月9日時点での純資産残高69億円強)でかまわないというわけでもないでしょう。

最後にひとつ、ごく私的な感想を。商品名に「i」とか「e」をつけている商品がネットで取り扱われていないと、なんだか商品名から想起されるイメージとの間にギャップを感じます。i-mizuhoは当然ながら金融機関の窓口販売だけでなく、ネット証券でも取り扱われるのでしょうね。(今のところ買うつもりもないくせに注文つけるな?)

2013年8月 4日 (日)

(続)2013年7月末運用状況

(前回からのつづきです)

前回の続きとして、ファンド・オブ・ファンズに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201307314


さらに「my index(わたしのインデックス)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに期待リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*期待リターン
5.0%(5.1%)

*リスク
13.0%(12.8%)

*シャープレシオ
0.39(0.40)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

*購入元本+投資待機預金元本分
55,295千円(55,295千円)

*評価損益+確定損益分
16,503千円(14,884千円)

*運用期間
65か月(64か月)

*元本平均残高
37,557千円(37,277千円)

*平均年間利回り
8.1%(7.6%)

<概況>

現在、保有商品は14本。このうち国内ETFの1308をのぞく13本が評価益ありです。「保有商品の評価益+売却による確定損益分込み」について、7月は前月比上昇となりました。

アセット別にみれば新興国株式が前月末比上昇し、確定損益+評価損益のトータルは4月末の水準にまで回復しました。一方、日本株式は参議院選挙で自民党が想定通り大勝して、また相場上昇がグングンあがっていくのかと思いきや、市場では既に織り込み済みだったのか、コトはそう単純ではありませんでした。

さてWATANKOといえば、相続にかかわる支出は全て完了したので今年の9月以降のキャッシュフローを再度確認して、余裕資金の積み上げ予想を立てる予定です。

2013年8月 3日 (土)

2013年7月末運用状況

WATANKOは6月以降、勤務先での残業が多く、週に2、3回は帰宅時間が夜12時近くになっており、かなりくたびれております。平日は家に帰っても寝るだけ。週末は溜まった諸事を片付けるため30分~1時間刻みでスケジューリングしています。

日経平均はあがったのですか?さがってきたのですか?ドル円はいまいくらですか?誰が7月の動きを教えてください...。

さてインデックス投資を始めて5年と5か月が経ちました。2013年7月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆各アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは98.28円/$です。
◆赤字は現在、積立対象の商品です。
◆評価記号の内容は以下です。

◎:+25.0%~
○:+15.0%~+25.0%
△:+15.0%~+ 5.0%
▲:+ 5.0%~▲ 5.0%
×:▲ 5.5%~

201307311

さて、次に14本の保有商品ほかを以下の3つのグループに分けてみました。

Aグループ:積立中+留保
現在積立中の商品+以前まで積み立てており、現在は積立中止だが、信託報酬は積立中の商品に次いで低いため、慌てて売らず保有継続している商品。(資産運用メイン)

Bグループ:別枠保有中
日本+先進国+新興国のETFを揃えたワールドワイド・パッケージ。これも当面保有継続してETFの動向をモニタリングする。ただし大きな資金需要が発生すれば、直ちに売却する方針。ETFの分配金はAグループの商品の購入資金にあてる。(海外ETFの分配金は為替動向によって円転のタイミングを図る)

Cグループ:投資待機預金ほか
以下によって構成されるその他群
1)インデックスファンドの売却により回収した元本
2)インデックスファンドの売却により確定した損益結果
3)インデックスファンドの売却に伴い発生した税金徴収・還付額及び端数調整
4)日本債券アセットに属する低リスクのインデックス投信。暫定的な所有分も含む。
5)外貨MMF(為替リスクありますが少額なので集計の都合上ここにいれています。)
6)年度ごとに投資に廻す資金
6)その他

201307312

また売却済み投信の履歴とそれに伴う税還付の明細は以下のとおりです。

201307313_2

(つづく)

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