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2013年8月27日 (火)

相続税についてつらつら

先日、亡き母の名義の資産(預金、出資金、保険、不動産)の相続手続きを全て完了しました。不動産の名義変更登記や保険の契約者変更手続き迄も無事完了したので、母の遺産の処分や活用もこれで自由に実行可能です。

相続税の申告業務は、かねてから確定申告業務を委託している税理士にお願いしました。認知症を発症した父から実質的に家督を継いで10年がたち、ようやく父と母の面倒を最後まで看て、さらに死後の始末までつけました。これもまた子供(WATANKO)にとって人生の一区切りです。

さて相続税の申告にあたっては税理士とは頻繁に会い、相続税について大小色々な対話をしました。いくつか印象的に残ったことをつらつら書き連ねていきたいと思います。

度重なる課税は辛いよ

WATANKOとしては先ず大基本として、「どんな名目の税金であっても、一度の所得に対して複数回課税するのは(これ以上は)勘弁してほしい。とくに使ってもいない遺産の所有権を親族に移転するだけで負わされる税金負担はこれ以上増やしてほしくない。」という意見があります。

個人の可処分所得は、法定の税金を支払った後に残された資産です。もう税負担を終えた後の手残りの金です。相続税の対象となる遺産は、それを個人が稼得した段階で既に税負担は終えているのに、所有者が親族に変更になった事実だけで、また税金を負担させられるとはなんとも辛いです。

徴収された資産がどのように使われているのか

「故人の資産はその親族自身が稼いだ資産ではないだろう。そのまま満額受け取るのはずるい。アンフェアだ。」という意見もあります。では相続税を手に入れる国に対して目を向けるとどうでしょう。相続税率を50%とすれば、最初の資産は2回相続を経たのちに25%まで減ってしまいます。何もしないうちにただ所有しているだけでこの始末です。

「子供、孫の世代になったら、親の資産には頼らずにイチからスタートだ。これこそ公平だ。機会均等ってもんだ」という声があるかもしれません。しかしよく考えてほしいです。国は75%も税金で持っていき、その資産を一体何に費やしているのでしょうか。

徴収された資産が他人が財産を築くための機会を均等に与えるための(アンフェアを解消するための)政策実現に向けて直接的にしっかりと使われているのでしょうか。それなら我慢しますが、市井の人間にはそのような話はあまり聞いたことがありません。いくら資産家から資産を徴収しても、アンフェアと嘆く人がお金を稼ぐチャンスを掴むためにその資産が生かされているのでしょうか。

親が子孫に資産を残すことがアンフェアなのか

親は自分自身が豊かに暮らすこと、あるいはそこまでいかずとも経済的に不安のない安定した暮らしがおくれる(子供に十分な教育費をかけられる意味も含む。)ことを目指して、一生懸命働き、人によっては資産運用も行います。その延長として、残った資産にはかけがえのない子供達に残してやりたいと思うのは自然な発想でしょう。

ひとつ例をあげるとすれば、障害を持ち働けない子供に対して、親が自分の死後に子供が困窮しないように資産を残そうとする。この資産に高率の相続税を課すことは倫理的にどうでしょうか。それは可哀そうだというのなら、同様に健常な子供に対して遺産を残すこともまた認められるべきでしょう。

親は自分の死後、子供が少しでも困らないようにお金を残す行動をとるというのは基本的なメンタリティの一つとして肯定されるべきことでしょう。多くに人が高額な死亡受取金を設定した生命保険に加入するメンタリティと同じといえます。

(つづく)

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コメント

お疲れ様でした&お気持ちはよく分かります。

しかし、消費増税が避けられない昨今、
悪い言葉ですが、ガス抜きの意味でも、
また、担税力のあるところから税収増を図らざるを得ないという意味でも、
相続税は仕方が無いし、
その増税が今後更に行なわれるのは、
仕方がないことだと思っています。

すべてにおいて、今までの公的負担が少なすぎたと思って、
受け入れるしか無いでしょう。

mushoku2006さん

コメントありがとうございます。

まあ資産課税大幅強化の前に、先ず消費税15%を実現してからですね。(キッパリ)

ところでmuhoskuさんも資産税の担税力がかなりありそうですが...(ニヤリ)


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