御盆シーズンで稼ぐ人たち
【8月14日終値ベース運用状況速報】
■投資元本+待機資金総額
55,444千円
■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
16,326千円
■損益率
29.4%
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今年は例年にも増して御盆シーズンを慌ただしく過ごしています。家計面では亡き母の新盆ということもあり、WATANKO家では総額50万円以上の御盆出費がありました。
その中身はというと、
*新盆の飾り棚一式(業者いわく基本料金15万円から。追加提灯などオプションも多数揃っています。)
*新盆お見舞いの返礼品(我が家では揖保の糸にしました。)
*お寺への盆供や施餓鬼法要料(我が家の戒名だと12万円也。ネゴ不可)や当日お手伝いへの心付け
*飾り棚や御墓への献花(数日毎に取り換えるため合計で16束購入)
*来客用の御茶菓子、オードブル、飲み物等(買っても買っても足りなくなる。累計で段ボール数箱分か)
などです。
これらの品物を調達する際にも近所のスーパーやGMSは激込み状態。我が家と同様の調達のために多くの家庭がバンバン買い物にやってきます。なおここに御盆シーズンでお父さんが夏休みに入り、お母さんも家事をお休みとなり、買い物に繰り出してくる家庭も加わります。
こうやって各家庭にて支出が増えれば、それを収益にする以下の方々がいるものまた事実。
葬儀業者および関連業者
新盆の飾り棚を構成する什器備品のほとんどはリユースのようです。また提灯などの購入品も材質をよくみれば、代金の割にはあまり材料費がかかっているようには思えません(=粗利率高そう)この手のサービス・商品はその回転率や在庫・物流コスト、人件費(特に工数)などの実態がよくわかりませんが、業者の決算書を見てみたくなりました。
お寺
お寺は宗教法人であれば本来の宗教活動にかかわる法人税、源泉徴収税、印紙税、登録免許税、各種地方税、境内の資産にかかる固定資産税などは非課税となります。宗教活動以外の収益事業は行っておらず、年収が8千万円以内なら税務署への収支の申告、提出は不要です。8千万円とはずいぶん高い気がしますね。
結果、収入に占める可処分所得の比率は通常の法人・個人よりもぐっとあがります。
建築業者
結構盲点なのがこれです。周りの事例をみる限りですが、親の逝去を機会に古くなった家の入口の土手を綺麗なコンクリートのスロープにしたり、残る高齢の家族のために手すりを取り付けたり建具を変えたり、はたまたバリアフリーに改装する機会が目につきます。たいていは御盆の前に施工を完了させています。その工事代の原資は故人の所有資金かもしれません。
以上のようにひとたび人が亡くなれば、それは多くのお金が動くきっかけになります。WATANKOは自身の死去後の扱いについてWATANKO家の引継書に記しておく予定ですが、自分の葬儀やその後のイベントにかけるお金について華美なことはしないよう、よくよく書き留めておくつもりです。
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