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2013年9月15日 (日)

投資のリターンがでるには時間がかかる

【9月13日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,443千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 18,612千円

■損益率
33.6%

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いろいろなメディアでNISAというアルファベット4文字をみかける日が増えている昨今ですが、NISAを活用すればそれ以外の従前の口座に比べて100%有利というわけではないことをしっかりと宣伝してほしいです。

もっともNISA口座をひとつでも多く獲得したい金融機関とそこがスポンサーとなっている各メディアがそんなことをアピールすることはありません。せいぜいNISAを紹介するパンフレットの隅に小さく(6フォントぐらいで)「ほかの一般口座と損益通算できません。」とか「制度終了時にはその際の時価が取得価額と見なされます。」と書かれているくらいです。
(注:これはNISAのデメリットを注意喚起するためのアイロニーです。実際の各種説明資料における記載とは必ずしも一致しません。←いちいち書いておかないとコメントがきそうなので。)

さてそのNISAの喧伝についてですが、メディアにはひとつ大きく訴えてほしいことがあります。それは投資なんてものは1年やそこいらの期間で結果が出るものではなく、最低数年間は腰を据えてあわてずに待ちましょうということです。

リターンがでるには時間がかかる

資本主義経済社会では企業に投融資した結果、その資金が事業に投じられ収益が拡大し、配当の増加やその将来性を見込んだ企業価値の上昇に繋がり、当該企業の各証券価額の市場での上昇(リターン)に結び付きます。

企業は事業を発展させ収益をあげるには時間がかかります。1年や2年どころではないケースは少なくありません。WATANKOの周囲では「新規事業は3年目で単年度黒字、5年目で累損一掃が目標」などと言われるケースも散見します。

右から左へ商材をまわして手数料を稼ぐトレーディング業ならばともかく、大きな利益を上げる企業の多くは、その企業が生み出す付加価値もまた大きいです。企業は大きな付加価値を獲得するために昼夜、研究開発や事業開発のトライ&エラーを続けています。

企業が、資本主義が結果を出すには時間がかかるのです。

個別株や投資信託の市場におけるランダムウォークにつきあってデイトレで利益を上げるのではなく、企業の利益成長とそれを市場が認知することを期待して投資するのであれば、投資家は結果が出るまで信じて待つ必要があります。

あきらめずホールド続けましょう

NISAを用いたからといって金融商品で儲けることが出きる確率が上がるわけではありません。心配なのは「付き合いのある金融機関から勧められたからNISA口座を設けて投資を始めたけど、半年たったら(評価)損が出たよ。どうしてくれる。」と投資初心者からお門違いな不満がでて、投資そのものをポイとやめてしまうことです。

金融商品を買って半年で儲けることができたら誰も苦労はしません。投資はリターンが出るまで(でることを信じて)あせらずじっくり取り組むものです。投資に対する忍耐は、身近な例をあげれば定期預金のそれに似ているかもしれません。定期預金は3年物なら3年、5年物なら5年、通常なら誰もがホールドしますよね。それと同じように投資したお金のことはしばらく忘れてもいいくらいの気持ちでホールドしましょう。

もしNISA口座から一般の口座に移管する時、損失がでていたとしても、その後の10年、15年とホールドした結果、すばらしい企業成長を成し遂げ、証券価額が大きく上昇した結果、多額の利益を得ることができるとなれば、その時には税金を多少余計に払うことなど、ささいなアクシデントにすぎないことかもしれません。


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資産運用」カテゴリの記事

コメント

>ささいなアクシデントにすぎないことかもしれません。

確かに、そんなに目くじらを立てるようなことではないのかも…
少し、目からうろこでした(おおげさ?)。

すこしアグレッシブに行ってみようかな。
ありがとうございました。

コツコツ麻酔科医さん

コメントありがとうございました。

私も普段からコストに目配りしている身としては、税金を余計にとられることには我慢ならないのですが、それよりもまずリターンを得るまで忍耐強くホールド続けることが大事であることをここでは強調してみました。

こんにちは。
投資の本質ですね。
しかしながら、企業側も短期的な利益追求に偏っている今日この頃です。なんか世界的におかしくなってる気がします(^^;)

仙人さん

コメントありがとうございます。

>企業側も短期的な利益追求に偏っている今日この頃です。

大手企業では株式の持ち合い構図が崩れ、代わりに海外の機関投資家が株を持ち、株主として高配当ほかの要求を企業に突き付ける。銀行もまた株を持つ取引先に対して株価の向上を要求する。その結果、企業のマネジメントは昔よりも株価を大変気にして、材料としての目先の業績アップに必死になっています。

貴ブログ拝見しました。大手監査法人出身ですか。私も勤務先では企業と監査法人の決算を巡るやりとりに間接的にかかわっていますが、はた目からみている分には面白いですね。

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