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2013年10月19日 (土)

グロソブN、どこがNISA向けなのか

【10月18日終値ベース運用状況速報】

■投資元本+待機資金総額
 55,440千円

■評価損益
(分配金・確定損益・税還付込み)
 19,789千円

■損益率
35.7%

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NISAは口座開設受付が始まり、新聞報道では300万以上の個人投資家が口座を開設する模様です。こうした動きにあわせて各運用会社はNISA向けと称する投資信託の新商品を販売しています。

WATANKOはNISAを利用する際には、今のところインデックスファンドしか買わない予定なので、NISA向けだろうがそうでなかろうがインデックスファンドの新商品をチェックすればまずは十分です。

とはいったものの先日、日経新聞で国際投信のグローバル・ソブリン・オープン(資産成長型)「愛称:グロソブN」の広告をみかけました。

広告コピーでは「15年培った経験をNISAのために」とうたわれています。そうかグロソブって発売されてからそんなにたつのか...と遠い目をしながら、その「15年培った経験」がNISA向けに発売されたグロソブNにどのように反映されているのか、少し興味がわきました。

よって新聞広告を隅から隅まで読んでみましたが、どこにもそれらしいことは書いてありません。あるとすれば「信託財産の十分な成長に資することに配慮し、収益の分配を行わないことがあります。」くらいです。

そこでついでにこのファンドの目論見書や国際投信のサイトものぞいて、上記の詳しい説明を見つけました。

やはりそこでも上記以外の目立った特色は書かれていません。

「収益の分配を行わないことがあります。」について国際投信のサイトにあった詳細説明を紹介しますと以下です。

(以下引用)

NISAでは、1年間の投資金額の上限は1人100万円までと決められており、投資信託の分配金を再投資する場合も投資金額に含まれます。そのため、その他の投資金額を含め年間100万円を超えない範囲で分配金を再投資することは可能ですが、投資金額が年間100万円を超えた場合、超えた部分の投資については課税対象となります。
そこで、国際投信が考えたのが「非分配志向」という考え方。あえて分配を抑えつつ投資元本の成長を目指すという考え方もNISA活用のひとつの選択肢となるのではないでしょうか。

(引用終わり)

つまるところ、非分配志向が唯一の特色です。(ちなみにグロソブNの「N」とは「NISA」「Non-dividend Oriented 」「Neo」を表しているそうです。)

・・・これが15年培った経験が導き出した答えですか?どこぞのヘナクソ運用会社やFP1年生でも導き出せる特色ではないでしょうか。

これがNISA向けと商品と聞いてなんだかがっかりしました。国際投信もよくもこんなコピーを載せたものです。市井の個人投資家なんてこの程度のコピーで購入を誘発できるよ、チョロイ、チョロイとなんて思っているのでしょうか。

それじゃあとグロソブN以外のNISA向け投資信託と銘打って売られている商品やその特色についてさらに知りたくなってきました。

(つづく)

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