親のスネをかじりまくれ!
先日の記事 貯蓄上手は投資に興味をもつかで入社4年目にして8,000千円貯蓄した若手社員について触れました。記事中に「おそらくは自宅から通い、色々と節約してひたすら貯蓄道に励んだ」と記載しましたが、そこからインスパイアされた本日投稿です。
今のシニアは年金もらい得世代、若手は払い損世代とよく言われます。最近、個人投資家ブログでも取り上げられました。
吊られた男の投資ブログ(インデックス投資)
年金世代間格差:制度維持のための「貰いすぎ世代への負担」がない
また10年前と古いデータですがこのような記事もあります。
WATANKOのような現在、40歳代半ばの世代は払い損世代です。しかし今の20代など若手世代に比べればまだマシな収支でしょう。
そこで我々40代以上からみた若手である子供世代には、親のスネをかじりまくれ!とエールを送ります。
●親と同居する場合でも(親に)生活費を入れる必要はありません。
●昼食の弁当もつくってもらいましょう。
●クリーニング店の利用もガンガンお願い。いつもYシャツ、スーツはパリッとしましょう。
●一人暮らしの時には、帰省時にはガンガン物資調達あるいは普段から送ってもらいましょう。
●車を利用したいときには親のマイカーをガンガン使い倒しましょう。燃料タンクは空っぽ返却でOKです。オールフリーなレンタカーです。
●自己啓発の資金は出してもらいましょう。教育費に終わりはありません。
●孫でもできれば、産湯を入れるバスタブ代から成人式に着る振袖費用まで拠出してもらいましょう。
と、まあ好き勝手に書かせていただきました。
親の世代は年金もらい得あるいは、年齢によってはたとえもらい損であっても、その損失は比較的軽いです。そのために取り得る身近なところ(つま https://twitter.com/tsurao/status/432540585937731585り親)から、あの手この手で子供世代への所得移転を行います。もちろん贈与税の申告も無しに親から子供の口座へ現ナマを直接振り込んでしまってはいけません。上記にあげたとおり日々の生活の中から様々な形で経済的な便益を享受するのです。
ただしここで終わってはただの放蕩息子(娘)に過ぎません。親のスネがかじれないほど細くなった時点でただのアウトです。
親のスネをかじったその分、子供は自分のお金は使わずに済むわけですから、その分コツコツ貯蓄するのです。親の側も子供が自分のスネをかじる分、コツコツと貯蓄するのではあれば、本望でしょう。
そしてさらに親の側に余裕があれば、毎年非課税の範囲内で子供に対して贈与を行います。勿論、子供の側もしっかりと貯蓄に上乗せしていきます。
そうやってじわりじわりと世代間で所得移転をすすめていきます。
(つづく)
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コメント
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記事の本旨について、
非常に面白い策だと思います。
思い起こせば、
私も実家に居た頃は、
ガソリン代はオヤジ持ちだったし、
食費は入れていたっけ?
アパート暮らしになっても、
物資の仕送りをしてもらったなあ・・・・・・。
投稿: mushoku2006 | 2014年2月 7日 (金) 14時34分
mushoku2006さん
コメントありがとうございます。
とくに家に生活費を言えるなんて愚の骨頂です。その分しっかりと預金しているならば、それにケチをつける親はミミッちいと私は考えますよ。
投稿: WATANKO | 2014年2月 8日 (土) 00時25分